2021.01.10 登録
[ 愛知県 ]
【半月斬】
〜オリオンベルトは皆既日食〜④
換気口に手をかざすと、右側から熱い空気、真ん中は何も感じない、左側はうっすらあったかい…
オリオンのベルトはオリンピアの吸排気、テレビの横の柱型の壁内をジェネレーター(熱交換器)のダクトを走らせ、テレビの置いてある所が機械室なのだ!
それでエエんか⁉︎
そして左側のうっすら熱を感じる換気口に手をかざした時、反射的に下に目を移した。
うっすらの空気量が大体どれくらいか分かったので、それらしき穴を探したのだ。
ズバッと参上、ズバッと解決!おしり丸出し探偵登場!
サ室の謎はすべて解いた!
ドアだ。
ドアの下の方の戸先を「半月状」に斬って、わざと隙間を作っているのだ。
この隙間の空気量に、手をかざした感じは匹敵する!
柴田温泉のサ室は奇跡のサ室。
ヒートブリッジの熱を3方向へある程度バランスが取れて抜けていく。
オリンピアは最大火力で燃え続けても熱を抜くことで存分に威力を発揮し続けれる。
最も下から最も上へ換気しつづけ、ヒーター側とドア側では頭の体感温度が違っていたから、対流循環がうまくいっているのも間違いない。
しかも奇跡的なバランスだ。
熱を逃しながら、追いかけ熱を被せていく…
暖房の効いた部屋でアイスクリームを食べる感じ?
とにかく、垂れ流しでものすごく燃費の悪いアメ車のようなサ室。
ガソリンなんか関係ねーっ!ハイパワーでねじ伏せるっていう珍しいサウナだ。
その証拠にサウナストーブの柵が無惨に炭化していき、歯抜けジジイの前歯ぐらいになってしまっている、すごい威力だ。
全ての謎を解き、直会の露天風呂でゆったり。
立ち上がり、サ室を覗き込むと、前後の丸い窓が重なり、皆既日食の黄昏…
緊急事態宣言で飲めないので、せっかくの食事コーナーは次回まで我慢することにしました。
だって、こんなうまそうな料理あるのに飲めないなんて、逆に拷問ですよ。
今日もサ室の平和は守られた…
SDGsに逆行する熱垂れ流し犯が連行されるのを見送り、おしり探偵は静かに去っていった。
〜おしまい〜
[ 愛知県 ]
【半月斬】
〜オリオンベルトは皆既日食〜③
2セット目、常連さんらしき人がドアを開けると「どうも、入ります」と挨拶された。
次に入ってきた全身アートの強面兄さんも同じように挨拶をしてから入る。
き、キモチイイぃぃ〜!
なんて気持ちのいい人たちだ!
気分を良くして2セット目、サ室内をくまなく見て、壁を触り、そして見つけたのだ。
柴田温泉のサ室はブロック造にタイル張りだ。
※サ室図面のブルーマーカー部分
その上から板張りを後からしている。
※マーカーオレンジ色
触れば分かるが、釉薬タイルの表面は熱を含んでヤケドするほど熱い。
輻射熱が半端ないのだ。
いくら上から板張りをしても、体表面に蓄積した熱ごと遠赤外線を放射する。
しかも、オリンピアのストーブだから「押す熱」。
これを1.5倍くらい増幅してるんだから、タチの悪い神様となってきている。
でも何故、この神の神殿が焼き尽くす熱を出すほど荒ぶるのか?
触ってみると、やっぱり
「アチっ!!」
ガラスが複層ガラスではなく、シングルガラスの上、サッシ枠はアルミのまま剥き出しだ。
浅草セントラルホテルで解明した謎と同じく「ヒートブリッジ現象」でサッシ枠とガラスからドンドンと熱が抜けていくのだ。
しかも直径60cmほどの円形窓が前後2ヶ所あり、冬の熱の逃げ方は、星野源でも恥に思うほど酷いのではないだろうか?
それにしても、サ室の換気はどうなってる??
と、天井を見ると、換気ガラリがハマっている。
…通常、ドアより上に熱を溜めて、ドアの開け閉めで減った熱を、上に溜まった熱の貯金を下ろして調整するのだ。
なので、換気口は高くても
「ドアの上端ぐらい」
の位置に取り付けられる。
が、しかしどうだ?天井に付いてると、一番熱い熱をドンドンと外へ放出することになるぞ。
さらに、吸気口がない。
吸気しなければ、天井の換気口も排気はできない。
入るから出るのだから。
通常、換気がうまく行ってないと、サ室の上下で温度差が大きくなり、足元が冷えて頭が異常に熱くなる。
でも、ここはそんな事はない。
ほんでもって、隣は女性側サウナだからヒーター抱き合わせてるのに、肝心の機械室がある位置に露天風呂があるぞ??
