栄盛湯

糺の森の満開の下、じゃないだいぶ北。ほぼ街灯が途切れる手前、バスを降りる。

まず鬱蒼とした外観に見惚れる。黄昏時までザアザアと降っていた雨の余韻、店前に小さな橋を渡るせせらぎがあり、青いにおいを分け入るように悠然と鯉が泳ぐ。真夏よりも春よりも、この季節のさめざめとした緑が好きだ。

受付で490円払い、そういえば用を足したいと申し出ると女将さんがマナーモードのようにぶるりと震える。なんか訳ありなのかなと思いながらルートを教えていただく。清潔感と生活感のあるルート。お試しください。階段は急だがあったかいんだから。

激務がひどくて視力が著しく低下している。こわごわと便所からの階段を降りてレッドツェッペリン脳内再生。京都お馴染みのロッカーイン柳行李に荷物押し込めようとしたらふたつ使っちゃって！と女将さんのやさしいお声がけ。えろすんません。

古めかしい味わい濃いめだけど凛ときれいですっきりしてるの。横スライドかと思いきや押して入る浴室。丸いバイブラ、四角くて少し熱い白湯とジェット2種。その横に水風呂、もちろんライオンさん付き。京都フォーマットらしからぬのは薬湯がないこと。もちろん鏡広告はぬかりなく。シャンリンボディソは備えなし、タオルは借りられるかわからないけど持参が吉。

浴室への入口は上部が丸いアーチ型。なんていうの？教えて建築のプロ！正しい表現がわからないのでアーチと呼ばせていただきます。

カランの鏡もアーチ型。先客様後客様いらしたりいらっしゃらなかったり。そっと静かに俺ご挨拶はするもののべったりではなく物静か。落ち着く…

サウナは不思議な半円型？馬蹄型？の座席構成。1段で、浴室側に備えられたストーン式のストーブを取り囲むかたちのベンチがあるのだが、問題は室内の音声が室外のテレビとシンクロしているということ。そのテレビはストーブと対面、サ室の窓から見て向こう側の脱衣所サイドにある。ストーブと向き合うかたちで座るのがスタンダードな気もするが、耳に釣られると脱衣所を向きたくなる。まぁ居心地いいから良し。

水風呂はサウナ出てすぐ隣。でも最近はわざわざ遠いカラン席まで戻って汗流して戻るセルフイケズ派。からのぬるっと色白イケメンな坂口健太郎系ライオンが水吐く深みに。水がいいので深入りする。そもそも浴槽はだいぶ深い。

外気浴はカラン前で。古いけどやりすぎないけど待ったあれこれ気にならない絶妙な清潔感。

脱衣所で支度しながら水槽の金魚を眺める。入ってきたお客様がて女将さんと入口の鯉の話。わたしも混ぜていただいて飛び交う挨拶。こわくない京都銭湯5本の指に入れさせていただきたい。あったかい場所。

勝手に23:30やと思ってたら23時閉店
気づいたのは、脱衣所での外気浴中

合唱の練習場所、飯に行く人の住処、飯屋を考えるとここになる

3回目か2回目の来訪
意外と行ってない

下鴨神社のお膝元みたいなとこにあり、その日本らしい外観が目を惹いてしまう
って感じのコメントがよくされてる

人が少なかった！レトロな外観だけど、羽虫が
そしてPayPay使える！

入った瞬間に脱衣所
京都の古い銭湯にありがち
入って直ぐ右に靴箱

そして脱衣所からドアを引くか押すとお風呂
サウナが脱衣所まで出てきてる

入ると意外とこじんまり
入ったとこに、サウナマットから椅子に桶も置いてある
座りやすい椅子もあった

先ずは、ジェットの入り口みたいなとこで温め
えぇ、先に言うと、水風呂以外だと、浴槽はこれで終わりです

サウナはU字型の椅子ってこう言うことね
行ったことあるのに
サウナ自体がU字型で、Uの両先端に、ストーブと出入口があるんです
曲がってるとこ側が脱衣所と
テレビは脱衣所の出入口、番台の上のテレビの音声が

聞いてたけど、今日はあんまり人が居なくて、サウナの扉がそんな開いてないから、熱い
いい熱さだ
しかも臭みも無く、割りかし綺麗なんですよ
いいですね〜

水風呂も深めと来た
書いてあるけど、水が出てるとこからの水に頭つけたら気持ちよさそうだけど、ダメです
首はいいのか気になるところ

内気浴挟んで2回
3回目のサウナで外気浴した時に、今日は終わりってのが女子風呂から
内気浴中に一部電気が消されたので、なんやと思ったらそう

閉店が23時

23:30やと思ってたのでゆっくりしてたら、様子がおかしいと思ってスマホを見たら、
23時閉店やった

脱衣所浴で身体は拭いてた状態やったので、急いでお店の人に20円渡してドライヤー
帰る準備を

こうしてラスト客になり、浴槽にまともに浸からず、サウナのみで終わるというね
多分、サウナ施設以外だと初ちゃうか
銭湯やったら浴槽のみとかあるけど

皆さんも閉店時間には気をつけましょう