2020.07.27 登録
[ 東京都 ]
鉄の融点が約1500℃であるように、ストレスの融点は80〜100℃前後にあると思う。なのでサウナはある程度メンタルヘルスに効果があるように勝手に思っているのだが、120℃に近くなるとストレスは焦げつき、燃え尽き、消し炭のように水に流れて排水溝に消えていく。これが中村浴場である。
なんだかんだ半年ぶりの中村浴場、直前に味噌一でチャーシューメンを食べ準備万端である。
体を洗いサウナへ、一曲目は異邦人。この灼熱サウナでメッセージ性の高い歌謡曲を聴くとすっかりその気になってしまう。歌詞をじっくり聴いていると思い浮かぶは先日の九州だ。雨の熊本を歩く私、その姿をそっと振り返りまた雨の中を急ぐ何処かの誰か……なんだかすごく辛くなってきて妄想はやめた。おそらく脳の大事な部分にも熱が入ってしまったのだろう。これではハードボイルド、というかゆで卵である。もう手遅れかもしれない。
しかしこの熱さは久しぶりだ。都内にも120℃に近い熱いサウナは何店舗もあるが、いわゆる遠赤外線ストーブのこれだけ熱いサウナはあまりない。このタイプのストーブの特徴は対流ではなくビームのように熱線が襲ってくる。一応サウナハットは被っているが、ほとんど意味はない。全てを貫通して体内の深いところに熱を与える。最上段に座れば一瞬で皮膚の水分が蒸発するのを感じる。
そしてこのサウナではストーブを凝視する事は許されない、10秒も見つめれば眼球が痛くなるのを感じるだろう。まさに謁見の場である。人がいかにちっぽけな存在感か、中村浴場は教えてくれる。
サウナも素晴らしいが、それに匹敵するレベルで水風呂も最高だ。激しくオーバーフローする井戸水、我らが第二喜多乃湯よりもよく冷えている。水の底へ永遠に沈みたくなる。あまりに長く入っていると脱出不可能となるWRYYYYY!!!
閉店まで徹底的に楽しむ。全身にあまみ、というか普通に軽度熱傷である。しっかり化粧水とかクリームとか付けるが実際に意味があるのか分からない。風呂上がりのケアの正解なぞ知るものか、ただ長浜ラーメンを食べるのは間違っているのは何となく分かる。
日中は太陽光に焼け、夜はサウナで焼かれて可哀想な皮膚である。おまけに贅肉によって縦にも横にも引っ張られるとは申し訳ないことこの上ない。もう少し自分に優しくしなくては…と考えるきっかけとなった、そんな夜だった。
[ 東京都 ]
黒い方のSUZUKIさんのアウフグース。
丁寧に丁寧にロウリュを続けて、警告をした後に刺すような本気のロウリュ。背中の産毛が一気に燃え尽きるイメージと同時に猛烈な蒸気が最上段を襲う。
他の常連さんが「あっち❤️うわぁ、あっちぃ❤️」と喜んでいるのを横目に逃走した。燃えちゃう❤️
初っ端からドカンとダイナ☆マイトなロウリュは熱いだけで終わってしまうが、限界ギリギリを見極めての灼熱ロウリュは終わった後の爽快感が凄い。水風呂の冷気がゼロで溶けるように沈んだ。最高に気持ちよかった。
ベテラン熱波師は凄い、大満足の1日でした。ありがとうございました。
[ 埼玉県 ]
リニューアル男性サウナ室初!
