地図からサウナが探せる！

群馬温泉やすらぎの湯

温浴施設 - 群馬県高崎市

国民の叔父

2024.02.15

9回目の訪問

仕事終わりに友人の車で『群馬温泉やすらぎの湯』へ。

おじいがカワユス🥰
顔見知りのおじい（89歳）が牛乳の自販機の前に突っ立っていました。
お金を入れて→番号を押して→さらに「購入」と書いてあるボタンまで押す、高齢者にはハードルが高いタイプです。

「買い方、分かる？」
挨拶もせずに声を掛けると、眉間にシワを寄せて、He answered.
「分かんねぇ。金は入れたけど」
「何番が飲みたいの？」

牛乳、コーヒー牛乳、機能性飲料。
3種類の瓶が1番〜42番にズラリと並んでいます。

「何番が飲みたいの？」
「90番」
「ねぇよ！！！」
年寄りだろうと容赦ナシ😉

入浴前に牛乳を一気飲みしたおじいと年季の入った浴室へ。
「よぉ、先輩！」
年季の入った別のおじいが、89歳を待ち構えていました。聞けば御年88。群馬の高齢者は無駄に元気です🤗

ここからは、グンマーにしか伝わらない、おじい2人の愛しい会話を。

「昨日、くら寿司に行ってきたんよ」
「倉渕（くらぶち）？うめぇ酒があるんだいね」
「そうなんかい。くら寿司で酒は飲まねぇよ」
「飲まねぇのに何しに行ったん？倉渕まで」
「寿司食うために決まってんべぇ」
「寿司？どこにあるんだんべ？」
「県道沿いの…フレッセイの近く！」
「何て名前の寿司屋？」
「だから、くら寿司」
「倉渕？そのまんまだいね。風呂出たら、行ってみるんべ」
「旨いよ。100円くれぇだし」

いーやーー😱
バカ耳同士が奇跡的に会話を成立させてやがる！！カワユスフェスティバル2024🥰

堪えきれずに笑っていたら、初対面の88歳が私に言いました。
「おもしれぇか？俺、教えてもらったら、すぐ行ぐんさ」

おもしれぇよ！！
そこじゃねーけどな！！

先にサウナを楽しんでいた同行者の元へ行き、くら寿司トークを聞かせると、汗まみれのHe said.
「それで笑ってたん？サウナ室まで叔父の笑い声が聞こえたよ」

優しい友人、88歳を心配して続けます。
「教えてあげなって。倉渕まで行ったら、帰り、真っ暗だよ。あいつら時速20キロで運転するから」

友人、おじい、おじいの後輩。3人と戯れながら温泉やサウナを満喫して退館時。

「これから倉渕まで行くん？」
88歳に尋ねると、眉間にシワを寄せて、He answered.
「倉渕？行かねぇよ。何しにあんな遠くまで。気をつけて行っといで」

もう！バ・カ・耳💗
おじいの耳を眺めると、スーパー耳毛サイヤ人状態✨これじゃあ、聞こえるもんも聞こえねぇわな、と納得した夕刻でした🌇