☆ハシュパピ☆

火曜。ゴールデンタイム高松ロウリュの日。今日もコンディション良。テーマは「熱波終わり、アロマ水足してからの強烈な熱をどれだけ受け止められるか」。短めに3セット、じっくり休憩から60秒水通しして臨む。しっかり扇がれ4ターン+おかわり、からのおっかけアロマ水。ビッチリ熱波を浴びた身体に突き刺す熱が降り注ぐ。最後の一人になったサ室で耐える90秒。目標の半分しか滞在できなかった。強い。オレにもまだ伸び代があるということだろうか。ああ世界は美しい。

壊れてた風呂が、直った。157000円+税。なんてこった、年度末に。よし、サウナ行こう。今月頭にリニューアルオープンした香南楽湯。綺麗で雰囲気良。サウナは100度、サ室で常連さんの会話に耳を傾け。今日は温度が高い、今日は空いてる昨日の日曜は多かった、サウナ下段の奥行きがないのが惜しいetc。休憩スペースは外気浴内気浴ともハイクオリティ。サ室内での立ち回りを間違えさえしなければ強烈な多幸感を得られるシチュエーション。ああ世界は美しい。

土曜の夜、家の風呂が、壊れた。私は翌朝までの仕事に入ったばかり。妻からのLINE。「風呂が壊れた、台所もお湯が出ない」仕方ないなーそれじゃ仕事帰りにサウナ寄って帰るわー、とゴールデンタイム高松。今日のikiサウナは100度到達。広々と優雅にサウニング。手足の末端の隅々までビンビンに血流が駆け巡る。サウナから水風呂行ってラドン温泉で戻して不感湯で緩めてまた水風呂で締めて休憩。未体験ゾーン、ヤバいの向こう側に突入。今日みたいな日はこんな感じのヤンチャでおてんばな立ち回りで丁度良い。ああ世界は美しい。

金曜日。熱波隊のロウリュ・アウフグースの日。今日は森林の薫り。ポテンシャルの高いikiサウナが室内に薫りと蒸気を強く優しく放つ。肉体と精神に温度と湿度を注ぎ込まれ、人間は「いきもの」としての主体性を取り戻す。盛況なれど混雑を感じさせない程度の絶妙な客入り、本格的にマジで世間に見つかる直前の「胎動」のようなものを感じる。ああ世界は美しい。

仕事終わり。由良里の湯。ほのかな灯。98度をキープするサ室。しっかりクールダウンしてくれる水風呂。少しだけ奥まったスペースでととのい椅子に腰掛け、フンワリとした空気の中でゼロを体感する。5秒吸って25秒吐く。吐き出す息の中に不満や不安や面倒事だったり厄介事だったりが溶け込み空へと放たれる。思考には質量があり、思い悩むエレメントを手放すことで、人は少しずつ重力から自由になれる。ああ世界は美しい。

90分仮眠。後半戦、今日のゴールデンタイムは普段にも増して重みがある。急に気温が上がったからだろうか、ヘビーな味付けのサウナを楽しむため今回はワンセットをコンパクトに。普段10分、今日は6分。3セット堪能、長めに休んで水通しして18:30、ロウリュのお時間。本日の高岡選手、何か違う、何だろう…わかった、喋りが立ってる。熱波も緩急が感じられる。4ターン+おかわり含めてフルセット、最後にラドル3杯追加でロウリュ終了・つまり強烈な湿度の波動が襲いかかるエンドロールの開始。フルスペックのikiサウナはトルクが強くてトップまで駆け昇るスピードもハンパない。極上を味わえる有り難さを噛み締めながら13度の水風呂に着水。完全なる仕上がり。サウナ終わりのんびり、館内業務に戻った高岡選手と少しお喋り。先日行われた大森熱狼氏のアウフグースにインスパイアされ自らが提供する熱波にアレンジを施しているとの事。なるほど腑に落ちた。今月末開催される修斗高松大会、お願いしていたチケットを受け取り御満悦。昨日の哀しみは何処かに消えていた。憂鬱など吹き飛ばして、オレも元気出そう。ああ世界は美しい。