以前の生き物のような絶えず変化する熱気とは違い、上手い具合に整っている印象。席によって熱の感じ方がかなり揃っているような…でもこっちはこっちで好きです。
月曜日ともあってかなり空いてました。仕様なのか分かりませんが、22:30のロウリュ時に水風呂の明かりが消えて水風呂が空と同色になってとても美しかったです。
旅の疲れを癒せました、ありがとうございました。
[ 長崎県 ]
サウナサン2日目
昨夜一緒にサウナを楽しんだ若者たちは雨の中早々と帰り、日付が変わる頃には館内にはほとんどお客さんは居なかった。今回の旅では初めてのカプセルホテルだったがほぼ即落ちで深い眠りについた。朝になったが周りがゴソゴソと動く音はほとんど聞かれず、布団の中でダラダラと過ごして8時ごろにようやく浴室へと向かった。
#サウナ
朝の報道をボーッと見る。五島列島の天気を深刻そうに説明するアナウンサーが映っている。知らない地名が出るたびに、頭の中でどんな街なのか想像する。とにかく今日の長崎県は大荒れだそうで、外出も控えるべきだという結論が出たところで水風呂へ向かった。
#水風呂
今朝もサウナサンシステムは絶好調である。12.2℃のよく冷えた水風呂は寝起きの体には刺激が強すぎる。あまりの気持ちよさに一瞬別の世界に逝きそうになる。
#スチーム・和香サウナ
あのプレジを彷彿させるスチーム、キャプテンスタッグの団扇とニヤニヤしながら階段を登ってくるレジェンドゆう氏が見えるような気がする。2つともしっかり熱いので水風呂が気持ち良い。浴室には私を入れて3名、天国かここは?
食堂へ向かい宿泊者は無料の朝定食を食べる。鯖は表面がパリッと香ばしく、身はふわりと柔らかい。味のりにはくまモンのイラストがあり、さらに出すと本州で提供されるよりも幾らか分厚いような印象である。これで卵かけご飯を巻き、お手製手巻きの完成だ。気がつけばほとんど鯖に手をつけずにご飯茶碗が空になったのでお代わりをする。
「外は凄いですよ、大雨ですよ」
チェックアウトまで残り30分だったが、食堂のお姉様からの情報で1時間の延長を決める。幸いみなと口発のジャンボタクシーの搭乗時間までまだ時間がある。この辺りの地酒を尋ねると六十余州があるとのことで、それを注文する。残った味のりと鯖で日本酒をチビチビ、お姉様も会話に付き合って下さりとても楽しい時間を過ごせた。
少し酔いが回っていたのを見破られたのか、歩いて駅まで行こうとしたのを受付のお姉様に止められる。よく見ると外は大雨、タイミングを見計らったかのように白い閃光とスマホに大雨警報の通知が。
「五番街までタクシーで行きなよ、その方がいいよ」
横にいたお客さんも同意する。あんまり短いと良くないのではと思ったが、傘の意味もないようなこの雨の中、歩いたら風邪を引きそうだった。
結局タクシーを呼んでもらいサウナサンを後にする。
次回は五島列島の観光ついでにバイクで来てみたいが、バイク駐車場は無いらしい。でもどうにかしてまた来たいなぁ、、そんな素敵なサウナでした。
[ 長崎県 ]
私にとってサウナを趣味として自覚をしたのが御徒町のプレジデントだった。地元の銭湯や温泉にばかり行ってた私にとって衝撃だった。残念ながら既にプレジデントは無い。だが水風呂の中で、スチームサウナの中で、『サウナサン』という言葉はずっと印象に残っていた。
#サウナ
明るく広い、テレビでは見たことない映像が流れている。こういうのを見ると、あぁ遠くに来たんだな…と思えるので良い。ワールドワイドな時代だからこそ、非日常感を味わう瞬間が旅の中では必要だ。
壁の装飾?のようなボコボコ感などを見ていると、やはりプレジを思い出す。
