仁王門湯

熱湯の中の熱湯、激熱湯があると評判の仁王門湯。
残暑が続きそうな状況で、体に活を入れるために訪問しました。

大須商店街のアーケードを少し外れると、仁王門湯の看板があります。暖簾をくぐると、まず目に飛び込んでくるのは男湯と女湯の扉。下駄箱で靴を脱いで男湯の扉の前に行くと、自動ドアが開いて、男湯の場合は左手が番台になります。入浴とサウナ利用を伝えると、黄色いフェイスタオルを貸してくれます。利用後に番台に直接返却します。

脱衣所のロッカーは木組みに扉の一部がプラという珍しい形状です。鍵はちゃんとついているのでご安心を。

脱衣所からクッションエリア（サウナと洗面台がある）を挟んで浴場へ行きます。

中央は白湯、入口手前から比較的ぬるめ（約38〜40℃）、普通（約41〜42℃）、そして一番奥が熱湯（多分47〜48℃）になっています。熱湯は私がいた時間帯は誰も入る人がいませんでした。

■サウナ
窓付近に薬草の入った袋が置いてあり、サウナ室内はとてもいい香りで満たされていました。丁度マット交換の直後に入ったこともあり、昭和ストロング系のサウナでも快適に蒸されることが出来ました。ちなみに黙欲の掲示はないので、服と見間違えるくらいの総身彫りの常連さんが普通に喋っていたりします。

■水風呂
小さくて体を冷やすのに丁度いい温度の水風呂です。水質もなめらかで、長時間入っていたくなる水風呂です。

■外気浴
脱衣所が滅茶苦茶混んでいたので、風呂の縁に背中を預けて休憩しました。掃除はかなり行き届いているので、普通に床に座っていました。サウナと水風呂の温度が素晴らしく、しっかりととのうことができて、さらにあまみも出来ていました。いいね！

■熱湯
さて、サ活を2セット済ませた後に、例の熱湯に入ることにしました。片足をつけて約3秒ほどで、これはダメだ！とすぐさま引っ込めることになりました。

そのままではとても入れないので、水風呂で体を冷やしてから入ることにしました。そうすることで一応肩までつかれます。それでも30秒も入れないくらいです。でも、体が不思議と元気になる。暫く熱湯と水風呂の温冷交代浴にハマっていました。

■感想
今回はサ活というよりは、熱湯メインになってしまいました。間違いなく人生で一番熱い熱湯です。不思議とハマってしまうので、スパ銭の熱湯が物足りないと感じる方は、ぜひ体験してみてください。

それにしても、番台で受付をしている優しくて気さくなご主人が、仁王門の名に恥じない熱湯をつくるとは…。