昨日、厄介な知らせを受けた。どうしたもんかと気を揉み、普段なら「こんなときはサウナで全部吹き飛ばして」となるのに、そんな気分にすらなれなかった。ひと晩モヤり続け今日は休み。昼メシ食って即ゴールデンタイム高松。1月のトントゥ抽選会で当たったフリータイム入浴券。今日の高松は最高気温22.9度、前日より9度以上高く初夏を思わせるポカポカ陽気。街を見下ろすテラス外気浴が凄まじく捗る。『精神と時の小部屋』での休憩もバキバキに捗る。捗り過ぎて微睡んでしまった。吃驚。前半戦終了、今日はフリータイムだから6Fでひと眠りしても大丈夫。後半に続く。

金曜日。ゴールデンタイム高松・ロウリュイベントの日。今月から毎週火・金・土の熱波がスタート。ロウリュを担当する辻村さん高岡選手、2人のユニット「熱波隊」。シブ楽器隊から35年・はっぱ隊から20年。熱波一発あればいい、生きているからラッキーだ！YATTA！！的な。熱波には夢と希望、そして愛と平和が溢れている。間違いない、多分、きっと。入口には「新型コロナウイルス感染症に関する対応について」の掲示。誠実な対応。逆境こそがチャンスだぜ、雨も嵐もさあこい。こんな時だからこそ前向きに明るく元気に汗かいて。今日のロウリュは森林のアロマウォーター。豊潤で柔らかな薫り。仰がれる度身体の中にある情報が更新されリフレッシュされる、そんな感覚。熱波終わり、「最後に少し足したきますー」と高岡選手がラドル2杯ほどのアロマウォーターをかけサ室を後にしたのだが、これが凄まじかった。じっとしてても熱い、熱いから身体ゆすったら更に熱気が鎖のように絡みつく。先ほどまでのアウフグースで攪拌された熱の流れに乗ってやってくるアクシデント感満載の蒸気。13度カキンカキンの水風呂、普段より少し長く首までしっかりクールダウン。熱さと冷たさのコントラストがフィジカル・メンタルを同時にゼロへと引き寄せる。緊張の緩和、桂枝雀が説いた笑いのメカニズム。この土台となる大緩和(悟りの笑い)、つまりととのい。天竺大雷音寺は遙か彼方、だけどすぐそこに存在する。ああ世界は美しい。

夜。いつも通りの仕事帰り。由良里の湯。普段と比べると半分くらいの混雑具合。日本中が怯えている。身体が縮こまって、不安が心を覆い尽くして。そんな時だからこそ、大きな風呂にゆっくり浸かり、高温のサウナで何も考えずひたすら汗をかき、水風呂で身体と心をキュッと引き締め、そして休む。息を吸って息を吐いて。不安が先に立つからこそ、深呼吸が必要。明けない夜はない。いつか世界はととのいを取り戻す。だからこそ、世界は美しい。

雨。ゴールデンタイム高松は大森熱狼氏を迎えてのロウリュイベント。17時からの熱波に備えて下地を作らなければ、と15時過ぎにチェックイン。サ室水風呂ともにいつも通りのグッドコンディション。じっくりと身体を慣らし一休み、17時の熱波へ。大森氏の熱波、緩急の妙に唸る。柔らかな風が降り注ぐ、という感覚。面で熱波が身体を突き抜ける、という感覚。これがチャンプか。17時・18時の熱波に参加。ああ世界は美しい。

久々のサウナ。昨今の世情に鑑み抑え目にしていたサ活。今日はゴールデンタイム高松ロウリュデー。3月のイベントカレンダーが発表されている。なに？今年1月まで不定期・2月から毎週金曜開催のロウリュが、3月からは火曜・金曜(18:30〜)土曜(18:00〜・18:30〜)と週3回にスケールアップ、だって？！すごい。追い風に向かう姿勢が素晴らしい。今日の熱波は高岡選手のワンオペ。来月末に試合を控え、鍛え上げられ研ぎ澄まされた肉体と穏やかなゆるキャラ的スマイルのコントラストが一層際立っている感じ。熱波をご一緒した山口からお越しのサウナーさんに声をかけて貰い、お話しした。高評価。我がことのように嬉しい。さあ明日は大森さんの熱波だ。ああ世界は美しい。