なんじゃこりゃぁぁ( ´Д`)//
2セット目を終え、露天のトトノイイスに座って考えているとサ室丸窓上に3つ、換気口のガラリを見つけた。
まるでオリオン座のベルト部分のようじゃぁないか?
すぐさま駆け寄り、換気口に手をかざした…
〜つづく〜
[ 愛知県 ]
【閑話休題】〜あだしごとはさておきつつ〜
大阪へ移動なので朝からサウナ。
寝汗もたくさんかいたので丁度良かったのです。
土曜日の朝は昨日の喧騒がウソのように静か。
1人っきりのサ室で静かに蒸される。
ドーミーはメトスの対流式が基本。
完全にサ室の作り方としては、企業的に固まっているので当たり外れがない。
メトス、それは絶対王者。
王の前に誰もが跪かなければならない。
どんなに抵抗しても王の覇気の前に跪き、無礼に流す汗に、罰として水に沈められるという刑に処される。
懲りない下々の者たちが王の前に愚行を繰り返し、何度も水に沈められる。
絶対王者「メトス」
北の国に生まれて、ガンギマールの国の覇者。
兵供の成れの果て、蒼天の空の下、野晒し。
ガンギまったので、そろそろ大阪へ行きます!
閑話休題、次回は本題の柴田温泉の謎解き編で
〜つづく〜
[ 愛知県 ]
【半月斬】
〜オリオンベルトは皆既日食〜②
緩勾配切妻屋根の平家建。
うっかり見過ごしそうな、ひっそりと建つ「柴田温泉」
色々と調査したいので、結構早めの時間に、おしり探偵はやってくるのです。
安定の44番をゲットし、一膳飯屋感が半端ないフロントから浴室へ。
何の変哲もない脱衣場で服を脱ぎ、まずはしっかり体を洗う。
中央に円形の浴槽と後円墳のように変わり湯がついた独特の浴槽配置で、まずはお湯を。
そして、電気風呂をいただくと、電極はL字配置。
小西の緩い電気風呂で余熱は充分にブーストを済ませる。
LAさんが、こよなく愛する「柴田温泉」とは?
その理由が浴室奥に鎮座する「サウナ」だ。
左右対象で女性側も同じ作りと思われる。
もちろん浴室は切妻屋根(三角屋根)の勾配天井。
なので、サウナ室は浴室に「箱」を置いたような感じになり、三角形の屋根は吹き抜けのように箱の上に存在する、インナー感です。
(あまり見たことない作りだけど、見たことないわけじゃぁない…)
そう思いながらサ室を目指した。
迷ったのは「サウナハット」を持っていくかどうか?
銭湯なのと、雰囲気的に違和感あるだろうと持っていかなかったのだけど、大いに失敗だっといっておこう、なぜなら
「入った瞬間、燃えるんちゃうん!」
くらい熱いのだ。
4人で満員ぐらいの1500X1500程度のサ室。
そこに分不相応な出力のオリンピアがプラス500角のスペースに火力として居座っている。
…いかん、湯船で下茹でが過ぎた…
オリンピアの圧倒的な火力をストーブ横で浴びながら、自らの失態を悔やんだ。
ここのサ室はオリンピアの力を無駄遣いし過ぎている…
全てを溶かしてしまう熱を浴びながら、サ室の考察をするが…屈っ!
1セット目、耐えれず8分でアウト。
掛水して水風呂へ急いでイン!
水温は体感16~17℃くらいだろうか?
露天のトトノイ椅子に座りながら、ここまでを考察。
(ヤベー所に来ちまったなぁ…)
多分、セオリー無視のサ室構成を力技で成立させているのは分かった。
(多分、あれとあれ。そして何だろうかなー?)
と、露天で点を仰いだ瞬間、南斗水鳥拳のレイが死兆星を見たときのようにあるものを発見した!
「屈っ…海のリハクにして読めなかった…」
って、リハクが戦略を読めたことは一回もなかったのですが、死兆星ならぬ、オリオンのベルトを見つけたのです。
このサ室の謎は解けたー!
ビシッと参上、ビシッと解決、おしり(丸出し)探偵!
