2019.09.24 登録
[ 神奈川県 ]
宇都宮・大谷石の採掘場跡に展示された体験型インスタレーション「大谷元気炉」のスチームサウナを体験して以来、その作品を生み出した現代美術家・栗林隆氏を追いかけていた。
そうしたらなんと、元気炉プロジェクトから派生した作品「stump 001」が、鎌倉の「WITH Kamakura」に誕生したというじゃないか!
というわけで、春のおとずれを感じる昨日、行ってまいりましたよ。
岐阜の白川郷から移築された合掌造りの古⺠家の庭に現れる、インパクト抜群の切り株。
キッチンにある蒸し器で薬草を蒸してスチームにし、その蒸気をパイプで切り株の中に送り込む……
そう、内部はスチームサウナなのだ。
扉を開くと、そこは真っ白な空間。
中に入るとふわっと熱気に包まれ、3段のベンチが現れる。
窓側から伸びるパイプからは絶え間なく蒸気が送り込まれていて、ナチュラルな良い香りに満たされている。
びわ・ローズマリー・ニッケイの3種類の薬草(しかも庭で採れたもの)を蒸して生み出されたスチーム。身体が喜んでいるのがよくわかる。
ベンチに上ると急に世界が変わった。おお、しっかりあつい。
せっかくなら最上段へ、と3段目に座ると天井は頭スレスレ。素晴らしい熱の塊に包まれた。
座る位置によって体感まったく違う。これがすごい。
アツアツの3段目で汗を流し、少しきつくなったら1段下がってほっと一息。
もう出たいけど、まだみんなと話していたいなと思ったら、1段目に座ってちょっと休憩。
そろそろ仕上げるか、と3段目に上がり、しっかりと温めてから水風呂へ。
その水風呂は、なんとサウナの中。
床に丸い瓶が埋め込まれていて、そこに常時水が注ぎ込まれている。
サウナ内でダイレクト水風呂。最高の動線。
ひしゃくで汗を流して、そっと入ってみると、思ったより深くてちょっとびっくり。
キリッと冷たくて、おそらく14-15℃くらい。しっかり肩まで浸かってクールダウンできる。
水風呂からあがったら、そのままサウナ延長戦もよし、外に出て外気浴するもよし。
用意された冷たい水を飲みながら、空を見上げてぽかぽか外気浴。
最後はカフェで、窯で煮出したハーブティーをいただきます。
サウナ内に満ちていたあの蒸気の正体を、最後に口から身体に取り込むというわけだ。
「蒸されて、飲んで、良いものを全身で目一杯取り込んだぜ」
そんな満足感を得て、ハッピー&元気いっぱいになるサウナ。
元気炉だもの。
[ 東京都 ]
ちょっとお久しぶり。
メゾネットタイプの「3rd ARCH」。
カーブが美しいサウナ室には、ダブルベッドのような大きなベンチ(とは呼ばないかな)。
仲間たちで話をしながら入ったり、ロウリュをして寝転んで、ゆっくり降りてくる熱の塊を全身で受けたり。
香りもすごくいい感じだったけど、何だったのか聞くの忘れたなー。水風呂ちゃんセレクトだから、きっと素敵なアロマです。
温度設定もあつすぎず絶妙だった。
(ちなみにサウナ室外のダイヤルを回せば、1℃単位でお好みの温度にカスタマイズ可能)
写真映えするだけじゃなく、質感もすごく好きなお気に入りサウナ室です。
サウナ室の目の前にある水風呂は、ばっちりキンキン。
あえて浅めに水が張られていて、寝転びながら全身を冷やすことができるスタイル。足先も水の外に出せるから、この入り方は大好き。
休憩は同じフロアのバルコニーもありなんだけど、上階がまたパラダイスなんです。
防水素材を使った大きなベッドやゆりかごチェア、さらにバルコニーにはインフィニティチェア。
春のようなぽかぽかの太陽光を浴びながら、神楽坂の微風を感じる……
この日はパーフェクトでした。
仕上げは1階はバーラウンジでコーラを飲んで、我慢できずに絶品たまごかけごはんを食べて、フィニッシュ。
ホント満足度の高い施設だなあ。
贅沢を言うなら1日中いたい。泊まりたい。
[ 神奈川県 ]
薪ストーブの炎が揺らぐサウナ小屋に、源泉掛け流しの冷泉プール水風呂。
軟水系ぬるスベの水質がマジでやばい。
3回目にして、はじめての晴天。
ぽかぽかの太陽の光に包まれる至福のひととき。
天国か。
[ 静岡県 ]
雪の降る日に富士山の麓へ、熱の登山。
大寒波&雪というハードモードの中、四輪駆動車でなんとかたどり着いた。
おかげで貸切状態!
