カミホロ荘

もう春が来ると信じていたのに、札幌方面
またしても大積雪、もう勘弁してほしい…
雪が嬉しいのは小学校低学年までだと
勝手に思っている(偏見)

朝除雪に始まり、帰宅して除雪に終わる。
疲労困憊(除雪は主に旦那だが)
癒しを求めて向かったのは、
上富良野町、十勝岳温泉。

向かう道から感じていたけど、
札幌以外全然雪ないじゃん。

道中たくさんの鹿に遭遇しつつ、
十勝岳温泉の山道に入ると途端に
路面がスケートリンクと化す。
登ってる間、故障したかと思うほど
ずっとスリップマーク点灯、、、怖。

数台の車とすれ違ったけど、
その度にドキドキしながらも、到着。

さっっっっむ！！！
あちこち染みるくらい寒い、てか痛い。
これは早く風呂&サウナへ入らねば！

お風呂は内湯と露天風呂1つずつ。
雰囲気、超好み！素敵よカミホロ！
全部木。壁も床も。そして暗い。イイ！

体を清めて…いる間にも、
洗い場があまりにも寒く震えがくる。
…アカン、頭洗うの後にするわ(汚物

＝＝内湯＝＝
大きい窓から見える景色は、
屋根から落雪した雪の塊。
景観は残念だけど、差し引いても雰囲気が
本当に凄く、好きです(告白
湯温はかなりぬるめ。40度なさそう。
端っこから熱いお湯が出てるは出てるけど
(その辺のヘリが高熱なので注意)
気温が低過ぎるからなのか…
寒くて寒くてお風呂からなかなか上がれない。
長めにつかり露天風呂へ移動。

＝＝露天風呂＝＝
湯煙、ギャンギャンの空気に、星空。
そして見渡す限りの凍りついた木々。
道民だけどこれは感動的ロケーション。
湯煙が風で流れると、夜空の星が
さらに輝きを増し、ただただ、ぼーっとした。

だけどやっぱり、露天もお湯がぬるく
上がり時がわからない状況。
源泉温度が低く加温してるのは確認済
だったけど…(加温もうちょい頑張ろ？)
長めに浸かっても、上がったら極寒。
さぶいー!!サウナいこうサウナ。

って、ドアがさ…開きっぱなし(絶望)
立て付け悪タイプ、ガッツリ押さえないと
閉まらない仕様のめちゃ小さドアが。
ほらね？閉まってない(絶望2回目)
案の定、サ室もぬるく悲しみが押し寄せる。

＝＝サウナ＝＝
2段、定員7〜8人位？
小さめストーブの上にはストーンあり。
ロウリュ無し。
水掛け禁止の張り紙、カラカラ乾燥系。
温度が上がるのをひたすら待つ。
ほぼ貸切だったので、タオル振り回したり
寝てみたり好き勝手やったけど、
最大88度、あまり汗出ず。

上段15分✖️水10秒✖️外気浴3分✖️3セット

水風呂はおそらくシングル。
あまみはがっちり。だけど芯から温まらず。
朝の露天は高温になってて最高だった。
また来る！

ここ何度か来るたびに振られ続けていて、ようやく。
4月末以来の来館となりました。

#サウナ
ほかの方々の書き込みにもあるように、かなりドライです。
ぱきっと熱いのが好きなので、わりと好みではありますが確かに汗はかきにくいかも。
ただ、温泉施設では必ず入浴してからサ室に入るので、いったん体温を上げてからであれば比較的発汗は促しやすくなると思います。
満室で7〜8名程度は入るでしょうが、3人程度がちょうどいいサイズ。
テレビも音楽もなく、発汗に集中できる空間です。

#水風呂
シングルということはないでしょうが、かなり冷えてます。
10℃台前半でしょうか。
沢水なので、冷たさは際立つものの肌触りはなめらかでやさしい感じ。

#休憩スペース
内湯にベンチがありますが、ここは露天スペースで外気浴の一択でしょう。
立地的に十勝岳側ではなく西方上富良野の街側に眺望が開けており、とくに夕日の時間帯は最高の黄昏どきを楽しめます。
オレンジ色に染まりゆく外界を眺めつつのととのいタイム。
赤く焼ける十勝岳を望む白銀荘の露天も素晴らしいですが、眺望の気持ちよさはこちらも負けていません。

温泉は泉温28℃の沸かし湯なので、浴槽の温度は日によってわりと差がある気がしますが、内湯が熱く露天がぬるめのパターンが多いかと思います。
はじめに内湯でしっかり体温を上げてからのサウナ→水風呂→外気浴→ぬるめの露天につかってサウナへ戻る、のサイクルが好みです。

北海道旅行のついでにサウナ遠征！

いや、サウナ遠征のついでに北海道旅行か？（あと1回だけ続くんじゃ）

白銀荘を出発し、今日の宿として選択したカミホロ荘。
セッティングは聞いてた通りかなりドライなカラカラサウナ。10分入っても汗は出ないは息苦しいわでかなり難儀。
どうしたものかと思い、とりあえず温泉→水風呂→外気浴を2セットし、「そうだ、温泉で暖まってから入るといいんじゃないか？」と思い早速実践。

すると狙ったとおり5分ほどで汗が出てきました。これはちょっとサウナ経験値があがりました。

そして狭いけどキンキンに冷えた水風呂からの外気浴。ここは自分が経験した中でもトップの外気浴スペースでした。雪景色と沈む夕日にうっとりしながら、脳のデフラグ。この日の夜は雲がでてきてしまったので、見られませんでしたがおそらく星空もキレイでしょう。

※写真は部屋で撮影したものですが、同じ景色が見られます。

白銀荘も宿泊できますが、飯は自炊かカップヌードル（これはこれで風情があっていいでしょうが）しかないので、ご飯が心配という方は宿泊するならこちらおすすめです。道産ポークの鉄板焼き、大変美味しゅうございました。

でも最後に、やっぱりもっと大きいサウナストーブ置いてもらって、カラカラでもガツンとくるようなセッティングにしてもらえると知る人ぞ知る名サウナって感じになるんじゃないかなと思いました。