乾 雅人

2020.03.17

1回目の訪問

【毛蟹と大根の鍋、その前に】
年に一度、美味しいモノ好きの3人で稲荷町のふぐ料理店で鍋を食べる会をかれこれ6年続けている。
サウナイキタイで稲荷町を検索するとコチラの名前が。ふぐ刺し、焼きふぐの前に自らを蒸しておこうと16時 初 IN

入口で人間くらいの大きさの赤い彗星シャア専用ザクが迎えてくれる。分かる人はおじさんかなぁ…
派手なグリーンのロッカーは年季が入っており、カーペットも擦り切れている。
これまたグリーンの館内着に着替えて2階の浴室で自販機を探すが、飲み物の自販機は3階(小銭要ります)
2階浴室の引戸を開ける…あー 昔っぽい感じ。外光も入って、これはこれで悪くない。
カランは長年の水垢がついて白っぽくなっているけど、シャワーの水量はある。
椅子は二脚なのね。
椅子の横に水分補給のタンクと紙コップ。良い気遣いだ。
スチームと92℃と表示のドライサウナ。迷わずドライサウナへ…ビート板持って奥のストーン前、上段に座る。
ベテランのサウナ紳士が三人、下段でのんびりと過ごしている。
あ、なかなか良いんじゃないか、と背中が熱を感じて訴えてきた。
16時と20時にロウリュがあると書いてあるが今日はどちらも体験できないのが残念。
この熱さならロウリュはかなり良いんだろうと想像できる。
ストーブ横にサウナストーンは北海道十勝岳のモノと書いてあるけどどうやって持って来たんだろとか思っているうちに12分。
水風呂…17℃表示だけどサ室側の水が出ているサイドに入ると羽衣外しができる。浅いけど、段差に頭を載せるとプカーっと、仰向け状態になれるのが素晴らしい。仰向けだと2人しか入れないけど空いているからね。
しっかり冷やして休憩を…軽いぐわんぐわんが始まった。
全然悪くない、むしろこの昭和感と地元のサウナ紳士に愛されている感じは…
30年以上前、田舎(岐阜)に居た頃何度も通った若造には場違いなストロングスタイルサウナを思い出させ、急に瞼の奥から汗が出る。
当時、「あまみ」なんて呼び方もなく
腕や腿の血管が内出血してるとビビってじろじろ見てた大学生の僕に
「サウナと水風呂がちょうどええとそんなんなるんや、気にせんでええよ」と身体中に絵が描いてあるおじさんが教えてくれたっけなぁと。
4セットを気持ち良く過ごし、浴室裏側の階段から1階へ向かおうとすると、そこにもととのい椅子があった。
そっか、こっちはテレビの音もなく(浴室にも音量高めのテレビがある)休憩できるんだな。
施設は古いし、昨今のサウナブームとはちょっと掛け離れているが素晴らしいサウナを後にして、美味いビールとふぐを食べに出発です。

乾 雅人さんのサウナセンター稲荷町(旧サウナホテルニュー大泉 稲荷町店)のサ活写真
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