●富士山がモチーフ、5段の高低差がすごいシンボル的存在のマウンテンサウナ。タオルを敷いて寝サウナ推奨。
●積み木のように木々がランダムに組まれた天井が印象的な、ドイツの伝統的なベンベルグサウナ。セルフロウリュでウエット&マイルドな空間に。
● 日本初「クールミストアウフグース」を装備した、真っ白な蒸気に包まれる山の気候のようなスチームサウナ、テルマリウム。スチームの概念が変わる。
●唯一屋外にある、木の宝石・ケロ材100%でつくられたサウナ小屋、ケロサウナ。大好き。
フィンランドで一度仮組みしてから日本に運び、職人の手により建てられたものらしい。
● 山間にある湖をイメージした、深さ1m、COLD(16度)WARM(34度)2種類の水風呂、ツインウォーター。もち富士山の伏流水を使用。浮遊浴サイコー。
● 雲や霧に包まれた山の中にいるように、全身がやさしい霧に包まれる新感覚水風呂、エンムバス=煙霧風呂。そして、雨や滝をテーマにした3種類のエクスペリエンス・シャワー。
●ケロサウナそばの1人用の桶型の水風呂……は、外気が寒すぎるということで、熱々のお湯を注いでもらい極楽露天風呂にチェンジ!
雪を見ながらの熱々露天は至福の極み。
●三角屋根まで高く吹き抜けた開放感抜群の空間に、絶対にお高いソファセットや絨毯が置かれたラウンジ。
一度休んだら立ち上がれない。
……を思う存分堪能した贅沢な4時間。
やっぱり満足度が非常に高いんだよなあ、ここ。
日帰りで行ける非日常空間。
定期的に行きたいサ。
[ 山梨県 ]
車を停めて外に出ると、すぐに感じる空気の美味しさ。
うっすら雪が積もった大地から、青い空に向かって伸びる背の高い木々。
自然と深呼吸をしてしまうような抜群の環境が広がっていた。
木で組まれたアーチ型の可愛いゲートの横にはSAUNAの文字。
細い坂道を下った先に、お目当てのサウナはあるらしい。
もうこの時点で大好き!
ワクワクしながら坂を下ると、自然に溶け込むようにティピが現れた。
背の高い木々の隙間から陽の光がこぼれ落ちていて、幻想的で美しい。
サウナの扉を開けると、暖かい空気と木の香りに包まれる。
中央にはストーンに包まれた薪ストーブ。ほの暗い中にゆらゆらと揺れる炎。
ストーブのまわりに配されたベンチは、手前から奥へとだんだん高くなっていく。
まるで焚き火を囲むようにみんなで座り、静かに目を瞑ったり、わいわい楽しく話したり。
薪ならではの柔らかいあつさと、どっしりした湿度に満たされたすごく心地よい空間。
柄の長いラドルで座ったままロウリュをして、ゆっくりと降りてくる熱を全身で感じる。
用意された木の枕を使って横になるのが、また最高に気持ちいい。
サウナを出たら、まずは桶シャワーへ。
置かれた丸太に座り、えいやっとロープを引っ張ると、ギャンギャンに冷えた水が降り注ぎ、痺れるような刺激が脳天から突き抜ける。
そのまますぐ横の樽水風呂へ。縁はしっかり凍りついていて、水温は驚異の4℃。
冷たい!……どころか痛い! 電流のような痺れが全身を貫き、一瞬で締まる。
外気浴は、想像を超えた至高の時間だった。
ときおり粉雪が舞う静かな森の中で、ファイヤーピットの焚火にあたりながら、インフィニティチェアに体を預け、木々の間の空を見上げる。
背の高い赤松たちが風に揺られ、葉擦れの音がさわさわと波のように寄せては返す。
えげつない自然との一体感。
木々が揺れているのか、そう見えているだけなのかわからなくなってくる。
そして、仕上げのサ飯。
本場スペインに本店を構えるXIRINGUITO Escribàのパエリア!
