2019.01.15 登録
[ 熊本県 ]
平日の夜なのに、人がバングラデシュ並みの人口密度。
客を観察すると、ほとんどが地元の若者っぽいグループで、平均年齢は20歳前半。
身体に湯を流し、さっと天然温泉に入ってから、まずはアウフグースサウナへ。
1時間に一回アウフグースをやっているみたいだが、この時はちょうどターン的に実施される時間帯ではなく、遠赤とストーンのツイン体制の計算され尽くされた温度、湿度の空間を楽しみ、いざ水風呂へ。
身長が160cmしかないため、体感15℃くらいのひんやりした水風呂の淵をなんとかジャンプして掴みながら、MAD MAXボタンにたどりつき、ボタンプッシュ。
ドッシャァァァァァァア!
すごい!脳天に水が死ぬほどぶち当たり、呼吸するのがやっとなくらい。真冬の滝行をしている気分。でも、気分爽快で天国に登った気分。素晴らしいです。
爽快な気分で、露天風呂近くに10個くらい置いてある外気浴チェアへ。
水風呂が脳天に直撃しまくったためか、まさかの1ターン目から、ととのってしまい、宇宙とつながる。湯らっくすに来れる人生で良かった。
そして、2ターン目。
次は「メディテーションサウナ」へ。
ヒーリング音楽が流れ、薄暗くて、空間自体もとても狭く、天井も低く、サウナストーンが目の前にドンとあって、それを左右前方から取り囲むような設計で、さらにはセルフロウリュもできる、まさに瞑想しながらととのうためにできたような空間。
温度自体は高くはないけれども、白樺の葉を浸したアロマ水をかけた瞬間、一気にリラックスする白樺の香りが体に纏ったと思ったら、サウナストーン自体が目の前にあり、なおかつ空間自体が狭いので、半端ない発汗作用で、2回セルフロウリュしたのちに、瞑想の域に入る前にドロップアウトして、2ターン目の「MAD MAX→外気浴→宇宙と繋がる」
3ターン目は、ちょうど時計の針が23時に入る頃だったので、待ちに待ったアウフグースへ。
参加者は6、7人くらいで、僕はストーンの前の2列目に着座。座る位置が結構誤算で1ターン、2ターンは乗り切ったが、ラストターンのラストスパートで乳首が火傷寸前になり、終了直前で「すみません!」と言い放って退室し、3ターン目の「MAD MAX→外気浴→宇宙と繋がる」
日本一と言っても過言ではない、計算尽くされた空間に感動しながら、ロッカールームで服に着替え、ダイソンのドライヤーで髪を乾かして、また来ることを誓って、湯らっくすを後にした。
[ 東京都 ]
開店の11時と同時に入店。サウナにきてるとは言え、平日で仕事をしなければならないので早速コワーキングスペースの「湯ワーク」へ。
すごい、誰もいない。
ただスペースとしては本当にコワーキングという感じで机や椅子の数がとても多く、銭湯にありがちな謎のオルゴール音楽なども流れておらず、仕事に集中できそうな環境。
なんと会議室も2つあって、ミーティングでも使えるし、大事なミーティングでZoomするときも重宝しそう。一階の受付で予約を取るシステムのようだ。
肝心の浴室は平日の夕方なのに人が結構いて、体を洗い流してまずは「高濃度炭酸泉」へ。
熱すぎない温度で、でも体の中からほかほかするような炭酸は間違いなく気持ちよくてしばし浸かる。
次はメインの「フィンランドサウナ」へ。
座席数が結構あって、混みすぎなくていい感じ。ただ、段差が結構あって一番上に座ると、90度前後とはいえ、体感温度はかなり高い。
7分ほど入って、水風呂へ。
18度前後なので、冷んやりして締まりつつ、長く入れるので快適。
広さも十分でいい感じでととのう水温。
ピシッと引き締まってからは、外気浴へ。
素晴らしいのが水風呂から外気浴チェアまでの導線で、露天風呂がとなりに位置してるのですぐ辿り着ける。
ととのう。
両国という土地柄か、大声で話している若者もおらず、露天風呂のとなりの椅子で、天気の良い日に座るだけで幸福感がハンパない。
この後の仕事も捗りそうだ。
2ターン目は「中温サウナ」へ。
75度前後の温度設定で、こじんまりとした空間で、落ち着いた空間でこれはこれでいいけど、長めに入ってこそのような空間なので、満足しきれず「フィンランドサウナ」へ移動。
ちょうど入ったタイミングで「オートロウリュ」が炸裂して、ものすごい勢いで水がかかり、半端ないくらい湿度が上がって体感温度がぐぃーんと上がって驚いた。
たまらず暑くなって、そこまで長く入れず、水風呂と外気浴へ。
本当は3ターン目に入ってさらにととのいたかったけど、仕事も片付けないといけないので、体を洗って出る。
やはりととのったあとの仕事は最高で、静かな環境だし、かなり捗った。
