2021.02.21 登録
[ 北海道 ]
気持ち良く晴れた陽が傾いた空に誘われるように職場を出て、こちらに向かいました。ミニ大通を眺めてここを通ることもいずれ無くなるのかと思い、同じ空を見ることに変わりはないことにもまた、気がつきます。
空を見ようとする意思がなければ、どうしても日が暮れてからこちらに来て、月が柔らかい輝きを帯びてから光を浴びることになります。
しかし、本日ら日暮れ前にとうちゃ。1セット目を終え、空を眺めると、まだ明るいうちの月がなんて美しいことか。
本日は飛行機雲ができやすい上空だったようです。月と、空を2つに分けるヒコーキ雲。その流れていく白い直線にそって海とは反対の方角に飛んでいく白いカモメ。
映画を撮るときには、日暮れ前のマジックアワーというのがあるそうです。そのときはプレマジックアワーとも呼ぶべき時間。
月が、こんなにも美しいものがあるのかと思わせるばかりに、そこに浮かんでいました。まだ周りも明るいので、輝くこともなく、ただそこにある、というように鮮明な輪郭を空に描いていました。
あまりにはっきりとしていました。至高のおまんじゅうのようなものがあれば、あのようだろう、などと想像して意識が飛んでいきました。既に飛行機雲は流れ、カモメには追いつかないでしょうが。
そんな、金曜日の夕方。こちらで過ごす日常のなかの金曜日。日常でありながらも、終わりがあるというスクリーンに映し出された金曜日。
この一週間も、そういえば2度と来ないのですね。悔いがないのは救いでしょう。
[ 北海道 ]
今週3度目の訪問。スタンプカードを4回分の入浴券に交換。受付の男性は、申し出ないと差し出した満杯のスタンプカードをそのまま返してきました。4回分、来ますよ。まだ40回分ほど手持ちの券には余裕がありますから。終末の記録をつけていくには十分でしょう。
昨日休業日は、市内他の地域の銭湯でサウナを楽しみました。
こちらほど大きくない施設に行って改めて、施設の恵まれた資本に思い至ります。
ユーザーの支えなど、問題視しないのかもしれませんね。
休憩では、今日も星が綺麗に見え、まるで隣り合ったもの同士ダンスをするがごとく、視線を受けて踊るひかりが青い空にきらめいていました。見つめる数十秒の間に、その見え方が変化していくのは、光の美しさに心が洗われていくからだと思います。同じ光でありながら、より近く鮮明に感じられてきました。
ゆったりめの2セットにて、帰路につきました。
[ 北海道 ]
いつも行く施設に行ってみると暗く、休業日ということを思い出し、自転車をUターン。夜の町を走り抜けこちらに向かいました。
本日休業だったその施設。もうすぐ閉店ということで、近頃色々と感じるところ多いのですが、改めて思うのは資源は身近に眠っているということです。
まさに、本日訪問したこちらの施設は、すぐ隣の地域の、いつもは入らない路地にいつもあり、多くを語らず多くを聞かない。しかし堂々と構えながらも煌々と輝く資源であります。
中に入ると、実際に、明るい。
清潔感を大切にされていることも感じます。常連さんも、賛同し強力しているのでしょう。
サウナ室は、4,5人がけのフラットなスチームサウナ。
断続的に勢いよく噴射される、スチームを生み出す熱湯シャワー。
厚い熱気の層が降りてきます。
熱をさらに味わいたいときは、立ってみるべきです。
天を仰ぐことでしょう。
そこに落ちてくる一粒の涙。天井がたたえきれなくなった蒸気の滴。
熱い。
眠っていた風景を呼び覚まします。
富士山。
その美しい稜線。
眺めていると、その表現された紫と、淡い黄色の間に意識が潜っていくようです。
目線をおとせば、深い浴槽のたっぷりとしたお湯。その重さを感じながら、じっくりとととのうことができます。
地域に灯る安らぎの炎を、これ以上消してはいけないと、思わせる平日の夜となりました。
帰路の自転車でうけた春の夜の風も、こちらの施設の力あってとても気持ちが良かったです。
[ 北海道 ]
雨の中でしたが、自転車を漕いで今週五度目の入浴に来ました。温泉に入る瞬間を思い浮かべれば、雨に打たれるのもわるくありません。実際、入ったときには冷えた身体にお湯が染み入るようでした。
普通の市民が週に5回、無理なく来られる施設。中心部位置し、札幌近郊どこにいてもこられる地域の公共福祉の場所。こちらの施設には、私たちの日常に組み入れることのできる身近さがあるのと同時に、温泉、外気浴、適温の水風呂、多くの人々にひらかれた空間的なキャパシティと、他の施設では組み入れることの現状できていない貴重な特色があります。