次回は謎解き編に
〜つづく〜
[ 愛知県 ]
【半月斬】〜オリオンベルトは皆既日食〜
浜松の歯科医院現場から名古屋の歯科医院現場へと移動。
朝から工事現場でゴソゴソやって、タネも仕掛けもチョトアルyo。
浜松は設計のみの仕事、逆に名古屋は建築工事のみの仕事と、設計、施工を入れ替わってやったりもしている。
建築設計やデザインをやりながら、工事する側なので、建築家とかデザイナーとかイキがっている連中が「エゴ」しかないのをよく知っている。
同じような仕事と思われがちだけど、実は相反する関係性なので、相容れないのです。
僕の場合、その両方が自分に存在するので
「折り合い」
がつく。
多分、どんな仕事でもそうなのだろうと思う。
営業と事務と現場が仲が悪かったるするのは「相手のことを慮らない」という没コミュニケーションから発生します。
同じ会社の同じ組織で、目指す目標も理念も同じはずなのに「営業が何もわからんと無茶言うてくる」「現場はできない理由しか言わない」など、いったい何なんだ?
君らは人から見られたら一体なんだぞ?
これが世の中の「オレをワタシをわかってくれない」構造の概要なんじゃぁないでしょうか?
業をまたいで、折り合いがつくので、今日の仕事もバシッと決めて、夕方までテレワーク。
予定通り早めに仕事を切り上げ、向かうはこれまた予定どおりの「柴田温泉」
でも、電車と徒歩で向かおうとすると、名鉄が通過待ちばっかで全然使えん!
まるで近鉄電車をお手本としているうようだ!
出てから結構時間がかかったけれど柴田駅についた。
車の免許を返上して2年以上経つ。
再取得はできるけれど、全然取る気が起こらないというか、あまり必要性を感じない。
今まで車がないと「どこもいけない」と思っていたけれど、運転しなくても日本全国どこでも行けることに気づいた。
逆に年間60万円以上交通費が安くなったぞ、なんだこれ?
1日1万歩は余裕で歩き、サウナに入り
免許はなくしたけれど、健康を手に入れた。
中高年だけど、ますますもって帆立貝、四次元の快進撃がはつづくと言った感じを、嘘でもなんでもなく自分で思っています。
てなことを考えながら、ようやく辺鄙な名南の雄、「柴田温泉」に到着した
ってとこで、いつものー
〜つづく〜
歩いた距離 2km
男
[ 愛知県 ]
【半壊】そしてカイジャー!
浜松で建築中の歯科医院打合せ。
5時間半の長丁場、飯も食わずでお腹減った〜!
と、いう事で帰りにいつもの「たんと 浜松駅前店」で同行スタッフとササっと飲んで新幹線に。
スタッフはそのまま帰り、僕は名古屋の現場があるので途中下車した。
結構疲れてるけど、しっかりしないとと、たどり着いたのはここ「ドーミーイン栄」だ。
とりあえず、夜鳴きそばを食べて、部屋で寝転んだら夜中2時半、草木も眠る丑三つ時に目が覚めた。
中途半端!
寝た量、浴室行くにもサウナ停止中とダブルで中途半端。
5時まで我慢して、朝イチのドーミーを味わいに浴室へ向かった。
前回泊まった時は、浴室が空いてる時間帯でゆったりしたけれど、さすがに朝は5時でも浴室は混んでいる。
しっかり身体を洗い、下茹でしてからサウナに入るともう4人で満員。
小さなサ室なので、タオルで口を覆うエチケットを守る、そんな人間は僕だけですが。
とにかく、結構人がいて、どこに居ても落ち着かない。
ここで疑問が。
浴室入るなり、全く洗いも、掛かり湯すらせず、いきなりサウナに入る人が何人もいる。
…やっぱ身体洗ってから入って欲しいな。
機能的には皮脂を落とすと汗出やすいから身体洗う方が良いのですが知らないんだろうなぁ。
それより、汚れた皮脂とか、オッサン独特の不飽和酸脂肪とかが直接流れ出るので、サ室が臭くなっちゃうのよね。
真新しいサウナマットでスタートしたけど、3セット目には結構マットがビチャってきてるし、洗わない人のためか、うっすらタバコ臭がする。
サ室小さいからこんな事でコンディションがすごく変わるんですよね。
水風呂も13〜6℃設定は20℃まで上昇。
う〜ん
やっぱり、入る時間帯は大事だな…
寝落ちした自分が悪いんですが。
半分くらい何だかなーって感じですが、全開で今日も仕事に行きますかー‼︎
※予告先発
今日のナイターは柴田温泉を攻略に行くぜっ!