他施設の名前を出すのはマナー的に良くないのは分かってるのでほどほどにするが、プレジロスな方々はぜひ来てみると良いと思う。
#ロウリュサービス
いわゆる業務熱波、だがこれが良い。九州地方は訛りが出やすい印象がある。ここでも少し訛ったスタッフの口上を聴き癒される。私にも実は九州の血が半分ほど入っているので、色々馴染むみたいだ。ドカーン!とロウリュ、天板に当たってかなとこ雲のように広がって45度の角度から一気に落ちてくる。攪拌よりも早く爆発するような熱気に頭を下げて防御姿勢をとる。チリチリと耳が焼けるような感覚に慌ててタオルで頭部を隠す。「あちぃ…」「ううっ…」と後ろの方から声が漏れる。私が座っていたのが2段目なので、最上段の体感温度はとんでもないだろう。よく出来たサウナ室だ、対流の動線がお客さんを綺麗に巻き込んでいく。
3発の熱波を貰い汗を流して水風呂に飛び込む。キンッと冷えてる水風呂の注ぎ込む口には見覚えのあるサウナサンシステム。イエローサブマリン号はいないが、血統はここから繋がっていたのだと、なんだか涙が出そうだった。
入浴後は食堂へ。明日は長崎の海の幸を堪能する予定なので、当初の予定通り軽めの予定が気がついたら唐揚げ&ちゃんぽんのセット。八幡でよく食べた銀河ちゃんぽんスタイルである。流石に白米は自重したが、長男でなければ頼んでいたかも知れない。
滞在時間中に浴室がクローズにならないのもサウナサンの良いところ。今日は早めに寝て、明日の朝にもう一度サウナを堪能しよう。
[ 佐賀県 ]
念願のらかんの湯!某ボクサーを尊重し駅から30分近くかけて歩きコンディションはバッチリである。
今回各サウナやデザイン、チームラボの作品などたったの2時間半で抜かれる度肝は全て抜かれたが、その辺りは他の方々が沢山書いているので、私は個人的に一番驚いたプリンについて紹介したい。
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事が起きたのは薪サウナから出た後にふと見上げるとガラス越しに楽しそうな若者たちが何かを美味しそうに食べていた。つい気になり階段を登って見るに、ストーブを囲いながらプリンを食べているのである。
なぜプリン?ひょっとして持ち込み?と思ったが、私の父親のような年齢の男性がニコニコしながら冷蔵庫を開けてプリンを取り出しているのが見えて、事態をようやく飲み込んだのである。
思えばプリンと言うのは非常に嚥下しやすい。おまけに糖質もあるし、サウナに感動していつも以上に自身を追い込んでしまったサウナーにはもってこいの食品なのだ。しかしこれでは足りない、熱中症予防には塩分が必要である。麦茶はあるがこれでは5,000円の元を取ろうとして、限界のその先を攻める私のようなサウナーが倒れてしまう。救いはないのか!?と見渡すと、先ほどの男性がニコニコしながら白い粉をプリンに振りかけてるではないか…恐る恐る見ると、塩!しかもなんだか高そう!私も少しだけかけて、ストーブ横に座り食べてみる。
少し硬めに仕上がってる柔肌にスプーンを差し込むと、まるで予見していたかのようにサクッと切れる。上にかけた塩をスプーンの先端で掬い口に運ぶと、まずはプリン本来の甘味、カスタードのような優しく子供から大人まで大好きなあの味だ。これだけでも十分美味しいが、プッチンプリンで育った私は次の味の変化を求める。子供の私がカラメルの少し苦くて違う種類の甘みを期待するが、そこに来るのが甘みを帯びた塩味である。ザラっとした結晶が舌に乗りカスタードの甘さを数倍に引き出す。
「……美味い」
思わず口に出てしまう。