「バルセロナで一番美味しい」評判のパエリアが食べられるのです。
五感が鋭くなったサウナ上がりに、ムール貝、エビ、アサリなど魚介の旨味が凝縮された絶品パエリア、細胞の隅々まで沁みました。
締めのサ飯まで隙なし!
唯一無二の空間、八ヶ岳にあり。
ここはきっと、四季折々様々な顔を見せてくれるサウナ。
次はどの季節に、誰と行こうかな。
[ 神奈川県 ]
おしゃべりOK、写真撮影OK、水着着用で男女で入れる、セルフロウリュ可、14度の水風呂、43度のお風呂、35度のプール、そしてルーフトップで外気浴も!
サウナーの欲しいがすべて詰まった素晴らしい施設。やっぱり大好きだなあ。
今日も最高に楽しくて、気持ちよかった。
[ 北海道 ]
サウナシュランに2年連続でランクインした北こぶし。
流氷をイメージして直線的なデザインを力強く表現した「KAKUUNA」と、木の洞窟をイメージして緩やかな曲線でうねりを描いた「UNEUNA」は、もちろんすごいんだけど……
実はここのサウナ付スパスイートが本当に素晴らしいのです。
雪の舞うオホーツク海を眺めながら入るプライベートサウナ。
零下の凛とした空気に包まれる外気浴で昇天&天然温泉露天風呂に浸かってトロトロにとろける……。
ナンバーワン・サウナ付き客室です!
[ 北海道 ]
大浴場がリニューアルオープン。
しかも合計4種のサウナが誕生!!
オープン前日に、CLUB[TTNE]会員限定で貸切先行体験を実施するということで、娘を連れて、はるばる白銀の世界・知床まで。
娘にとって一年ぶり二度目の知床。
4種のサウナのうち、クロウナ・ネウナ・ウィスキングサウナはTTNEプロデュースで、コンセプトは「居心地の良いサウナ」。
サ、ひとつずつ簡単にご紹介!
●クロウナ
真っ黒サウナ。
イメージは穴蔵。ほの暗く、静かに自分と向き合える瞑想系。
ストーブの上には可愛いやかん。中にはお茶が入っていて、ストーブの熱で温められて香りが少しずつ発生する……というアロマポット的な役割も。
90℃ほどでセルフロウリュもできるので、温度も湿度もばっちり。
●ネウナ
寝て入ることができるサウナ=寝ウナ。
木製枕も置かれた寝っ転がり推奨ベンチ。下には丸太、奥には白樺の幹がさりげなく配されていて、壁から天井に続くデザインが秀逸で、落ち着く空間になっている。
ロウリュをして、最上段に寝転べば、熱い蒸気の塊がゆっくりと全身を包んでくれる。
●ウィスキングサウナ
セルフウィスキングが楽しめるサウナ。
温度は70℃ほど。蒸気発生器も内蔵されているのでしっとりとした質感がいい感じ。
背もたれの角度が大きくなっているので、だらりと座ってリラックス。ヴィヒタの香りと蒸気に包まれながら、ゆっくり蒸される。
今回の貸切先行体験では、ウィスキングマスターのネバー二ャ&ヴィッヒーが登場。
僕の予約枠を使って、娘が体験したのだが、「はじめて”ととのう”がわかった」と超感動。
贅沢すぎる体験で目覚めてしまった4年生に、「またウィスキングを受けたい」とねだられて困っています。
そしてもう1種のサウナは屋外の露天風呂エリアに。
●イグルーサウナ
エストニア生まれの木で造られたかまくら型サウナ。
なんと薪ストーブ。
雪が舞う空の下、フォルムが可愛すぎるイグルー。中の人がロウリュをすると、ドアの横から蒸気があがり、これがまた幻想的だった。
水風呂もすごい。
水深120cmでしっかり深くて、この日の水温は7~8℃あたりを行ったり来たり。
奥には「WACCA BUTTON」があり、ボタンを押すと一筋の水がジャーっと落ちてくる仕掛けも。この水がまた冷たいのなんの。キンキン脳天直撃でぶっ飛びますよ、マジで。
ちなみに、KIKI知床は、サウナシュラン二年連続のランクインの #北こぶし知床 と同グループ。しかも車で数分で着くに位置しているので、超贅沢ハシゴサウナが体験できますよ。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。