バルト三国サウナ旅 最終日はこちら。
朝からAirbnbで借りた家のサウナでぶっ飛びまくった後、ソンパサウナで更にぶっ飛んだ。
到着したら薪割りかなりできていたらしく、肉体労働は免除された。天候・男女関係なく外で着替えるので、他人に見られたくない人にはオススメしない。見られても気にしない人だけが楽しめる施設。
サウナはアチアチだけど、容赦なくロウリュして更に熱くする。笑うぐらい汗かいた後は透明度ゼロのバルト海へ。驚くほど冷たくて、命の危険を感じた。ここは自己責任の世界なので、海に降りるハシゴの近くから離れないようにした。
あまみと鳥肌が共存する世界線、更に産毛が凍るという環境で水着1枚もしくは全裸で外気浴は最高だった。
永年勤続褒賞休暇の旅 最終章
第五回は、ソンパサウナ
これは予定外!旅で出会った日本人に教えてもらうまで知らなかった。
クラリオン・ホテル・ヘルシンキからトラムとメトロとトラムと徒歩で到着。工事現場のようなところにあるのね。
【料金、設備】
・無料。しかも24時間営業。
・基本のハウス(マイルド)
・赤屋根ハウス(熱い)
・青屋根ハウス(痛い)
・サウナ以外何も無しだが、ベンチや服掛け、貴重品ボックス(南京錠持参必要)など有り。
・水着の有無は自由。
・水風呂代わりに海へ。
【サ活】
到着したら、メインサウナ(?)の海側のベンチにて脱衣。現地在住の日本人男性4人組(S氏、S氏、N氏、?氏)がいて色々教えてもらった!常連らしい。ソンパサウナ近々移転するらしい。(対岸へ?)
メインサウナに入室すると更に日本人留学生2人組が。日本語が通じて安心感がデカい。ここでも色々教えてもらった。
《1セット目》
メインサウナ→海→休憩
自分は全裸。ほとんどの人は全裸。女の人は下だけ水着の人と上下水着の人の半々かな
ロウリュすると結構熱いけど居心地が良いのでいつまででもいられそう(^^)
フィンランドの初海ダイブ!海は冷たくて気持ちよくて最高!天気も良かったし
サンダルもスリッパも持ってこなかったのが反省ポイント。石の上を歩くの難儀した。泥よりマシだけど
《2セット目》
青→赤→メイン→海→休憩
いや〜青ハウス温度はいいんだけど、ロウリュすると痛すぎる(笑)
赤ハウスいい感じなんだけど、先客の女の子がロウリュしまくるから逃亡した(笑)
やっぱりメインサウナが至高なのね
《3セット目》
メイン→海→休憩
お世話になったお礼に日本人留学生に旅の非常食《カップヌードル醤油、どん兵衛西》を差し上げた。大変喜んでくれました(^^)
日本人との出会いがいい旅だぁ。ちなみにここにいた彼ら6人は「サ道」をほぼ知りませんでした、そんなサウナーがいるのかよ!?笑
来たルートを引き返し、宿へ戻りました。
褒賞休暇の旅【最終章】
第一回:泉佐野 岩塩りんくうの湯
第二回:スカンディック・ロヴァニエミ・シティ
第三回:イソケンカイステン・クルビ
第四回:スカンディック・ルカホヴィ
第五回:ソンパサウナ(←今ココ)
サウナ:10分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
かなり気になっていたサウナの1つ。Sompasaunaにやってきた。
ここは365日24時間営業且つ無料のボランティアで成り立っているサウナだ。
ボランティアで成り立ってるだけあって、アメニティや設備は何もない。
ドライヤーは当然だが、更衣室すらないため、男も女もその辺で着替えるのだ。
ちなみに全裸で入ることも許されているので、全裸男もチラホラいる。
セルフサービスで入るサウナであるため、地元の方なのか常連なのか分からないが、自らストーブに薪をくべてサウナを温める。
誰かにセッティングしてもらうわけではなく、自分で作り、自分のペースで入るという非常に原始的で逆に贅沢なサウナなように感じた。
サウナは複数あるようだが、この日は2つが稼働。
サウナは薪でガンガン温められているため、ストーンはロウリュしても中々冷めない。地元民が大量ロウリュをすると、激アツ。なぜあれに耐えて入っていられるのか分からないくらいだ。
5分も経たずに出てしまったが、そのあと出てくる地元民の体は真っ赤。普通にやけど状態だと思う笑
激アツのサウナからでて、目の前の湖にドボン。
最高だ。めちゃくちゃ気持ちいい。
フィンランドの中では最も印象に残るサウナの1つでした。
共用
- 90℃
- 18℃
【サウナ歳時記 フィンランド吟行5】
フィンランドに来たからにはバルト海に飛び込みたい。よし、Sompa saunaにいこう。
フィンランドはヘルシンキのSompasauna(ソンパサウナ)さん。9:10チェックイン。
こんなところにあるの?という砂利道を進んでいくと、なぜかキリンの像が。おぉ、ここか!