薪が煌々と輝くのを眺めながらゆっくり食べようと思ったのに、気がつけばあと一口だった。塩とプリン、なんてこんなに合うのか。家に帰ったらやってみようと思いつつ最後の一口を食べるとザラっとした食感がない。なんと塩が一切乗っていなかったのである。なんたる不覚!遠慮がちに塩をかけた2分前の自分を薪サウナの煙突に刺したかった。
仕方がないのでお代わりしようとすると、冷蔵庫に『おひとり様一つまで』と書いてあった。
私は膝から崩れ落ちた。
[ 熊本県 ]
4日目
昨夜は本当に楽しかった。霜降りの馬肉に地酒の大吟醸、焼酎の炭酸割りに舌鼓を打ち熊本の夜を存分に満喫した。宿っくすに帰ってきて湯船だけでも浸かろうかと思っていたが、酒が回りすぎて会えなく断念した。
翌朝、起きてみたら既に7時を回っている。急いで準備を済ませて浴室へ急いだ。
#サウナ
朝は特にアウフサービスは無いと思っていたが、私の勘違いだったらしい。朝から良い笑顔のお客さんが扉から出てきて、同じくらいニコニコしているスタッフの方がお礼を言いながらドアマンに徹していた。次から次へと裸の男が水風呂に入り、その度に滝のように水が溢れるが、水量が減ったような感じはない。マッドマックスを楽しむお客さんの横でおこぼれマッドマックスを浴びるお客さん。みんな幸せそうに楽しんでいる、なんて素敵な景色だろう。少し経ってサウナ室に入りアロマの残滓を楽しむ。ロウリュサービス後のアロマがゆっくり背中に落ちていく感覚……まあここのサウナ室は換気を徹底している影響かそこまで感じられなかったが、蕩けそうな表情のお客さんを見てるとそんなことはどうでも良くなる。ロウリュは魂で感じるのだ。。
#瞑想サウナ
もう残り時間が20分ほどしかなかったが、最後にもう一度楽しみたくて入室。すると他のお客さんがロウリュをしてくれてたっぷり蒸されることが出来た。そしてフラフラしながら入る水風呂は、もうこのまま出なくてもいいかなと思ってしまう破壊力だ。最高。
朝のサウナは頭が活性化されて1日をポジティブに捉えることが出来る。私が周囲の友人にサウナ施設の宿泊を勧めるのはこれが理由である。
3泊4日の最高のサウナ体験でした。また伺います、ありがとうございました🙇♂️
[ 熊本県 ]
3日目
無事学会も終わり家(湯らっくす)に戻る。せっかく早く帰れたので17時のアウフグースを受けようかなと浴室に行ってみると、とんでもない人、人、人!どうやら今日のアウフはジャンケンをするらしい。昨日はサクッと入れたのに、やはり土日は混むのだと勝手に合点した。アウフグースに関するジャンケンにはめっぽう強い私なので、何の問題もなく入室。好みの2段目に座り待っていると現れたのは出口さんだった(なるほどね)
#出口グース
いやー上手い、本当に上手。個人的にプロフェッサータイプとジャンル分けしている熱波師である。前回は数年前に池袋の前職場で受けた覚えがあるが、あの頃よりもさらに上手になっている。室温、湿度、口上などを丁寧に行い、お客さん全員に丁寧に風を送る。ピザ→投げ技に繋げてもタオルの角がしっかり保たれているので、空中でも美しい。投げ技ばかりやるのではなく、パラシュートやフラッグなども使うのも個人的にめちゃくちゃ好みだ。やはり風が来ないと熱波ではないと思う、攪拌だけでは香りは分散されるが熱が伝わらない。ロウリュ任せも時には良いが、能動的に対流を作るのも大切だと思う。ただそのためにはサウナ室の空気の流れや座る席によって生じる体感温度の違いなどを熟知しなくてはいけないが…とにかく出口さん流石です、あの人気も頷ける。
汗を流したあとは馬肉郷土料理けんぞうへ、会社のメンバーと学会の振り返りをしつつ日本酒と馬肉を楽しむ。東京で食べる馬肉とはレベルが違いますな!満腹のままベッドに沈みます。明日は移動日、頑張りましょう。
