乾 雅人

【女神の雫】
ほぼ1ヶ月ぶりの新小岩レインボーか。
ここに向かう時、道中のワクワク感が凄い。
入口…明日(20日)は女性お笑い芸人のアルバトロスしんさんがゲスト熱波師らしく、商店街に面したモニターにご本人の宣伝動画が流れている。どっかで見たような…と思ったらアルバトロスしんさんはツイッターで相互フォローの芸人さんだった。いつか機会があればサウナでお会いしてみたい(番組ちゃうのかい！)

15時IN
空いてる。すでに素晴らしい。
高温サウナへ…先客3名、うひょー！素晴らしい。
一直線でストーブ脇上段へ陣取る。
これだ、この熱さだ。俺が欲しかったのは。ふーーっと自然に深い呼吸になる。
混雑に加え、マナーが信じられないほど悪いお客さんが増え、しばらくホームの赤坂から足が遠のき、ここが今一番ホッとするサウナのような気がする。
お客さんが少ないからか水風呂も最高に冷えている。
16時のロウリュと熱波へ。
へぇー、いつの間にか女性の熱波師が入っているらしい。緊張からかロウリュの説明がたどたどしくて応援したくなる。
タオル捌きはどうしてどうしてなかなかの腕。下段のお客さんに送る風が上段にまで上がってくるほど。
2回目とお代わりを大団扇で背中にお願いして水風呂で2分以上冷やして…
女神像下の椅子に座る。
ここは女神像から水風呂に向かって落ちる水が霧雨の如く小さな飛沫となって
椅子に座る者の肩、顔に降ってくる。
それは常時というわけではなく、不定期に。
この雫のタイミングに当たるとなんだか「おつかれさま」と降らせてくれるような気がして…最高に気に入っている場所。

錯覚ですよ、錯覚。

トルネードぐわんぐわんを味わって、夜の打ち合わせに向かう。

レインボー、あざす。

【やっぱりナメちゃいけない】
時差投稿。水曜19:00 IN
サウナの前にファイテンのチタンなんやらの岩盤浴を一度やってみて欲しいとお願いされたのでまずは岩盤浴ゾーンへ。別料金なので特別感、ありますねぇ
真ん中のストーンストーブにphitenのロゴ、なんでも床・壁・天井の全てにファイテンのアクアチタンとやらが使われているらしい…よく見るとラクーアのロッカーキーにはファイテンのロゴが入ってる！知らんかった。
温度計みると55度位かなぁ…もわっと温い感じだけど、汗がジワジワジワジワとまあまあの勢いで。へぇ、意外に時間置かずに汗が出るもんだねぇ。
私語禁止だけどカップルがイチャイチャ、ぺちゃくちゃ。そりゃそうだわな。
15分入ったけど、岩盤浴に水風呂があるわけでなく、ととのう訳でもないので岩盤浴ゾーンを後にして浴室へ。
なにやらサウナ部風の皆さんが「おつかれさまでーす」「おう！」「まずはウォーミングアップですか？」「いや喫煙所行ってくるわ」などとロッカー室で。
なるほど、と耳栓装着。
20時のロウリュ。 ぎっしり満員！
奥だけにある3段目に座りたかったけど、5人ほどしか座れない3段目はいっぱい。
2段目に座る。ラクーアはアウフグースがない。ロウリュからのタオルによる蒸気拡散を前屈みになって背中に浴びる、お祈りスタイル。
これ、良いんだよなぁ。
ただ中段だと少し足りない、熱が。
休憩、ぐわんぐわんまであと一歩。
2セット目は高温サウナで12分。
一旦、あちこちの風呂に入ってリラックス。
3セットは21時のロウリュ。
3段目、座れた！
あちーーー！これだーー！
水風呂入ると背中がジンジンとしてる。
露天風呂入口にあるリクライニングベッドがたまたま空いて座る。
と…高速トルネードぐわんぐわん。
あー キタわ。
やっぱり、ラクーア3段目のロウリュは体に合ってるなぁ。
いやぁ素晴らしかった！

【毛蟹と大根の鍋、その前に】
年に一度、美味しいモノ好きの3人で稲荷町のふぐ料理店で鍋を食べる会をかれこれ6年続けている。
サウナイキタイで稲荷町を検索するとコチラの名前が。ふぐ刺し、焼きふぐの前に自らを蒸しておこうと16時 初 IN

