加ト大

ローラも愛飲しているという、デトックスウォーターをまず一杯。そこからの60分ショートがスタートする。

水風呂からダバダバと冷水が流れ出ている。初めて気付いたが、こうして時折循環しているのか。しかしこんなにもダバダバと。

今夜もアマミさんが出現したところで、きっちり60分。私はだいたいこんな60分でございます。

扉は壊れていても、104℃のサ室。轟々とうなりを上げる冷えた水風呂。ほぼ貸切の中、トトノイイスで目を閉じる。聴こえるのは水音のみ。

今夜のような1時間ショートでは、トトノイを感じながら着替えてプラザを後にする。それがまた平日の楽しみなのだ。

混んでるときはゆずりあい。

ぎゅうぎゅうのロウリュウは尻半分ずつ詰める。水風呂では足を折る。外気浴では薄目でチラ見し待ち人がいれば立ち上がる。

誕生日のハガキのおかげで、いつもより人の優しさに触れることができた。お互いさまなのだ。

北寄りの風や虫の音から、少しずつ秋を感じる夜。リクライニングシートにも秋風が吹き込む。

どんどんよくなるサ室。深さがあり居心地良い水風呂。やっぱりおいでんとの相性がよいのであります。

新設されたトトノイイスから、快晴の空を見上げる。ツクツクボウシの声があちこち山から届く。

サウナ室の湿度は向上。内風呂と露天風呂に待望のトトノイイス。水もうまい。

あとは秋が深まるのを待つばかり。あのキンキンな水風呂が恋しい。

そう思いながら、大盛りの冷やし坦々麺をすすったのだった。

塩サウナもけっこう熱い。擦らず、塩が溶けるのをじっくりと待つ。そして仰天する風圧のアウフグース。

サウナフェス中のロウリュウでは、わっしょいわっしょいのお祭り騒ぎ。私はというと、引き付けて引き付けての入浴剤入り雪山投入水風呂。

相変わらず炭酸風呂もリラクゼーション風呂もいい。5泊の長期遠征での疲れがじんわり癒えていく。

水深90cmの水風呂。激アツ高温サウナも、噂のフィンランドサウナプラス＋の後も、ここにザンブと入ると蘇る。

そして、「ラムネのお風呂」こと35℃高濃度炭酸泉、いけだゆげ温泉や、インフィニティチェアが沈められた美流泉もワンダフル。

規律正しく守られる黙浴や思いやりバトンも言うことなし。ごとんごとんと時節電車が通り過ぎるのもよし。

みんなサウナが好きなんだな。「追い蒸しボタン」をグッと押し込み、赤く灯されたライトの下で加ト大は大きくうなずいた。

サ室でも水風呂でも一人になれる至福のタイミングがくる。心落ち着けたい盆の夕にうってつけである。

盆に父さんとサウナに行く予定は泡と消えた。またの機会に。でも家族に時間をいただき、1時間ショートコース。

薄暗いカウンターにひっそり置かれている超高濃度水素水とデトックスウォーターをごくごくいただいた。ありがたい。

盆の真昼間。水風呂に一人浮かぶ。

全身の力が抜け、水に溶け込んでいく。以前のように、水風呂はキンキンに戻っている。1時間ショートで十分ととのう。

サ室の扉がまた閉まりにくくなっていた。盆明けには、修理が入るそう。常連さんは、何でも知っていて頼もしい。

いつかは父さんとサウナへ

今日は父の誕生日。まだバリバリ仕事をする父に思いを馳せながら、山へと一人向かう。お目当ての水風呂に浸かりながら、ドラマ「サ道」が頭に蘇る。

実は父さんサウナが好き。知らなかったな。盆には帰ってくるかな。一緒にどうかなと誘ってみようか。

甘い甘いコーヒーフロートのソフトクリームを口に運びながら、そう決意する。

あぁ、恵みの湯は、優しい。

二重扉を開けた途端、薬草香るサ室。感激の薬草ハーブオートロウリュ。どこまでもまろやかな水風呂。ミストシャワーの下で外気浴。ちりんと鳴る風鈴。冷やし炭酸泉でととのいかけて、よもぎのハーブ湯でうたた寝。

帰宅してなお、鼻腔に残る薬草の香り。再チャレンジのチャンスはまた必ず来るさ。ちくしょう。

花しょうぶでサウナフェス。ロウリュウにサウナグッズもある。明らかに加ト大は浮かれていた。

駐車場は比較的空いている。20時のロウリュウには十分間に合う。1セットこなして、最上段隅にてその時を待つ。

…今夜の日本代表ユニフォームは白か。汗は滴る。扉の向こうにまだ熱波師の姿なし。汗はだくだくと滴る。…お待ちかね熱波師登場。大団扇で20回のアウフグース。雪山が投入された水風呂にドボン。幸せの外気浴…。

トトノイタオル購入。二枚目はVIHTA。

サウナの主役は水風呂。それを実感したのは、大垣サウナ。

114℃のサ室では、乳首がひりつきながらも、地元のおじいサウナーと、大野選手の切れ味鋭い正統派柔道に無言の声援。

全身あまみまみれの加ト大。キレキレの水風呂へドボン。ふわぁ〜と声が漏れる。このままずっと。一人でずっと。入っていられたらいいのに。

清潔な休憩室も、「またお越しください」と温かく見送ってくれる女将さんの笑顔も、加ト大の心を掴んで離さない。

今度はいつ来られるかな。クジでいただいた大垣サウナクリアファイルを見つめながら、明日のことを考える。

サウナ飯は、帰宅後にビールと。

突然のゲリラ豪雨により、冷やされた外気。畳の上に寝転びたいという思いから、ポイント2倍DAYのおいでんへ。

サ室は五輪サッカー日本代表のホンジュラス戦。得点したときの高揚感。TVがあるのも悪くない。

畳もいいけれど、やはり白い寝転びデッキチェアがいい。

ぐっすり寝て、すっきり起きる。サウナ効果を感じるのは、翌朝の体の軽さだ。

最上段に座ると、瞬く間に玉汗が噴き出るサ室。客足の落ち着いた昨晩なら、15°台の水風呂。小雨を浴び、椰子の木を半目で追いながら、時間が経つのを忘れる外気浴。

散髪とサウナは相性がよい。
同僚の言葉がふと思い浮かんだ。

久方ぶりのサウナ。仕事人間と化した私のバッキバキの身体は、花しょうぶを求めていた。

湿度の高いサ室に、これこれと言わんばかりに玉汗が噴き出す。水風呂、塩サウナ、炭酸風呂…。26の日で駐車に一苦労するほど大入りだったが、それだけみんながここを求めているということ。そうか、みんな同じ思いなんだ。やっと来られた安堵感も相まって、久しぶりのととのいを迎えたのだった。

夕暮れの外気浴。うちわの風でととのう。

ロウリュウでブチ熱い熱波をくれるだけじゃない。なんと外気浴でも熱波師から涼風をいただけるとは。その思いやりの風でととのった。

定時上がりに平日無料券。勝負の6月の序盤戦を笑顔で締め括った。

エントランスに入った途端、ふわっと香るアロマ。隅々まで行き届いた清掃。プラザホテルにに来たことを実感する。

プッシュ式ではない熱々シャワーも、ガッシガシに洗えるナイロンタオルもよい。

今夜も最上段奥の一等地であぐら。居心地がよい。水風呂は冷たくてキンキン。

サウナの後は、ネオンが煌めく。