2020.07.18 登録
[ 北海道 ]
昨夜はそんなに飲んだだろうか、と訝しむ自分がいる。
飲んだのだろう、と少し遠い目になる自分もいる。
とにもかくにもととのえるか。
こんな日は朝日が暴力的に眩しい。
それでもじっくり蒸し上げて、重い頭を朝日に晒せば、少しはしゃきっとしてくる。
さあ、今日は東京に戻る日だ。新千歳空港の57番寿司で豪勢な朝ごはんとしようじゃないか。
[ 北海道 ]
今日は3件の仕事があった。札幌のクライアントのコーチングセッションのほか、東京のクライアントとZOOMでの打ち合わせと、大阪のクライアントの会議ファシリテーションをこなした。
今どきはそれぞれがいる場所も多彩だ。大阪のクライアントの会議は、大阪の本社のほか、久留米とベトナムのメンバーも参加している。
今年はベトナムの冬はとうとう20℃を下回らなかったという。今日は30℃に達するということだ。
さて、16時半にサウナに突入し、セルフロウリュでしっかりと蒸し上げる。
東の空には月が出ている。
17時過ぎても空は明るい。
そうなのだ。冬が過ぎれば、明るいうちから飲むという愉しみがやってくる。
こんな日は窓際の席やテラス席がよいのだが、札幌ではなかなか思い当たる店がない。
まあ、よい。Google先生に頼って、ふらりと街に出ようではないか。
うん、しっかりととのった。さあ、今夜も酒が美味いぞ。
[ 北海道 ]
早朝からひとりととのえていると、豊平川のはるか彼方から朝日が登ってくる。
薄暗いサ室にオレンジ色の朝日が鮮やかに指す。
腕に浮かんだ無数の水滴が水晶のように輝く。
不意に頭の中でモーツァルト交響曲第41番が鳴り響く。
ああ、そうか。沈黙の艦隊か。
大沢たかお演じる海江田艦長は実に良かった。
キングダムの王騎将軍とはまた違った迫力がある。
んっふぅー♡、急速潜航ですょぉ〜。
などと、鎧を着た王騎将軍が原潜のブリッジに立つ姿を想像してしまう。
うん、そうだ。それがいい。近いうちにテントサウナの時に、モーツァルト交響曲第41番を流してみようじゃないか。
[ 北海道 ]
札幌出張の夕ご飯はノルベサB1の活一鮮と決めている。
寿司を美味しくいただくためには、サウナでととのえるのが一番だ。
というわけでひとりでしっぽりセルフロウリュを決めつつととのえる。
うんうん。今夜も寿司が美味そうだ。
[ 大阪府 ]
大阪滞在時は大東洋が定宿なのだが、梅田近辺の地理は把握できてきたので、新エリアを攻めようということでなんばにやってきた。
アムザはサウナが工事中というので、調べてこちらへ。
神戸サウナ&スパ至近の神戸クアハウスがノーマークだったように、アムザ至近のグランドサウナ心斎橋も全くのノーマークであったのだ。
昨晩のチェックインが会食の後の深夜だったので、そのまま就寝した。
さて、6時に起床し、サウナへ向かう。
サ室はセッティングが実にいい。温度湿度ともに十分だ。比較的強めのセッティングだが、ひな壇の段差が結構あるので、猛者から初心者まで満足できるサウナであると感じた。
そしてオートロウリュが良いではないですか。30分に一度けっこうたっぷりの水が注がれるのだが、サ室が広いのでそこまでのパンチはない。そもそものセッティングが良いので、このくらいがちょうどよいと感じる。