全てが意図されたものではなかったのではないでしょうか。しかし、ルーティンを繰り返すほどにその設計が、札幌の良い風を呼び込むようにできているように感じられてきます。
限りなく極楽に近いオアシスのような場所。オアシスでありながら、日常的に誰もがアクセス可能な健康施設。どう考えても、これからの札幌に必要なのはビル、あるいは敷居の高い温浴施設などではなく、こちらのような万人の生活により近い施設だと思われます。どれだけ多くの人がこちらに通うことで、病気を避け、活力を取り戻し、休息を得ることができたでしょう。札幌を、北海道をもう一度愛することができたでしょう。そして夏以降、その役割を果たしてきた代替となるだけの力をもった施設は、どこにも見当たらないのです。
JRというのは、公共の設備でしょう。公の意識を欠き、目先の利益にとらわれた結果、大きな事業を起こす主体が地域の福祉に与える影響の大きさを、本日の寒空にみました。カラスが一羽飛んで行きました。地に足のつかない生き物もいるのだよなぁ、と上空から俯瞰するものの目線を想像してみました。蠢くものに気がつかず餓えなければよいですけれど。
五セットほどして、スッキリとした身体と頭で、帰路につきました。ミニ大通でなく、大通公園方面に向かい、ライトアップされたテレビ塔を見ました。ずっとそこにあるものが、こんなにきらめくなんて。今あるもので十分だと思います。
[ 北海道 ]
今週は4回来ることが出来ました。先週は一度も来られなかっただけに、比較して来ることが出来た今週の疲労の軽さを感じています。日常の一部として溶け込むことができる身近な存在です。
本日は混んでいました。外風呂も話し声でわんわんと音が響いてました。
室内の休暇スペースで同じ状況であれば、現状とても落ち着かないでしょう。しかし、十分な広さのある野外スペースだからそこまで、気にする必要も感じさせず、ゆっくりと休むことができました。
3セットほどしか出来ませんでしたが、休憩のたび、空を見上げました。今日は薄曇り。それでも青いインクを垂らしたような空模様が、休憩のたびに変化する様子を楽しみ、ずっと同じものやことなどない、と言い聞かせる自分がいました。
[ 北海道 ]
今週3度目の訪問。快晴の夜空。ひんやりと冷たい春の夜風。切なさの混じった今日のサウナ浴への期待感がありました。
新幹線が札幌まで延びて、果たして地域が豊かになるか。少なくとも、目先の利益に目が眩んで失われる実生活の、決してきらびやかではない豊かさがどんなにあるでしょうか。
札幌の地域が求めているのは新しい窓のあかりではない。いまある自然の光を楽しむことができる市民の心のゆとりなのではないでしょうか。
屋根に切り取られたどこまでも晴れた夜空に、せつなく流れ星が尾をひいていきました。
[ 北海道 ]
今日も来ました。2日連続。朝起きた瞬間からこちらに来るために動いてました。こちらに来るとたかぶった神経がしずまっていい生活リズムができます。温泉を利用すると、短時間でも十分にサウナを温めることができます。さらに、胸の位置を上げて入浴剤可能な手足を伸ばすことのできる水風呂。外気浴。雲間からのぞく星々のきらめき…屋根に切り取られた四角い空に今日を振り返り、明日へ向かっていく。
ここを無くすなんて。市民の日常のささやかな安らぎへの思いやりに欠けていますね。
[ 北海道 ]
こちらの施設が無くなることで、どれだけの地域住民の健康状態を損なうのか、想像するに耐えられません。地域の福祉にかかわる公共の施設の役割をあまりにも軽視していませんか。
だれもが日常で通うことができる温泉施設。北海道札幌の都市型の自然環境を感じながら外気浴をすることができるサウナ施設。各地域の主要温浴施設が現在果たしている役割を担う、札幌が誇るべき施設です。
温泉、サウナ、水風呂、外気浴。肌で感じる四季折々の北海道の自然の風。
風の都市札幌から、住民の健康の源が消えようとしています。
しみじみと、今日も6セットほど繰り返し、帰路こちらに嘆いている次第です。施設に地域住民の健康を思うマインドがあれば、なんとか抵抗してほしいものです。
[ 北海道 ]
札幌はまだ残雪白く残る山肌から吹き下ろす冷たい風に、春の日差しの穏やかな暖かさが混じるようになりました。春の気候を楽しもうと大通を駆け抜け、昼頃チェックイン。サウナフレンドと施設内で会いました。
私は新年度というのもあり、一週間ぶりのサウナになってしまい、本日はまず、皮膚感覚を慣らすところから始めました。
熱を感じとる皮膚感覚は、経験と意識のトレーニングによって鋭敏になっていくものでしょうか。一週間空けると、かなり感覚が鈍っている感じがしました。それでも、アウフグースを受けるたびに、風の流れをとらえる感覚が戻ってきました。
