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高砂湯

銭湯 - 東京都中野区

とめどなく五十六（再登板）

2022.03.30

4回目の訪問

腰が爆発して整骨院へ通う日々、整体師さんも驚愕の腰回りに加えどうやら背面全体がエライことになっとるらしく3ヶ月間は覚悟を決める。
スゥ〜ハァ〜
「あぁ〜五十六さんソレ胸で呼吸しちゃってます」
スゥ〜ハァ〜
「あぁ〜今度は肩で呼吸しちゃってます」
…。
「五十六さん…たぶん腹式呼吸のやり方忘れちゃってますね」
……ッ！！
つうことで『衝撃！五十六、息の仕方がわからない』をお届けしたところで今宵は腹式呼吸しっぱなしの〝高砂湯〟

#ウエストサッドストーリー
「鼻で空気を吸い腹を膨らませ8秒かけてゆっくりと吐く」
常に腹式呼吸を意識してジェットバスに浸かる。
だいぶ融通の効くようになった腰をジェットの噴射口に当て高い天井を見上げる。
3年8ヶ月前にも腰が大噴火を起こしこりゃたまらんと湯治感覚で銭湯に通うようになった。
そこでサウナにどハマりしいつの間にか腰痛もどこかに消え失せたと思ったらまたふりだしに戻った。
…なんだこの人生ゲーム、超ハードモードでやんの。

#思い出ぼろぼろ
中野百景があるならばこの露天から見上げる煙突を是非に推薦したくなるそんな露天の白湯、微粒子が際立ち底が見えずその深さに毎度ビビる。
共に浸かる知らん爺様の背中にピップエレキバン的な貼り物を発見。
幼い時祖母が貼るピップエレキバンに埋め込まれた小さな磁石を集めていた。
物を集める喜びは加速度を増しいつしかボクは祖母のピップエレキバンを管理するようになっていた。
腰を必死に治そうとピップにすがる祖母と磁石欲しさにピップを管理しようとするブローカーの糞孫。
そんな地獄で最古参級の記憶が鮮明に蘇りなんの因果か歴史はまた腰という共通点を持って繰り返される、そんな出来すぎた露天での出来事と想い。

#ポールモーリア感
漫画を読む人
熱源の前に仁王立ちする人
そんなサウナフリースタイルな室内にはデパートの婦人服売り場で流れてそうなイージーリスニングが流れておりなかなかのカオス、なんなら赤いおべべでもこうて帰ろうかと思う程だ。

サ室を出て即掛け水入水！
バイブラ効いてるから即冷える、う〜ん夏が待ち遠しい。
水風呂を早々に切り上げ露天の石ベンチに座りボンヤリ煙突を見上げていたら首をいわせた。
…なんだこの身体！
めちゃくちゃポンコツじゃないか！！

追伸
東京ゆらんミニシールラリーにコマンドーが参加していたらしくその情報を極秘裏に仕入れましたので以下にスクープしときます。
ハリウッドスターもお忍びで参加するとは…東京ゆらん恐るべし。

ではでは