歩いた距離 0.7km
[ 鹿児島県 ]
【オスパワー】〜番外編〜
ニューニシノの温泉は重曹泉。
それにお茶を足したお湯もありでサウナの最後に恒例の温冷交代浴をして上がる。
それほど熱湯が熱いのだ。
大阪へ帰る道すがら、仕事をしながら移動。
もう慣れちゃってるので、道端でも仕事が出来るから人間の適応力って素晴らしい。
しかし、立ち寄ったスタバで図面描いてると、冷房効きすぎでめちゃくちゃ寒い!
クーラー病ホルダーなのでこりゃまずいと昼飯返上で「みょうばんの湯」へ。
鹿児島中央駅にほど近いこの銭湯は、ご多分に漏れず天然掛け流しの温泉だ。
しかも塩化泉質で口に含むと塩気を感じる。
ニシノの泉質とはまた全然違うのだ。
小判形三枚ズラし配置の浴槽は源泉から離れて行くほど温度が低くなる自然温調だ。
まず、ぬるい湯から浸かり(と言っても結構熱い)から中温、高温と上がって行く。
この熱湯、ダチョウ倶楽部のコントで使うくらい熱い!入った瞬間、温泉成分もあり痛いくらいだ。
しかし、しっかり汗が出るくらいまでくると、もうこの「本物のお湯」の力に抗う力を失うのだ。
そして、浅く小さい天然地下水の水風呂に浮かぶと手足が縁に当たる感覚もふくめ
「胎内」
まるで無重力に浮かぶ胎児だ。
2回目、水風呂で水中から聞こえる自分の鼓動が下半身から響くものと気づき、身体全体が心臓のようになっている。
本物のお湯の前にはサウナは要らないのか…
「代謝」普段戻してくる事が出来ないリンパ液まで下半身から回収、これは女性には本当にありがたいはずです。
温冷交代浴にハマりつつあるなぁ…
あまみを通り越した真っ赤なボディで、さあ、大阪へ帰ろう。
〜おしまし〜
[ 鹿児島県 ]
【オスパワー】〜シャア大佐の独り言〜④
3セット目、このサ室の火力の謎が全然分からない。
プレッシャーの様に押すパワーはどんな熱なのか?
ストーブの熱の押すパワーに単位を付けるとしたら、間違いなく「ニシノ」と名付けたい。
1ニシノを基準にしたらウェルビー今池の至宝サウナは790ミリニシノとなり、かるまるのケロikiは1.125ニシノ、℃恵比寿は1.09ニシノと言った感じ。
しかし、そもそものサ室温度がケロやドシーからすると極めて低いのだ…
謎は深まりつつ、ビッチリあまみを植え付けられ、デク人形のようにトトノイ椅子に座り込む。
あーっどうしちまったんだ⁈、四次元?
部屋に帰って飲んだくれて泣きながら寝入った…
解けない謎を抱えたまま、翌朝、最後の現場検証。
1セット目から新たなペヤングがビチョビチョで入ってきて、さらに途中から汗カットというかカッサ。
そのまま両手で汗を握り込み床へ手絞りするという汗カット絞りを展開しだした。
もちろん、魔人檄で一喝。
行儀が悪いと、大人なのに恥をかいちゃうよ。
さっき、スタッフが床を水洗いしたところなのに汗を絞ったら申し訳ないやん…
「!」
光明!謎が解けた!
床だ!
駆け寄ってストーブの中を覗き込む、そうか!
鹿児島のサウナは「換気口」が無いサウナが多い。
冠岳やたぬき湯、国分温泉にも富士の湯にも無かった。
対流式や遠赤外線で換気口は必須。
なのに無いのは何故か?
湿度が逃げないのだ。
無人のままメンテナンスしなければ、乾燥熱源なのでサ室はカラカラになるけれど、換気口が有る方が湿気を排出するのでカラカラになる。
たぬき湯でも低温だけど床に水が流れ続けていた。
そして、床の石板を踏むと猛烈に熱い!
熱伝導で床が温床になって上下関係なく熱を送れるのだ。
ストーブを囲っている分厚い壁は2箇所大き目に流入口を付けているが、換気口がないから、熱い空気でも仕方なくここに入るしかない。
つまりサ室全体が熱い空気の渦にいるのだと!
換気と環気の関係に歓喜し、結局受けれなかったリョーリィサービスの事を考える…
(出口が無いから、リョーリィ、地獄的に熱いやろなぁ)と。
何とかサ室の謎が解け、おしり丸出し探偵は去って行くのであった…
《まだまだこのサ室には謎が隠されている!