[ 熊本県 ]
2日目
雨の熊本市内をひたすら歩く。グー◯ルマップもヤ◯ー乗り換えもバスの案内はからきしダメで、迷うことに面倒になった私は歩くことにした。
知らない街を歩くのはとても楽しい、熊本は東京に比べると甘い香りがする。南国のソレなのか梅雨前線がもたらした何かしらの現象なのかは不明だが、そんな香りを嗅ぐと遠い街に来たのだなと実感する。
複数人の熊本県民に教わった文龍でラーメンを食べて、のんびり歩く。バス停が合ったので時刻表を確認したら約30分後というのでまた歩き続ける。雨の中なら待って濡れるより歩いて濡れた方が納得出来る。当たり前だが1000キロ以上離れててもセブンイレブンはどこも同じだ、冷房を浴びてコカコーラを買ったらまた歩く。たまたまバスが止まっていたのでとりあえず乗ると、水道橋まで運んでくれた。
湯らっくすに着いた頃には直線番長のゴール後みたいに全身から湯気が昇っていた。そのまま浴室へ向かい身体を清めて水風呂に入る。思わず声が出るほど気持ち良い。こんなに気持ちの良い水風呂も久しぶりだ。熊本市の空と同じ甘い香りが微かにしたような気がした。
#サウナ
通常のサウナ室で初めてロウリュサービスを受けた。担当はシミズさん、ガッチリとした体格でタオルを操る。基本に忠実ながらストーブが一気に作り出したロウリュをタオルで正確に掴み撹拌させる。やはりここのサウナはロウリュをすることで本領を発揮するように感じる。熱いミストシャワーを浴びているような湿気の塊が一気に押し寄せる。
1人で入っていたら感じられない水風呂への渇望…3セット目で脱落し水風呂へ急ぐ…はよ入らせてくれ…ワイにはオマエしかおらんのや…汗を流し、阿蘇に沈む、息子が生まれたらカルデラと名付けるかもしれない。最高の水風呂だ。桜島も嫉妬するだろう。
[ 熊本県 ]
大して学はなくても学会には一応参加できる。使い古されたレモンのような脳みそを何とか振り絞り実務報告を作成して怪文書を作成した私は熊本に降り立った。
こんな遠い地なのに上司も同行するとなると、概ね私が壇上で変なことをしないか見張るためだろう。私もそれは重々承知をしているので、アホなことをしでかして減給だボーナスカットだといったことはなるべく避けたい。ある意味双方の利益が一致しているのだから、上司とは上手くやれそうなそんな気がする。
旅をする際は拠点を一つ作るのが便利である。今回の旅に関しては最大3連泊ということで、出来ればカプセル以外で探していた。すると湯らっくすがビジネスホテルのようなサービスを始めたと聞いたので、念願の初湯らっくすとなった。
#サウナ
サウナは3つ、どこにもテレビがないのは少し残念だが湯らっくす側の言い分も分かるし、私も時にテレビのないサウナを敢えて求める時もある。どのサウナも激熱というよりも湿度で発汗を促進するタイプだ。短時間で水風呂への渇望を高める超高温カリカリサウナも好きだが、湿度があることでじっと待てばクラクラするほど熱を帯びてしまう。タイミングを見極めて外に出ると目の前には巨大な水風呂スペースがサウナーを待ち構えている。ここは天国か?
#水風呂
言わずと知れた湯らっくすの水風呂、噂以上である。水質・深度・温度・動線、どれを取っても超一級品だ。
翌朝のことだが湯らっくすの滝を味わいたくて手を伸ばしてボタンを押し看板の前で今か今かと待っていると、隣の男性の頭に2度目のMADMAXを喰らわせてしまった。笑って許してくださった、本当に申し訳ない。予習不足は社会人として無能である、反省します。
あと3日もあるのでのんびり楽しもうと思う。飯も美味いし最高のサウナ施設だぜ!!
