2020.08.04 登録
[ 北海道 ]
宿泊の地、中札内村。
すこし前にオープンしたこのエアポートスパが気になって十勝をロックオン。けれどもこの時期は帯広のホテルがなぜか軒並み満室もしくは超割高で、それならいっそスパの母体であるフェーリエンドルフに泊まればいいじゃないかとえいやと予約しました。ここにはもともと休暇村時代から関心を寄せていたので様子見もできて願ったり叶ったりです。どうみん割が延長されたから道内にしたのにどうみん割が適用されないプランで本末顛倒だったけれども細かいことは気にしない、Don't think, feel. とガイアがわたしに囁きました。
噂で気にはなっていたものの事前にとくに情報を入れずによくわからないままきてみると、なるほど立派と云うか洒落ていました。グランピングリゾートにふさわしいラグジュアリーみ、グラマラスみがあります。全国的にもこんな小綺麗なスパがある村はめずらしいだろうなとおもいました。洒落ています。外観から内装まですべてがそうなのでサウナも当然ながら先進的な素敵なものでした。フラットなお座敷スタイルのセルフロウリュサウナと段差が大きく高さのあるオートロウリュサウナの二つ、どちらも温度はそこそこで湿度に全振りしたいまっぽい仕様でした。古き良き昭和ストロングの対極にあるナウでヤングな令和マイルドスタイルです。はじめはオートの方が圧倒的に好みでしたがソロで何度も試行するうちにメープルロッジ式の雑ロウリュを応用して体感温度を爆上げする方法をみつけ、そこからはセルフ側の虜になりました。あゝHARVIA。
全体に、一つ一つのエリアが空間的な余裕をもって設計されていてとてもよかったです。露天はとくに実際以上に広く感じ、空いていたこともあってえらく贅沢なつくりにおもえました。暗くてよくわかりませんでしたが若人が自由に寝転がっている芝生が敷かれたような大きなスペースもあって、晴れた昼に日向ぼっこしたら最高だろうなと空想しました。宿泊の施設案内によるとモール温泉はふく井ホテルからの運び湯とのことで、はじめはそれで¥1,000はちょっと高いかなとも感じましたがこれだけ充実していれば納得。現時点では北海道でいちばん洒落たスパかもしれないのでやっぱりここに泊まってよかったですぽん。
男一匹ひとり酒。
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秘境トムラウシへ。
当初は今週あたりに福岡か鹿児島を旅行しようと計画するもうちの女狸の仕事が忙しくなって頓挫。わたしがタモリであれば仕事と遊びのどっちが大事だとどやしつけるところですがぐっと堪えてひとり旅にシフトチェンジ、二転三転して道内の中札内村に泊まることにしました。その旅の最初の山場がトムラウシ温泉。場所が場所なだけにちょっと訪れにくいですがひとりなので気軽にアタックできました。日本でもっともコンビニから遠い、ひとが住む土地としては日本でもっとも不便な場所だとか。さもありなん。
無色透明の温泉ではたぶんここがいちばん好きです。山奥のなんだかすごい源泉なので、とくに40℃の主浴槽にぼーっと浸かっていると身体とお湯との境界がわからなくなってしまいます。硫黄ながらほのかなアロマのような香りも好きです。温泉の合間には王者のミストも3セット。濃縮されて硫黄の香りも強まった凶暴なミストです。じっと入っていても沁みますがここはミストサウナという名のひとりカラオケでもあるので小声で唄っても大聖堂のパイプオルガンくらい声が反響してきもちがよいです。空いていたので唄い放題でした。
滅多にくることができないけれどもいずれ山にも登りたいなとおもいつつお土産を買って下界に戻ってカツカレーをたべましたぽん。
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木曜日、木曜会の小サ旅。
いつもの事変号に乗せてもらって96さんとスペシャルなゲスト、新たな仲間ふたりを交えた5人で出発。ゆかりの地であるニコーリフレに9時に集合して一目散に積丹の岬の湯へ、ふた月前からたのしみにしていた今回の最大の目的地です。予定通りに開館直後の11時過ぎに着いたところメンテナンスで臨時休業。秋らしからぬ夏日の快晴の下できゃっきゃうふふと二時間ほど朗らかにドライブをたのしんだ中年5人をあざ笑うかのような残酷な現実にみんな動揺を隠しきれません。お空きれいと呟きつつとりあえずシャコタンブルーな絶景を眺めてうに丼屋に向かいました。ちょうどぴったりお昼時に入ることができてラッキーでした。