君はそれが解けるか!》
〜まだまだつづく〜
[ 鹿児島県 ]
【オスパワー】〜シャア大佐の独り言〜③
2セット目、とにかく熱の圧がすごい。
目に見えない圧が、この四次元を以てして押し下げて行く…(あ、熱には割と弱いです)
対流式電気ヒーターなのに上下隙なく押してくる
「この私にプレッシャーをかけてくるとは一体…」
シャア大佐が偶然してたなら、この独り言が聞けたとか聞けないとか。
8分で限界。
出るときに、先ほど水風呂でタオルジャブジャブしてたペヤングに注意した。
子供がいるので分かるのですが、親が子供の至らない所をキチンと叱り、社会のルールを教えないと、その子が成長したときに大いに恥をかき、人に迷惑をかけてしまいます。
まだペヤング。
今、恥を書いても揉めても、僕が事なきで見過ごす事で、将来的に誰も得しないです。
「あ、はい、すんません」と、返ってきて、その後はタオルをつける事なく水風呂に入っていた…サ室の平和は守られた。
3セット目を前に備長炭温泉蒸サウナに入る。
眼球が曇って見えないほどの蒸気で温泉成分を身体の奥まで吸収し、いざサ室へ!
〜つづく〜
[ 鹿児島県 ]
【オスパワー】〜シャア大佐の独り言〜②
ほぼ人がいない。
予想通り。
まずはしっかり身体を洗う。
ぬる湯の気泡風呂は「茶風呂」に変わっていた。
ぬるいお茶の湯船に浸かるとお茶のいい香り。
茶葉の入った袋をグイグイ押して、追いでお茶を出す。
そろそろ身体もあったまった、ラクダ色のサウナパンツを履いていざサ室へ。
先客は一人。
上段で熱を感じる。
(あっちいな…)
室温84℃なのに何でこんなに熱いのか?
謎が解けないまま10分、もう我慢出来ないので水風呂へ。
15〜6℃の水風呂はベストマッチ!
窓がある方のトトノイ椅子に座り外からの風を感じ休憩していると、事件発生。
さっき一緒だった30代前半が水風呂にタオルをつけて中でジャブジャブしている。
前々回のサ活でも正解が分からないと書きましたが、果たすべき義務は有る。
と自分を納得させ
四次元動きます。
〜つづく〜
[ 鹿児島県 ]
【オスパワー】〜シャア大佐の独り言〜
霧島から鹿児島中央へ向かうも、大阪へ帰る電車に間に合わず断念。
無理して帰っても仕方ないから泊まって帰ろうと、ウロウロしていたら見覚えのある通りに。
ウェルビー今池といい、サウナは通りに名前上げたい派なんかな?
※写真
と言う事で、安定のニューニシノへ。
エクセルタイセーと悩んだけど今日はこっちだ。
エクセルタイセーは仕事で初めてお会いする相手に商談場所として選んだ場所。
サウナ商談はうまくゆき、サウナは世界を救うんじゃあないかと思ったくらいでした。
という事で、今日はニューニシノを喰らい尽くすつもりか。
それにしても、天文館もたくさんの店の灯が消えて寂れている…
時間的にも先に食事にありつかないと19時で終わりだ。
ニシノの向かいの居酒屋に入り、何とも評価し難い料理と安定のサッポロ黒を飲みほろ酔い気分。
ちょっと休んでから行くかとチェックインした。
ここ鹿児島はどこを掘っても温泉が出る。
なのでニューニシノも源泉掛け流し。
サウナは昔のチョイ悪には必要なアイテムだったので、温泉があるにも関わらずメインとなったんでしょうか。
お酒も覚めてきて、人も少なくなったはずなのでそろそろ向かうとしますか…
〜つづく〜
歩いた距離 2km
[ 鹿児島県 ]
【ポテンシャル】
〜二股エッセンシャル〜
霧島市での仕事が終わり近くの銭湯へ。
富士の湯は期待出来るぞーっと向かうと入口に何と!
「サウナは使用できません」
との張り紙が!屈っ!
仕方ない、こんな時代だしと中に入ると
「デカっ!」
浴室が外から見てた建物だと、こんなに大きいとは思わなかった。
電気が消えたサ室も大きく、10畳くらいはありそうだ。
川幸産業の施工ならオリンピアの遠赤外線ストーブも期待出来るぞ!