入口で人間くらいの大きさの赤い彗星シャア専用ザクが迎えてくれる。分かる人はおじさんかなぁ…
派手なグリーンのロッカーは年季が入っており、カーペットも擦り切れている。
これまたグリーンの館内着に着替えて2階の浴室で自販機を探すが、飲み物の自販機は3階(小銭要ります)
2階浴室の引戸を開ける…あー 昔っぽい感じ。外光も入って、これはこれで悪くない。
カランは長年の水垢がついて白っぽくなっているけど、シャワーの水量はある。
椅子は二脚なのね。
椅子の横に水分補給のタンクと紙コップ。良い気遣いだ。
スチームと92℃と表示のドライサウナ。迷わずドライサウナへ…ビート板持って奥のストーン前、上段に座る。
ベテランのサウナ紳士が三人、下段でのんびりと過ごしている。
あ、なかなか良いんじゃないか、と背中が熱を感じて訴えてきた。
16時と20時にロウリュがあると書いてあるが今日はどちらも体験できないのが残念。
この熱さならロウリュはかなり良いんだろうと想像できる。
ストーブ横にサウナストーンは北海道十勝岳のモノと書いてあるけどどうやって持って来たんだろとか思っているうちに12分。
水風呂…17℃表示だけどサ室側の水が出ているサイドに入ると羽衣外しができる。浅いけど、段差に頭を載せるとプカーっと、仰向け状態になれるのが素晴らしい。仰向けだと2人しか入れないけど空いているからね。
しっかり冷やして休憩を…軽いぐわんぐわんが始まった。
全然悪くない、むしろこの昭和感と地元のサウナ紳士に愛されている感じは…
30年以上前、田舎(岐阜)に居た頃何度も通った若造には場違いなストロングスタイルサウナを思い出させ、急に瞼の奥から汗が出る。
当時、「あまみ」なんて呼び方もなく
腕や腿の血管が内出血してるとビビってじろじろ見てた大学生の僕に
「サウナと水風呂がちょうどええとそんなんなるんや、気にせんでええよ」と身体中に絵が描いてあるおじさんが教えてくれたっけなぁと。
4セットを気持ち良く過ごし、浴室裏側の階段から1階へ向かおうとすると、そこにもととのい椅子があった。
そっか、こっちはテレビの音もなく(浴室にも音量高めのテレビがある)休憩できるんだな。
施設は古いし、昨今のサウナブームとはちょっと掛け離れているが素晴らしいサウナを後にして、美味いビールとふぐを食べに出発です。

【続・見上げてごらん、夜の星を】
「すげー良かった」とLINE送ったサウナ女子から私も行きたいと仰せつかり、中1日でラッコちゃんに会いに18:00 IN
日曜日の混雑もスーパー銭湯なら諦めがつくという感覚になんとなくなっている。

※先に女子の感想: サウナ女子は岩盤浴がずっと貸切だったのと熱さ・湿度がめちゃ高い事、水風呂が女性用には珍しくキンキンに冷えているのが気に入ったとのこと。
トマト酸辣湯麺 辛さ＋1 が美味。

さて、僕のサ活。下駄箱の鍵が二階のロッカー番号だったので二階で裸に。
日曜の混雑に耳栓は欠かせない。毎回使用後の水洗いと乾燥、アルコール消毒はルーティンになった 笑
19:00〜の爆風ロウリュを受けるか迷いながら、とりあえず洗体。チンピリの湯でチンピリが我慢できなくなるまでチンピリ 笑
名付けた人、素晴らしい。
この前ハマったチンピリからの高濃度炭酸泉でうひゃひゃーのチンピリチンピリ。
1セット目のサ室へ
おーっ 中段・3段目、ズラーッとサウナ紳士が並ぶ、壮観。
サウナハットのお客さん、多いな。
ヒーター前、中段に座り11分ほど。チンピリが長かったせいか、この前より熱く感じる。
シャワーを浴びて水風呂、奥の椅子に座ると金曜日に見た星が雲の合間から。
カラン上にある丸いライトがぼんやりする感じに軽くキマる。
確かにお客さんは多い、けどマナーは総じて良い人多し。グループで来ている人が少ないのかな…整然と汗を流し、椅子に座って瞑想。
みんなココが好きなんだなぁ。
19時の爆風ロウリュとタイミングが合ったので結局入る。
ストーン前、中段。入口には立ちのお客さんも。
三回目の爆風は背中にしてもらった。
背中爆風、コレ良いですね。
水風呂、14℃、がっつり冷やして渦巻きぐわんぐわんが来ました。
途中、またチンピリ湯に入っていた時、お年を召した方が血圧が高くなったのか具合悪くなられて転倒。しばらく座って店員さんが介抱していたけど大丈夫だったかな？