土曜の夜。仕事帰り。ゴールデンタイム高松。隣の南新町パーキングが満車。おおスゲエでもまいったなぁ…ゴールデンタイム専用駐車場が空いてた。意外とここは停める人がいない。さすがサタデーナイト、今夜はお客様が多い。ラドン含鉄泉(命名『アイアンキング 』)・不感バイブラ湯とも常時4〜5人が。サウナ室は2〜3人。嗚呼勿体無い。めちゃめちゃコンディション良いのに。今日は『精神と時の小部屋』でフルチャージ。スプリントの心地良さがズキューン・エンデュランスの恍惚の波がザバーン、ヤバい。仕事帰りにふらりと立ち寄れる、思い立って自宅からチャリでちょいと行ける喜び。ああ世界は美しい。

仕事終わり。心の隙間。やりきれなさとまでは言い切れないモヤっとした想い。

よし、サウナ寄って帰ろう。

ゴールデンタイム高松。いつものように素っ気ないけれど、いつものようにフラリと立ち寄れる場所。ikiサウナは100度。18時以降は30分おきにオートロウリュ発動。熱気と湿度が絡み合い、激しいけれどトゲトゲしくない室内。こんな風に広々とのんびりとサウナを楽しめる日々はいつまで続くのだろう。いつか世間に見つかって、サウナ待ち水風呂待ちととのいイス待ち、なんて事にならないとも限らない。全国レベルで名の知れた施設に勝るとも劣らないゴールデンタイム高松、今のうちにこのハイスペックサウナを堪能し尽くしたい。ああ世界は、マジで美しい。

休日。昼前に目覚め、YouTube「神田伯山ティービィー」新宿末廣亭披露目興行八日目を観てたら妻が「行くで」と。何処へ行くのでしょうか、振り返ると両手に抱えたお風呂セット。そうですかそれでは参りましょう、と湯楽温泉へ。78度と高温設定の塩サウナ、私一人。床はタイル張り・室内にビート板洗い用のカランと洗面器。これはつまり床ロウリュのサイン。予想を遥かに超える湿度の波が室内を駆け巡り発汗を促し、これはなかなか癖になるぞ、と御満悦。遠赤外線サウナは92〜94度。水風呂もカキンカキンではなく、身体に負担をかけずじっくりゆっくりと暖まりクールダウンし、を繰り返せる優しさに溢れたセッティング。数をこなすとどうしてもサウナ・水風呂のコントラストが強いものを求めがちになるけれど、こういう優しい施設が広く世代を超えて愛されればこそ裾野が拡がり業界全体の底上げが成されるのではないか、と感じた。ああ世界は美しい。

休日。格安美容室。シャンプー無料券を持参。シャンプーカット。まずシャンプー。そしてカット。ブローして軽くはらって。税込1650円。あー帰ったらもう一度髪洗わなきゃなー。

よし、サウナ行こう。

ちょうど泊まり客がチェックアウトする頃合いで入館。サ室は98度、いつも通りのベストコンディション。外は木枯らしか春一番か、昨日から続く強風。時代に取り残された街並み、電線が波打っている。こんな時は『精神と時の小部屋』でデッキチェアに身体を預け、隙間から吹き込む冷たい風のショールを首元に纏い、柔らかに穏やかに少しずつ、息を吹き返す。ああ世界は美しい。

ダサイ格好はしたくない
歳は取らないように
作り笑いなんかしたくない
だからBaby そばにおいでよ

今日はバレンタインデー。甘い甘い恋のチョコレート、あなたにあげてみても、目立ちはしないから、私ちょっと最後の手段でサウナ行っちゃう！って感じでゴールデンタイム高松へ。今日の熱波を浴びるため、私は有給休暇を前日申請で取った。心身共に仕上がっている。ゴールデンタイム(以下『GT』と略)の客層がめちゃくちゃ若くなっていると日に日に感じる今日この頃、熱波の宴に集まった勇者、本日も2桁到達。諸々のクオリティを考慮すれば当然の人数だが、クリスマスに独りで熱波を受けた身としては喜ばしい事この上なく。香川県の四国のサウナ文化におけるフラッグシップたる施設・GT高松が見つかる日はすぐそこまで来ている。GTの進化は止まらない。常に門戸を開けユーザーフレンドリーなアップデートが繰り返され、それでいて客の自律的な秩序を尊重しああしろこうしろ的なアナウンスは最小限に留め。ならば客もその意気に応えなければならない、と改めて感じた。ああ世界は美しい。