露天に入ると結構熱い。
夏日の太陽が眩しく、そして爽やかだ。
鹿児島の外気を浴びて大きい方の湯船に浸かりのんびり。
しかし、隣の小さ目の湯船に入ると
「熱っ!」
源泉掛け流しでかなりの高温、鳥肌が立ちつづけるくらい熱い。
サウナに入れないフラストレーションを吹き飛ばすかの温泉と熱とで堺のトキワ温泉の熱湯を彷彿とさせた。
しかも、隣の水風呂には
「跨ぎで行ける!」
となれば、もうやるしかない。
汗だらだらで鳥肌物の熱湯からの跨ぎ!
キマッタ三賞堂!何のこっちや分かる人しか分からん、知らんけど。
とにかく、あまみ出まくりでガチ極まり。
ふーふー言いながら結果的に大満足で出てきました。
何度もサウナ室を覗き、再開時には絶対来たいとおもいました。
何故って?
換気口が無いのです。
川幸産業なんだろうなーって感じるから
今日はここまで。
歩いた距離 2km
[ 大阪府 ]
【非常に悩む¿】〜何が正解なのか?〜③
サ室から中島画伯の富士山が見えて蒸される。
巴商会のストーブは設定温度に対する変調が極めて低い。
安定運転の為、メリハリが無いと思われる御貴兄も多いはずだ。
しかしながら「物足りない」くらいに静かに忍び寄る遠赤外線を甘く見ると、確実に死へと導くファントムである事を忘れるな。
熱々の身体を体感17〜16℃の水風呂に浸け、露天で座れば見事な網目模様のあまみが出ている。
…ふぅーっあぶない危ない…やられる所だった。
ここで今日のテーマとなる。
このみどり温泉はすごくいい施設だ。
ご主人、奥さんも一生懸命だし、地域貢献も高いのは間違いない。
詳しくは書かないけれど、公衆衛生に関わる問題行動を、常連魔人が我が物顔でやり続ける。
以前の僕なら殴りあいの喧嘩覚悟で注意しただろう。
しかし、この常連魔人たちが、先細る銭湯業界を支える人達で
「在り続けた」
功績は否定出来ないはず。
一見の銭湯好きが何を言うかと考えれば
「何が正解か」
よく分からなくなってました。
サウナイキタイを辞めた時、löylygirlさんと話しをさせてもらった事があり、彼女の「好き」
と言うものに否定ない姿勢に、我がの正解は他人の不正解を強く感じ、今や「何が正解か」分からなくなってます。
こんなこと書くと(施設に)迷惑をかける
この事だけは間違いない。
でもね、一つだけ言わせて欲しい。
「決められた許認可というレギュレーションの中で営業するなら、その遵守は義務。
もし、それを(どうしよう)の怖さから来るねじ曲げなら、誰一人として「対価を払う顧客」に平等であるという
「経営者」
の姿勢として、僕は容認出来ない」
です。
少しうなだれながら一生懸命掃除してたご主人に、とてもかけれる言葉ではありませんが…
「何が正解か?」
SNSでもリテラシーを語る人はたくさんいますが、皆さん、どうなんでしょうね。
何が正解か分からないけれど、巴のストーブで、赤い刺青を刻まれ帰る夜道。
〜おしまい〜
[ 大阪府 ]
【非常に悩む¿】〜何が正解なのか?〜②
ペイペイで入浴料を支払い、サウナ代は…と、どうもサウナは無料のようだ。
…なんかイヤな予感がする…
銭湯サウナで無料はありがたいのだが、タダで利用出来る事で「荒れる」からです。
大体、無料で使えるって言ったら、SAでも試食コーナーでも荒れる上、我が物顔でめちゃくちゃな使い方する人が現れる。
大抵、そう言った人ほど民度が低く、注意したら逆ギレされるなど嘆かわしい世の中だからだ。
お店としては、一生懸命、地元に根付いて行こうと取り組んでいる様子が伺える。
浴室へ入ると湯あそびひろばの名に恥じぬお湯のバリエーションの豊かさ!
そして、中島画伯の富士山ペンキ絵がある!
東京では見慣れていても、大阪で見ると格別ですね。
気分を良くしながら、しっかり体を洗い電気風呂へ。
「低周波電気風呂」と何かしら名前のこだわりを出しているが至って電気風呂でした。
ただ、マイルドなので長く入ってられる。
しっかり身体を温めて、下茹では完成、それではサウナに行くとします。
サウナは遠赤外線ガス式座席2段。
もちろん2段目に座るが、ストーブが座席の脇に格納されるので、直射熱が無いためすごくマイルドです。
体感、くちびるセンサーは85〜6℃だろうと踏む。
案の定、黄色のサウナマットはビチャってるのでkimo氏サマットが役に立つ。
温度低めでも内装石張りなので、輻射熱反射が大きく、実際温度以上に遠赤外線を浴びる事になる。
〜つづく〜
※ペンキ絵はHPより
[ 大阪府 ]
【非常に悩む¿】〜何が正解なのか?〜
長居公園の周辺は四次元の縄張り。
誰が決めた訳でもないけど、自分で勝手に思ってるだけだから、害はないよね?
