アヒリュ隊長

昨日のサ活と合わせて書いています。

残念ながら今月14日で閉店することになりました。施設の老朽化が原因とのこと。

一応、今月初頭に訪問して悔いがないように楽しみましたが、思えば1回もオールナイト滞在を経験していなかったことに気が付きました。このままでは悔いが残るかも。そんなわけで、仕事終わりに豊橋まで移動してきました。

夜の路地に一際輝くネオンの看板が目印。一見パチンコ店にしか見えない入口から入って、案内に従って階段を上って暫く進むと受付に着きます。今回は朝まで滞在するので、入泉料＋ナイト料(2,000円)の券を購入。受付に出して、赤色のストラップの鍵を受け取ります。通常入泉は緑色だったはずなので、これがナイト（利用者）の証かな。

浴室は平日夜遅くでもそれなりに賑わっていました。ビジネス系の会話があちこちで聞こえてくるので、仕事帰りの利用者が多めでした。
体を洗った後、まずはバイブラ槽で下ゆで。隣のジェットは22時以降は停止される模様。白湯になっていました。

■高温サウナ
天井低めでがっつり熱いドライサウナ。2段目は背もたれにマットがかけられているので、背中を火傷しないように配慮がなされています。昔ながらではあるのですが、どこか気品を感じるサウナです。

■ミストエリア
プラ椅子が2個に減少。ミストの量も減少して、以前よりもかなり温くなっていました。施設がもう限界に近いことを感じました。

■水風呂
水深浅めでもしっかり冷えた水風呂は健在でした。足を伸ばして全身をゆっくり冷やすと幸せになれます。

■休憩
浴室入口にプラ椅子が足置き付きで1脚設置されていました。ミストエリア前の3脚は変わらず。昨晩は利用者が多く、埋まっていることが殆どでした。

湯上がり後は自販機でビールとポテチを購入して、TVを見ながらだらけていました。リラックスするには丁度よい暗さです。閉店が近いのに、お茶が飲める無料の給水機は変わらず設置されているのが、個人的にぐっと来ました。

程よく眠くなったところで、歯を磨いて3F仮眠室で就寝。ブランケットの匂いが若干気になりましたが、割とすぐに慣れました。

浴場は2〜5時は使用不可のため、5時に起床して一番風呂とサウナをいただきました。朝でも100℃超えのストロングスタイル、素晴らしいです。軽く1セットだけやって退出。今度こそ悔いはありません。

長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。

レジェンドゆうさんによるイベントが開催されました。

今回は何と土曜日の10～12時という通常であれば施設がまだ開いていない時間帯で、全部の浴場を貸切る形式で行われました。しかも、水着着用で男女合同。通常の銭湯では滅多に経験できないイベントです。

参加は事前予約制。定員40名。費用は3,000円。

当日の流れは以下の通り。

①フロントで下足の木鍵を渡して費用を支払い、サウナキーとバスタオルを受け取る
②ゆうさんによる説明
③10:20までに男女分かれて洗体、水着着用を済ませる
　※浴槽、サウナは使用可能
④全員が水着着用できたか最終確認
⑤露天風呂の扉を開放して、男女浴場を行き来できるようになる
⑥10:30～11:45頃まで、2つのサウナ室で交互にイベントを実施
⑦露天風呂の扉を閉鎖して着替え

ぽかぽか温泉のサウナ室は10名、席を詰めまくっても15名が限界の大きさです。今回の参加者は40名近く。最初はサウナの入室人数を制限して実施すると思っていました。
ところが、ゆうさんによる整理を行った結果、何と全員入室することが出来ました。2段目座→1段目立ち→1段目座→床立ち、の順番で詰めたことで実現できた訳です。三密？そんなの関係ねえ！！

イベントはモバイルストーブを使用してロウリュを行いました。サウナ室に常設の蒸気ストーブとは異なり、塊の様な蒸気を風と共に浴びることで、心地よい汗が流れ出ます。熱波、アウフグースの醍醐味ですね。
それとは別に、水風船を壁にぶつけて散水、ぽか蒸くん（霧状を放出する装置）を使用して湿度を高めにするなど、各回ギミックが異なっていて感心しました。ゆうさんのイベントはほとんど被りがないのがすごいです。今回はアシスタントとして松井店主が参加。うちわを頑張って降って漢気ある熱波を送り届けていました。慣れない中でも密室でしっかり仰げていました。力強く降るよりも、手首のスナップを効かせて柔らかく降る方が風が来るのですね。

参加をしてみて概ね満足のいく結果となったと感じていますが、今回のやり方について、以下の点は気になりました。

・立っている方の汗が滴り落ちて、座っている方にかかってしまう
　→これは立っている方は悪くなく、なかなか身動きが取れない（汗も拭えない）程、密室になっているのが原因
・各回のインターバルが5～10分程度で短い

もちろん、なるべく全員が満足するように懸命にご考慮いただいた結果であることは承知の上です。ゆうさんや松井店主の「挑戦」する姿勢にはいつも驚かされるばかりですので、ぜひ次回開催時にご一考いただけますと幸いです。