サウナ・アダムアンドイブ
温浴施設 - 東京都 港区
温浴施設 - 東京都 港区
中国大使館の前に赤灯を持った複数の警備官が多数いて、まるでディープなアダイブを見張ってるような感じがして、緊張感が一気に襲ってくる。
受付を済ませ、更衣室に入ると、思ったより狭く、360度方位で構えられた洗面室があり、その周りにロッカーが並んでいるという形で独特な構造である。
浴室に入り、体を洗うためにレバー式のシャワーを押した瞬間、人生最大の水圧でお湯が出てきて、乳首がもげそうになり、のっけから西麻布の洗礼を受ける。
ドライサウナはおそらく100度くらいで、湿度調整も抜群にされていて、夜の漢たちから滲み出た若干香ばしい足の裏臭さが漂うちょうど良い空間で、これはととのうぞと嬉しさが込み上げてきた。
ただ、この辺りから若干異変に気づく。
なんだか全員緑色のサウナパンツを履いている。
サウナパンツを履いてサウナや水風呂に入ることがここのスタンダードであることに気づく。風呂なのにフルチンである自分が逆に恥ずかしくなった。
3つくらいしかない砂時計に手が届かず、なんとなく暑くなった頃に外に飛び出し、汗を流して水風呂へ。
おそらく15度くらいで、ひんやり締まる感じの温度で、これまたちょうど良い。
2分くらい入って、ワクワクと共に外気浴スペースへ。
白いととのい椅子がちょうど空いていて、どしっと座ると、そこには少し隙間の空いた窓から素晴らしいそよ風が。
ドライサウナと水風呂の完璧な温度設定、そして水風呂からととのい椅子までの絶妙な距離感、そして窓から吹き込むそよ風と共にする外気浴。
2セット目の外気浴では、ととのい椅子に座りながら、今何時だっけ、と左上にかかっている時計にふと見て、20時20分を確認したその瞬間・・
完全にととのって、脳天やられて一瞬あの世に行きました。昇天しました。最高です。
バスローブに着替えて、階段を降りて休憩室へ行き、念願のオロポをオーダー。
手慣れた韓国人スタッフが、直後に冷蔵庫からオロナミンCとポカリを取り出し、手際良くミックスさせ、瞬時に持ってきてくれた。
疑いようがありません。死ぬほどうまいです。相性抜群。大塚製薬最高です。
帰り道に横目で飛び込んできた契約ロッカーの名札には、あの某LDHの人や、吉本を最近辞められたサウナーや、他有名芸人やサッカー選手らしき名前の方もいて、感動しながら、高い支払いを済ませて、コロナ禍で閑散とした土曜日の六本木の夜を後にしました。
男
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