2023.02.23 登録
[ 東京都 ]
「メンヘラ焼肉アウフグース」
本日かるまる夏至祭3日目は
日本一(自称)のアウフグースチーム素面のリーダー・素面のいいだ。さんのアウフグース。
24時の部の抽選を勝ち取り、最前列の入口側という1番ひよってる席を陣取る。
マイキーくんがいたら間違いなく潰されていただろう。
本日の演目は「焼肉」。
我々サウナーを網の上で焼かれる肉に見立てて、華麗なタオル捌きで焼き加減を調整する焼肉奉行いいださん。
焼肉といえば初手はタン塩を選択する人が多いだろう。
焼肉アウフも初手はタン塩ということで、さっぱりとしたレモンのアロマで味付けされるタン塩たち。
高級な肉ほど余計な味付けは必要ない、塩胡椒で肉本来の味を楽しむべし。
A5ランクのかるまる牛となった我々に降りかかる胡椒のアロマ。
今度は玉ねぎの皮茶のロウリュ。どんな匂いがするのか想像がつかなかったが、これは間違いなくバーベキューの香りだ。
ここで小話が始まる。
「僕メンヘラなんですけど」
こんな入りで語り始めるアウフグーサーは他にいないだろう。
笑い話にしているが、鬱病を経験したいいださんならではのお話で、メンタルが落ちている人に元気を出してほしいという気持ちが熱波から伝わってくる。
そういえばここまであまりタオルを振ってないいいださん。
あまりタオルを振らないアウフグーサーで有名らしい。
ただ、焼肉に置き換えて考えてみてほしい。
あまり頻繁にお肉をひっくり返すものじゃないだろう。
いかに美味しくお肉を焼くかであり、アウフグースも闇雲にタオルを振り回すのではなく、目の前のサウナーたちをととのいへと導くことが大切なのである(?)
ここで初めてお肉を裏返す時がきた。
全肉立ち上がり、背中を向けて熱波で焼かれる。
そして脱落者、ではなく、お肉がこんがり焼かれて出荷されていった。
出口でお辞儀をして出荷されていくお肉。さすがは高級焼肉、礼儀がしっかりしている。
最後はジューシーにちなんで14秒数えて焼肉タイム終了。
完璧な焼き加減で、サンダートルネードという名の痺れの効いたタレに浸かり、インフィニティチェア米の上でととのう。
今日のビールは格別だ。
[ 東京都 ]
ととのいポイント 91トトニー
一階は会話OK、二階は会話NGというルール。
どうしてもお喋りしたい人たちの捌け口を作ってあげることで、メインである二階サウナフロアの民度を保っていた。
喫煙所を作れば路上喫煙が無くなる的な感じである(?)
まずは私の大好物のケロサウナ、手酌蒸気へ。
下段はドアの開閉の度に足元に外気が流れ込んできて、なかなか温まらない。
上段が空いたのを見て、すかさず上段へ移動する。
そこそこあちぃが、ケロ大好き芸人としてはイマイチな印象。
期待しすぎていたのかもしれない。
そして3種の水風呂で冷冷冷交代浴をかます。
グルシンの-凍-で一気にクールダウン。
水流の無いグルシンはウェルビー福岡以来。あの時がグルシンとの初めての出会いで、懐かしさに浸ってしまった。
そんな私とグルシンの馴れ初めはさておき、すぐさま-冷-へ移動。
15℃は最高に丁度いいHONDAで1番需要のある温度だが、広めの作りになっているため水風呂待ちは余程のことがない限り発生しないだろう。
そして優しめ温度の-涼-へ。長居する人が多いので、欲を言えばもう少し広めが良かったが、スペースの関係で-冷-を優先したのだろう。
私でもそうする。
ととのいスペースには大量のイス、イス、イス。
まるで映画館のようだ。
向かって右には一畳ずつ仕切られた畳スペース。
迷いながらも、まずはオーソドックスにイスに座る。映画館なら首が痛くなる先頭の席だ。