こんなに早い時間だと誰もいなくて、火おこしからかな、と想像していたが、すでにサウナに入ってる人がいる。男性はフルチンが多く、そんな中に水着の女性もいる。なかなかの自由さ。
ベンチがありフックに服をかけるスタイル。貴重品ボックスがあり、自分で南京錠を持ってくれば鍵をかけられる。
自分は水着に着替えようとしたが、更衣室が見当たらない。簡易トイレもあるが、ちょっと臭そうなので、そこら辺の木の影で着替え。
サウナ小屋が3個に薪割り場。ピアノやギターが置いてある建物もある。すごいなぁ。この時間、稼働していたサウナは1つで、残り2つはボランティアの人が掃除してくれてた。ありがたい。煙突掃除とかちゃんとしないと火事になるもんね。
サ室のの扉にDon’t stupid!と書かれてる。愚かなことはするな、だが意訳すれば、バカなことはするな、アホになれ!って感じかな。
サ室は中位の大きさの1段。階段を登って少し高いところにある。薪ストーブの70℃。湿度は高く、輻射熱は適度にある。蒸される感じのサウナ。
水風呂はバルト海。18℃くらいかな。ちょい濁っているが、気持ち良いや。
外気浴はそこらのベンチで。今日は雲ひとつない晴天。空が高いし、風も気持ち良い。特にこの自由な空気が心地良い。中は写真撮影禁止なのが残念。目に焼き付けよう。
10:50チェックアウト。ボランティアで成り立ってる無料のサウナ。ここには色んな人がサウナを中心に集まってくる。やっばりサウナは素晴らしいなぁ。
『天高し 自由の風吹く バルト海』
フィンランド一人旅にて最も衝撃的かつ、最も良かったサウナ。本当にすごかった…フィンランドに行く理由の一つはsompa saunaに行きたかったから。
前日のkotiharjun saunaで知り合ったインドネシア人と駅で待ち合わせ、バスを乗り継いで到着。工場地帯みたいなところを5分ほど歩くとキリンがお出迎え。早速真っ裸の人たちがウロウロしてるのが見えた。すごい、異世界に来た気分。
郷に入っては郷に従えということで真っ裸になった。(水着と裸50-50くらい)なんだかソワソワして変な感じ。
ここには3つのサウナ小屋があった。内一つは修理中、屋根に登って作業していた。完全セルフ、Donation or Working(寄付か働く)をすることで入ることができるらしい。早速裸で薪割り、フィンランド人にやり方を教えもらって見よう見まねで働いた。
割った薪を小屋前に運んだらようやくサウナ。
右側の小屋には大きな窓が付いていてバルト海を一望できる。アルコールを片手に語りながらガンガンロウリュ。あっつい!でもなんだか心地いい。
左側の小屋は少し小さめ。窓もなくロウリュすると一気に温度が上がる、体感110〜くらい、右側が途中調子が悪くなったのか左側のみ稼働しているときは列に並んで1人ずつ入った。足や体が触れるくらい詰めて入ったがそんなこと気にならないくらいみんなサウナを楽しんでいた。
最も熱い中央の小屋は帰り間際に直ったと聞いたので速攻入った。熱い…熱すぎる!小屋のヌシが10秒に一回ロウリュ、温度計は130°。10秒ほどで1人退出、自分も1分も入れなくて飛び出すように外へ、周りが笑いながらよく入ったと褒めてくれた。ヌシは1人で入り続けてた。
十分過ぎるほど身体を熱くしたらいよいよバルト海にダイブ!芯から熱くなっていた身体が徐々に冷めていくのがわかる。お世辞にも綺麗とは言えないバルト海は足がつかなくて少し怖い。それでも興奮の方が勝っていて頭まで一気に潜って泳いだ。気持ち良すぎる。
手作り感満載のベンチで外気浴、これが最高に良かった。広がるバルト海を見ながら風にあたる、裸の人が目の前でビールを飲んで歌っている、水着姿の男女がピアノを弾いて笑っている、飼い主の後を追いかけるように大型犬が海で泳いでいる、心の底から自由だと思った。
人種も性別も関係ない。ここより設備の整ったサウナはいくらでもあるが、ここより自由なサウナは絶対にない。自分が裸なことも気づけば気にならなくなっていた。全部で6セットもした。
直前まで行くか迷っていたけど、勇気を出して良かった。言葉がわからなくても、自由を感じさせてくれるこの旅1番のサウナでした。