行き場をなくした一行はぐるっとまわって山のニセコの綺羅乃湯へ。旅の開幕のサウナが14時半になってしまいましたが日時的にも前回同様に空いていてよかったです。前回と違ったのはクレイジーな熱波師がいたことで、リフレよろしくときにちょろちょろときにじゃばじゃばロウリュされるごとに体感温度は100℃どころではない熱さになりました。綺羅乃湯のストーブの底力、あな怖ろしや。ひとがいなかったので5人だけで入れたセットではさらにとんでもないことになりました。悪魔が笑いながらどばっと水をかけてぶるんぶるんと旋回すると背中が痛くて上段なんかとても座っていられずに定員ふたりの下段に4人がひしめいて震えあがるという珍事に。自らの手による地獄の熱さに何事かを叫びながら悪魔はそのまま退室してしまいました。とにかくたのしくてきもちよかったです。ありがたいことです。
助手席で眠る神がチェックアウトが19時だからチェックアウトが19時だからと寝言で繰り返すのでミリオーネは断念してこの日は一軒で終了。直前に都合が悪くなってしまったニコラスさんも含めてみんなでリベンジしようと積丹再訪の日取りを調整してリフレで解散しました。前日の夕方からめちゃくちゃ密度の濃いたのしい二日間でしたぽん。
実はいちばんおもしろかった明け方4時のパフェ屋さん。
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きのうはことし二度目の発寒川。
エレガントワタシラの親睦と7月末の寺サウナの慰労を兼ねた会がたのしく催されました。早朝組は朝の7時から現地で設営をはじめてくれて最終の撤収は18時頃、一日がかりのハードな遊びでした。めちゃくちゃにたのしいものの時間が進むのもめちゃくちゃにゆっくりに感じて時計をみるたびにこんなに遊んでまだn時なのかとおどろきました。最近ではめずらしく雲一つないくらいの清々しい好天に恵まれてとても暑かったので体力も削がれたのだとおもいます。けれども帰り際にみんなの真っ黒、真っ赤になった腕をみると遅い夏を満喫することができたなと大変な充実感を覚えました。
また、個人的にはサ道のTシャツがかぶったTCM兄に野営道の初歩であるBBQを指南してもらえたのが勉強になりました。ここにきていよいよ野外での調理と露出に興味を抱きつつあるところだったので七輪についてなど教えてもらえてありがたかったです。いつも用意してくれる必殺の焼き鳥はもちろんながら今回のスペアリブも実においしくて、七輪はすごいやと炭火の偉大さを実感しました。
なんだかきのうは大方がサウナにあまり入らないで話して遊んでたべて飲んでと銘々にその場を堪能していましたが、合間合間に入るテントサウナはやっぱり素晴らしいものでした。やいやい盛り上がるだけではなく少人数の、場合によっては一対一の密な空間であらためて相手のことを知ることができる、コミュニケーションツールとしてとても優れたものであると身をもって感じました。今回はシャンプーさんとサウナ7さんの二張りが活躍してくれましたがどちらもそれぞれに個性があってきもちよかったですぽん。
秋の集合もたのしみにしています、ありがとうございました。
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きょうは快晴、白銀荘。
二日目のきのうは朝ウナの後は温泉に入っただけだったのできょうはしっかりサウニング。けれどもきのうの温泉もとてもよかったです。訪れたのは秘湯と難読で知られる湧駒荘のユコマンの湯。サウナがなくてもここは大好きです。さすがは神々と狸が遊ぶ大雪山。むかしラジオでちっともエッチじゃないのにエッチに聞こえてしまう言葉シリーズってあったなと懐かしくなりました。
さて二日ぶりの白銀荘、きょうはとても天気のよい日でした。山にかかった雲もじきに消えて露天からの景色が素晴らしかったです。これぞ白銀荘。平日の昼間は空いていてサウナもソロがありつつの最大で3人という快適さ。出入りが少なくて湿度もよい感じでした。こんな好機を逃してなるものかとゆっくり6セットしてちょっとぬるめだった岩風呂でうとうとして大満喫できました。ここが須弥山の有頂天、天気がよくて空いていて完璧でした。
これにて2泊3日のひとり旅も終了。いけなかったところやり残したこともいろいろあってこれで帰らなきゃいけないのかとおもうとプラチナせつなくなったので最後に白金温泉だけ寄りました。来週は十勝の温泉を攻めるつもりですぽん。
らーめん「支那虎」、真っ黒な塩。
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初日の泊まりはCABIN旭川。
