2022.08.02 登録
[ 佐賀県 ]
優しさを全体で感じる母性溢れるサウナ。
サウナの真髄を極めし男湯サウナとは異なり、サウナの優しさとエンタメ性を磨いたサウナ。白を基調とされたその姿は、男湯の黒を基調とした力強さとは異なり、包み込まれる感のある優しさを感じる。サ室内は全体的に曲線的であり、座る箇所も緩やかなカーブを描いている。勿論、セルフロウリュウも出来るのであるが、あえてキューゲルを活用し、時間をかけることでジワジワと上がる温度や広がる香りを楽しむことができる。
水風呂は、サ室を出て3本で入れる場所にある。深さや広さは男湯に比べれば小降りであるが、天井からさす自然光も相まって、気持ちよく、何やら浄化される感を感じながら水風呂を楽しむことができる。
外気浴は露天エリア中央に造られている石椅子でも趣があるが、早朝の冬場で騒動以上に石椅子の温度が冷たくなっていた為、整い部屋で暖炉を目の前に。1人1個提供される塩プリンに少量の塩をかけると、脱水気味の身体に塩分がすぐに染み渡り、身体が生き返るのを感じた。
主力のドライサウナ以外に浴室入り口横にスチームサウナも有り。こちらのスチームサウナは約50度程度に設定されており、ゆっくりぼんやりと蒸されることができる。少しばかり忘れられがちではあるが、スチームサウナのクオリティも間違いないレベル。
◾️12分×3セット(ドライサウナ)
◾️18分×1セット(スチームサウナ)
女
[ 佐賀県 ]
夢の夢を適えるその姿はサウナ業界のヤンキースタジアム。
長崎空港よりレンタカーを借り、訪問。日本三大美肌の湯で有名な嬉野温泉で高速をおり、車を20分程走らせると到着。小高い丘の上に聖地はひっそりと居を構えている。エントランスには有名となったチームラボの傑作が、ピンク、赤、紫と色を変えながら迎えてくれる。ウェルカムドリンクを飲むその瞬間だけでも、只者感ではない感じが半端ない。予約時のチェックイン予定時間が15時であり、到着はその1時間前14時に着いてしまったのが、スタッフの方は嫌な顔もせず、14時半にはチェックインでき、そのホスピタリティに宿としての気概を感じられずにはいられない。浴室開店は15時からであったので、開店までの30分でチームラボの特別展示を拝覧。どの作品も一瞬で惹きつけられる魅力を発しており、あっという間に時間が過ぎた。
そうこうしている間に15時となり、満を辞してサウナを愛でる。男性サウナは12月に発生した寂しい事件の為、1施設のみ。ただし、そのクオリティが半端ではない。90℃台中盤に設定された温度に加え、同胞達が時折行うほうじ茶ロウリュウも相まって、サ室内は温度湿度共にベストコンディションが維持される。また、段差が細かく(上々段、上段、上下段、下段)設定されており低温でじっくり楽しみたい場合は下段、高温でしっかり蒸されたい場合は上々段と1回1回のサウナを万全に楽しめるようになっている。(上々段でしっかりと蒸されたくなりがち
だが、サ室内の静寂な雰囲気も相まって、下段で時間をかけるのもまた素晴らしい)
水風呂は露天に設置されている。水風呂前に立ちシャワーが設置されているのもぬなりない。深さのある水風呂はしっかりと冷えているが、なぜか長く入っていても凍えるような冷たさを感じない設計。この体験は間違いなく初めてであり、それだけサウナと水風呂の相性がしっかりとしていると感じられた。
ととのいはととのちルーム(2階)とととのい椅子、ととのい岩の複数が用意されているが、圧倒的にととのい岩が良かった。(勿論、ととのいルームも他で味わえ無い圧倒的な内容であったが)岩の冷たさと水風呂で冷やした背中が抜群の相性であり、また訪問時にたまたま降っていた雪がその体験をより一層貴重なものとした。何というか、体全体の重量が岩に深く沈み込む様なそんな感覚まで覚えた。
◾️12分×6セット(男湯サウナ)
サウナ目当ての訪問となったが、スタッフさんの笑顔や真面目な働ぶりに深く感動をしたし、やはりホテル業は格あるべきと心底そのホスピタリティに感動した。火災事故にめげず、目の前の業務にしっかり励んでいる姿はとても輝いていた。
男
[ 愛知県 ]
チャレンジ精神旺盛な至高の名古屋サウナ。
