2021.01.10 登録
[ 宮城県 ]
【モモの木の下で】〜君子危うきに近寄らず〜
とぽすの朝。
前日は前回行ったミュージックバーで、また酔っ払ってギターを弾き、やっぱり歌えないを繰り返した朝。
浴室へ行くと祭日の朝は割と人がいる。
ひんやりした空気の中、しっかり身体を洗う。
シャワーの出る時間が短いので洗ってる最中は寒い!
それを温める人工温泉がなかなか良くて、ゆったり湯活を楽しむ。
ikiストーブ、二段座席の上段に何とか座れるくらいの人がいる中、仙台と言えどもサウナハッターは居るもんだ。
て、言うか、向かいの3coinsに「サウナチャンス」ハットが売ってるからそれだろう。
四次元はいつもの四次元ハットを被る
オリジナルサウナネコマーク入りで、平仮名で「よじげん」と書いてあるので気がついたら声かけてねっ!
サ室では下段の人が出る時にビート板を置き忘れていく…
その後出る人が持って出てあげればいいのに、誰も持って行かない。
仕方なく四次元が出る時に忘れビート板を持って出て、洗って直しておいた。
サウナハッターは目立つので、率先してマナー向上をやるべきだと常々考えてるので当然。
しかし外気浴から戻って湯船に入ろうとすると、サウナチャンスハットが、かけ湯場のすぐ横に落ちてビチョビチョになっているのを見つける!
すぐ近くの持ち主場、トトノイ中で全然気付いてない。
(上の衝立の上から落ちたんだろうけど、ここで直したら、まるで四次元が落としてビチョビチョにしたみたいに見える!)
「李下に冠を正さず」
モモの木の下で帽子を直してたらモモ泥棒と間違われるという故事。
ここは君子危うきに近寄らず、締めの湯船で気になるから見ていると、トトノイ開放の持ち主が時遅しのサウナハットを見つけ、ビチョビチョに呆然としていた。
少し払ってから被るとやはりビチョビチョなので脱いでは見つめを繰り返しサ室へ消えていった…
疑わしきは罰せよ、なのでゴメンね〜の罪悪感の朝風呂。
[ 東京都 ]
【怪物くん】〜ユカイクーカイ〜
ドーミーの朝。
夕べは遅かったので朝風呂へと向かう。
慌ただしいビジネスマンたちが入れ替わり立ち替わり来る時間帯、まずはしっかり身体を洗う。
そしていつものように湯船に浸かるのは儀式のよう。
ドーミー小伝馬町のサウナは小さいのですぐ満員になるが、タイミングよく上段で過ごせた。
時間が無いのか焦ってるのか、結構な確率で
「身体を洗わず」
サウナに入ってくる。
こう言った手合いの連中に共通するのは
「身体を掻きむしる」と言うこと。
体表についた汚れ、皮脂、これらに雑菌とか顔ダニが付いており、汗腺内にもあるからサウナで熱すると「痒く」なるのだ。
隣に座ったツートンのサウナハッター、ご多分に漏れず身体のあちこちをボリボリと掻き続け座っている。
当然頭皮も痒いので搔くのだが、サウナハット越しに掻いてるから刺激が足りないようだ。
生地がタオル地でもフェルトでも無いレインコート素材の様な布地だから掻きむしると結構気になる音がするのだ。
カーイカイカイ、カーイカイカイと忙しなく掻き続ける怪物くんが狭い隣にいるから落ち着かない。
だから身体はちゃんと洗って入ろうよ…
怪物くんが先に出て、窓越しに水風呂に入るのが見える。
ほとんど掛けたとは言えない位の掛水で
(あーあ、あの汚れが水風呂に…)
他人を慮らない人間は多い。
あ!よく考えたらウンコしてケツ洗ってないって事やん!