21時。サウナ女子と食堂で待ち合わせてサウナ飯。
ここの餃子、すんげぇ美味いですね。
確かに醤油つけなくても全然イケる。
びっくりしました。

中1日のSKC、堪能しました。

【見上げてごらん、夜の星を】
午後、ベトナムのテレビ局の皆さんとのテレビ会議を終え、某サウナ番組プロデューサーから勧められたコチラヘ16:30 初IN。

受付の女性がとても感じがいい。
夜中3時まで何時間居ても1500円て、凄いな。
それにしてもドラマ「サ道」でもナカちゃんさんが言ってたようにお年寄りが多い。
ここは確かにシルバー世代の楽園だ。
小さめのロッカーの中へ洋服をギュウギュウ詰めて、浴室へ。
うわぁ、色々な風呂があるなぁ。楽しい、凄いわ。
カラダを洗って…有名なチンピリの湯、効仙薬湯へ。漢方の匂いが「カラダに良いぞ」感を煽る。
あ、チンピリしてきた…おー、コレがチンピリかぁ…更にチンピリを満喫する為には、そのまま高濃度炭酸泉へ、だと聞いている。うひゃーこりゃチンピリチンピリ 笑
さて、サウナはどこだっけか…あ、外だ。
クーラーボックスに氷がいっぱい。その横に部活とかでお馴染みのウォーターサーバーにレモン水。そして自分のペットボトルを入れておく「どぶ漬け」もあるんだな。いちいちロッカーまで戻らなくてもちゃんと水分補給できるようになってる。
サ室のドアを開けたとこにあるタオルのサウナマットを取って…うわ、広いなぁ。
3段、一番奥は1段、横長のサ室、手前はヒーター、奥はサウナストーンか…かなり熱い。空いているのでとりあえずストーン前の上段に座る。
うわー 熱いな。あっという間に汗が吹き出す。上段、凄い。これは素晴らしい！
10分後、露天の水風呂へ…水風呂脇にカランが２つ、熱いシャワーで汗を流せるようになってるのかぁ、ホントによくできてる。
水風呂の温度は14.5℃ バイブラ有りでガツーンと冷える。何気に露天の水風呂は初めてだ。
カラン奥のひとつだけあるグリーンの椅子に座って誰もいないベンチに足を置く。

どこにでも現れるペチャクチャ若者トリオがととのい椅子前にある露天の草津の湯ではしゃいでいるので耳栓を取りに行って2セット目と3セット目を。
見上げると星が出ている。耳栓の奥で自分の鼓動を聴きながら星を見る。
19時、名物「爆風ロウリュ」の時間。ブロワーで熱風を浴びながら「赤坂オリエンタルの上段で浴びる火傷も厭わないアウフグースってやっぱ狂ってるんだなぁ」と 笑
水風呂に行くと13.7℃！
あ、ロウリュに合わせて水温下げるのか…心遣い、凄いなぁ。
椅子に座り、星空を眺めていると、渦巻きぐわんぐわんが始まった。
セルフロウリュタイムは照明が落ち、テレビも消え…
なんて素晴らしいんだ。
SKC、噂以上の場所だった。

【向かいの肉屋でコロッケを買うべし】
車で自宅を出て、さてどこに行くかなぁと…都心に向かうのをやめて第三京浜へ。
ここの向かいに人気のお肉屋さんがあり、コロッケかメンチカツを買って、ひとつだけ食べて…あとは帰りに食べるのがルーティン。
肉屋のコロッケって美味いすよねぇ。
15:30 IN
リタイアされてる年齢の皆さんでそこそこ賑わっている。
露天の方から外光が入って湯気にけむる浴室が美しい…しかし人影はみな老人。
コロナなどどこ吹く風、スーパー銭湯はどこもご老人が元気すねぇ。
サウナへ。
5段の大きなサ室、最上段へ。
ガスの遠赤外線ストーブ。サ室の扉が二重だからか人が少ないからか、そこそこ熱い。
12分、しっかり熱を入れてサ室出たところにあるかけ湯で汗を流し、水風呂へ。動線は完璧。
17.9℃…問題はここだ。
うーん、サウナは悪くないんだけど、ここの弱点はこの温度。
せめて16℃、できれば15℃台なら完璧なんだけどなぁ。家から近いし、通っちゃうんだが…浴室の椅子に座ってしばしそんなことをボーっと思う。
2セット目は露天にあるベンチで夕暮れを見ながら…やっぱり水風呂の温度が残念。
3セット目、17時にあるロウリュ。ここはバケツに焼石、そこにアロマ水、客は下段に並んで団扇で扇いでもらい、入れ替わるスタイル。
「お代わりいくひとー？」と言われるが既に蒸気も無く 笑
また最上段で12分いっぱい蒸されて水風呂へ。
休憩するもやはりぐわんぐわんは無し。
一応の軽いスッキリを味わって…あちこちの風呂に入って18:30 OUT
クルマに置いてあった残りのコロッケをコーラを飲みながら食べる。
美味いコロッケは冷えても美味い。