その長居公園の東に位置する「みどり温泉」へ。
この辺りはあまり通ることが無かったなぁ…高校への通り道近くなのにあんまり記憶が無い。
なんとな〜く川沿いに銭湯があったよなぁと、やって来たら結構派手に存在をアピールしていた。
大通りから一本中へ入ってしまうので見えにくいからか、張り出し看板で「ゆ」と書いてある。
表構えはフロント式の銭湯。
「湯あそびひろば」とあるのでアクアプロ施工のようです。
大学浪人の時、毎日通った銭湯も「湯あそびひろば」を冠してたけど、今はアパートが建っている。
神戸方面には多い「湯あそびひろば」も大阪では少ないので、なんか懐かしい。
神戸の大学に通うようになり、これまた毎日のように処女塚温泉に行ってたからかもしれません。
表にデカデカと「銭湯」と書いたみどり温泉に入る。
ここまで書いててまだ玄関にもいたって無かったバカは誰だ?
靴をいつものように44番に入れようとすると
「?」
ない!僕の44番が!
縁起の悪い「4」の列ごと削除してあるのだ!※写真
悔し涙で31番に入れ〜つづく〜
男
[ 大阪府 ]
【菩薩掌】〜鵺の住む祠〜③
休憩の脱衣場でこの銭湯の謎が解けた!
「清潔」
そう、とにかく清掃が行き届いていて清潔なのだ。
おそるおそる鏡と脱衣場キャビネットの入隅を指でなぞっても、レトロな体重計の頭を撫でても、どこにも埃が付かない。
これは一朝一夕でできることでは無い。
常に清潔に保つ努力を怠って居ないという事だ。
そして、サ室に戻ってもやはり清潔で、床スノコ上にビッチリマット、座面、背もたれにも隙なくマットが敷いてある。
ここで一般的な蒸気管ボナのサ室を考えると、熱と蒸気で内装がかなり痛んでいるが、ここは非常にキレイだ。
確かに経年劣化はあるが、臭いも全て全然なのだ。
3セットしてわかるのだか、常連さん達も黙ってバスタオル巻いて、中には頭巾巻きで口をしっかり押さえて入っている!
お、大阪銭湯なのか⁈ここはっ‼︎というくらいの民度。
態度悪そうなデカいおっさんが1番キレイに使ってる。
水風呂にそのまま飛び込むなど持っての他、誰もがサ室保全に勤めていたのだ。
壁の落書きは置いておくとドンドン汚れるそうですが、書かれても書かれても消して行くと、落書きされなくなるそうです。
正にそれを自でいく銭湯だ。
そして、厨房が清潔な料理店が間違いなく美味しいのと同じで、3セット終了の脱衣場でアッチの世界が見えてきました。
上がって風呂屋の後ろに回ると「鵺の祠」がある。
日光、月光菩薩のその印を結んだ掌で抑え込む意味なのか、祠から見上げる煙突に薄い煙がたなびく…
〜おしまい〜
[ 大阪府 ]
【菩薩掌】〜鵺の住む祠〜②
200円の大枚を払い、黄色いバスタオルを貰って入るサウナ。
このタイルの雰囲気から予想されるボナは的中、平1段、4人も座れば満員のサ室で常連サウナーさん達と蒸される。
温度は100℃超え!
蒸気管エロフィンヒーターのボナサウナで100℃超えは下半身に高い攻撃力を持つ。
適度な湿度…
200℃を超える乾式熱源を持たないエロフィンは蒸散気化前の温度でしか温めない。
なので、乾燥しにくいから適度な湿度を保ちやすいのだ。
最高温度104℃まで上がっていたので、ある程度溜まった湿気は飛ばしているから、これまたジトジトボナと違い超がつく快適性だ。
ボナサウナは蒸気管が座席下にあるので、丁度汽車の座席下ヒーターと同じようにふくらはぎ、お尻、空気が背もたれ後ろを通るので背中までも温める。
この事が対流式ヒーターと違い換気効率を求めなくても室内上下に熱を展開出来るのだ。
多くの蒸気管ボナは外部との換気口が付いていない。
およそ5分に1回、ドアの開閉で十分酸素が入ると踏んでいるからです。
そんな快適ボナで12分。
あっつ熱での水風呂は体感18℃。
結構長く入れ、そして脱衣場で休憩。
グワーンと来てるその最中に、ふと気づいた。
「あっ!」
そう、この銭湯の謎はそこかー‼︎
〜つづく〜
[ 大阪府 ]
【菩薩掌】〜鵺の住む祠〜
設計、施工させて頂いた美容室「sora」さんで髪の毛を切ってもらう。
せっかくキレイにしてもらったのに銭湯に行くのは少し気が引けるが仕方ないよね?
