地図からサウナが探せる！

天空のアジトマルシンスパ

温浴施設 - 東京都渋谷区

ここっ

2021.04.20

1回目の訪問

レディースデイに参加。

サウナに行き始めたきっかけとなったサ道。
そして、その中でもわたしの中で大きすぎる存在だった、荒川良々さんのマルシンスパの回。
サウナとは、人とは、生きるとは。
いろんなことを考えさせられた回だった。
夢に見た、恋い焦がれたそのマルシンに行ける日が来るなんて。

前日の夜は緊張しすぎて胃が痛くなるし、
当日はなんやら不安になってすでにマルシンに行っている女子サ友さんにメールで大量の質問をし、
着ていく服を決めかねて2回着替え直した。

お気づきの方もいるだろうが、今回のサ活は完全にわたしの主観100%エモ系サ活である。
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さて、天空のアジトマルシンスパ。
名は体を表すとは言うが、まさにその言葉通り。
想像していたよりもコンパクトで、そして左側の屋根がまるで屋根裏部屋みたいに斜めになっていて、アジトそのもの。
サ室に入ると木の壁などとも相まってアジト感はより一層強くなる。
6、7名ぐらいのコンパクトなサ室というのも、さらにこのアジト感を強くしている。
好きだ。

自分の目線ぐらいの大きなサウナストーブと大量のサウナストーンに心奪われながら、事前に万平さんが教えてくれた方法でセルフロウリュすると、熱気が上から徐々に降りてきて身体をガッと焼き蒸してくれて、それと同時に降りてくるアロマの香り。
熱いんだけど、たまらなく気持ちいい。
ここはほんとに東京なんだろうか？とさえ思う。
好きだ。

憧れだった、浴槽より広い水風呂。
汗を流すため、体にかけた水の感触で、すでにこの水風呂が好みだとわかる。
広い水風呂と、やわらかく包む水。長く入れる心地よい水温。
からだもこころもとけていく。
好きだ。

夕日が落ちていくのを見ながら心地よい風にふかれる外気浴。
好きだ。

ここをアジトにできる良々さんがうらやましいな。

外気浴中に思った。
走る電車、密集する家々、車が行き交う高速。
そこに存在する人間とその心。
近づいたり、すれ違ったり、時に、ぶつかったり、消えたり。
ここにあるものが東京そのものだ。

きのこ帝国や雨のパレードの「東京」という曲が頭の中で流れる。

永住できる場所を探して、いろんなところに住んできたわたしが休憩場所に選んだ土地がたまたま東京だった。
外気浴でいろんな風景を見ながら思った。
東京が好きだ。

そう気づかせてくれたマルシンがやっぱり好きだ。