ただ、逆に静かすぎるので通話を気にせずできる環境ではなく、わざわざスペースから出て休憩スペースに出て通話しないと気まづい環境ではあった。
総じて、施設も綺麗でかなり広いし、だからといって混みすぎてないし、若者比率もそこまで多くないので、非常に快適だった。
男
[ 東京都 ]
ホームサウナで毎週行ってます。混み具合がちょうど良くて、人気なサウナにありがちな、身体をととのえに行ってるのに、サ室前で列をととのえるみたいな笑えない事象は起きたことがないです。
大黒湯の良いところは間違いなく水風呂で、地下水から引っ張ってるためか、めちゃめちゃ「なめらか」で最高です。水温も冷たすぎずちょうどよくて、ずっと入っていられます。
肝心のサ室は浴室内にはなく、休憩室を経由して別室にある感じで独特な作りですが、温度は90度くらいで湿度も問題なく、座るスペースも十分なので座れなかったことはないです。
メイン風呂は3人しか入らないようなバブル風呂ですが、そもそもあまり混んでなくて、渋滞してないのでタイミング見れば余裕で入れるし、温度もちょうど良くてリラックスできます。
そして、曜日と時間によりますが、日曜夕方などは昭和な歌謡曲が流れていたりと、古き良き銭湯という感じで和んだ気持ちになれ、加山雄三とか数々の芸能人のサインが飾られていて歴史を感じます。
逆に微妙な点は、一個一個のロッカーが狭いので着替えづらい点と、あとは外気浴できるようなスペース自体はなく、休憩室に4つほどリクライニングチェアがあるくらいで、ととのい椅子はなかったり、くつろげるスペースが限られてる点です。
総じて、とにかく水風呂が最高なのと、サウナブームのなかでも混みすぎないという点が最高で、引き続き毎週通います。
[ 神奈川県 ]
日曜の11時30分。浴室に入り、目に飛び込んで来たのは、サウナ室の前に立ち並ぶ行列、そしてすべてのととのい椅子が埋まるほどの人の多さ。
雲ひとつない真っ青な空をした横浜の絶景を目の当たりにしながら、ジャグジーや炭酸泉檜風呂など、一通りの風呂を回ってゆったりした後、12時のアウフグースの時間になる。
早速室内に入ると、1ターン目のアウフグースが終わったばかりで湿度MAXで汗が噴き出た男たちで埋め尽くされ、花粉症で鼻がイカれてる僕にもわかるほど、アロマの匂いが充満している。
12時の熱波師は郷地さん。もうすでに滝のような汗かつ死にそうな顔になりながら、2ターン目に向けてアロマ水を補充している。
そして待ちに待ったアウフグースタイム。
そこにはまるでピザ職人のような郷地さんがいた。ヒーリングのBGMには相応しくないテンションで、ひたすら手品師のようにタオルの舞を繰り広げる。
乳首がもげそうな灼熱のような熱波をひたすら浴び、入ったばかりなのに汗が止まらない。ただ、全身の毛穴にアロマを纏った熱波が入り込んで来るので、痛気持ちいい。
終了の合図とともに、拍手喝采が巻き起こり、灼熱の至福タイムが終わる。
そして、2ターン目。
噂通り気持ちいい空間だなぁと、ストーブの真横の2段目で目を瞑っていたら突然・・「ピシャー!」と大きな音でどこかに水が落ちてきた。
自動ロウリュだ。どうやら1時間ごとになされるようで、ここでまた緩みがちになりそうだった湿度と温度がピシャッと引き締まった。
こうやって、定期的なアウフグースや自動ロウリュのサイクルによって温度と湿度が保たれて素晴らしい空間になってるんだなあと感動した。
3ターン目の13時は杉本さん。
氷も大量にバケツに入れ、多種類のアロマを手に軽快に2ターン目に向けて準備を進めている。アロマはラベンダー、レモン、ミントのミックスとのことで、複雑な香りを纏った熱波が押し寄せてきた。
大きなうちわを駆使したり、氷をサウナストーブにかけたりと、総合格闘技のように技を繰り広げ、汗が吹き出すように出て、一瞬でノックアウトされて、アウフグースタイムが終了してまも無いタイミングでサウナ室を後にし、水風呂からのととのい椅子で出来上がる。
さすがはサウナシュランの称号に輝く日本を代表するサウナだなと思った。ぜひ今度は空いてるタイミングを狙って訪れて、横浜の夜景を観ながらととのいたいなと思った。
男
[ 東京都 ]
中国大使館の前に赤灯を持った複数の警備官が多数いて、まるでディープなアダイブを見張ってるような感じがして、緊張感が一気に襲ってくる。
受付を済ませ、更衣室に入ると、思ったより狭く、360度方位で構えられた洗面室があり、その周りにロッカーが並んでいるという形で独特な構造である。
浴室に入り、体を洗うためにレバー式のシャワーを押した瞬間、人生最大の水圧でお湯が出てきて、乳首がもげそうになり、のっけから西麻布の洗礼を受ける。