上富良野から旭川に移って早めに夕食をたべようとするも連続で四軒にふられるという地獄。コロナ以降はGoogle先生の情報があてになりません。怒りのコンビニ豪遊に切り替えてささっとホテルにチェックイン、雨なので飲みにも出ずに引き篭ることにしました。ビジホでだらだらはよいものです。
サウナと温泉にもゆっくり入ることができました。ここのお湯のほのかな香りも好きです。目当てのサウナはやっぱりとてもよかったです。ひとが少なかったからか前のように異常な、ここはジャングルの動物観察小屋かなとおもうほどのめちゃくちゃな湿度ではありませんでしたが、ロウリュするとぶわーっと蒸気が降りてきて申し分のない最高の熱さになりました。たまらんです。北海道のプレキャのなかでも総合的にここがいちばん好きです。
明けて朝ウナして旭川デザインセンターをみてから富良野に戻ってきました。途中でたくさん温泉に浸かってふやけたので二日目のホテルでただ酒飲んで寝ますぽん。
お昼は「せい一」のざるそばとミニ鳥天丼、ミニってなにかね。
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小雨しとしと白銀荘。
遅蒔きながら夏休み状態に突入、遊ぶぞという意欲がみなぎっています。しかしながらせっかく自由を謳歌できるのにもうあしたから9月になってしまうなんて。もっと夏を感じたかったです。朝に目が覚めたら二週間くらい戻っていて8月がエンドレスでループすればいいのになとおもいます。
今回は旭川と富良野での宿泊。ひとり旅で温泉を中心にいろいろ巡ろうとおもいルートを検討したものの結局いつもと変わらぬ白銀荘へ。やっぱりこことカミホロ荘が好きです。雨が降っていたので山は隠れてしまっていましたが森を眺めてぼーっとするのが心地よかったです。月一くらいで通いたいけど遠いもんなあ、などと考えていて気がついてしまったのですがいまの自宅から富良野の駅あたりまでと札幌の仕事場までとは時間にするとわずかに5分強くらいの違いしかありませんでした。なんてこったい。富良野は遠いというむかしからの先入観で眼が曇っていたようです。十勝岳まではさらに距離があるものの富良野を基準にして考えるとたいしたことないようにおもえてきたのでもうちょっと日帰りでもきてみようと決意しました。
雨のおかげかぽかぽかの湯がぎりぎり入れる45℃くらいまで下がってくれていて下茹でがはかどりました。なんだか鉄分の濃度が高くてきょうのお湯は赤みがつよく香りもしっかり感じました。サウナは、セルフロウリュができるようになってからはいつも印象が異なるのですが、きょうはちょっとぬるかった気がします。一度ドアが開くと逆ロウリュであるかのように一気に湿度と温度が下がりました。サ室が大きく変わったのでこの一二年は過渡期のようなもの、安定するまで気長に待ちたいです。木の香りはいつもよいのでそれだけでも余りあるありがたさです。またすぐにくるですぽん。
ハンバーグをたべる気でいたら満席で追い返されて近くの「まん作」へ。せいろ原理主義者であるためいつも冷たいのを頼んでいたものの肌寒かったのでなんとなく温かい豚ねぎにしてみたらこちらの方がむしろ好みだったという罠、もっと早くに気がつきたかった。
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今週も木金で宿泊、ニコーリフレ。
ひとが多いイベントはだいたい避けるので25日のニコーデーは半年ぶり、賑やかでたのしかったです。メインのダイナマイトロウリュは16時のスドウサワグチ回も19時のエレガントマツオ回も盛りあがってリフレみが強くて、たまには祭りに参加せんといかんとあらためておもいました。
混み方もさほどではなくてとくに昼過ぎは空いていて快適でした。ただしあぐらをかいて油断していたら15時の組長の回は気づいたときには満席でまさかの32人目、とくに行列ができていたわけではなくぬるっと定員超過というはじめての逃し方をしてしまいました。めずらしいパターンでこれはこれでおもしろくて笑いながらミストに切り替えたところこっちで熱波してくるわと組長もいっしょに入室、なごみました。翌朝の8時と10時で狙い通りに組長リベンジができてひと安心です。
ダイナマイトの合間には96さん事変さんに途中までカピさんも交えてひさびさの飲み会。あっ晴れの個室は落ち着きます。次のサ旅やらなにやらの話をしているとあっという間に時間が過ぎてしまいました。たのしいです。ニコーデーなので中ジョッキを6杯飲んでも¥1,800、鬼の安さ。25日はひとをだめにしてしまう日ですぽん。