ホンマに怪物や…
[ 東京都 ]
【親の顔拝見】〜可哀想な人のうた〜 ②
まあ、自分中心に時間考えてないのに「みんなが同じ価値観」と勘違いしてる人間は多い。
こう言った手合いの常套句は「常識やろ!」で相手を恫喝する事です。
あなたの価値観はあなたの物で常識ではない。
決められたルールの解釈を一定に協議して取り決められた物で、彼らの常識は思い込みからの押し付けでしかない。
ドーミー神田のサ室。
前日は夜中まで仕事があり、Wヤングくんと朝からようやく風呂に入れたのだ。
朝のサ室
ドーミーはサラリーマンの利用も多い。
ビジネスマンが悪い訳ではないが、ドーミーサ室の荒れ具合にビジネスマンが加担してないとは絶対に言えない。
サ室のマットはびっちょビチョ、足でねじくってよれたままでも平気な彼らの使用は
「慮る」がない。
次に入る人、私以外が使うに仁が無いのだ。
この日隣に座っていた中高年が、全身の汗を手刀でこそいて掌に握り、下のマットに絞り続けていた。
「すみません、後の人が嫌だと思うんで絞るのやめてもらえませんか」
四次元が隣の中高年に言うと
「あー!何やー!みんな汗流しとるやろー!何か文句あんのかー!」と三木のり平のメガネ無しで睨みつけて言い放った。
「僕はできる限り流れないようタオルで拭いて入ってますよ」と言うと不貞腐れて「殺す」オーラ出しながらパワハラのり平はサウナに居座っていた。
のり平の足元のマットは汗でビチョビチョ。
のり平マインドは小学生と同じで「汗でどんだけマット濡らせるか」ゲームをしてるバカなのだ。
外気浴でものり平がいたが、本当気分が悪い。
と言うか可哀想な人間だと情けなくなった。
他人との関係性で構築される「社会」においてオレさえ良ければしか教えれなかったこの男の親の顔が見たい。
家へ帰れば家庭もあるだろうが、他人を慮らない中高年の特徴からすると嫁さんにありがとうを意地でも言わず、娘に口も聞かれず、息子に無視されてるのだろうと想像に易い。
サウナだけでなく、本当に現代は我々世代の中高年が悪きお手本となっているよなぁ…
こんなクソのり平にはならない。
そしてこんなクソのり平を作った親の責任を考えた日
木枯らし吹く冬の一番。
[ 東京都 ]
【親の顔拝見】〜可哀想な人のうた〜
先日、工事現場で何十年ぶりかに見たのはバブル期に幅を効かせた「元請様部長」
下請をゴミ程度にしか思っておらず、今で言うパワハラの権化だ。
「あー?誰に口答えしとんねん!あー‼︎」と恫喝する姿も胴にいったもので、ずっと不機嫌そうな顔をして崇め奉れオーラ出しっぱなしのクズだ。
コイツが工事をするビル側業者として出てきたのだ。
桃屋のCMの三木のり平がメガネを外した様な顔を凶悪にした感じ。
現場では明らかにこのパワハラ部長の確認ミスにも関わらず、現場を見に来た空調屋さんになすり付けようとしてた。
「あー?見積出したんやろ!ほななんで出来へんのに出したんや!あー‼︎」と怒鳴り
若い業者さん「図面見ておかしいから現場確認してから返事しますて言うたじゃ無いですか?」
パワハラ部長は「あー!アホかお前!オレにわかるよーに説明せんかー‼︎アホ!」と、とにかくひどい。
現代が違うのは、若い人も怯まないことだ。
「なんで大声でボクが怒られなあきませんの?大体図面見たら分かるでしょ⁈」
この部長、名刺には「一級建築士」「一級施工管理士」と書いてある。
パッケージエアコンのマルチを分割できる訳無いのは常識だ。
そう、つまり「働かないおじさん」
このバカがガナリ続けてるので関係ない四次元とWヤング君は「あ〜次ありますんで〜♪」でサッサと立ち去った。
もちろんエレベーターで爆笑が止まらなかったのは言うまでもない。
こう言った中高年で人の事を慮れないバカ大人が結構いる。
もちろんサウナでもだ。
次に使う人の事など考えずに汚く使う連中の話は四次元のサ活にはよく出てくる。
今日はそんな話しで
〜つづく〜
[ 宮城県 ]
【キャシャーン】〜残念なサウシードッグ〜
という訳で仙台。
いつもの山里亭でバカ飲みしたらバカのように酔う。
それすら分からんのだから四次元はバカなのだ。
え、今まで知らんかった??
ギターが弾ける店を2軒目に、マスターが「弾いてくださいよ」で泥酔の四次元はサウシードッグの歌を弾き語るも、全く指も動かない上、そもそも歌詞もコードも無いのに何で演ろうかと思ったのかサッパリ分からん。
とにかく残念なサウシードッグを途中退場というさらに残念を上塗りして終了…
今夜は風呂は無理だ…
とぽすのカプセル部屋はすこぶるイイ!
