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【サウナ歳時記 立春】
立春は春の気配が始まる頃。でもまだまだ寒い。暖かいところへ行って春を感じたいな。よし、沖縄の亜熱帯サウナに行こう。
沖縄は本部町の亜熱帯サウナさん。11:00チェックイン。車で那覇から1時間40分くらい。
電話予約した時に、車のナビだと違う場所に行ってしまうので、Google mapの経路検索できてくださいと言われていたのをすっかり忘れて、違う場所に。そこからGoogle先生の教え通りに。細くすれ違うのが難しい道。この時間なら対向車来ないだろうと進むと到着。
バナナみたいな芭蕉科の植物が生い茂るまさに亜熱帯。受付でお支払いして、ロッカーで着替え。ポンチョのレンタル、サンダル、タオルの販売もある。
上のサウナは今の時間やっていないとのことで、下の方のサウナ。木製の小屋で、下段も合わせれば10人くらい入れそうなサ室。
大きな薪ストーブの98℃。女性の方もいたので、軽くラドル半分くらいロウリュしたが、全然大丈夫そう。むしろ自分より強いんじゃないかと思うくらい。遠慮なく2杯。熱いロウリュにサ室が満たされ良い感じ。気持ち良いねぇ。
水風呂はサ室の前に手作り感のあるコンクリ。詰めれば2人入れるかな。ホースで掛け流し。18℃くらいかな。少しひんやりする肌触り。気持ち良い。
外気浴は色々な所に点在しているので、各々好きなところで。今日は天気も良く、全然寒くない。南風かな。風が気持ち良い。
下に焚き火を囲む椅子があり、そこで休憩。椅子に桜の花が落ちてる。よく見ると上に桜の木がある。緋寒桜かな。もうここは春だ。さすが亜熱帯。はるばる来た甲斐があったよ。
13:15チェックアウト。ロウリュするとかなり熱くなるサウナと、南風に包まれる外気浴が凄く気持ち良い。雰囲気はジャングルのまさに亜熱帯。素晴らしい施設ですね。
『立春や 緋寒桜に 南風』
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サウナ：10分 × 4
水風呂：1分 × 4
休憩：10分 × 4
合計：4セット
今回の沖縄の旅はちょっと足を伸ばしてみました。
目的地は名護の奥の本部町にある亜熱帯サウナへ。
前の用事で訪れていた金武町からは1時間程度で移動できましたが、
今回はレンタカーを使って車移動の旅だったからこそ出来た行程。
場所的に奥まったところにあるため、ある意味隠れ家サウナなのかもしれません。
とはいえ、毎年話題になっているサウナシュランの2023年度にも選出されており、
じわじわと話題になっているサウナスポットだったりするんですよね。
とにかくサウナ施設の概念をぶち破るような空間でした。
いやぁ、とにかくワイルド。まるでジャングルの中にに居るようでした。
ここは日本？いやどこだ？と異国感を感じる独特な雰囲気を醸し出しています。
そして、こちらには懇意にしている熱波師の徐々にととのうカズキさんが在籍。
今回はじめて訪れる私を色々とアテンドしていただきました。
この日は去年新設されたサウナ室のみ利用可能とのことで、そちらでざっと4セットほど。
サウナ室の中にはハルビア製のゴツめなストーブが鎮座。
もちろんセルフロウリュ可能です。
その脇には団扇状の植物が置かれており、
それで熱気を撹拌することが出来ます。
ということで、ジョジョさんによるロウリュサービスも堪能してきました。
久々に強くて動きがある風が本当に気持ちよかったなぁ。
さんざん蒸された後は隣接する水風呂へ。
そこまで冷たくはないので、
あまり水風呂慣れしていない方も大丈夫かもしれません。
石を削ったであろう独特な形状の浴槽は見れば見るほど不思議に感じます。
外気浴はジャングルの下でインフィニティチェアとともに。
視界に広がるやんばるの大自然。
その中での外気浴は普段とひと味もふた味も違いました。
最近抱いてしまったモヤモヤも、将来の不安や心配も、
ここに忘れていけば問題ないぐらいの勇気を得られた気がします。
久々に本気で楽しんで良かったサウナ体験になりました。
仙台からは遠い地にはなるけど、また絶対行こうっと。
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