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ゴールデンウィークの1日から今日まで働き詰めであり、年末までノンストップ勤労の可能性まで出てきた。これからの耐久レースの状況を鑑みるにここらあたりでピットインするべきである。
まだ高い西日をバイクで追いかけると仁左衛門の湯が見えてくる。到着は18時を回った頃、人は疎らで空きの靴ロッカーを探すのに苦労はなかった。こんな人生でも113(いいさ)。これからのサ活を占う、良いナンバーだ。
浴場はまだ明るく、日替わりの湯は「藤壷」の方だ。サウナは露天に至る道すがらにある。身体を浄めていざ入場。意外と人が多く、テレビには阪神対巨人、坂本選手がちょうど長打を撃ったところから始まる。阪神贔屓の客が控え目な歓声を上げる様を、私は近視と乱視の中で溶かして見ていた。
そのまま露天に出ると右手に水風呂がある。汗をそこで流し、水には浸からない。そのまま反対方向を向けば水温26度ほどの源泉に身を委ねられるからだ。
心臓の悪い私にはこちらのほうが良い。身体に籠った熱が水平線へ出航し、跡形も無くなるまで見送れば次セットが始まる。
ここ仁左衛門の湯には塩サウナもある。露天へ出て直進し、突き当たりを右に進むと見えてくる。塩櫃が2基あり、塩サウナにはテレビも存在しない。男達は皆黙って身体に塩を擦り付ける。ここは療養所。戦士達が傷を癒し、次の戦場に想いを馳せる場所。その場と人間がその雰囲気を醸し出しており、私もまたその一人である。
サ活を終える頃には20時過ぎ、今は受付前にある広場でサ活を投稿している。ちょっとした飲み物を買い、自販機近くのソファーで腰かけていると子連れが現れおおはしゃぎ。私の真横を行ったり来たりの大暴れだ。その場を発って遠くの席に座る。親御さんには私が苛立って移動したように見られただろうが、私の心は靴ロッカーのナンバーのように穏やかだった。
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