2020.09.07 登録
[ 東京都 ]
田園都市線。それはサウナ不毛の地。私は3年前まで駒沢大学に住んでいたのですが、世田谷区は土地柄か銭湯も少なく、駒沢民の貴重なサウナ選択肢は駒の湯か八幡湯くらいのものでした。宮前平まで行けば湯けむりの庄がありますがいかんせん遠すぎる。そんな不便さを感じて引っ越したのが私の駒沢サウナに対する思い出なのですが、それを帳消しにするようなとんでもない神サウナが爆誕しました！
ティップネス附設のジムサウナなのですが、驚くべきはサウナの規模。普通、ジムのスパってスパエリアがあったらお風呂メインでサウナ水風呂はオマケって感じかと思うのですが、ここはサウナと水風呂にめちゃめちゃ力入ってます。スパエリアの床面積でいったら半分がサウナ水風呂なんじゃないかな。
まずキャパシティ。サウナはなんと4段。コロナ禍で間隔を保ったとしても1段6人計算で24人座れるもの。そしてストーブ2台でオートロウリュあり。ジムサウナでオートロウリュって未だかつてありましたかね。基本的に水滴がポタポタ滴ってるので常時ロウリュな感もあるのですが、30分に1回情け容赦ないオートロウリュが降り注ぎます。当然4段目はアッツアツ。温度計は90度を差しているのですが体感はそれ以上。耳まで焦がされるタイプのもの。
たまらず避難すると水風呂が待っているのですが、これがまたドデカイ。ジェクサー新宿の水風呂が広い！深い！とかもてはやされていましたが広さはその倍以上あります。しゃがめば余裕で首まで疲れるくらいの深さで着座で12人は入れると思われます。水温は17度台で、複数人入っても17度台をキープする度量があります。
唯一の欠点をあげるならば圧倒的なサ室(推定MAX24名)と水風呂(推定MAX12名)に対するトトノイ椅子の数。4つです。そもそもジムサウナでトトノイ椅子が置かれているだけで画期的なのですが、続々と温冷交代するサウナーの需要に追いついていないです。サウナ水風呂から上がってイスゾーンをみると基本的に整っている方がいらっしゃるので、水風呂から出たタイミングで椅子が空いていなければもう1セットする羽目になるトトノイ椅子ガチャが繰り広げられます。私は最終的に水風呂からワニのごとく椅子を見張ることでゲットに成功しました。ただ、こればかりはサウナ水風呂に床面積を割いた結果に通路面積が無いので仕方ない感があります。
今は施設がピッカピカで肝心のジムもかなり最新の設備が整っているようなので駒沢から引っ越したのをめちゃめちゃ後悔しています。3年前だったら確実にホームサウナにしています。ティップネス駒沢の登場により田園都市線のサウナ界と日本のジムサウナ界に革命が起こったといっても過言ではないでしょう！