さぁて釣りの準備をしよう。

【カオスも含めて味わう】
時差投稿。ロケ終わり、金曜夜20時半にIN。
近くのコインパーキングが20時過ぎると最大料金が400円て凄いな。
思ったよりも銭湯感がなくてびっくり。
タオルセットとサウナ券を自販機で購入。タオル大小、アカスリタオルも付いてくる。
浴室、うわぁ、広いじゃん。あっちこっちにお風呂がいっぱい。
カラダを洗って…初の場所では一旦あちこちを見て回って風呂の温度とかを確認。
お湯がピンク色(かき氷のイチゴミルク色)に染まった「リンゴ入浴剤」がアツ湯。
その色よ 笑
炭酸泉もあるんだな。それと半露天風呂。
ピンク湯に浸かって温まる。アチーな。
サ室へ…スゲー、三段のサウナに男達がびっしり。サウナイキタイのサ活に上段がかなり熱いとあったので行きたいところだけど…空いてないので一番奥のストーブ脇中段へ。
出入りが多い割にストーブ脇だからか充分。角度的に12分計が見えないので、テレビのCM(おそらく2分半)とCM間の本編尺で適当にイメージするという職業技 笑
水風呂へ。
サ室出てすぐ、導線もよく大きな水風呂だなぁ。手桶で汗を流してカラダにかけるとキンキンではない感じ。頭まで潜る人、顔を浸ける人、四人で円陣を組んで盛り上がる若者…カオス 笑
かなり長く浸かってから、これまた正面にある石製の長いベンチへ。なるほど、導線完璧。
軽いぐわんぐわん。
若者グループのはしゃぐ声、子供の奇声、騒々しいけど、このお値段で「静寂」を求めるのはナンセンスだよな、と。
耳栓持ってるけど、このカオス状態も含めて味わうことに決めた。
広い炭酸泉へ。あ、コレ良いな。
「えんやの銭湯イラストめぐり」を見ながら長めに浸かる。
2セット目の休憩は露天のこれまた石製ベンチで。
露天風呂にも円陣を組んで盛り上がる若者と人気芸人が干された理由を語りあう若者2人組。
ホントに若者はツルむのが好きなんだなぁとしみじみ。
そう言えば、独りの良さっていつから知るんだろう…
僕は元々独り好きなので趣味にしているものは基本独りで出掛けるものばかりだけど…
3セットを終えて食堂に行ったら終わってた 笑
いつかまた来ます。

【サウナドラマの功罪】
打ち合わせ終わりに19:30IN
ロッカーは上下2段、通常の半分の大きさのタイプ。傘立てが玄関に無いので…今日みたいな雨の日は傘を入れるとロッカー内が濡れるのだが、みんなどうしているのだろう…と思いながら館内着に着替えて浴室へ。
浴室前のロッカーで今度はすっぽんぽんに。
若い人多いな。
カラダを洗って高濃度炭酸泉に浸かってサ室へ。デジタル表示は93℃
3段タイプ、中段・上段にズラッと並ぶ男たち。お客さんが入れ替わりに出たので上段ストーブ前へ座る。
中段と下段に座る若いサラリーマンらしき3人が絶賛会話中。テレビの音量も大きいのでサラリーマン3人の話し声も負けずに大きめ。
サウナビギナーを伴ってきたベテランらしきお客さんも他のサウナの話をビギナーさんにレクチャーしてる。
12分、まずまず発汗。大量の唐辛子が網に入った水風呂へ。
そこそこ冷えてて、あー気持ちいいなぁと思っていたら汗流しカットのデブっちょがザブザブ入ってくる。背中に毛がいっぱい生えてる男性ホルモン多めのデブっちょの出入りが起こす大波にも負けずにしっかり冷やす。
半露天風呂の方にある外気浴椅子4つは埋まっていたが浴室内の椅子(3脚)は全部空いていたので高濃度炭酸風呂のへりに脚を伸ばして座る。
あ、軽めのぐわんぐわん来た。
サ室も混んでるし、テレビの音量も大きいので耳栓を取りに行って2セット目。
やっぱり耳栓買って良かった。完全な防音とはいかないけど、気にならない程度にはなっている。
水風呂から見ると浴室内の椅子は若者がゲラゲラ笑いながら休憩中…外気浴の椅子へ…こちらも若者2人がぺちゃくちゃ中だけど耳栓でなんとか遠くの声くらいになっている。
3セット目。浴室内の椅子はゲラゲラ笑っていたさっきの若者がまだ座っており、外にもぺちゃくちゃ中の若者。
テレ東のサウナドラマを観ていたサウナーはドラマの出演者が「役柄」上で休憩椅子に座って会話していたのを観て、それが当たり前になっているのかなぁと。
長い時間椅子に陣取って、他のお客さんが静かに束の間、1日のモヤモヤやイライラを解消し、休息をとるのを邪魔しても構わない、気にしない…となってしまってはいないだろうか。
サウナブームに拍車をかけたドラマの功罪。
話したいことがあるならレストランか喫煙所かロビーで延々とやるといい。
サ道2があるなら北欧の外気浴の椅子では三人無言の芝居の脚本を書いてもらいたい。
座る椅子が無いので、ジェットバスの縁に腰掛けて休憩しながらそんなことを考えていた新宿歌舞伎町の夜。