水風呂の前の打たせ湯がまたよい。私は水風呂の前は不感温度のかけ湯で汗を流すのが好きだが、こういうのも実に良い。
水風呂の温度も16℃弱の良いセッティングだ。
内気浴・外気浴もあちこち椅子・ベッドが配置され、バリエーションに富んでいる。
なんだなんだ。すごく良いサウナではないですか。
なんばのお客さんに鍛えられているだけのことはある。
来月は久しぶりにアムザにトライするつもりであるが、これは、どちらを常宿にするか、悩みそうな気配である。
[ 兵庫県 ]
昨夜はザギンでシースーという寿司屋で夕食をいただいた後で、スパのレストランでうっかり角のボトルを入れてしまった。
ので、今朝目を覚ました時はまだほんのり酔っていた。
サ室でもあまり粘らずにじんわり身体が温まったところで出て、いつもの外気浴でなく、浴場内の椅子で休むことにする。
ああ、落ち着く。
1セットにたっぷり30分かけて、都合3セット。
こんな体調ではととのいはしないが、ゆっくりくつろぐことができた。
そして、アルコールもすっかり抜けたような心持ちだ。
さあ、今日はもう一軒行かねばならぬサウナがある。
今月いっぱいで建て替えのために長期休館するという神戸クアハウスを訪問するのだ。
さあ往かん。
[ 京都府 ]
少し遅めの7時に起床。
セルフロウリュサウナは今朝もしっかり熱い。
気温は4℃。大判タオルを足先までかけて、流れる雲を眺める。
出遅れたので1セットで切り上げ、レストランで朝食をいただく。
嬉しいことに、今朝は塩鯖と温泉卵があるではないか。
まず生野菜をいただき、湯豆腐をいただき、そこから塩鯖で白飯を攻め、納豆と温泉卵で追い討ちだ。こんにゃくやおくらなど、ちょっとしたおばんざいも嬉しいではないか。
さあ、充実の朝。今日はこれから西宮だ。
[ 千葉県 ]
1泊2日のプチサ旅3風呂目はグランドサウナ船橋。
早朝に家を出て、レインボー本八幡→ジートピア→グランドサウナ船橋と、老舗サウナをハシゴしている。
さて、サ室はレインボーやジートピアと違って低温しっとりタイプだ。室温は95℃。しっかり熱くて、心地よい。鶯谷のサウナセンターに似たセッティングだ。
水風呂は以前より冷たくなったとの表記があるが、もうひと息冷やしてもよいか。
しかし、それにしても、レインボー本八幡はヴィーナスのヒップを眺めながらの水風呂だし、ジートピアは人魚のバストを眺めながらの休憩なのだが、果たしてグランドサウナ船橋はヴィーナスのふとももを眺めながらの水風呂なのであった。なにこれ?千葉の伝統なの?
浴場内のととのい椅子でくつろげば、ああ、やはりここも年季がだいぶ入ってるなぁ、と思う。
テレビ東京で絶メシというドラマがあった。後継者がおらず現店主の代で終わってしまうかもしれないという食堂を巡るドラマなのだが、今日まわった3件の施設も老朽化が進んでいて、大規模改修や、あるいはビルの取り壊し時期が迫っていてもおかしくない。
名古屋のウェルビー名駅も入居しているビルの取り壊しのため閉店を余儀なくされたことを思うと、来れるうちにじっくり味わっておきたいものだ、と思う。
さて、これから千葉駅に移動である。それこそ、大規模改修によって甦ったというふらるというサウナに行くのだ!いざ!