[ 東京都 ]
泣く子も黙るアウフチームリーダー・シュン、彼の卒業イベントがあると聞いたからには行かねばならぬ。
いよいよこの時が来たのか、と3年前を思い出しながら池袋へ向かった。
初めてお会いした日をよく覚えている。物腰柔らかく笑顔の素敵な青年だった。当時私の職場はかなり殺雑としていて、常に限界に近いところでヒィヒィ言いながら仕事をしていた。そんな中出会った彼の笑顔に救われたのである。
私が転職をしても時々彼のアウフグースを受けに行った。当時はアウフチームはまだ発足していなくて、本名でタオルを振っていたのを覚えている。身体を拭くあの茶色のタオルだ。名前を名乗り、口上とロウリュと攪拌。最近じゃが氏が書いた記事にもあったがいわゆる業務熱波である。私が大好きな熱波である。この日シュンとして最後のアウフグースで、彼は3年前の光景を再現した。岩サウナに限界までお客さんを詰め込んで、本名を名乗り茶色いタオルを振る。そんな姿に私は一瞬あの頃に戻ったような気がした。
これから始まるシュンの3年間をもう一度見られるような気がしたが、出会いがあれば別れもある。これは必然なのだ。
布さんがサウナの外で泣いている。隠す気もなく号泣している姿を裸のおじさんたちが心配そうに見つめる。入り口付近で門番をするリョーさんは始まる前から泣いていた。夢海さんはニヤニヤと泣くふりをしながら他のメンバーを揶揄っていたが、後にシュンの卒業パーティで号泣しながらスピーチをしたのを私は知っている。
約10分間に3年間の全てが凝縮されていた。途中堪えられなくなり、泣き崩れるシュンにファンから激励が飛ぶ。ヒートウェーブの香りが充満するサウナ室。ストーブに負けないくらいのエネルギーがシュンから放たれておじさんたちを優しく包んだ。
エレベーターを降りて家路につく時、さあ頑張ろうぜ!と背中を押された気がした。
3年間ありがとうございました。お世話になりました。
[ 東京都 ]
新規開拓
変わらぬ毎日を過ごしていると刺激を求めたくなるのは人のサガである。日常をかき乱す刺激というのは、時に生活リズムも崩すため好ましくないが、休日に少し遠出をすれば心地よい高揚感を楽しむことができる。そんな今日は亀戸のラーメン二郎に初訪問し、麺量にソワソワしながら着丼を待った。ちょうど良い量と想像以上の美味しさに腹も心も満たされたのである。
最初は品川の銭湯に行こうと思ったが、同行者の勧めに乗りイーストランドへ向かった。無論初訪問となる。
玄関には大量の自転車がある。大中小と異なったシルエットに疑問を持ったが、どうも本日は父の日で親子なら子供料金が無料とのこと。江戸川区の取り組みなのか分からないが、カランで嬉しそうに父親の背中を洗う幼子と幸せそうな父親の様子を見ていると、こちらまで幸せな気持ちになった。とても素敵な取り組みだと思う。
#軟水風呂
頭と身体を洗うと泡がとても伸びることに気付く、軟水だ!しかも今まででトップクラスのヌルヌル感。全身を清めて湯船に入ると中々に熱い。今風の先頭にあるまじき温度、最高である。軟水の銭湯は時々あるが、ここまでしっかり熱い湯船は初めてかもしれない。若者たちや親子連れが楽しそうに談笑している。声が天井に木霊する。電球と一緒に湯気の中でフワリと霧散する。みんながニコニコ笑っている銭湯は良い、釣られてつい笑ってしまう。電気風呂もジェット風呂もちょうど良い、ついついのぼせるくらい入ってしまう。
#サウナ
遠赤外線ストーブが1つ、テレビではバラエティ番組が流れてる。しっとりと熱く、玉汗がポタポタとタオルに落ちる。これほど子供が居ながらも誰もサウナに入って来ない。大人たちが無言で無音で寡黙に汗を流す心地よい空間である。サウナに入ってしまった父親を待つ子も居るのだろうか、それでも不思議と走り回るような影はサウナからは見えなかった。皆行儀良く、銭湯を楽しんでいるのだろう。
#水風呂