ととのいタイムを終え、ととのいスペース右にあるバーカウンターへ。
500円でポカリとデトックスウォーター飲み放題のサブスクに課金し、オロポならぬデトポにしていただく。
お次は1番気になっていた瞑想へ。
薄暗く、高湿度でそこそこの体感温度、そして高音質の鳥のさえずりが聞こえてくる。
これは新感覚。
心地よくて寝てしまいそうだ。
心地よかったが、なかなか温まらずそのまま蒸喜乱舞へハシゴ。
たまたまオートロウリュのタイミングで入ると、なんかよく分からん音楽と派手な照明でこれまた新感覚。
ただ上段はかなりの熱さで、これはリピートしたい。なんかよく分からん演出も気づいたら好きになっていた。
昭和遠赤と戸棚蒸風呂は正直良さが分からなかった。
遊園地で人気のない乗り物のように、刺さる人には刺さるのだろう。
最後は蒸喜乱舞でキタサンブラックみたいな人(名前忘れた)のアウフグースに参戦。
ロウリュはラベンダーの香りで、ギチギチに詰めて座るサウナーたちはまるで富良野のラベンダー畑のようだ。
熱風にゆれるラベンダーたち。
[ 長野県 ]
The Sauna 100ttni(トトニー)
5月12日。
待ちに待った、3ヶ月前から予約していた念願のThe Saunaへ。
始まりのユクシ -Yksi-
漁港で天日干しされたイカのような、大漁のヴィヒタロードを抜け、サウナーの友人2人とウキウキでユクシへと向かう。
各回6人制ということで、どんな人と相席になるのか。3人組が来るとしたら、Perfumeが来てもおかしくない。
そんな冗談を言いながらも、可能性としてはゼロではないなと思う、我々は期待してる男の子。
(チョコレイトッディスコッ!)
相席は若いカップル、長年サウナに通い詰めたであろうオーラを纏うサウナおじさんであった。
残念ながらPerfumeではなかったが、落ち着いた雰囲気の方々で安堵した。
スタッフの方から説明を受け、いざユクシの中へ。
室内は薄暗く、天井が近い。
薪独特の優しい熱さにスモーキーな香り、含んだ水分のパチパチと弾ける音。
この時点で間違いないと確信。
ああ、こりゃととのうやつだ…
まずはスタッフの方の熟練のロウリュ捌きを拝見。
爽やかなオレンジの香りが広がる。
ロウリュをしたとき、席によって熱さの感じ方が違うらしい。
個人的には入り口側、蒸気の滞留する場所が好みだった。
20分程じっくりと温まり、水風呂へ駆ける。
黒姫山の天然水は柔らかく、かつ私の大好きなグルシン。
これは1周目から宇宙と繋がれるかもと、私は期待してる男の子。
(チョコレイトッディスコッ!)
インフィニティチェアに勢いよくもたれ掛かる。
あ、こんにちは宇宙。
2セット目では、スタッフの方がジュニパーベリー?とゼラニウム?の香りがするアロマ水を持ってきた。
知らない香り同士を混ぜたら、知らない香りなんだろうなぁ〜と、ポワポワした頭で考える。
ジントニックの香りがすると言われ、確かにそんな気がする。さすがの私でもジントニックくらい知っている。
4セット、あっという間だった。
あともう1セットいや、2セットしたい。名残惜しさを残しつつ、予約していたレストランへと向かう。
サ飯は絶対にラム麻婆と決めていた。
ドリンクはいいジントニックを注文。
ジントニック、いいジントニック、すごくいいジントニックというラインナップ。
つりざおかな?
スパイシーなラム麻婆と爽やかなジントニック、世の中にこんな美味しい組み合わせがあったとは。
内なる中国人が叫び出す。
我熱烈推奨羊肉麻婆飯。絶対高価値無後悔。
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