宮沢静虎

自分は子供のころ、大阪の下町〝淡路〟にある銭湯「昭和湯」へ、おじいさんに連れられて毎週土日通ってました。（祖父の長屋には内風呂がなかった。）

東京に来てはや２０年。東京の下町にある銭湯はどんなもんだろうか？と行きたいと思いつつも、仕事に忙殺される毎日。しかし、ようやく今日、実現しました。昼のセント酒で東の銭湯は予習済みです。
入ってみると、いきなり洗い場。奥に湯槽。奥の壁には富士山とパンダ。これが東京の銭湯か！
大阪では湯槽の湯で「掛かり湯」してから湯槽に入ります（体を先に洗うかどうかは任意）ので、湯槽が手前で洗い場は脇にあります。江戸っ子は先に体を清めて湯槽に浸かる。そういう動線になってるんですね。郷に入っては郷に従えで、体を清めてから入浴。昨今、東西の湯の温度差はほとんどないという話もあるようで、熱々でもなく、ゆったり温度でした。

その後サウナへ。
この時、和彫兄さんと遭遇。ここは東西変わらず下町銭湯の共通項ですね。子供のころから見慣れてはいますが、今は企業内の暴対の仕事もしているので、複雑な心境です。

サウナや水風呂、整いスペースは皆さんのレビューのとおり、素晴らしい。銭湯で外気浴できるのはほんとレアです。洞窟水風呂も我慢する冷たさでもなく、囲まれ感で長く入れる気持ち良さ。

５セットもこなしてしまいました。内何回かは和彫兄さんと被りましたが、我慢比べは私の勝利でした。

夕方という時間であったため、結構混んでましたが、銭湯価格＋αでこれだけ整えるなんて、沼にはまりそうじゃないですか…

素晴らしい昭和感です。
懐かしい色目の壁紙やタイル。子供の頃、おじいさんと行った銭湯を思い出す湯気の感触。いつかの時代の芳香剤の香り。
五感を刺激されまくり、懐かしくて甘酸っぱい昭和にタイムスリップしたような感覚を味わいました。
全体的に年季は入ってますが、手入れは十分過ぎるほど行き届いています。
サウナもきちんとメンテナンスされていて、壁の木材を交換したばかりなのか、新木の香りかただよい、前方においている白樺の香りと相まってリラックスできました。午前はテレビでバラエティ番組が流されていましたが、午後は環境映像として焚き火の映像が流れており、雑音に邪魔されることなく自分と向き合えました。温度湿度、文句のつけようがありません。外気浴スポットは脱衣場を通らなくてはなりませんが、浴室内の整いスポット横の掃き出し窓が開放されており、半外気浴が味わえます。
アメニティも、ポーラ、クラシエ、マンダムと３社のローションや整髪料があり、好みで選べるのが素晴らしい。
今日は２６日の風呂の日ということで、当日使えるドリンク券（アルコール可）と、後日使える割引券を頂き、細やかなサービスにも大満足です。
また近々再訪します。

本日２回目のサウナ利用です。
上野の某サウナがテレビ効果なのか混雑することが多くなり、セカンドホームを探していたところ、通勤途中駅のこのサウナに行き着いた次第です。

ほんとこのサウナは超穴場でした。
自分が良いなと思った点は以下のとおりです。
・掛かり湯専用の槽がある。
・洗い場が多い。
・サウナがそこそこ広い。オートロウリュでメリハリを効かせている。
・外風呂があり、外気浴ができる。
・リラックスルームが広く、リクライニングソファーにＡＣ１００ＶとＵＳＢ充電（１．５Ａ）の端子がある。※ノートパソコンとスマホが同時充電できる。
・オロポがある。
・ハムカツが超分厚い。
・パソコン専用ルームがある。
・利用時間が長いほど、コスパが良くなる料金体系。

気をつけたいのは、館内表示にはリラックスルームが４階のみとなっていますが、地下にもリラックスルームがあり、そちらの方が圧倒的に広いことです。初回の訪問では気付きませんでした。

残念に思ったのは塩サウナで、温度がゆるゆる過ぎでした。
このスペースは温度高めのサウナスペースにして、ＴＶなし、セルフロウリュありのストイックな仕様にしてもらえれば存在価値あるのにな、と個人的に思いました。

会員にもなりましたので、ホームサウナは上野の○欧からこちらに変更する予定です。
○欧もマッサージセットだとコスパは良いので、当面通い続けます。

サウナ目的で入る客が少ないのか、時間帯によっては浴室ガラガラです。
サウナは扉が壊れているのか完全閉鎖できなくて熱気が漏れます。
サウナタイマーは随分前から壊れているのか、故障中の貼り紙に年季が入ってます。
ととのいスペースもなく、必然的に洗い場の椅子に座る事に。
まぁサウナ千円は神戸三宮エリアでは最安値で安いんですけど、設備には我慢が必要ですね。