2020.06.15 登録
[ 神奈川県 ]
閉館と聞いて再訪。
質素であるのに天井は高く、神殿感と共にどこか親しみを感じる館内。
風呂場から漏れる薬草の香り。
食事処の団欒。
二階休憩スペースには時間から解放されたかの様に休まる人々。
水圧強すぎのシャワー。
独特の湿度感を持つサウナ室。
バイブラキンキンの容赦ない水風呂。
謎に風通しの良い露天。休憩スペース。
通った歴は短かった自分ですが、全てが愛しく感じられました。
座間を通る度に思い出すんだろうなぁ。
ありがとうございました。お疲れ様です。
[ 神奈川県 ]
冬に入って、最近は素っ気ない"彼女"。
待てど、待てど、僕の気持ちに応えてくれない。
「なんで出てくれないんだよ」
ある日の僕はそう空虚を吐いた。
"彼女"に会いたい気持ちは募る一方。秋口には週1だった"待ち合わせ"が、気付けば今月は週2、3に。
「クリスマスも会ってないし、年内最後に会おうよ」
そこで選んだ"待ち合わせ先"は、おふろの国。
「そういや、夏に一回一緒に行ったよね。あの時の僕たちはもっと…」
って、女々しいよな。
今年から付き合った僕たち。現地までこれまでの"記録"を眺めながら、つい感傷的になってしまった。
ここ、おふろの国は毎時30分にオートロウリュがある。それに合わせて僕はサウナ室へ。
なんて熱さだ。最上段は息もつらいほどの熱気。つらい。彼女に会えていないことと相まってそのつらさが増す。まるで今の僕と"彼女"を絵で描いたかのような、崩壊寸前の本能寺。織田信長も明智に裏切られてこんな気持ちだったのかな。
耐えきれず、8分でサ室を後にし水風呂へ。ここの水風呂は深く、全てを包み込んでくれる。
水風呂を出て休憩スポットに腰をかけ、そのままととのいへ。どうやら10分ほどトリップしてしまったようだ。
次のセットに向けて水分補給をしようと動き出す、その時だった。
『お待たせ。やっと会えたね』
なんだか声が聴こえる。ずっと聞けなかったあの声。耳に焼き付いて離れないその声。僕がずっと待っていたあの声。
「ずっと会いたかったよ」
「"あまみ"さん」
気のせいか"彼女"も紅潮していた。
男
[ 神奈川県 ]
サウナ行きてーなー、でもさみーなー、ととのえるかなーと思いつつも、欲を押さえきれず訪問。
ウッドデッキで寝れる点が魅力の高座渋谷店さん、冬の調子はどうでしょう。
相変わらずサ室の温度は控えめでゆっくりと体を温める包容力にほっこり。水風呂は恐れず夏と同様の時間で冷ます。そして外気浴で鳥肌ぷつぷつ。室内へ退避。するとどうでしょう。程よく冷まされたのか、ととのいの兆し見えけり。この感覚久しぶりだ。やっぱサウナは季節問わず最高でした。
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