杉並浴場組合公認のキャラクター「ふろっとくん」をご存知だろうか。
私はひょんなことからこちらの銭湯で見かけたのでこちらで紹介しておきます。
その邂逅は突然、出会いはスローモーション。
場所は桜湯前、サウナの文字も見切れてソウナに見えちゃう 2.7文字程度が映し出される電光掲示板の中に奴はあらわれた。
パッと見ると変に歪んだゆっぽくんか?
と思いつつ、なんか変だなぁと思って調べたら「ふろっとくん」でした。
そんな「ふろっとくん」は杉並の銭湯を応援するために誕生したひよこでキャラクターなのに本名がある(という設定)
「杉 風呂太郎」というのが本名だそうで、名付け親はとんでもないネーミングセンスの持主である。(※いい意味でね)
ふろっとくんについて、さらなる詳細を知りたい方は過去の銭湯女子部の記事をご覧ください。
こちら
↓
https://tokyosento.com/joshi-bu/2677/
※リアルなふろっとくんの写真も一部引用。
で、この日のサ活です。
こちらは女湯サウナと男湯サウナを繋げて男性用のサウナにしたらしく、細長く片側3名のサ室の真ん中のぶち抜いて痕跡が残るような仕切りを挟んで向き合ってるような作りで小さな対流式ストーブも両側にあり、温度は94℃〜98℃くらいを変動、ストーブ前の席がほどよく熱い。
水風呂は2名ほど入れる広さでわりと深め、水温計は20℃くらい。陶器のリスから出てる水の近くが冷たくて気持ちいい。
脱衣所が広くて大きな扇風機が回っていて涼しいので脱衣所で風を浴ながら休憩。
また、サ室の座面にはサウナマットを敷いてないのでバスタオルを巻く、敷くなどして入る大阪的スタイル(?)で、サ室前にフックが並んで設置してあり、サウナを出て水風呂に行く時にタオルを掛けてから行くわけですが、自分がタオルを引っ掛けた途端、若者が間違えて自分のタオルを持って行こうとしたので、 違う違う違う違う‼︎ と鈴木雅之みたいになって止めたりして焦ったりする場面もあったりなんだり。
他人様の汗が沁み込んだバスタオルを使うのはお互い気持ち悪いでしょうから、サウナで汗はかいても焦りとタオルの取り違えは禁物ですね。
男
- 98℃
- 20℃
男
- 100℃
- 20℃
やはり無理はよくない。
寝落ちを繰り返して終わらせた仕事は満足いくものにはならずに、もやもやとした重たい頭だけを残した。
もう、銭湯だけが頼りだ。
バスタオルを腰に巻いて入るのが桜湯流、女性側のサウナをつぶして繋げたのでシンメトリーに部屋がつながっている。
これが、シンメサウナと呼ばれる由縁だ。(言ってる人を見たことはない)
いつものようにサウナに入り、水風呂に入る。脱衣所が広いので心おきなく休憩ができる。テレビの音量が少し大きい。
充分リラックスできる。
テレビでは元スマップの中居くんとSnowManが出ている。しかし、これだけジャニーさんのセクハラが話題になっているのに誰も触れない四角い箱は世間から断絶されているつもりなのだろうか。
とにかくサウナは良くてぐっすり眠れました。
そういえば、今年も花見できなかったな…
とふと思った。
気分だけでも桜を味わいたいと、ネーミングと会社からのアクセスの良さに惹かれてこちらに。歩くと25分で到着した。
和田商店街は営業職の時よく来てたけど、少し角を曲がると銭湯がある事なんて知らなかった。
浴室に入ると、おじいちゃんが桶を枕代わりにして寝ている。
のぼせたのかな?声掛けなくて平気かな?
他の人は一切気にも止めていない。
おじいちゃんだけのアンタッチャブルな神聖な場所なのだろうか?
入って早々、桜湯ローカルカルチャーに触れる。
サウナは元々女性サウナだったのを1つにして増築してた。
つまり女性側には現在サウナがない。
ほとんど同じ形をした造りで手前と奥にストーブが1つずつある。
温度が不安定で94度〜102度までを行ったり来たりしていた。
体感は温度よりもマイルドで、体に優しい。
水風呂に入ってると、さっきまで寝ていたおじいちゃんが、ご機嫌そうに隣でジェットに打たれていた。
ご達者そうで何より!
心配してたから、安堵感からか水風呂の中で、今日一のととのいを味わえた。
男
- 98℃
- 18℃
男
- 98℃
- 18℃
「極私的・懐かしの銭湯再訪シリーズ」
そんな、数件で終わってしまいそうな企画をひとり始めた。
銭湯お遍路全制覇を本格的にめざしてみて改めて思う。昔よく行った銭湯のスタンプが猛烈に欲しい。ってか、普通にまたイキタイ。なのに、ザッとその半分くらいは閉店してしまっている!
いつまでもあると思うな親と銭湯。
どの銭湯もそれは同じなのだが、思い出のある銭湯を失う危機感たるや。早よ行っておかねば…
1軒目●桜湯(杉並区和田)#銭湯お遍路141
和田在住時代に数回行った銭湯。ちなみにこの頃1番行ってた銭湯「昭和浴場(中野区)」は去年再訪済み。
昔ながらの天井高い銭湯なのだが、ほとんど覚えてない。
受付の後、何となく左側のような気がして暖簾をくぐると何かおかしい…
子供とお爺さん…?
一瞬事態を飲み込めず、ふと見回すと中年男性とバッチリ目が合いようやく理解。「!ごめんなさ〜いッ」と女湯側へ逃げる。
後から増設されたと思しき桜湯のサウナ。
元々は男女平等に作られたはずなのに、ある時壁をぶち抜いて1つのサウナにし、男性専用になってしまった(らしい)。
そうせざるを得ないほど女性サウナ客が少なかったのだろう。それを思うと無念を通り越し申し訳ない気持ちにすらなる。
しっかり施錠され、内側から目隠しされたサ室を尻目に温冷交互浴。「水風呂には汗を流してからお入りください」という告知板が残ったままの水風呂は、常に流水が注がれ贅沢にオーバーフロー。めちゃくちゃ気持ちいいでやんの。
おそらくあちらこちらこまめに更新されているのだろう、以前より綺麗なんじゃないかな?ってくらいピカピカ。
いつか女湯の元にこのサウナが戻される時は来るだろうか。そのくらい女性サウナーの増える日が。そんなことを思いつつ、サウナがなくたって浴槽のお湯がすごく綺麗に見える青緑色の丸タイルや、横長の富士山のペンキ絵が大好き。ずっと在ってくれて感謝しかない。
またも帰りが閉店ギリギリ女湯ラスト客になってしまい、牛乳を飲む時間がなくなってしまう。飲みながら色々聞いてみようと思っていたのにな。
牛乳飲みにまた来よう。
番外●大和湯(杉並区和田)廃業
桜湯の帰りに、去年4/1から休業中の大和湯に立ち寄る。後から知るが、何の因果かまさにこの日に廃業が公表されていた。看取れたのか看取れなかったのか。
近くに住んでいたというのに、1度も行けずに終わってしまった。私のバカ!バカバカバカぁ〜!
あぁもうこれ以上後悔したくない。
できる限り多くの銭湯に行っておこう、改めてそう心に誓うのであった。
3月31日(金)
- 2017.11.25 15:03 設楽悠介 (@ Gentosha)
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