コポコポと泡が昇り、どこからか水流が流れ込む。よく冷えているが水深が低いためか長時間入っても辛くない。この絶妙な設定が外気浴の気持ちよさに繋がる。
#外気浴
露天風呂の前に数脚の椅子がある。中々空かないが座れば最後、尻から根が生えたかのように動けなくなる。風が頭上から降りてくる。毛髪が喜びのダンスをし、足先から体温が床へと流れる。エネルギーが流動体となり体の中を通過する感覚、冷えすぎず、熱が篭らないことで生じる浮遊感を堪能する。
気がつけば2時間近く滞在してしまった、定期的に訪れたい素敵な銭湯でした。また来ます❗️
[ 東京都 ]
この歳になると周りにも家庭を持つ者が増えてきて、地元の同級生と遊ぶことも減ってきた。そんな中でも特に役割もない暇な連中は、時々会ってはドライブに出かけたり胃をアルコールで満たせたり不毛で無意味で有意義な時間を過ごすのである。
今日は朝からそのグループLINEが動いた、嫁が実家に帰ったとか明日は仕事が休みだとか、とにかく何人かが今夜暇だと判明した。
「よしカラオケに行こう」
「いや銭湯に行ってサウナでも入ろう」
「晩飯はどうする」
イベントというのは計画をする段階が1番楽しいと思う。サウナニイキタイ!と1人孤独に訴える私の声も、今回は珍しく採用されてラーメンを食べ銭湯に入りカラオケで喉が枯れるまで歌うこととなった。
しかし計画を立てたのが昼前というのが良くなかった。急遽残業になったり、明日休日出勤が必要になったりと連絡が入りどうも雲行きが怪しくなる。私は朝からクーラーの下で二度寝三度寝と惰眠を貪る生活をしていたが、次第に本格的な睡眠に入り起きたら夕方となっていた。主催者に今夜はどうするんだとメッセージを送ると『雨降ってるからやめようか!』と。まあそうだよね、と返信して第二喜多乃湯へ向かった。
この歳になると、どうも諦めが早くなる。向上心が全く無く何かに固執していないとは思えないが、一歩踏み出すことなく身を引くことを何処かで覚えたのだろう。
久しぶりに友人らと会えるはずだったのに、と残念な気持ちはミューズ石鹸の泡と共に排水溝に流れ込む。もっと早く連絡を取っていれば、と悔しい気持ちはサウナにて汗の中に溶ける。次はいつ会えるのか、と思う気持ちはバイブラと共に空中に霧散する。
毎日そんなもんである、今夜もありがとうございました。
[ 東京都 ]
職場の方にアテンドしてもらいこちらへ。
大迫力の薪サウナ、ガラス窓を覗き見るにオレンジに輝く薪・薪・薪……座る場所によって熱の感じ方が違うので、好みの場所を探してるうちにアウフグースが始まりました。
#アタランド・サン
みんな大好きア◯パンマン、街のどこかに置いてきた勇気と希望を再獲得する時が来た。満面の笑みのアタランド・サン、くるっと振り返るとこれまた満面の笑みのア◯パンマン、コワイ❗️アロマ水がストーブに注がれると、跳ねる暇もなく一瞬で蒸発する。たちまち広がるロウリュをタオルで掴み攪拌する。暗闇で舞うタオルとアンパ◯マン、おじさんたちの笑顔は幼い頃の面影が少し見えました。完走を目指しましたが10分でバイバイキン〜
キンキンに冷えた水風呂からの外気浴、どの席に座っても風を感じる素晴らしい設計です。デトックスウォーターでお腹をタプタプにして2時間楽しめました。
次は回数券を買います、ありがとうございました。
[ 群馬県 ]
GW延長戦で群馬にお邪魔します!
アカギでラーメンを食べたらサウナです。我が家の側にも湯楽の里はありますが、伊勢崎店は別格でした。
中温サウナはハーブの香り、背面からの熱と合わせて癒されます。中温と書いてありますがしっとり汗が…気持ち良すぎます。高温サウナも湿度があるタイプでトクトクと徐々に心拍数が上がるタイプです。水風呂も水質が良い感じでとても気持ち良かったです。
露天のあつ湯がまたとっても素晴らしい、湯質もさながら温度!原湯が47℃あるそうでそりゃ熱いよな…となりました。水風呂との交代浴で空高くぶっ飛ばされました。
明日は草津を巡る予定です、日曜日まで群馬県を楽しみます!