【これは蒸気の神を崇める五体投地か】
初ラクーア。正直ナメてました。
19:30IN
カラダを洗ってどのサウナに入ってみようかな…と思っていたら「20時のロウリュ始めまーす」の声。
とりあえず行ってみっかと大箱の中高温サウナ「ヴィルデンシュタイン」へ。
満員。手前側は2段。奥は3段。
ギリギリで入ったので手前側の上段に詰めていただき座る。ありがたい。
ロウリュは3回に分けて…
「前屈みになって背中で蒸気が降りてくるのを楽しんでください」
巨大なストーブにミントの香りの水を回し掛け、タオルを振り回す熱波師に向かって全員が五体投地の如く頭を垂れ、蒸気の神と化した熱波師を崇め奉るサ室。
なんかすげぇぞ。
一回目、お！結構アチアチだ。
ひとりひとりに熱波を送るのではなく、タオルであおいで搔きまわすのか…なるほど。
2回目、出て行く人がチラホラ。
3回目、これは素晴らしいな。
水風呂は渦巻きの形の階段を降りる。
水温計は15℃だけど2分以上入っていられる感じ。
水風呂の近くにあったベンチに座るとぐわんぐわんが始まった。一発目からこれはスゴイかも。
長めに休憩してから浴室を散策。露天風呂に向かう途中に椅子3脚とリクライニング風椅子が2つ。水風呂から遠いので導線的にはイマイチかなぁ。
高温サウナ「オールドログ」で2セット目を。テレビ無し、音楽無しで暗め。
12分。ここも良い。
なんと2セット目もぐわんぐわんが始まった。連チャンは珍しい。
21時、先程の「ヴィルデンシュタインでロウリュが始まるので今度は奥の上段、ストーブ横に陣取る。
2回目のロウリュで僕の横にいたお客さんはストーブから遠くに離れていくくらい熱い。
3回目のロウリュは赤坂オリエンタルの1段目よりは完全に熱い。上段のストーブ脇はご馳走だった。
これは完全な予想外。蒸気の神、なんて素晴らしいんだ。
水風呂に入った途端にぐわんぐわんが開始。
これまたいつまでも入っていたいヤツ。
2分以上入って出るときには手すりにつかまりながらベンチへとふらふらしながら 笑
で、ミントの蒸気を吸った為に喉がスースー、ホールズの一番強いキャンディを口に入れた感じ。
そして、体は何故かフツフツと全身が泡立つような…あれ？俺自体がサイダーになっとるやん。
こんな感じは初めて味わう。
これ以上無いと思われたモンゴルのテントサウナでの究極のととのいに匹敵するくらい。
自分の体調とビタビタに合ったのかもしれないが完璧なリラックスを味わった。
いやはや東京ドーム ラクーア、完全にナメてました。

麻布十番でロケハン、昼ごはんに焼魚を食べて16時にIN。念のため耳栓持参で。
ガラガラかと思いきやお客さんがチラホラ。墨が入ってる人も数人。
グリーンのサウナパンツを履いて…
韓国系のサウナはこれ多い。
久しぶりのAdam&Eveのサ室。
上段にヘニョヘニョになったフライデーが…袋とじも開いていた。
ペラペラとページをめくり、知り合いのグラビアを見つけて、頑張ってんなぁとしみじみ。
転がっている五分(だと思ってる)砂時計をひっくり返し10分(だと思う)後、シャワーを浴びて水風呂へ。
キリっとした水風呂、素晴らしい。
休憩はアカスリ前の窓際で。
2セット目の前にロッカー室にあるインタフォンでオロポ(カリ※ここではそう呼ぶ)を頼む。
数分後、店員さんが持って来てくれる。
これも韓国系サウナの特徴。
2セット目へ。
タイミング悪く、大声であちこちのサウナを批評する若者2人組、会社の先輩後輩らしき3人組は出張する先でどこの風俗へ行くかの相談をサ室で…
一旦サ室を出て耳栓を取りにロッカーへ。
耳栓デビューのとき。
ありがとうAmazon。
サウナ評論若者の甲高い笑い声が遠くで聞こえる。風俗好き会社員の話も遠くで…
耳栓良いなぁ。
墨の入ったお客さんは静かに自分と向き合っている。
侠だねぇ。
下の休憩室はなんの仕事だか分からない男たちがソファで横になっている。
入場料も高いし、ここはブームとは無縁であって欲しい西麻布の魔窟。
さて、会食の時間だ。出掛けよう。

