2020.08.11 登録
[ 東京都 ]
嫌な事がたて続きに起こった11月。
ようやく前向きな気持ちになった僕は、これからの計画をより綿密に立てるべく、サウナへ向かった。
モダンな雰囲気の中で流れるニュースエブリィ。
物騒なニュースが流れてる途中で限界を迎えた僕は水風呂へ向かった。
銭湯クオリティとは思えない、キンキンの水風呂(本当に13度?)に入った瞬間、僕の体に電撃が走った。
スプラッシュマウンテンに落とされたウサギはこういう気持ちだったのだろうな、そりゃ流された後には故郷が待ってるだろうなと思い僕の故郷、露天風呂へ向かう。
休憩スポットに向かう途中、シッバディドゥーダーと流れ出す頭をよそに露天風呂が迎える。
東京特有の風の香りを感じた時にはこれまでのことを全て忘れて、くるりの東京のBGMが勝手に再生されていた。隙間から見えるオレンジがかった空を見て東京タワーが反射してるんだと思った。
今考えると有り得ない。けどととのいはそういう思考すら与える。銭湯サウナとは思えないクオリティを味わい3セット。脱衣所で着替えて帰路へつく。
あ、今後の計画についての思考なにもしなかった。
[ 東京都 ]
渋谷の改良湯はシティな感じがどこか漂う。
従来のサウナであれば有り得ない全身刺青の人から成長途中の男の子までいる。これがたまらなく好きだ。
温泉というカルチャーは常に進化を続けている、そのカルチャーを受け入れるのは、渋谷にとってはなにも珍しい事ではない。そしてそれは銭湯も例外ではない。
最先端の空気を感じた後に飲む「チルアウト」やる気出せと言われて飲むエナジードリンクより、まあゆっくり休めと言われるリラックスドリンクの方が銭湯には合う。
ただいくら時代が流れても、どんな人からしても変わらないキーワードは「気持ちいい」だろう。
社会の荒波という名の「時代」飲まれそうになった時僕はまた改良湯に足を運ぼうと思う。
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