ソフトクリームをつくるのがだんだんへたになっていきます。
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泊まりのニコーリフレ。
半月以上でわずかにサ活が2回、今月はサウナが遠いです。もともと8月はすこしだけ忙しい月なのですがことしはとくに仕事が進まずあくせくしています。そんななかでリフレを予約していた日が到来、せっかくのサッポロ割を先日すでに一度キャンセルしてしまったのでなんとしてもいかいでかと一週間ぶりに外出。やっぱり熱波はたまらんかったです。
昨夜はスドウさんからのマエダさん、今朝は組長からの組長。マエダさんもなかなかに疲れてる感じがしたもののなんだかんだおかわりではバケツ一杯まるまる投入でサウナ離れしてなまった身体を引き締められました。熱くてかわいいです。そして8時だけではなく10時もアシスタントなしの自作自演で大変そうでしたがほんとに朝は組長に限ります。よい4熱波でした。16時のシマダさんまで残りたいきもちは山山ながらカプセルの清掃が入る前にそそくさと退館、無念。来週の中頃には夏休みフィーバー状態になる予定なのでそうなったら熱波三昧に興じてやるつもりで今回は我慢です。
ところで熱さで朦朧としていたので因果関係は曖昧ですが、きょうの組長はおかわり熱波でシェー‼︎を仕掛けてこなかったコロ助さんの受け方に激怒して悲嘆してもうここを辞めて神戸サウナに就職したいと乱心していました。リフレではこれまでお世話になりましたありがとう組長、フォーエバー組長。サウナイキタイに書いとけオイコラタココラと申し渡されたので書いておきます。来週の泊まりもたのしみですぽん。
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ひさしぶりのサウナ。
だいたい10日ぶりに家から出ることができるようになったので予約していたPOTMUMへ。娑婆の空気はうまいです。
今回ははじめての夜サウナで、はじめてのサウナBでした。これまでAACBときたのでこれで三室コンプリート。このBがいいとこどりのハイブリッドでいちばんよかったかもしれません。すべてを備えていました。
サウナでの音楽は The Velvet Underground の''Heroin''と Jeff Buckley の''Hallelujah''だけを無限再生、病みあがりには沁みてとくに休憩中は天に召されそうになりましたぽん。
朝食もはじめてポキ丼を選択、ハレルーヤ。
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ついに迎えた寺サウナ。
ほんとうにたのしいイベントでした。
初回の11時にみんなで予約していただいたので朝の10時頃から続々と仲間が集合、受付や更衣室からもうわくわくがとまりません。本堂も墓地も真新しくて綺麗で、寺一般よりも全体的に洒落ていて令和っぽい雰囲気であるために寺×サウナが違和感なく融合できる場なのだと納得しました。事前の予想ではギャップやミスマッチからおもしろさが生じるだろうとおもいきやテントサウナがまったく浮かない空間。なんだかとてもかっこよかったです。
さてその設備はウィスキング用を合わせてテントが5+1つにプール水風呂が2つにシャワーブースが2つにインフィニティチェアがなんと10。ひと枠の人数を考えると十分も十分な物量でした。他にアディロンダックチェアもたくさんあったのでとくに休憩では絶対に待ちが発生しないようにしてくれていました。この点を含めてとても嬉しかったのは、徹底して利用者の目線に立っていてくれたところです。客をとにかく満足させる、という意欲と云うより覚悟と云うべきものは利用者の多くにしっかり伝わったとおもいます。スタッフの人数も実に多く、すべてのサウナを常時チェックして随時さまざまな声掛けもおこなっていました。サウナの温度に関してはとりわけ念入りで、滞在した2時間のうちは少なくともどれか一つは必ず120℃超の馬鹿みたいに熱いテントがありました。すごいことになっていたので最後に写真を撮っておきました。そして極めつけはテントを一つづつ巡回して室内のコンディションをチェックしつつ熱波サービスをしつづけてくれたことです。熱さも熱さなのでこれは大変だぞとおもいました。けれどもそのおかげでふだんはできない男女交えての1、2、サウナー!が実現して大いに盛りあがりました。ありがたいことです。なお、サウナ後の休憩では銅製の例の三本筋ラドルでひまわり温泉よろしく冷水ぶっかけをすることができて入滅しそうになりました。これはちょっときもちよすぎます。誘い合わせて友人知人の身体の各部に垂らすことを勧めます。
