ミンガラーバー

2021.04.17

17回目の訪問

雨の中でしたが、自転車を漕いで今週五度目の入浴に来ました。温泉に入る瞬間を思い浮かべれば、雨に打たれるのもわるくありません。実際、入ったときには冷えた身体にお湯が染み入るようでした。
普通の市民が週に5回、無理なく来られる施設。中心部位置し、札幌近郊どこにいてもこられる地域の公共福祉の場所。こちらの施設には、私たちの日常に組み入れることのできる身近さがあるのと同時に、温泉、外気浴、適温の水風呂、多くの人々にひらかれた空間的なキャパシティと、他の施設では組み入れることの現状できていない貴重な特色があります。
全てが意図されたものではなかったのではないでしょうか。しかし、ルーティンを繰り返すほどにその設計が、札幌の良い風を呼び込むようにできているように感じられてきます。
限りなく極楽に近いオアシスのような場所。オアシスでありながら、日常的に誰もがアクセス可能な健康施設。どう考えても、これからの札幌に必要なのはビル、あるいは敷居の高い温浴施設などではなく、こちらのような万人の生活により近い施設だと思われます。どれだけ多くの人がこちらに通うことで、病気を避け、活力を取り戻し、休息を得ることができたでしょう。札幌を、北海道をもう一度愛することができたでしょう。そして夏以降、その役割を果たしてきた代替となるだけの力をもった施設は、どこにも見当たらないのです。
JRというのは、公共の設備でしょう。公の意識を欠き、目先の利益にとらわれた結果、大きな事業を起こす主体が地域の福祉に与える影響の大きさを、本日の寒空にみました。カラスが一羽飛んで行きました。地に足のつかない生き物もいるのだよなぁ、と上空から俯瞰するものの目線を想像してみました。蠢くものに気がつかず餓えなければよいですけれど。
五セットほどして、スッキリとした身体と頭で、帰路につきました。ミニ大通でなく、大通公園方面に向かい、ライトアップされたテレビ塔を見ました。ずっとそこにあるものが、こんなにきらめくなんて。今あるもので十分だと思います。

ミンガラーバーさんの極楽湯 さっぽろ弥生店のサ活写真
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極楽湯のサ活をいくつか読ませてもらいました、泣きそうなぐらい感動します、そして激しく共感、本当にその通りです
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