背中にガツンとくる熱さが欲しい。
休日に来るのは初めてだけど…16時半にロングコースでIN
移動中にAmazonに頼んだ耳栓が来たとLINEあり。
持って来なかったけど大丈夫だろうと思って浴室に入ると大声で笑い合う若者グループ…
まずい、これは失敗した。
カラダを洗って17時のロウリュに。
おー 満員だ。
休日はお客さんが多いんだなぁ。
タオルをぶん回し始めるとゴリっと熱くなる。
熱波二回とお代わりいただいて、さらに5分蒸されて水風呂へ。
ん？今日は冷たくないな…心無しか水も濁ってるような
足の指先までしっかり冷やすのにいつもより時間がかかる。
お客さん多いからかなぁ。
女神像下の椅子がたまたま空いたので座る。
若者グループ3人が水風呂に飛び込んで手桶が水風呂フチから落ちる…カコーンと響く音。
若者は無視して「つめてぇー！」とはしゃぐ。
3人でぴったりくっついて水風呂に浸かりながらぺちゃくちゃと話し、笑い声を上げる。
ととのうとかの次元ではなくなった。
仕方ない、休日にサウナに来たせいだ。
諦めよう。
一旦浴室から出てフロントで耳栓購入。
グニャグニャしてる発泡ウレタンのヤツだけど無いよりマシかと。
通常の1セットのあと、19時のロウリュ時には若者グループが居なくなり
水風呂もなぜか綺麗に…そしていつもの静かなレインボーへ…檜風呂から短めの水風呂、仕上げの洗体で終了することに。
3時間コースにしても良かったな。
それにしてもどこのサウナも若者グループはサウナ・水風呂・休憩が全員同じタイミングで揃って出入りしているけどどうなってるんだろう？
「俺、もうちょい入ってるわ」とか言えない雰囲気なのかな…
そして「おしゃべりはあとでレストランでしようぜ」と仲間内で言えない感じなんだろうな。
帰宅してカバンにAmazonから届いた耳栓を仕舞った。

Amazonで発注した耳栓が未到着…
東京駅にクルマで迎えの約束があり、
どこのサウナで時間を過ごすか迷った挙句の16時半にIN。
エレベーターに「待ちが発生する場合がある」云々の貼り紙。
あ、混んでるのかもなと思ってフロントに行くと「大丈夫です」と。
サクッとカラダを洗って17時のロウリュ。
満員だったけど、上段のお客さんが詰めてくださって着席。
18時のロウリュも含めて3セット。
レストランで期間限定の「焼きラーメン」を頼む。
しばらくして登場したのは肉野菜豚骨スープ炒め…ん？ラーメンはこの野菜の下にあるのか？と思ったら厨房から
「焼きラーメン、麺入れ忘れた！」との声。
厨房に向かって手を挙げて、ここですと伝えた。
店員さんは「すみません、麺を入れ忘れてしまっって」と皿を下げる。
数分後、麺が入った状態でやってきた。
申し訳なさそうだったので
「面白いので全然大丈夫っす」と。
焼きラーメン、よくできてました。

いや、ホントに面白かった。
写真は麺無しと麺アリ 笑

やっぱ耳栓買うかなぁと思いながら
11月以来の楽天地。
19時IN
浴室に入って、アレ？なんだか前より明るいなと思ったら照明をLEDに取っ替えたと仰っていた。
で、もうひとつアレ？ととのい椅子も黒の籐のヤツに、で数も増えてる。6脚！
うひゃー！気分がそれだけでアガる。
サウナへ…10人くらいか
12分で出て水風呂へ。
おー 冷たい。忘れてたな、こんなに冷たかったっけ？
新しくなった黒い椅子、脚を窓枠に向けて伸ばす。
これこれ、楽天地のコレが良い。
2セット目以降は1時間毎のロウリュのタイミング上段3回(終わっても12分は守る)を合わせて5セット。
ロウリュ無しだとちょっと温度が低くて水風呂から出たときにドカンと来ないけど、
ロウリュありきで水風呂の冷たさ、椅子、脚ボーンで完璧です。
程良く空いていて、ペチャクチャ若者も少なく、良い時間。
ありがとうございました。