サウナ後に本堂で催された坐禅体験も新鮮でした。わが家は母方も父方も祖父が真宗の坊主狸だったために禅を実地で学んだことがなく、多かれ少なかれ関心はあったのでごくやさしい入門ながらよい入り口となりました。禅の書物には過去から未来までの仏さま達よりも狸の方がむしろととのえるかもしれないということばがあるとのことで、なんとなく好きです。というわけで禅寺とサウナ、禅寺のサウナ、第二弾も第三弾もすでにたのしみになっていますですぽん。
[ 北海道 ]
今週も水曜日に宿泊、ニコーリフレ。
ひねもす熱波のことを考えてようやく夜を迎えたものの仕事が押して20時の熱波に間に合うかどうかの時間に。間に合わないとしたらタッチの差、せっかくのマエダさんをそれで逃しちまったら今夜はねれねーぜとおもいつつ入館するとチェックインの手続きが神速で余裕をもって浴場にたどり着きました。一秒のロスもないスムースな案内、ありがとうタナベさん。ただサ室に入ってちょっと誤算だったのは20時もサイレントになったのをすっかり忘れていたことで、通常の盛り上がりをイメージしていただけにアドレナリンのやり場を失ってちょっと悶々としましたがサイレントなのにかなりのロングライドで結果としてとてもよい熱波でした。15分弱もあってふつうに長かったです。幸先のよい滑り出しにほくほくしながら泥のように眠りました。
翌朝はバイキングをたべて組長の熱波からレッツゲッティットオン。ここで先週と同じく木曜日の男こと事変さんと合流しましたがこの日はいつになく知人が集まる日で虚無僧や片足さんとも遭遇、その後も96さんに鍛高譚さんにペテガリニキに教祖までやってきて大変に賑やかな午後となりました。ロウリュはさほど混んではいなかったのでどの回もみんなおもいおもいに席を取ることができてよかったです。もっとも印象的だったのは14時の組長の回でタオルを振っている組長には目もくれず隣に座った教祖を一心に拝みながら熱波を受けていた錯乱事変でしょうか。組長に大きな違和感を与えていておもしろかったです。次点は会話の流れでカプセルを予約することを《カプセルをとっぴする》とのたまったペテガリさん、おそらく小学校の低学年以来であろうノスタルジックな単語をごりごりの中年がさらっと口にする衝撃。この御仁からは誰よりも深い狂気が見え隠れして興味が尽きません。
そんなこんななたのしい滞在となりましたが、嬉しかったのは二日で三度のマエダさんの熱波を受けられたことです。しばらくないことだったのでぜんぶ完走して最後までありがたくいただきました。とくに最終の回は気合を入れてくれて途中退室がばたばたと出る極熱なロウリュとなり、よい回に居合わせることができてよかったと大満足しました。マエダさんにはじまりマエダさんに終わる理想的な宿泊でしたぽん。
気になっていた「とんでん」のジャンボ茶碗蒸しをたべて無事に帰宅。
[ 北海道 ]
サウナ:7+6*2=19分。
プールからのユンニの湯。
きょうは暫定でことしいちばんの外気浴ができました。30℃に満たない気温に快晴も快晴な青い空、心地よい風がそよいでちょうど暑くはないくらいのぽかぽかの午後の日光浴となりました。ニースのビーチに寝転んだってこれほどきもちよくはならないと云っても過言ではないに違いない。サウナもよかったです。泳いだ後なので湯通しすれば6分で十分過ぎるよい熱さ、この手のシンプルな対流式サウナでは圧倒的にここが好きです。
ところで日光浴をして露天風呂に移ると小さからぬ違和感、風呂の内外の岩の配置が全体的に前とはすこし違っているようにおもいました。この辺の内側にも岩がとととんと置かれていたよなあと不審を覚えつつ長らくのお気に入りであるくぼみに収まるといよいよはっきりとした違和感、ぜんぜんしっくりぴったりとしません。こらやられちまったなと疑惑は確信に変わりました。ちょうど都合よくすぐ傍に常連らしきお父さんがいたのでお話ついでに答え合わせのつもりで岩の変化について質してみると、そんなことないよ、ときょとんとされてしまいました。へへっと空笑いして礼を述べて帰りました。人間や狸の記憶なんて所詮この程度ですぽん。
らーめんの「一令」をたのしみに一週間を乗り切ったのにきょうからまさかの臨時休業、方針転換してファームレストランの「ハーベスト」へ。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。