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昔、このお寺のお坊さんは、境内のもみじは残して桜のきは全部バッサリと切らせたそうです。
春を捨ててその分秋という季節を大切にしたかったのでしょうか?
うん、潔いな。
(JR東海 「そうだ、京都行こう」1997年CMより)
【瞬春紀行2025】
こんにちは。陳瞬春です。
今暮らしている所から、京阪線もしくはJR奈良線で一本で行ける東福寺駅は、京都駅に行く際の乗り換え駅としても、また、春夏秋冬で色んな顔を見せてくれるお寺でもあるので、よく行っています。「伏見稲荷があるじゃないか!」と言われますが、もはや気晴らしで行けるような場所では無くなっており、京都に来てから一度しか行っていません。休日に行こうものならあまりの混雑に辟易としてしまいます。
春を捨てて秋を選んだお寺と言われるだけあって、秋の東福寺は絶景だと思いますが、春の晴れた日の東福寺は心地よいし、夏の新緑のシーズンの真っ青な景色もよし、冬の澄み切った雰囲気もよいのです。特に夏はJR東海のCMでも再注目されたのでおすすめです。気づいたら御朱印帳には東福寺の御朱印が何個かありまして、お気に入りの場所になっています。
東福寺駅で降りるのが最近増えた理由は、泉湯の存在かなと思います。ちょっと関東の銭湯に似たような雰囲気があります。あと、全体的に静かで落ち着いているので行くようになっていると思います。清潔感があるのもいいのかもしれないです。サウナはちょうどいい感じで、深い水風呂もまた良き、京都の好きなタイプの水風呂です。
今後も定期的に訪問していきたいところになりました。また伺いたいと思います。