こめ

初音湯さんへ初訪問。
じじばば家、及び大学時代の住まいからほど近く目の前を通ることしばしば。
外灯がエモいんだよなあ。
こんな感じで、せっかく京都に縁があるのに銭湯サウナめぐりをしなかったことが悔やまれる今日このごろ。

銭湯でおなじみ牛乳石鹸の暖簾をくぐる。
男湯と女湯の間にいる番台さんに入浴料を支払って入店する、オーソドックスなスタイル。
これまた京都銭湯ではおなじみ、網かごを取ってロッカーに入れる方式。

お待ちかね浴室に立ち入るとコンパクトな造りながら、湯種は豊富。
アーチ状の天井はライトウッド系の木目の板貼り。めずらしいかも。
蛍光灯の照明カバーや男湯と女湯の連絡通路にステンドグラスがあしらわれている。
とても清潔感があり、壁にはイルカが🐬
洗い場は湯水それぞれの単水栓で、壁際にのみ三栄水栓の固定式シャワーも備わる。
そして常連さんが場所取りしてるもよう…笑

手前から浴槽を紹介すると、水風呂には頭頂部をキンキンに冷やしてくれるベール状の吐水が美しい滝と、
ヴィーナス？の壺から冷水が絶え間なく注がれている。

その隣には極めて深く、極めて熱い超あつ湯。京都の銭湯って浴槽が深い気がする。
続いてジェットバスとバイブラバス、それからきのこの傘状の吐水がこれまた美しい噴水を有する浴槽。
一番奥に赤や緑に輝く水中照明付きの電気風呂。

さて、屈んで通る小さな入り口の向こうにサウナはあった。
サウナ室から浴室も脱衣所も見やることができるようになっている。
丸太のような木と、タイル貼りで造られた小さな室内。結構年季が入っている。
石のように見えるタイルはレリーフになっているものもあり、所々2〜6枚の組み合わせでサウナ室のデザインを担っている。

サウナマットはなくビート板をもって入るスタイル。
独特な臭いが少しだけ気になった。
ストーブは対流式の小さなものではあるが、コンパクトなサウナ室には必要十分。
すぐに汗だくになった。

先に書いた水風呂の滝がめちゃくちゃ気持ちいい…！
休憩スペースはないものの、洗い場の前にふろいすを置いて、水栓の配管が通って前出が大きい部分の段差をひじかけにして休憩。
けっこうなキマり具合😂

帰ってぐっすりでした。また来ます！

夷川餃子なかじま団栗店。
ぎょうざ屋さんの店奥にそのサウナはある。
完全予約制80分5,500円（税込・人数により変動）

記載された住所に向かうも、本当に餃子屋さんそのものすぎて戸惑いと好奇心が襲ってくる…

ぎょうざ営業開始前のためか、入店すると店員さんはすぐにサウナ利用と合点したようで、奥に通される。
店内も食堂そのもの。本当にここに貸切サウナはあるのか？
一抹の不安は杞憂に終わり、店奥には「サウナ」「水風呂」と書かれた格子戸があり、雰囲気がガラッと変わる。
世を忍ぶ脱法サウナ感つよい。

戸の向こうには、サウナ・スパ健康アドバイザーの認定証とSHIROのフレグランス、ホワイトリリー。

サウナ利用の貸切スペースは総じてお洒落で、脱衣所になんでも揃っている。
4人分のロッカー、ダイソンのドライヤー、ヘアアイロン、SHIROのアメニティ、扇風機、体重計など。

さて、浴室には4人分の洗い場があり、TOTOコンフォートウェーブシャワーのシャワーヘッドが背を向けて整然と並んでいる。
意匠、質感、気遣いとも全体を通して行き届いた高レベル施設。

サウナ室前にヴィヒタがぶち込まれたバケツとラドルのセットがあり、思わず気分が高揚する！
サウナ室はコンパクトながら対流式の石積みサウナストーブが鎮座し、灼熱。
暗く、ヴィヒタが吊されている。よくみるとモニターがあり、テレビ鑑賞可能？
煉瓦造りのその様相はさながら南禅寺の水路閣のよう。
天井はアーチ型になっており、セルフロウリュすると熱を十二分に受けられ、極めてアチアチに。

水風呂はかなり深く、たっぷりと水を湛えている。
壁面にMADMAXに酷似したあやしいボタンあり笑
押下すると冷水が浴びせられ、頭頂からクールダウンできる。

椅子二脚を有する露天スペースからは京都の空を見上げることができる。
シャワーバーと水栓金具、露天風呂が備え付けられている。

京都東山、大文字麓の湧水やオロポ・オロカル、アイスキャンディーなどなど、入浴中のお楽しみ（有料）が充実。
露天のインターホンで注文し、杉板の小扉から受け取るという小粋なシステム。なんか、なんか、贅沢の極み…

大満足でした😇
場内飯？というか本業のぎょうざ5個を同店のいいまわし「フレンチ（にんにく無）」でオーダー。300円！
酢胡椒、からし、酢醤油ラー油、いろいろなバリエーションでいただきました。
美味でした。そして安い！
他にも気になるメニューがあったものの、今回は時間的に見送りに。また来ます。

ぎょうざフレンチ

にんにく無ぎょうざ5個 伝票には「フレンチ」と記載