2021.02.21 登録
[ 北海道 ]
美泉定山は気づいただろうか。この土地の資源は豊富なお湯のみならず、支笏洞爺の清水がもたらす香しい冷水であることに。
たわわな雫の連なりがやがては一本の滝となる。打ち下ろされる冷水は、百会を滝ツボのごとくえぐる。
耳に残るトクサシケンゴの音楽が川のせせらぎにやがて消えていく。
見上げると四角く切り取られた空にたなびく鯉のぼり。
川の流れのたわみのようにうねり、何かを予感させる色とりどりの尾。端午の節句、健やかな成長への願いを風にのせる。
川のせせらぎと風のそよぎにやがて溶けていき、20分の間隔を狙って席を立つ。
住み慣れた街の資源の豊かさに脱帽し、滝と頭のてっぺんを合わせにいく。
「閃いた衝撃で全て忘れる」
最近気に入った句が、頭に浮かんで、やがて忘れた。
[ 東京都 ]
初訪問。木の温かみを光と呼吸で感じられる空間。ロウリュによりふんだんに使用された木が呼吸する。
桶はまるで木の肺。蒸気を木が吸い上げるたびに呼吸そのものと一体化していく。
ラップランドの外気を浴びながら窓を見上げると七色に移り変わる月。気のせいか荒く冷たい海の音が響いている。
地下の限られた空間に不要を削ぎ落としたように自然界への入り口が開かれていた。
他、結果だけ書くとすれば昨今で最も「空」に至った。素晴らしい体験。
[ 東京都 ]
2回目の訪問。宿泊で利用。池袋繁華街で味わう異空間。都市と自然界を結ぶ抜け穴。
薪サウナの煙と湯気。鏡越しに炎を見つめるり時間と空間の前後が不明確になる暗闇の空間。
他、ケロサウナにも岩サウナのアウフグースにも満足。
極端に疲労した体に体温程度の岩風呂がありがたい。じっくり体に圧をかけることができた。炭酸風呂も疲労回復に効果が高いと思われた。
[ 宮城県 ]
初訪問。正時のドライヤーによるアウフグースに2回耐えると伊達政宗に褒められた。最上段で風を受けると乳首が痛むほどの刺激の強さだ。シングルの水風呂がさらにチクチクと肌に刺さる。満身創痍かと思いきや、冬の泉ヶ岳から吹き下ろす湿った寒風がやさしく肌を撫でて慰む。戦など忘れて体を水風呂に投げ出してしまえ。深さも広さも兼ね備えた清水がそこにたたえられている。
[ 北海道 ]
初訪問。温泉の泉質と温度が良い。3種の温度帯。高温風呂にじっと入り、芯まで体を温めた後サウナ室に入りロウリュ。水風呂はきりっと冷えていた。標高1005m。空気は真夏でも澄んで風が心地かった。今度は十勝岳登山を含めて利用したい。
[ 東京都 ]
6セット。上野の空を見上げての休憩に満足。快晴。東京は桜が開花したものの今日は冷たい風。ストーブはストーンが豊富。温熱効果が高い。隣の席に座ると体が芯から温まる。壁に埋め込まれた石も背中をじっくり温めた。ソングライターのスタッフのアウフグースを受けた。ヴィヒタの香りがよかった。初訪問は良い記念になった。
[ 宮城県 ]
求めていた空がここにあった。
サウナ室は広く、最上段は天井に近いため行くには屈まなくてはならない。ドライサウナでここまで体感温度が上がるのかと思う。目線にある温度計を見ると92度。ふと気がつくと乳首が痛い。高温サウナだ。
水風呂は普通の温度。じっくりと入ることができる。広くはないので譲り合って入る。
外気浴ができるのが最高だ。程よく切り取られた空に大きな塊の白い雲が浮かんでいた。音楽が風に散りゆく雲の動きを劇的に演出していた。
[ 北海道 ]
宿泊にて初訪問。地元のお客さんが多い夕方の時間帯は避けたほうがくつろげる。ゆっくりとくつろぎたい場合は宿泊にて深夜と朝方の利用がよいと思う。朝方はサウナ室がカラカラに乾いているのでまずはたっぷりロウリュして湿度を上げるほうがよい。サウナ室内の掲示には柄杓に2杯までとある。混雑の時間帯は、と加え書きしてはどうだろう。まだ雪の残る野外での外気浴は最高に整った。休暇椅子に座り腕を頭の後ろに胸を張って空を見上げると月が16ビートで踊っていた。
サウナの後のフランス料理。これもまた、最高であった。人参のピクルスで作ったトントゥが、酸味の効いた食欲の魔法をかけ、メインの牛ヒレ肉はジュワッと北海道の旨味を身体に染み込ませてくれた。今度は仲間と個別のロッジも利用してみたいと思った。
[ 北海道 ]
サウナ室の壁にかけてあるヴィヒタが新しくなっていました。ロウリュによって充分な芳香が室内に漂います。素晴らしいですね。
入場制限が多いため、「タイミングをみて」入らないといけません。
[ 宮城県 ]
国道に現れる巨大な施設べカロポリス。パチンコ店カラオケなどもある複合施設。その中にある温浴施設。仙台では私にとっては新たなサウナ施設訪問だった。
入場してみて驚いた。
外気浴スペースにはリクライニング、ハンモック等が充実している。スペースも充分でゆとりがある。屋上に位置しているため、空が広い。
本日は美しい三日月だった。空を眺める(TVの音が聞こえない)外気浴。ホームでは身近にTVの音なくゆっくりと外気浴ができる施設がなくなった後、気軽に楽しめなくなっていた。こちらの施設で楽しむことができてありがたかった。
仙台の施設では休憩で空を眺めることができる。キュア国分町もそうだった。ありがたい。
当施設にはアウフグースのサービスもある。キュア国分町ではアウフグースはお休みのため、おそらく市内では貴重な存在だろう。一日数回実施しているようだ。
6のつく日は600円で入場可能だった。生ビールは半額の250円だった。ポケットに小銭があったので思わず一杯頼んでいた。走ってきたので問題ない。
帰りはバスでゆったり帰った。バスを降りるとハンモックのように三日月が輝き冬の空を休憩させていた。
歩いた距離 6.22km
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。