ドライサウナはおそらく100度くらいで、湿度調整も抜群にされていて、夜の漢たちから滲み出た若干香ばしい足の裏臭さが漂うちょうど良い空間で、これはととのうぞと嬉しさが込み上げてきた。
ただ、この辺りから若干異変に気づく。
なんだか全員緑色のサウナパンツを履いている。
サウナパンツを履いてサウナや水風呂に入ることがここのスタンダードであることに気づく。風呂なのにフルチンである自分が逆に恥ずかしくなった。
3つくらいしかない砂時計に手が届かず、なんとなく暑くなった頃に外に飛び出し、汗を流して水風呂へ。
おそらく15度くらいで、ひんやり締まる感じの温度で、これまたちょうど良い。
2分くらい入って、ワクワクと共に外気浴スペースへ。
白いととのい椅子がちょうど空いていて、どしっと座ると、そこには少し隙間の空いた窓から素晴らしいそよ風が。
ドライサウナと水風呂の完璧な温度設定、そして水風呂からととのい椅子までの絶妙な距離感、そして窓から吹き込むそよ風と共にする外気浴。
2セット目の外気浴では、ととのい椅子に座りながら、今何時だっけ、と左上にかかっている時計にふと見て、20時20分を確認したその瞬間・・
完全にととのって、脳天やられて一瞬あの世に行きました。昇天しました。最高です。
バスローブに着替えて、階段を降りて休憩室へ行き、念願のオロポをオーダー。
手慣れた韓国人スタッフが、直後に冷蔵庫からオロナミンCとポカリを取り出し、手際良くミックスさせ、瞬時に持ってきてくれた。
疑いようがありません。死ぬほどうまいです。相性抜群。大塚製薬最高です。
帰り道に横目で飛び込んできた契約ロッカーの名札には、あの某LDHの人や、吉本を最近辞められたサウナーや、他有名芸人やサッカー選手らしき名前の方もいて、感動しながら、高い支払いを済ませて、コロナ禍で閑散とした土曜日の六本木の夜を後にしました。
男
[ 福岡県 ]
ウェルビー福岡が聖地として語られてますが、ホテルキャビナス福岡こそが超穴場な聖地だと思ってます。
高々と積み上げられた、本場フィンランド式の「iki」サウナを導入しており、定期的に行われるロウリュはもちろんのこと、西日本最大級の広さや綺麗さを兼ね揃え、さらには屋上に「露天風呂」があり、リクライニング式のととのい椅子は飛びます。
[ 東京都 ]
日曜日の夕方。笹塚まで楽しみな気持ちでバスに揺られながらたどり着き、フロントで手続きをすませ、ロッカーでマルシンユニフォームに着替える。
風呂場に行く道すがら、ふと休憩室を覗くと驚きの光景に出くわす。タバコの煙に包まれた人がわんさかいて、とにかくカオスという言葉が似合った風景が目に飛び込んできた。
そして階段を登って、小さい棚に服を丸めて入れて浴室に足を運ぶと、また驚きの光景が目に飛び込んできた。
とにかく狭い。人の数に対する風呂の大きさがここまで合ってない風呂は見たことがない。ベストオブ狭さ。
シャワーのお湯を被り、白い濁り湯の入った狭い浴槽へ。
2人はいるのがやっとの大きさで、なんとかつめれば3人入れるという狭さ。
湯の温度は申し分なく、外の寒さを温めてはくれたがゆっくりと長湯はできない。
そして、いよいよサウナ室へ。あけるとこれまたびっくり。とにかく狭い。
手前は2人座ることができ、そして奥には2段になっているところに3人ずつ座る形で6人座れるスペースがある。
つまり合計8人しか入らないとにかく狭い聖地。セルフロウリュが売りのこのサウナ室で誰もセルフでロウリュしようとする人もいない。
さらに、サウナ室の中に立ち見客がいたり、サウナ室の外にも立ち見客がいて、座ってるこちらは落ち着けないし、前段に座ると後段の人から「すいません、おります」というコミュニケーションが発生し、都度どかなくてはならないので、とにかく落ち着かない環境で整わないサウナしなければならない。
この環境下においては、珍しく背もたれのある2人座れる手前スペースの方が落ち着いてサウナできるので、空いていればこちらをオススメする。
ただし、聖地なので良いところもいくつかある。
まず、なぜか水風呂は結構広い。水温も冷たすぎずで落ち着いて整えることができる。
そして、とにかくいいのがプラスチック製の白いリクライニング椅子。
2つしかないのが難点だが、高さやもたれ具合が最高。水風呂の後に、窓のほうを見ながらもたれかかって最高の賢者タイムを過ごせる。
また、随所に古さや清掃の不届きさが見られるという点が気になった。もちろん清掃員も浴室に入ってくるが、これだけの人の多さで人の入れ替えも激しいので水回りが綺麗ではない状況がつづいてしまう。天空のアジトというロケーションだったり、セルフロウリュだったりといったサウナーを引きつけるコンセプトは維持しつつ、ぜひ広いところに移転して欲しい。