最近、こちらのアウフグースをされるスタッフの方の個性が際立って感じられるのは、サービスを受けるこちらの経験値が積み重なっていることで、風に込められたそれぞれの方のこだわり、のようなものが多少なりとも感じ取れるようになってきたかもしれません。
しかしそれ以上に、スタッフの方が静かにアウフグースの方法の研究をし、その成果を提供してくださっているためだという気がします。その研究はもちろん、主に実践の場サウナ室で行われるわけですから、こちらのアウフグースはスタッフとサービスを受ける私達がお互いの関係によって作っている感覚が強いように思います。なぜなら、いち、に、サウナー!の掛け声には、応援の気持ちを乗せることができますから。やはり、アウフグースがあっても他の施設にはあまり見られない特色でしょう。
ロウリュ、アウフグースサービスをされ、倒れ込むようにサウナ室から出てこられたスタッフの方が、その後何事もなかったように浴室の設備整美や飲食ホールで接客されている姿に恐れいります。そうしたサービスの精神も、よくよく見ている私達には伝わってきます。伝わってくることで、施設の活気となっているのでしょう。こうして投稿するのも、スタッフの全力へのお返しのようなものかもしれません。
本日は佐藤さん、さわぐちさん、かさいさん、ひわたりさんのロウリュなどを受けることができました。
さわぐちさんのアウフグースは現在、身長を生かされたゆったりと大きなタオルの振りで、低ケイデンス高出力、ストライド走法といったところです。力の伝えかたが素晴らしく、大きな風が額から脛のあたりまで、まるで熱波によってスキャンされているようにムラなくゆったりあたります。高出力を最後まで振り切られていました。
その後、サウナフレンドと2人宴会利用したのですが、たまたま接客をしてくださり、お礼をつたえることもできました。
本日も皆さん、熱いアウフグースをありがとうございました。
[ 北海道 ]
18:00,19:00のスタッフロウリュを目当てに来ました。以前来た時にこちらにあげた投稿へ赤ワインのアロマ水があるとコメントで教えていただきました。
18:00は梅、19:00は赤ワインのアロマでした。説明によると、赤ワインアロマをヴィヒタを浸した水でもんでいるようです。こちらの施設の熱の入れ方が伝わってきます。
実際、ストーンから上がった蒸気が天井を伝い、L字型に長いサウナ室の対面に集まる構造のため、ストーンから遠い位置上段はロウリュ後とても熱くなります。体感できる熱さでいえば札幌では指折りと思われます。札幌でもアロマの香りも厚く、鼻と肌に刺激を入れたいときには良いところと思います。
柑橘系の香りはよくありますが、ぶどうの香りというのは珍しいです。梅のアロマ同様、湿っぽいこちらの雰囲気には合いますね🍇
柑橘系と違って、甘さが引き立つ香りで、カーンと上がるのではなく、まろやかにととのいます。
[ 北海道 ]
本日は湯袋発売日ということで、発売時間に合わせて来ました。そのまま朝ウナ。
温泉、サウナ、水風呂、外気浴と6セット。
いつもは夕方から夜にくるので、外気浴で見上げる屋根に切り取られて四角い空は群青色がそれよりも深い色合いですが、本日は昼間。薄曇りの明るい空はあたかも乳白色の釉薬に浸した白いお皿の原型のようでした。
お腹も空いてきて、途中から何を食べようかと考えていましたが、思い返せば、空にお皿を連想したのも空腹と渇きのためかもしれません。
札幌駅前で坦々麺をたべました。
いちばんおいしいのは、辛さと痺れにひきたてられる冷たさの体を潤す水ですね。
朝ウナは、午後の気分がゆっくりして良いですね。ゆっくりしすぎないようにしよう。
おつかれさまでした。
[ 北海道 ]
四日連続で来ました。限られた空間で、同じ動き方を繰り返す中で自己流の作法のようなものが出てきます。
毎日、こうすればよりととのうかも…と。ちょっとした工夫を加えていくのが楽しいですね。
本日は人間魚焼き法。ボイラーの前に数秒立ってみました…。
こちらのボイラーは縦長なので、全身に熱気があたります。…これは良い。同じ温度帯の刺激に慣れた身体に、しっかりと温度が伝わりました。
しかし動きとしてはイレギュラーなので周りの人をおどろかせないか少し気を遣いますね。
外気浴、今日も星が煌めいて雲が流れて隠してしまい、また現れては目を楽しませてくれました。
[ 北海道 ]
今日も来ました。年度末三日連続。締めサウナですね。
空を見上げると明るく輝く一番星。
今日はよく晴れていました。
寝そべっているのですが、その僅かでものすごく明るく感じる光に、吸い込まれていくようです。
と、思ったら背後には排水溝。
吸い込まれる?