地下鉄都島駅から歩いて程なく見えてくるのは「日光温泉」だ。
古い佇まい。
フロント式の受付だけど、二階の作りを外から見るとフロント式では無かっただろうの古さだ。
きっと改装したんだろうなと思いつつ入ると広くて壁画のある玄関。
44番は既に取られてたので31番に靴を入れる。
200円という大阪では高いサウナ代を払いタオルや石鹸代を払う。
いつもはお風呂セット持って仕事してるけど、今日は手ぶら。
よく考えたら、手ぶらで銭湯行けるのよね。
タイルの使い方が独特の浴室だ…
天井もカマボコ型天井に越屋根が付いている、子供の頃よく見た懐かしい光景。
図所建設か植田工務店?福井工務店では無さそうかな?
まずはしっかり身体を洗う。
身体を洗うのはエチケットだけじゃ無い。
身体の脂分を落とすことで
「汗腺のフタ」
を取り除き、汗の出が変わるからだ。
ミネラル泉に浸かり下茹で。
カマボコ型天井を見上げてゆったりとした気分になる…
200円という大枚をはたいて入るサウナだけど、結構黄色いバスタオルを持っている人がいる。
という事はやはり期待できるのでは⁈
と、次回に〜つづく〜
歩いた距離 0.7km
男
[ 愛知県 ]
【Now get the chance!】
〜Colorful Qest あの黒船の謎を追え!〜④
こんな風に長いサ活を書いているので、botにやられそうですね。
緊急事態宣言下では夜も10時を回ると人が少なくなり、ついに僕一人となりました。
からふろは無人で隙間風が入るので、いい感じにドライ。
あとは説明書通りの入り方を色々アレンジしつつ最高のコンディションを楽しむ。
真っ暗の中、思う存分ロウリュとその性能を引き出したサ室を堪能する。
水風呂の水温は13.8℃、熱々ボディには丁度いい。
こちらの身体のスペックいっぱいまで汗をかき、部屋ビールでアフター。
朝も遅めに行ってほぼ貸切。
思う存分、今池を堪能させてもらった。
アフター代わりの朝ごはん、少食な方なので、かなりの量に驚きました。
頑張って全部たべたんですけどね。
シチュエーション、時間帯などうまく合わせると、ウェルビー今池はかなり使える施設とわかりました。
まだ名古屋の工事も続くので、他も開拓して行こうかな。
また、からふろの図を書いたらアップしよう。
とりあえずおしまい!
[ 愛知県 ]
【Now get the chance!】
〜Colorful Qest あの黒船の謎を追え!〜③
前回の投稿で「からふろ」の基本的攻略は書きましたが、「ほうじ茶」は扉の隙間が無いのでタオル詰めは要りません、念のため。
これらお一人様サウナフロアより高さが75〜80センチ程度の所に座面があります。
ストーブの上辺と座面の高さを合わせたいからなんです。
ただ高くしても、ストーブ側面からの熱が周囲に廻ってしまうのを、巨大火鉢の中に置く事で、その熱を上に集束する様になってます。
火鉢の外側と床の間に手を入れると全然熱くない、つまり上記がうまく機能してる訳です。
座面より下に熱があまり行かないとなれば、ロウリュ時の加湿はオーバーロードとなります。
ただ、体感上は2杯くらい欲しい。
そうなると、温度が下がった湿気を排出して、新たな「熱い」湿度が入る余地を作るのは理にかなっているはずです。
この加湿と換気の関係性をうまく使わないと湿気ばっかで快適ではなくなります。
小窓を閉めてロウリュしないと、排出時、体積膨張を使って素早く換気する為の勢いにならないので、こまめに開け閉めのタイミングを見ないといけないです。
からふろのストーン復帰最短時間は3分、余裕を見れば5分と言った所。
換気をうまく使うとヒーターONが続くので、ストーン復帰が早くなります。
次回、全く人がいなくなった、ウェルビー今池のレポートです。
〜つづく〜