スカイスパYOKOHAMA
カプセルホテル - 神奈川県 横浜市
カプセルホテル - 神奈川県 横浜市
本拠地、スカイスパで同期とのサウナ泊。2週間前から計画し、20時からの鮭山さんアウフグースも予約した。全てが完璧だった。
朝からウキウキで出社。上司に「今日は19時に帰るんで」と宣言。素敵な1日になるぞ…!胸を躍らせて仕事にあたった。
…しかし、予定外の(いつもの)残業、降りかかるシゴの山。挙げ句の果てには同期から「カプセル予約忘れたから先に帰るわ」のLINE。当然鮭山さんのアウフには間に合わず、時刻は21時を回っていた。今から行ってもアウフグースは終わっている。惨敗だった。
定時で帰ってスカイスパを満喫している同期に対し、昨年のロウリュ王ぴーちゃんは独り会社で泣いていた
「どうすりゃいいんだ・・・」ぴーちゃんは悔し涙を流し続けた
サウナイーグルで手にした栄冠、喜び、感動、そして何よりの生き甲斐である週4回のサ活・・・
それを今の職場環境で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
どれくらい経ったろうか、ぴーちゃんははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいととのいイスの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って豚山でニンニクを摂取しなくちゃな」ぴーちゃんは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、ぴーちゃんはふと気付いた
「あれ・・・?鮭山さんがいる・・・?」
ととのいイスから飛び出したぴーちゃんが目にしたのは、サウナ室を埋めつくさんばかりのおじさん達だった
千切れそうなほどに鈴木陸さん謹製風鈴アウフグースタオルが振られ、地鳴りのようにHARVIAツインターボが響いていた
どういうことか分からずに呆然とするぴーちゃんの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「上段の奴ら全員殺してやるからなァァア」声の方に振り返ったぴーちゃんは目を疑った。
「さ・・・サトシさん?」 「みなさ〜ん、ととのってますか〜」
「ま・・・マグ万平さん?」 「車の下に女と書いて何と読む?」
「船グラのおじちゃん・・・」 ぴーちゃんは半分パニックになりながらアウフグース担当表を見上げた
24時:鮭山 24時半:加藤 25時:鈴木陸 25時半:坂口 26時:井上勝正 26時半:レジェンドゆう 27時:宇田蒸気 04時:オジ 92時:グニグン平
暫時、唖然としていたぴーちゃんだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「ととのえる・・・ととのえるんだ!」
熱波兄貴からサウナハットを受け取り、サウナ室へ全力疾走するぴーちゃん、その目に光る汗は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌朝、会社で冷たくなっているぴーちゃんが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
歩いた距離 0.5km
男
偶然偶然。私がこの後アウフグースなんですよ。
名作
92時92分の…ゴニョゴニョ
お察しします。
目から大汗の止まらない1日伝わりました!
ととのったっき〜さん、ありがとうトントゥです! 結局23時に着いてミッドナイトアウフは受けられたので、まあ良しとします😭
改めて偉大な文章構成っすね
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