[ 東京都 ]
ソロ・MUBOU★ツーリングや学会の準備など、色々忙しい忙しいと理由をつけて2週間以上来なかった。ひと段落するまで来ないゾ!と心に決めていたが結局来てしまった。なんと意志が弱いのか。
そして浮気をすればするほど良さを感じるのが第二喜多乃湯である。サウナの温度と湿度、よく冷えたオーバーフローの水風呂に外気浴。サウナの合間に入る熱い湯も最高だ。そして今日は特に常連様のオールスターが揃っていて、近況報告をしつつサウナを楽しむ。同年代の常連さんにも会えて、お互いのGWの過ごし方について話に花が咲く。
あっという間の2時間だった、明日からまた頑張れそうだ。辺に意固地にならず、QOLを上げるためにちゃんと来るようにします。
[ 埼玉県 ]
今日はだらっとするぞ!と意気込んでにいざ温泉。
黒湯を間に挟みながら3セット、館内着に着替えて仮眠室で気絶。
ああ何と幸せなのだろうか・・友人も堪能していました、ありがとうございました。
[ 埼玉県 ]
ラーメンが先かサウナが先か?
ニンニクを愛する者たちの永遠のテーマであるが、一般的にサウナ室でのニンニク臭は公害に値する。ならばあとに食べれば良いのだが、満腹の腹をさすりながら光り輝く竹林を見たくなった!人はいつでも自己中心的である。
聞けばリニューアルオープンしたそうで入り口からギンギラに眩しい、おのずと期待に胸が高まる。
サウナ室はツインストーブに、ドロっと汗が流れる。ジリジリと顔が下を向く、暑いなぁと口から漏れる。隣には巨人戦をじっと見つめるおじさん、瞳にはオレンジの炎が灯っている。サウナに合うは大相撲、高校野球にプロ野球だと思う。応援する選手と一緒に汗を流すことの楽しさよ。
水風呂も以前より冷たくなった気がする。炭の間を縫って冷水が注ぐ、視覚から冷やされる。みんなで幸せになろう。
露天に出ると名物の竹林が。裸眼0.01の私でも感動するのだから、目の良い方々はさぞ幸せだろう。椅子も良しベンチも良し、湯船に浮かんで眺めるも良し。風に靡いてさわさわと歌う。目から耳から癒される。
誰も入っていない湯船が一つある、それが源泉掛け流しの熱湯である。右足を入れれば痺れを伴い、左足も入れると動悸がする。躊躇をしていると心が折れるので一気に首まで浸かると吉。そう何分も入れないが、近くにあるベンチに座って火照りを覚ませば、手持ち無沙汰になることなく竹林を鑑賞することが出来る。
気がつけばサウナは1セットでほとんどの時間を露天風呂で過ごした。サウナも良くなり湯船もより充実して、隙のない良施設と成った。ここの竹林は一見の価値があると思うので合わせて是非。
[ 愛知県 ]
北陸・中部ツーリング4日目
お久しぶりですストレッチロウリュ!
ストレッチは自主的にはやりますが、やはりみんなでやるのが1番効果的だと思います。あのおじさまは腰が取れるくらい捻ってるな、とか彼の方は首が硬いからデスクワークなのかしら、などと想像しながら対抗意識を燃やすのです。
思えば子供の頃は体育の時間で体が柔らかいだ硬いだと皆で競争をしました。大人になるとそう言ったイベントは殆ど無くなり、気がつけば腹が出て全身カチコチなレジギガスと魔人ブウの子供のようなおじさんが鏡に写っています。それが私です。
みんなで運動をするって素晴らしいですね、誰かがイテテテと呟くと少し笑いが起きる空間。堪りません。
ロウリュマスターによるタオル捌きも格別でした。サウナシアターとは違い、いわゆる古風なビンテージな納豆定食のような定番さが素晴らしいです。
これからは朝はパンではなくロウリュで良いと思います。仕事前に、学校の前にロウリュを受ければ人生がさらに豊かになるのではと思います。そのくらい朝のサウナは最高でした。
実はもう一軒くらいサウナに入って帰路に着こうと思っていたのですが、突然のバイクトラブルやら何やらで昼食を食べて帰宅しました。また年内に関西ツーリングで訪れたいです、また伺います!