朝と昼、続く午後イチの会議終わって
「天気良いし、暖かいから久しぶりに北欧もいいな」と15時IN
「混んでて整理券とかだったら諦めよ」とエレベーターを上がると下駄箱のカギがチラホラ。
あ、入れるんだ。
エレベーターで一緒に上がって来た若者2人、初サウナの友人を連れて来たようで「ほら！ドラマ サ道のポスターだよ。6分、1分、5分を1セットで3回だよ。絶対気持ちいいから！」とフロントで力説している。
僕自体、北欧はサ道以後の混雑を聞いていたので、かなり長い間来訪を避けてきた。
浴室前のロッカーに付箋で名前を書いて…
浴室へ…うわぁ明るいなぁ。
カラダをよく洗って、まずはジェットバス。背中がジーンとして血流が激しくなるのを確認。
で、サウナへ。
10人くらいか…上段、ストーブ脇が空いている、運が良いな。
セルフロウリュしてる人はいないけど、そこそこ湿度があって、すぐにアチアチ。
さすがの名店、100℃を軽く超えてるのに12分、しっかり入っていられるコンディション。
おしゃべりもなく、みんな整然と蒸されている。
シャワーで汗を流して水風呂へ。
みんな、汗流しカットもなく、さすが。
ちょうどいい深さと気持ちいい温度。そっか、こんな感じだったかぁ。
ちょっと忘れてたよ。
さて、外気浴へ…リクライニングが空いていたので横たわる。
タイミング良いなぁ、今日は。
真っ青な空に時々白い雲が流れては消えるのをボーっと。
嗚呼、この外気浴の良さ、北欧は素晴らしいなぁ。
露天のトゴール湯に浸かりながら、他のお客さんのマナーの良さに感心。椅子から立つと桶で湯を汲んで流す。桶に湯を入れて浴槽縁に置く。
どのお客さんも静かに外気浴の時間を過ごしている。
3セットを終えてレストランへ。
ちょっと甘くて辛い北欧カレーを半カレーで。
夕方6時半過ぎ頃からサウナは満員に。
セルフロウリュのお兄さんが自分の濡れタオルで扇ぎ出す。
その辺りからお客さんのマナーが怪しくなってきたのでジェットバスと2セット追加して退散することに。
会計を済ませると7人待ちになっていた。

久しぶりの北欧、マナーが良いお客さんが多いタイミングは本当に気持ちが良く素晴らしい。
またいつか都会の青空を見たくなったら来ます。

会議と打ち合わせの合間に久しぶりのホーム。
3週間ぶりか…混んでます。
18時と19時の熱波に。
若者ビジネスマンがサ室でもベンチでもコンサル業やらの自慢話をぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。
19時の熱波タイムは一回目のロウリュが始まったばかりのタイミングで上段のお客さんがどんどん逃げてドアが開くから蒸気無しの熱波…
「ちょっと蒸気が無くなっちゃいましたけど…」と熱波師弁。
はたまた熱波中に入って来るお客さんも…
あーあ、オリエンタルの熱波は上段へ陣取るなら慣れたお客さんだけにした方がいいです。
熱波中は入って来ないというマナーは守った方がいいです。
二回目のロウリュ、熱波からの8℃シルキー水風呂はなんとか楽しめました。
金曜日だからなのか人気のせいなのか、今日は汗流しカットやらぺちゃくちゃ若者やらマナーが悪いお客さんがいっぱい。
せっかくのホーム帰還が残念な感じに。
前回の夕方は客層が良かったなぁ。
良いサウナなのに…お客さんがサウナを育てるって大切です。

ま、結局、深夜の方がアタリってことかな。

今日はガンギマリしたいと思うときは、
ちょっと遠いけどココに来る。
15時過ぎにIN
とても空いている。
ありがたい。
カラダを洗って高温サウナ、1セットは中段からと、なんとくルーティンになっている。
あ、今日は熱いな。
お客さんが少ないからかな。
10分、中段でもがっつり熱が入る。
水風呂も13℃と普段より1℃低い。
いつもの水風呂脇、女神像下の椅子へ。
ここに座ると女神像から出る水の飛沫が大粒のミストになって降ってくる。
水流が大きいときはやや激しく、時には流れが止まったり…
目の前はスチームサウナの壁になっていてお客さんの動線になっていない為、目を開けていてもタイルとスチームサウナの曇りガラスしか視線に入らない。
ぼーっと上を見上げていると1セット目のぐわんぐわんが始まった。
やっぱりココのセッティングは自分に合ってるんだなぁ
2セット目は上段へ。
ビシーっと背中に熱が入る。
3セット目は16時の熱波タイム。
ストーブ脇の上段に陣取るとサウナには2人だけ。
もうひとりのお客さんは最初の熱波でリタイア。
僕だけで独り占め！
今日のこの温度だと乳首が取れそうな熱さで、うひゃー！っとなる。
熱波終わり、更に5分経過して猛烈なアチアチになってからの13℃水風呂は天国。
全身ヒョウ柄で最高のぐわんぐわん。

