澤野

2023.06.17

9回目の訪問

「メンヘラ焼肉アウフグース」

本日かるまる夏至祭3日目は
日本一(自称)のアウフグースチーム素面のリーダー・素面のいいだ。さんのアウフグース。

24時の部の抽選を勝ち取り、最前列の入口側という1番ひよってる席を陣取る。
マイキーくんがいたら間違いなく潰されていただろう。

本日の演目は「焼肉」。
我々サウナーを網の上で焼かれる肉に見立てて、華麗なタオル捌きで焼き加減を調整する焼肉奉行いいださん。

焼肉といえば初手はタン塩を選択する人が多いだろう。
焼肉アウフも初手はタン塩ということで、さっぱりとしたレモンのアロマで味付けされるタン塩たち。

高級な肉ほど余計な味付けは必要ない、塩胡椒で肉本来の味を楽しむべし。
A5ランクのかるまる牛となった我々に降りかかる胡椒のアロマ。

今度は玉ねぎの皮茶のロウリュ。どんな匂いがするのか想像がつかなかったが、これは間違いなくバーベキューの香りだ。

ここで小話が始まる。
「僕メンヘラなんですけど」
こんな入りで語り始めるアウフグーサーは他にいないだろう。
笑い話にしているが、鬱病を経験したいいださんならではのお話で、メンタルが落ちている人に元気を出してほしいという気持ちが熱波から伝わってくる。

そういえばここまであまりタオルを振ってないいいださん。
あまりタオルを振らないアウフグーサーで有名らしい。
ただ、焼肉に置き換えて考えてみてほしい。
あまり頻繁にお肉をひっくり返すものじゃないだろう。
いかに美味しくお肉を焼くかであり、アウフグースも闇雲にタオルを振り回すのではなく、目の前のサウナーたちをととのいへと導くことが大切なのである(?)

ここで初めてお肉を裏返す時がきた。
全肉立ち上がり、背中を向けて熱波で焼かれる。
そして脱落者、ではなく、お肉がこんがり焼かれて出荷されていった。
出口でお辞儀をして出荷されていくお肉。さすがは高級焼肉、礼儀がしっかりしている。

最後はジューシーにちなんで14秒数えて焼肉タイム終了。

完璧な焼き加減で、サンダートルネードという名の痺れの効いたタレに浸かり、インフィニティチェア米の上でととのう。

今日のビールは格別だ。

澤野さんのサウナ&ホテル かるまる池袋のサ活写真
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