yondoc

土曜日、どこに行くにしても混んでいるのは目に見えている。
雨が降っているので露天があるスーパー銭湯に行くのも…と思ったので新規開拓ということで武蔵新城の千年温泉へ来た。

リノベーションされたとだけあって中は綺麗、近いところだとはすぬま温泉やCOCOFUROますの湯なんかがあるがやはり綺麗な銭湯というのは見るだけでテンションが上がるというものだ。

中には炭酸泉、シルキー風呂、座風呂の3つ、外には屋根付きの黒湯と種類も豊富。風呂だけでも十分楽しめるだろう。

本題のサウナ、コンフォートサウナで息苦しくなくしっかり汗をかける。テレビ付きだがNHKでちょうどダーウィンが来たをやっていたので環境音楽感覚で落ち着いて入っていられた。

水風呂、18℃設定が良い。体を良い具合に冷やせる。

休憩スペースは外の露天スペースに腰掛け椅子が2つ、腰掛け無しの丸椅子が1つ。
人が多いので埋まることもしばしあったが銭湯なのであるだけでありがたい。

休日で人が多く親子連れもいたが良い所だと思った。機会があれば再訪したいものである。

休みだというのにお目当ての映画の時間を逃し会社からも電話が何本かかかってくる。このやるせない気持ちをどうしたらいいのか…

　　
良いサウナへ行くしかない


スカイスパは初めてだったのだが正直行くのは躊躇していた。なんか意識高そうだし値段も2時間2050円と安くはない。（同じ理由でタイムスパレスタも行けていない）
自分みたいなサウナビギナーが行って楽しめるのか、そんな感じで行くのを先延ばしにしてきた。
しかし神奈川のサウナを巡っている身からすればいつかは避けては通れぬ道だと思い来てしまった。

ロビーを出てロッカールームに入るといきなり木製のロッカーである。
ロッカーって金属製の無骨な感じではないのか、ユー鶴みたいな。いきなり面を食らう。

浴室に入るとまた高そうな感じである、窓から高層ビルが見えるしその近くには寝転ぶ感じで入るジャグジーまである。なんだこの空間は…

身を清め歯ブラシを使うと甘い、歯磨き粉付きの歯ブラシとは恐れ入った。サ室に入る前から驚きの連続である。

肝心のサ室はというとこれが最高だった、なんと初回からアウフグースだった。上の段しか空いていなかったので最後までいるのがかなりキツかったがユーカリの香りの風が心地良かった。

水風呂も良い、13℃とかなり冷ためなのだがギリギリ体を沈ませて休めて体も冷やせる、しかも深さも広さもあり水は絶え間なく出てくる。

休憩スペースは上から風が出てくるほうのイスを使ったが素晴らしい。これなら外気浴じゃなくても満足出来る。1セット目からクラクラした。

ここのサウナの恐ろしいところはサ室に中毒性があるということだ。景色が良いし常にボリュームを絞ったリラクゼーション音楽が流れてくるのでもう1度もう1度と何セットも繰り返したくなる。そうこうしてるうちに次のアウフグースの時間となる。

箸休めサトシさんのアウフグースだったのだがこれが凄かった。タオルをクルクル回し風を自在に操る姿は目を見張った。これがプロの熱波師か…

アウフグース2回を合わせて計6セット。これで2050円は高くない、むしろ破格だと思った。当然のことながら大満足である。

研修後静かな普通のサウナに入りたいと思ってやってきた。

中は浴槽、水風呂、サ室のみと非常にシンプルで外気浴スペースもない。朝は『かるまる』だったので余計シンプルに感じる。
風呂に入っていると店員の方が水風呂に氷を投入していた。冷えた水風呂の恩恵にあずかろうと急いでサ室に入る。

サ室は本当にシンプルで言うことがあまりない。あえて言えばバスマットが乾いていたのでバスマットを交換した直後だということがうかがえた。

水風呂だが17℃とちょうどいい。シングルの水風呂も好きだが手足が痛くなってしまうので長く入っていられないのだ。氷入りの水風呂を楽しんだ。

休憩スペースは脱衣所とサ室の外にあるイス2つのみ、お客さんの数もそういないので十分堪能出来た。

やはり店員の方の手が行き届いたあまり人がいないカプセルホテルのサウナが一番である。
『かるまる』も確かに滅茶苦茶楽しかったがサウナのありがたみが分かるというのはこういう普通の所なんだなあと2箇所巡って思った。