屋号の由来は目の前の坂が雲母坂という名だかららしい。
外仕事終えて追われて店前のベンチでPC開いてあれやこれや。この日はまだ35度とかだけどこの頃では日中の最高気温38度の日も。外にいる時間は完全防備と水分ミネラル補給は万全で。
ひと山越えて番台のお兄さんに490円払い目隠しの暖簾くぐる。脱衣所は雑然としており、浴室内外に椅子と洗面器が積み上げられているのだが、大きさ高さまちまちでもしかして私物かもしれない、迂闊に使ったら京都式鉄拳が飛んでくるかもしれない。一方で京都では珍しいシャンリンボディソ備えあり。怒られたら泣いて謝ろう。とにかくしれっと風呂椅子と洗面器をキープ。
カラン席のシャワーは水漏れ率が高く、漏れていない席はほぼ荷物で満席だ。おばちゃんのくせに子鹿レベルで足元震えながら取り急ぎ大急ぎ支度。
と、湯船にサウナハットを被ったお姉さまを発見。お寛ぎ中のところ失礼失礼します…知ったかぶって嫌な空気を生むより教えを乞わせていただきます。サウナに入る時は入口手前にワッサワサと積まれたあのマットをつかうのか。あるいは…とお聞きしたところ、各自持参の尻下保全アイテムで汗ガードすれば良い、と。わたしも日が浅いからよくわかりませんけど…と優しく教えてくださって。ひざまづく。
サ室はL字1段。先のお姉様と、常連さんらしくお話が弾むマダムお二人。遠赤外線ストーブは108度とか指してるけど多分何かの間違い。そこまで熱すぎやしないが、物足りなくもない絶妙感。テレビもBGMもなく、マダムズの会話が響く。と、相方様が退出したタイミングでもうお一方がわたしのmi Bandに興味津々で話しかけてくださる。そんで弾む会話。お戻りになった相方様も交えて中高年の健康管理、危機管理について。京都でこんなにおしゃべりさせていただけた銭湯は初めてかも。
汗を流して水風呂はサウナのすぐ横。サウナスペースとして区切られていて、でも温冷交互浴派のお客様にも愛されている。ごゆっくりねー、さいなら、って声かけあってかけていただいて。あんた見慣れないわねって感じもなくて空気に溶ける。ここもまた京都らしいとてもいいお水。
外気浴、じゃないのか内気浴はカラン前で。シャワー付きの席が少なくて満席が近づいてきたのでそろそろ出ます。
ゆるゆる支度しながら最近暑いですねー、明日も36度だって言ってたわよ!なんて会話に混ぜていただきながら一見超普通だが実は裾にレースがついてるクセ強Tシャツに着替えたら、先のごゆっくりマダムにめちゃくちゃ褒めていただく。すごく皆さんやさしくて常連さん同士仲良くて外様にも開かれてる。場所は人が作る。とても好きな銭湯!
このところ続き、また場所を異にするが前日もあった夜勤の関係で体内時計がむちゃくちゃ…。13時過ぎに起床したが、夕方になっても体が重たい。
そうだ 銭湯に 行こう
ということでとりあえずチャリのペダルを踏んでさあどこにいくか…。
ところで、静岡のしきじを聖地と崇めるサウナーが後を絶たないが、冷静に考えるとしきじは超優良施設であるのには異論はないが、施設自体のスペックは水風呂はいいもののそこまでは…。混雑度を考えると聖地とされるほどの満足度は今はないと思う。個人的には時の栖系列のあそこのほうが満足度が高かったのだが。
京都市内の銭湯、その大多数は水風呂はフィルター処理無し(理由 お金がないから)の地下水かけ流しで、ドライ系だが場所によってはやばいレベルの高温だし、なにせ時間を選べばそれなりに空いているところが多い。京都市内、サウナの聖域といってもいいんじゃないですかね。皆さん、どう思われますか?
ということで、比叡山からの霊験あらたかなる伏流水をじゃんじゃんかけ流しの水風呂に入るために雲母湯に。体調がいまいちだったので軽めに2セットだが、居酒屋で生中1杯分の料金でこの満足度。当たり前に生活していて気がつかなかったがやはり京都の銭湯はヤバイ。
月曜日20:45に訪問。
京都のラーメン激戦区、
一乗寺エリアにある町銭湯。
入浴料490円。
京都の銭湯はサウナ料金込みのところが多くて嬉しい。
荷物・服を入れたカゴをロッカーへぶち込み、
浴場へライドオン。
先客2名。とても空いている。
浴槽は深湯、バイブラ湯、電気風呂とシンプル。
熱めの温度設定で良い。
深湯の湧出口は、
婦人が跨がった大きな魚の口、という
あまり見ないデザインで面白い。
サ室は101℃のカラカラストロング、
コの字型座面でキャパ8名ほど。
TV無し、12分計無し、5分砂時計有り。
サ室正面、立ちシャワーの隙間に
座面に敷くビート板が隠されているが、
かなり年季が入っており、使用に少し勇気が要る。
サウナマットを持参している常連さんがちらほら。
水風呂はサ室出てすぐ右手。
水深80cm程度、詰めて3人の広さ、
ライオン口からは水がドバババ。
重力による曲線ラインを描かず、強めの水勢で直線的。
計測17.6℃。
肌になじんで入りやすく、
地味に効いているバイブラがニクい。
外気浴スペースは無し。
休憩は、カランか浴槽のふちで。
時間が遅くなるにつれ人が増え始め、
3セットで切り上げ。
ドライヤー無料。
駐車場は敷地横に4台。
駅からは徒歩10分程度。
サ飯は、是非とも一乗寺エリアでラーメンを。
男
- 101℃
- 17.6℃
女
- 110℃