名古屋の繁華街である栄駅から歩くこと徒歩5分。住吉エリアのど真ん中に至高のサウナは居を構える。 受付は2階にあり、下駄箱数はその巨大な風態には似合わず少なめ。当地の名古屋グランパスの協賛企業だからか、名古屋グランパス推しがすごい。受付を抜けるとロッカーが立ち並ぶ。名駅店同様に室内着は脱衣所にまとめられている。出勤前のホストらしき方々が、試供品となっている整髪料を使いながら、わちゃわちゃと会話をしているのが、この地に根ざしている証拠。
浴室は小ぶりながもサウナに特化した設計。バイブラ付き浴槽以外の浴槽は水風呂になっており、唯一のバイブラ付き浴槽ですら、その一部が高温サウナの中に入る構図となっている。
サウナは高温サウナとロッキー型森のサウナの2種類に、氷点下が味わえるアイスサウナ。
高温サウナはスペースも広く、また寝転びスペース、足湯スペースなど場所によって様々な蒸され方が味わえる仕様。寝転びスペースにはタオルが敷かれており、テレビを見ながら家で寛いでいる感覚でじっくりと汗がかけるようになっている。森のサウナは低層階と高層階の温度差がしっかりとあり、高層階はロウリュウによる白樺の香りの中で汗がかける。狭いながらも胡座がかけるスペースになっているのが嬉しい心遣い。
森のサウナ横にあるアイスサウナは最早人智を超えるレベル。しっかりと蒸された後に入らないと氷点下に設定された室内にある水風呂には耐えられない。ただし、一定以上我慢をした後に訪れる気管から全てが凍結された感じはなかなかに味わえない。
夏のプールレベルに設定された水風呂には、水風呂内に整い椅子等が3脚設置されている。冷たい水風呂が苦手な場合や、バイブラ浴槽で温まった体を落ち着けるには丁度良い。メインの水風呂もしっかりと深めに設計されており、高温サウナからの導線も完璧。
整いスペースは寝転び場所を含め、複数箇所に設置されており整い渋滞になることはまずない。
◾️12分×2セット(遠赤サウナ)
◾️15分×3セット(森サウナ)
都内にあれば、いつ何時もサウナ渋滞が起きてもおかしくないクオリティ。しっかりサ活をすることで、抜群の睡眠を得られること間違いない。
男
[ 愛知県 ]
サウナ業界の重鎮が奏でる森の楽園。
名古屋駅から南に歩くこと約5分。昔は一世を風靡したであろう商業ビルの4階に居を構える。そう、ウェルビー愛知三銃士の一角、名駅店は商業ビルの中にある。しかも、行ってみて驚いたのが、フロアかりでない上に、複数階に展開されているわけでもない。今池店や栄店で慣れすぎると少し小ぢんまりした印象を受ける。
脱衣所は受付すぐ裏にあり、ロッカーもしっかりとしたサイズが用意されている。が、初心者にビックリなのがロッカーに準備されているはずの館内着がない。館内着はフリーサイズと3Lサイズが用意されているが、全て浴室入口にまとめられている。その為、ロッカーから浴室へは全裸にタオルといった形で向かうこととなる。
浴室は非常に小ぶり。数は少ないが、しっかりとスペースが取られたカランは水圧も良く使いやすい。湯船はマッサージ付きの寝湯とバイブラ付きの白湯のみ。水風呂は白湯と同等の広さを誇り、なおかつ打たせ水付きの仕様。最近マーケットではめっきり打たせ水が減ったので非常に嬉しい。
サウナは遠赤外線サウナとロッキー型森のサウナ、スチームサウナの3種類。
遠赤サウナはスペースも広く、上段でもしっかりと胡座がかける。当日は15時、23時とアウフグースのイベントをしていたが、今回は残念ながら不参加。室温は90℃台前半に保たれ、身体の芯からしっかりと汗がかける設定。
森のサウナは、狭い室内ながら立体的にスペースが作られている。室温計は60℃台を指していたが、体感はもう少し高い感じ。ロウリュウのまろやかな熱が身体と相性が良いのか、しっかり長く入っていられる感じ。
スチームサウナ内に整いイスや寝転がるスペースがあり、湿度の高い中で寝転びながらじっくり汗がかける。感覚的には岩盤浴に近い感じだろうか。
◾️12分×3セット(遠赤サウナ)
◾️15分×4セット(森サウナ)
◾️18分×1セット(スチームサウナ)
休憩スペースのYogibo…サウナ後にアレはずるい。思わずAmazonでポチりそうになりました。
男