ちょっとだけずれて寝そべり、また星を見上げました。
オリオン座が半分、屋根で切り取られた空からのぞいてました。
砂時計に見えたのは、なぜでしょう。
星屑が落ちてくる大きな砂時計があったとしたら、眺めているうちにのぼせてしまうな…
そんなことを思い巡らす平和な休憩でした。
温泉をはさんで5セット。
今日もお世話になりました。
明日から新年度、頑張りましょう。
7月新年度の方もサウナ楽しみましょう。
[ 北海道 ]
ふと外を見ると煙…
サウナ室のTVで全国版のニュースになっていることを知りました。
現場近くのさかえ湯さんも心配されます。
ヘリコプターが上空を飛び交うなか、こちらに向かいました。
7,8,12,10分の4セット。
三段目やボイラー前など積極的に移動しながら効率良く身体の前面と背面を刺激する方法を探りました。
ロードバイクに跨るかのごとく
TTで姿勢を低くするスタイルを取りました。
ツールドフランスのフォガチャルの若さの奇跡にあやかろうかと
夏のフランスの爽やかな気候とは正反対に近いであろう満員のサウナ室でうつむく私。
水風呂と休憩で、驚異の回復を得ようと思うと
見上げた外気浴の空にはヘリコプター。
現場を撮影するという明確な目的をもって空をいく物体に
明確な目的にしても果てしない道のりの先の総合優勝をねらうのとはちがうよなぁと
なんだかやるせない気持ちが湧いてくるとともに、
空の果てしなさを改めて感じた本日の休憩でした。
お怪我をされた方がおられないとサウナ室のTVで観たのでこうして書くこともできました。
事態が早く落ち着き、地域のシンボルが復活するとよいですね。
[ 北海道 ]
札幌の夕方。外は豪雨。でもサウナに向かう足は止まりません。ゴアテックスのパーカーに雨をパチパチあてながらミニ大通脇を駆け抜けチェックイン。
温泉で下茹。
寝湯で中茹。
温泉で後茹。
その間に5.10.8.7分と4セット。気分に任せて入るランダム法。
1セット目の外気浴に出る頃には雨はすっかりあがってました。その後もふられず、快適に外気浴できてよかったです。
茹で上がって帰りました。
体重計測定で2キロ強水分を失いました。
積極的に水分補給してのことなので、実質3000mlは失ったでしょうね…
牛乳飲んで海藻でもモサモサたべるのが良いかも。
レモンサワーも…
食べ合わせ悪そうです。
[ 北海道 ]
ミニ大通をひたひた走り抜けチェックイン。もう残雪も一部のみでした。
温泉で下茹でし、サウナ室下段から身体を慣らしていきました。
4、7、8、8、10分の5セット。中段、上段と層も上げました。
休憩は水風呂と外気浴の組み合わせ。
空の青色が、休憩のたびに濃くなっていき、深い青に染まりました。
雲が厚く、今日は星は見えませんでした。
また次回に期待です。
[ 北海道 ]
ミニ大通はまだ残雪の様子。脇道を駆け抜けて夕方チェックイン。
まずは温泉へ。じんわりと染みました。固まっていた思考まで柔らかくなっていくよう。温まりきる前に寝湯へ移動。じっくりと下茹でをしました。
ここから6セット。4、7、7、7、9、10分。
間には水風呂1分、外気浴。
以前は雪の中でした。暖かくなりましたね。月の位置も変わりました。本日は月が明るく、あまり星は見えませんでした。
良い時をみて、また星を眺めながら休憩したいと思います。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。