かなり快適ですわと、前日のオリ1との差に愕然とする程の良い目覚めの中、浴室へ向かう。
綺麗さっぱり身体を洗い湯船へ。
何でそこまで?と思うほど、「人工」を推す温泉に浸かる。
人工はともかく、浴槽内を大谷石貼りにしてるのは風呂愛を感じますね…フフフ。
新造人間なのか人工温泉なのかは別として、いい湯活の後、いざサ室へ。
ikiストーブで足元までしっかり温まるサ室は座る場所で熱を感じるバリエーションが広い作りとなっている。
水風呂内も大谷石貼り、フランク・ロイド・ライトも潜って頬ずりしたいだろう。
秋を感じる気温と曇り空を見上げて、さあ、これから埼玉かと思うとちょっとゲンナリする朝。
[ 東京都 ]
【ラヂオの時間】〜熱ちゃんいつもの洗体ヒーロー〜
という訳でオリ1に宿泊。
あっちいよぅ、ちべたいよぅのオリ1でしっかり身体を洗い湯船へ。
コアな客層から若者サウナーまで様々な浴室で、サ室に入れば広めで清潔感が高いので混雑味はない。
それでも体を掻きむしり、汗カットしながらニュルニュルと汗ローションマッサージで最終手のひらで集めた汗搾り魔人はそこそこいる。
しかしikiストーブはえげつない熱を発していて、確実に僕らを焼いていくのだ。
そしてその時は来た。
スタッフロウリュの時間だ。
しかし2セット目出た所なので行くか行かんか?って行くわな。
オリエンタル1ではロウリュ時もテレビは消さない。
ラヂオのようなBGMと化した中、ikiストーブからヤバい熱風が来る。
バラバラと人が減り、客は2人になった。
四次元は熱いの苦手。
でも苦手なだけで熱耐性が無い訳では無い。
しかし、すでに連セットのためかなり削られてるのだが、インド系スタッフは2人しか居ないのでありえへんぐらい集中的にブロアで吹いてくる!
聞きたいか俺の武勇伝ぐらい、熱っちやんいつものやっちゃってくれるので死亡…
トトノイ椅子でくたばる視線の先に、いつまでもいつまでも数種類の自前洗剤で身体を洗い続ける「洗体ヒーロー」を見つけた秋。
[ 神奈川県 ]
【インダストリア・ギロッポン】〜ロウソク島はSaucy Dog〜
夕方、四次元子と彼氏のケンちゃんと六本木で待ち合わせてメシに行く。
娘と会うのは夏以来か…
飢えた若者は「なにが食いたい?」と聞くと
「肉!にく‼︎」としか言わない。
というバーバリアンを連れて、シュラスコの店へ。
削いだ肉をバンバン食べる2人に中高年は少し控えさせてもらいました。
胃袋を取り出せば肉のミルフィーユが出来るほどたらふく食わせてお別れ。
ホテルへ戻ってすぐに浴室へ向かう。
明日朝早く大阪へ戻るから今のうちに入っとかないといけないからだ。
まず長く黒湯に浸かる。
ぬるくて長く入れる。
そして静かに3セットのサウニング
壺風呂前のイスにすわるとドーミー独特の手すり、石柱が三角形の配置でインダストリアの三角塔を彷彿とさせる。
遠くに見えるアンテナ塔の、赤いランプが石柱の頭と重なり、隠岐島の「ロウソク島」のようになっていた午前0時過ぎ。
[ 神奈川県 ]
【あいまいな境界】〜自由な曲線〜
東京も不便になったもんだ。
すったもんだで取れた宿がここ「ドーミーイン 川崎 扇浜の湯」だ。
早めの到着で早速浴室へ向かう。
この後、人と会う為サクッとやっときますか…
想像通り人は少なく、身体を洗ってから湯船に。
ここの温泉は「黒湯」
つまり黒いお湯で底が見えないという、バラエティ芸人向けのギミックが実装された風呂だ。
コイツは気を抜いて入ると痛い目に会う。
知り合いでも居れば、ひと笑い取れる程のリアクションが出来るが、見知らぬ他人ばかりの中の喜劇は本人だけ悲劇となるから気をつけろっ!
間違いない!
恐る恐る足を入れると1段目に遭遇。
横の石柱を手すりにもう片方の足でこの1段目の境界を探る。
そして底に足を到達させた。
ここでさらにもう一段あるなら、諦めて派手にすっ転ぶしかない。
バラエティ番組用では無く、川崎の街を見下ろす広い湯船でぬるめの湯に浸かりムフー
皆さん、湯活ですよ湯活、フフフ…
長めに湯に浸かり、サ室を目指す。
いつもの四次元ハットでドーミーにしては少し広めの室内でストーブ前上段を陣取る。
最近何かと話題の男性アイドル企業所属の関西男子達が、女性とどうデートするかプレゼンするという、何一つ共感も興味も持てない番組を見ながら10分、これがShow must go onと言うなら余りにもつまらない内容を「CMの後で!」で引っ張る。
何の後ろ髪も引かれずサ室を出て、冷たい冷たい水風呂で冷やされる。
露天の椅子に座ると、ドーミー品質の上質なサウナ構成で目の前がクラクラ…
目が回り、頭の中は自由な曲線を描き始める。
サクッと2セット!
この後は蒲田の鳥万に凸!