[ 千葉県 ]
1泊2日のプチサ旅2風呂目は船橋のジートピアだ。
平日、半日の空きがあれば都内のサウナ。まる2日空けばソロキャンプ。時には週末も使ってしきじやら湯らっくすやら大垣サウナに遠征という遊び方なのだが、かえって船橋などは中途半端な近さゆえに来る機会がなかったのだ。
さて、腹が減っていたので、まずはレストランで朝定食をいただく。目玉焼きと納豆とおしんこというシンプルで良きご飯だ。
朝ごはんの後は同じフロアのリクライニングシートでしばしまどろむ。小1時間もしたところで、掃除しますよー、との元気な声で起こされる。
さて、浴場へ赴き、まず高温サウナへ。うーん、熱い。レインボー本八幡と同様のストロングスタイルだ。
水風呂は地下水だという。ストロングスタイルのサ室は、蒸されるというより焼かれるという感覚なので、肌が直接水を吸っているような気さえする。
浴場内のととのい椅子で休めば、ああ、良い気分だ。
2セット目はセルフロウリュができる低温サウナだ。
うん。温度湿度ともよい塩梅だが、それにしても年季が入っている。背のあたる部分など、壁が背中の形にえぐれているではないか。
ボロいというのと年季が入っているというのは紙一重だろうが、むう、なかなか際どい線上にあるな。
後半は私ひとりになったので、ロウリュしながら、リラックスして蒸すことができた。
外気浴と書かれた扉の先には、予想外の小部屋があり、椅子がずらりとならんでいた。
プロジェクターで薪が燃える映像が流れている。これは1/fゆらぎ効果というのか、キャンプでも焚き火を眺めながら酒を飲む時間が好きだが、揺れる炎というのは良いものだ。
すっかり良い気分になって退館。
今朝は目が覚めてすぐに家を出たので、iPhoneも AppleWatchも充電が切れそうだ。船橋グランドサウナに行く前に、コメダ珈琲で充電タイムにしようではないか。
[ 千葉県 ]
1泊2日のプチサ旅1風呂目はレインボー本八幡。
身体を洗い、まずはオートロウリュのある瞑想サウナへ。
室温はマイルド。湿度はたっぷりで、樹木系のアロマの香りが濃厚だ。うん、心地よい。
毎時オクロックにオートロウリュがあるというが、サ室にインしたのが7:52。うん、じっくり蒸して、仕上げのロウリュを楽しめそうだ。
じっくり待つこと8分。むむむ。むむむむ?
オートロウリュないぞ。。。と思っていたら8:03にようやくジャバーっと水が流れた。
レインボーは高温サウナの最上段のドSっぷりが有名であるが、いやいや、瞑想サウナのオートロウリュもなかなかのものだ。
しっかり蒸しあがって、ビーナス像の豊かなヒップを眺めながら水風呂に浸かる。
そして扇風機の風を浴びながら休憩すれば、ああ、なんか初セット目からととのってしまいそうだ。
2セット目は高温サウナへ。本来、高温低湿は好みではないのだが、レインボー本八幡に来たからには神の座す場所とも言われる最上段を試さずにはおれぬ。
低湿なので最初はそれほどでもないが、しばらくすると、ビーチクが痛んでくるのだ。
耳も痛んでくるので、タオルを忍者巻きにして顔全体を保護する。これでだいぶ楽になる。
ううむ。それにしても、この高温はツラいだけであまり楽しくない。
というわけで一段降りた。神の座にいたのは僅か3分ほどだっただろうか。やはり人は神にはなれぬ、な。
さらに座すこと数分。十分に発汗して、水風呂で締めて、身体を拭いて、更衣室の椅子にバスタオルを敷いて休憩。ああ、これ、けっこういいな。
今日は3施設回る予定なので、1施設につき2セットに留める計画だ。
朝風呂1時間1,100円也なので、さくっと退館。
さあ、次行くぞ!
[ 北海道 ]
やって来たぜ!人生2度目の白銀荘!
今週降雪がほとんどないことは天気予報アプリで確認済みだ。ので、雪へのダイブはカッチカチのコンクリートにダイブするようなもので、危険である。
昨日、江丹別マージナルサウナでさんざん雪ダイブを楽しんできたから、まったく問題ないのだ!
ああ、それにしても、やっぱり白銀荘良いな。
真っ白な山が殊に良い。あの噴煙が上がっているのが十勝岳か。
露天風呂の岩は、湯気が凍結して造形された羽毛のような白い氷に覆われていて、まるで芸術のようであり、本当は羽毛に覆われた一個の生き物ではあるまいか、とさえ思わせる。
空は青く、風はなく、雪は白く、世界はなんて美しいのか。
さて、冬の白銀荘はサ室→水風呂→外気浴→露天風呂という4サイクルが良い。
マイナス15℃では、さすがに長い時間の外気浴は難しい。露天風呂で半身浴をしながらの休憩がちょうどよいのだ。
そしてマイナス15℃ともなると、髪の毛がパリパリと凍ってくるのだ。これがまた楽しい。
たっぷり3セットを楽しんで退館。
この後は富良野で犬ぞりを体験してから東京に戻るのだ。
ああ、最高のサ旅だったなぁ。