17時、桃源郷を後にした。
ありがとうございました。

なんだかやりきれないことがあり、気持ちが沈んだ土曜日午後。
久しぶりに自宅に近いコチラへ。
土曜日だし、スーパー銭湯は混んでるかなぁと思ったけど、意外と浴室は空いてる。
カラダを洗って、まずは内風呂、真っ黒の温泉に。
ここのところサウナメインの有名店ばかり通っていて、40度超えの熱い風呂に馴染んでいるからかヌルい。
あかん、温まらへん！早々にサウナへ。
え…満員やないかい。
みーんなサウナにいたんすね 笑
ロン毛のヒゲが奥のストーブ前1段目にでーんと斜めに陣取っている以外の皆さんは整然と3段に座っている。
ストーブ前の3段目の先客が出るタイミングだったのでヒゲロン毛に「あ、すんません」と声を掛けて上がる。
出入りが多い割に一番奥のストーブ前だからなのか湿度・温度ともにコンディションが良い。
じわじわ温まる。
12分で出て水風呂に。
19度とからしいけど、サウナの温度的にこんな感じがちょうどいいのかも。
ゆっくり入っていられる。
確か露天の方にリクライニングがあったような…
あったあった、2脚。
誰も座ってない。寒いからかな。
夕暮れ前の青空に雲が流れている。
嗚呼、良いなぁ。気持ちがスーッとなる。
寝転んで青空を見たのはいつ以来だろう。
そう思っていたら急激にぐわんぐわんが始まった。
それほど熱くないサウナ、それほど冷たくない水風呂、露天に吹く冷たい冬の風と流れる雲。
これもありだなぁ。
カラダが冷え切るまで寝転んで、2.3セット。
いつのまにか落ち込んでいた気持ちも
「まぁ、ええか。しゃーないわな」

最後に露天の真っ黒な温泉につかり、ヌルヌルになる。
ここの温泉はヌルヌルするんだよ。
女性は好きな泉質らしい。

サ飯はモツ鍋なんてのがあったから食べてみる。
意外とイケる。
シメのちゃんぽん麺が無かったので名古屋コーチンの玉子かけご飯を頼んで雑炊にした。
久しぶりのご近所サウナ、実に悪くない。

早朝4時出発、茅ヶ崎でカワハギ釣りを満喫。
19時から品川で舞台観劇の為、自宅にクルマを置いてコチラへ16時半IN
初めて来たけど、綺麗なスーパー銭湯ですねぇ。
そこかしこに案内をしてくれる店員さんがいて、キョロキョロせずに浴室へ。
今日の強い北からの潮風と波飛沫を洗い流してサウナへ。
広いです。
平日夕方だけどほぼ満員。
5段？ある一番上段へ座る。
久しぶりに100度以下のサウナ。
寝不足と半日船上で立ったまま揺られ、釣竿を振り続けてパンパンに張った背中と腰にじっくりと熱が入って気持ちいい。
12分で蒸しあがり….水風呂へ。
それほどキンキンという訳でもないのだが
90度のサウナから出たカラダならちょうどいいかもしれません。
2分以上入っていられる。
休憩のベンチもあったけど…
水風呂から正面に見えた内湯の「湯ったり腰掛」に座ってみる。
背中から伝い、座面に流れるお湯が実に良い。パンパンの背中にはこっちが正解。
ふわふわとしたととのいの中、
あまりにもカワハギ釣りが楽しかったことを思い、また「おっさんになって色々と自由だな」と幸せな気分に。
3セットとお風呂をあちこち入って18時15分OUT。
スーパー銭湯もたまには悪くない。

先日、某有名俳優さんと飲んだ。
その俳優さんはドラマ「サ道」より前に「偶然さん」こと俳優三宅弘城さんと名古屋でサウナに行った際…
身体を洗っていざサウナへ入ろうと声を掛けたら三宅さん、すでにととのっていたと 笑
「もうととのっとるやん！寄り目になっとるやん」と言ったら
三宅さんは「これからサウナに入るって思うだけでととのっちゃうんです」と仰ったそうだ。

さて、レインボーに15時IN
改装がいよいよ佳境に入るようで
2階のエントランスに上がる階段のカンバンにも養生パネルが。
喫煙所も二階の浴室フロアのロッカー脇の休憩スペースから3階の喫煙所へ。
浴室へ向かう。
カラダをよーく洗ってサウナへ。今日の僕は三宅さんみたいな感じで
シャンプーしてる最中にもう気持ちよくなっていた。
3セット目、16時のロウリュ・熱波を上段で浴びてから更に8分。爆汗。
水風呂に入るとぐわんぐわん。
あー キタな
女神像下の椅子に座る。
今日は渦巻き模様のぐわんぐわん。
極度リラックス。
素晴らしいなぁ、ありがとうございました。

僕が作ってる番組がアジア最大のテレビ番組コンペ「アジアテレビアワード」の最優秀作品賞を受賞。
お祝いサウナは新小岩レインボーで。
16時のアウフグースを晴々とした気持ちで受けてきました。
最高のととのいをありがとう。