もちろんビールは瓶でねっ。
[ 神奈川県 ]
【楢山サウナ節考】〜デブパレード〜 ②
浴室に入ると果たしてそこは浴室では無かった。
洗い場はなく休憩場しか無く、風呂は存在せず水風呂しか無い。
打ちっぱなし露出とタイルでレトロ感を演出しつつ、サウナー達が休憩している。
とにかくシャワーはあるので身体をしっかり洗う。
湯活無しなので何か調子が狂うが、いざサ室へ。
中央に水車が回る。
イベントじゃあ満席とするなら22〜3人は入りそうな広めのサ室は下段足首までしっかり熱い良いセッティングだ。
暗くて温度計は見えないが上段の体感では95℃前後に感じる。
サ室面積から考えると吸排気の換気口はこの倍はあっても良いのではと感じる。
理由は湿度の滞留が高いので、これではオートロウリュ時の落差が甘いと感じるからだ。
吸排気全開でこの滞留なら倍面積にして絞めるなどで調節した方がバリエーションを作れると感じる。
そしてそのオートロウリュが発動。
水車が逆回転すると緩やかにストーブへロウリュを行う仕組みだ。
何度か反転してロウリュを行うが、先程の予想通り落差が少ない。
恒常的高湿度を目指すか、変化のある個性を目指すかだと前者を選んだと言う事のようだ。
しっかり蒸され、ビッチリ冷やされ、ガックリ休憩で夜は中華街へ…
翌日の展示会でウチのブースに元デブパレードのDr.COYASSが来てくれた。
また中目黒でメシ食う約束。
あーまた足が棒…
おしまい。
[ 神奈川県 ]
【楢山サウナ節考】〜デブパレード〜
パシフィコ横浜出展者で宿が取れない!
そんな中いつものWヤングくんに加え、設計デザインの大御所、武論尊似の先生を連れての参戦なのだから宿探しも大変…
展示会はまあまあシンドイ。
立ちっぱなしで浮腫んだ足では連日の展示会は持たない。
で、辿り着いたのはここ「ハレタビ SAUNA & INN YOKOHAMA」だ。
着いてみれば中華街のど真ん中じゃあないか!
雑貨屋の上の怪しいとに上がれば、最近の若者にウケそうな内装のフロント?と言うよりライブハウスのバーカウンターに近い。
チェックインの説明を待つ間も「わたしは最先端」の意識高い系男子、女子が行き交う。
大御所の武論尊先生
「ワシ高血圧でサウナ入られへんねん」
ここで痛恨のシャワーのみ!
武論センすんません!
雑居ビルを無理矢理改装した謎のホテルと最先端横浜サウナ施設。
まずはWヤングくんとサウナに向かう。
フロントでタオル貰う時、飲み物の説明をされる。
どうやら浴室まで持ってきてくれるらしい。
入る前から入った後までの気分に応じるラインナップを説明されたが、意識低い系と言うか意識飛んでる四次元は、CCレモン5本分のイケてる飲み物は丁寧にお断りする。
小洒落た脱衣場で服を脱ぎ、浴室に入るとそこは浴室では無かった…
〜つづく〜
[ 大阪府 ]
【温泉なのか⁈】〜NANIWAの流儀はサウナタイム〜
夜中に突然、明日空いてるのってLINE。
高校同級生の女子から、急い行けなくなったイベントの友人の代わりに「やまぐち地酒維新in関西」へ呼ばれた。
山口県の酒を飲み倒し、同級生と別れて向かったのはここ「入船温泉」だ。
これまた急遽東京から大阪に来るという取引先、20代の社員さんが「サウナ連れてって下さい」のLINEがありここで待ち合わせとなった。
彼が来るまで飲んだ酒を抜くため脱衣場で仮眠…
18時過ぎには取引先のヒカルくんと合流。
うちの社員のキーテルもなぜかやってきた。
オートロウリュ、スタッフロウリュと当たり極上のサウニング3セット。
大阪銭湯を楽しんでもらう。
入浴後ヒカルくんに「ここの水、ぬるっとしてますがやはり『温泉』なんですか??」
と聞かれる。
大阪の銭湯はただのお湯でも「温泉」と名乗るプライドなんだと教えると「へー」と感心していた。
そして排水溝蓋を指差して「ナニワってかいてるでしよ?これは「ナニワ工務店』が施工したっていう大阪銭湯業者の証なんすよ。そしてナニワだとこの『ぬるっとした』軟水装置を入れてる事が多いので人工的に温泉みたいにしてますね」
と、大阪雑学を教授しておいた。
この後京都に移動するヒカルくんに、時間が許すまで通天閣の下、串カツでアフターを楽しんだのは言うまでもい。
…ついででビールガブ飲みしてたキーテルがいたのも言うまでもないか。