ガレット

言わずと知れたサウナに力が入っているビジネスホテルドーミーイン。
大浴場がある階以外はごく普通のビジネスホテルの様相ですが、13階に降り立った瞬間に旅館の風貌が眼前に拡がり感動。
サウナも水風呂も外気浴も一切の妥協が無いので泊まる場所に特にこだわりがないサウナーの方々はドーミーインおすすめです。

近場にどこか良いサウナはないかと調べたら唆るネーミングの温泉が。
この名前のとおり泉質はとてもヌルヌルしている。(これ何も混ぜてないの！？)と思うくらい。そして水風呂も同様のヌルヌル具合。外気浴中に濡れた身体が乾いた所がパリパリしてる感じが…これが水だというのが凄い。
サウナは90度のカラカラスタイル。熱で攻められて攻められてからのヌルヌルの水風呂はなんとも言えない光悦感。
サウナ水風呂外気浴が全て露天スペースで纏まって動線が近いのもありがたい。2回目、3回目とあのヌルヌルを求めてしまうから。
バイブラで揺れる水面から普通の水風呂とは違う粘度が見て取れるほどのヌルヌル温泉、一度体験さて欲しい。

九州三大サウナの一角サウナサンへ。
時間の都合上深夜の到着となったためサウナサンのカプセルホテルに宿泊。せっかくだからと3階の暁に泊まる。他の設備とは一線画すオシャレな雰囲気！カプセルの広さ、フカフカの寝具、オシャレなコワーキングスペースがプラス850円なら断然こちらに泊まった方がいいでしょう。

そして1回目のサウナへ。浴場はシンプル、無駄な物が削ぎ落とされてる感じ。
体を清め、洗い場後ろにあるガラス張りのスチームサウナへ。外から見て蒸気が全然見えなかったので大したことないかと思いきや熱い！スチームサウナは物足りなかったりするが大丈夫そう。ヨモギの香りもいいアクセント。

噂の備長炭で濾過してる水風呂で体をシメる。表記は16℃弱くらいだったがより冷たく感じた。

そしてメインのサウナ。ウェルビー栄から習ったとされる足湯付きサウナ。足湯に浸かりながらとサウナ熱、内と外から温められる不思議な感覚。サウナに入っててポカポカするのは初体験。
ととのい椅子で休憩してる時も汗が全然引かないあの感じは味わって欲しい。

また2~3分に一度オートロウリュが行われるので一定の湿度が保たれている。オートロウリュが出る所に天板がついて蒸気をなるべく拡げるのはよく見るが、サウナサンの天板は隅が角ばってよりこちら側に蒸気が行くよう仕向けられている。

そんな熱を効率よく当たられたら、そのあとの水風呂がとても気持ちが良い。このコンビは生まれるべくして生まれたんだろうな。
小技を散りばめ、サウナを楽しむことに集中出来るいぶし銀な設備でした。

そして翌日一旦チェックアウトし、14時のロウリュ･アウフグースへ。窓をカーテンで覆いテレビと室内灯を消し、ランタンのみが照らす暗黒サウナ室へ変貌。これもロウリュに集中するための工夫なのだろう。2回ロウリュ、2回アウフグースが密の濃いものとなった。
奥の人を扇ぐために手前のお客さんは協力して退くのもなかなか楽しかった。
九州三大サウナの名に相応しいサウナ然とした素晴らしいお店でした。

サ旅途中で近場にあったのでお邪魔しました。
外装も内装もオシャレでリゾートホテルの装いで少し緊張しつつ入湯したらびっくり、浴室はベテランの風格漂うレトロな風貌。
床や浴槽が茶色に染まっていたがその理由は鉄分を豊富に含んだ｢赤湯｣と呼ばれるほどの泉質。
赤茶色に濁った風呂から立ち込める鉄の匂いは他所じゃ味わえない。
他にはこれまた珍しい海水を温めた潮湯と普通の温泉があった。故障中の一番広い浴槽もおそらく普通の温泉かな？

変化球揃いのお風呂と比べるとサウナは王道タイプ。段差はなく奥中央にヒーターがあるため、場所による温度差はなさそう。90度と熱めだが肌のヒリつきはなく心地よく発汗が出来た。

さあ水風呂！と意気込んだらまたびっくり水風呂は白く濁ってる！水風呂も鉄分を含んでいるらしく｢赤湯｣以上の鉄臭。椅子で休憩中にも身体から香る鉄の匂いが濃度の濃さも物語る。
下調べ無しで行ってそのギャップにたまげたが、類を見ない唯一無二の施設でとても面白かった。
ただ個人的には普通の水風呂も欲しかったかな…直球あってこその変化球と思うので。
｢普通｣に飽きた人には是非訪れて欲しいです。

温度計も12分計も無いサウナ。
ただ演歌と100℃の熱が存在する空間で蒸される時間は至福のひととき。
お風呂より広い水風呂は決してキンキンで冷たいとはならないが、薄い茶色の天然水はとてつもないスピードで羽衣を纏ってくれる。
それどころか誇張抜きで水と一体化出来る。キンキン派のサウナーにぜひ入って貰いたい水風呂。

新規開拓と思いたかの湯へ。
ナビを使い向かっていると健軍商店街に案内され(こんな所に銭湯があるの…？)と思いつつ左折すると　あ　り　ま　し　た。
店舗前の駐車場は軽専用とあったので近くのパーキングに停車(近くに駐車場があるみたいです)。銭湯なので400円と安い！
中はthe銭湯といった感じで番台があり休憩所に、味のあるビールの自販機。昭和感にウキウキし男湯の暖簾をくぐるとこれもまたノスタルジックな雰囲気。ロッカーは今では珍しいプレート式。
浴場は天井が高くて開放的、古さはあるけどよく清掃されて清潔感がある。
体を清めようと椅子に座りシャンプー類が無いので必要な人は準備をした方がいいですね。
お風呂はジェット湯バイブラ湯電気湯と浴槽が一つながらバラエティに富んだ感じ。少し浸かりサウナへ。
扉には一度の利用は3~4人でお願いしますと貼り紙が。狭めなのかなと思い扉を開けると8人は座れそうな広さ。テレビの下にも椅子があったのでせっかくだからそこで過ごすことに。
100℃近い温度のドライサウナで直ぐ様に汗がダラダラと流れてサウナとしては十分なパワー。あまり長居出来ず水風呂へ。
水風呂は常にかけ流しという贅沢っぷり。
他のお客さんもでしたけど入った瞬間つい声が出ちゃう心地よさ。深めでゆったりつかれるのがありがたい。
浴槽の縁に座っている常連だろうおじいちゃんがいたので洗い場の椅子でゆっくり体を休める。
このあとは2セットこなし銭湯サウナを満喫。どこかホッとする昭和サウナでした。