北風がこの街に雪を降らす
舗道の錆びついた自転車が凍えている
今 君がこの雪に気付いてないなら
誰より早く教えたい 心から思った

暖かな一日。うまくいかないそんな気分で過ごした仕事帰り、由良里の湯はいつものように穏やかに優しくほのかな灯りを燈し私やあなたや、皆を待っている。98度のサ室、しっかり冷ましてくれる水風呂、オレンジの柔らかな照明に照らされ、心身の噛み合わせをアジャストするような、頭の中でガクンと音がしてズレが補正されるようなそんな瞬間。ああ世界は美しい。

日曜日は少しだけ涙をこらえて
彼女のために野バラの蜜を集めるよ
世界地図を広げて
行きたい場所に印をつけたら
すぐに出かけるぜ

祝日の昼下がり、ここ数日の寒波が嘘のような小春日和。世界地図を広げて印をつけた『イキタイ場所』は灼熱の殿堂・クア温泉屋島。いつきても商売繁盛満員御礼、肌が触れるんじゃないか位のキチキチに席を詰めて15名のサ室、常に10名ほどが各々の指定席を陣取り。客層からは想像できない暴力装置として無尽蔵の熱とエネルギーを放ち続けるサウナヒーターとどの距離どの角度で対峙するかによって、クア温泉屋島でのサウニングはその色合い・味わいを驚くほどに変える。『熱』を触覚のみならず視覚嗅覚でも感じられる。ここじゃなくちゃならない理由があり、ここじゃなくちゃとやって来る意義がある。ああ世界は美しい。

悲しいときもうれしいときも
強気なときも弱気なときも
僕らの道がここに続く限り
二人が行くこの道を照らしといてくれ
いつまでも いつまでも

夫婦でSKV。今年に入って週イチくらいのペースで一緒にサウナに行くのだが、ソロ活動の場合と違い、妻の意見もある程度考慮に入れた施設選び、などと尤もらしい事を口では言いながら『よっしゃ熱波だ』とワクワクを胸いっぱいに車を走らせる。今日のSKV、室温は90〜95度と決して超高温ではないけれど、普段にも増して湿度がもたらすデンジャラス極まりない熱気がサ室に満ち溢れ、1stセッション開始の段階で「今日は負けてしまうかも」という弱気が顔を出してしまった。温度が生み出す熱さと湿度が生み出す熱さ・同量を喰らった場合、私個人は後者によるダメージの方がデカく感じるように思う。そして熱波のお時間。室内の熱が攪拌され渦を巻き寄せては返す波のように四方八方から襲いかかる。空気が流れて身体に触れる、ただそれだけのことなのに。そして水風呂からの外気浴。無が静寂が凪がそして心地良い風が包み込む。空気が流れて身体に触れる、ただそれだけのことなのに。ああ世界は美しい。

誰かが何処かで眠れぬ夜明けを見つめてる
誰もが心に見知らぬ夜明けを抱えてる

朝日が昇る頃合い、ゴールデンタイム高松7Fの外気浴スペースは聖地になる。漆黒の闇と歓楽街の忙しないネオンも悪くないだがしかし。世界が目覚めるほんの少しだけ前、挿し込む朝日の鋭さと暖かさは、夜通し働き朽ち果てかけた心と身体を浄化する。サ室はAM7:00に90度、AM7:50には100度。研ぎ澄まされた五感が上昇する熱気を感知し抱き締める。毎回少しずつ、色んなことが判り始めている。ぼんやりとした感覚がどう生まれどう育ちここに至るのか、そのメカニズムが腑に落ちる。混沌の結果としてのフラグメントが解消される、つまり最適化、要するに整うということ。なるほど理に適ってる。ああ世界は美しい。

今日のSomething NEW。イオンウォータープレゼンツ「ととのうためのサウナの入り方」が5Fエレベーター横に貼られてあった。毎回気付きが散りばめられた館内の風景。私は試されている。