新陳大使

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聖なる森林を抜け
3つの水の国を通り
火を吹くドラゴンを倒しに行く
ロマン溢れる異世界物語がここにはあった……
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まず訪れたメディテーションサウナは、薄暗く、静かで、神聖な空間。
この森に魅了され、妖精と化した旅人たちが、思い思いに水をかけ、森を育んでいる。

次に訪れたのは水風呂。
まずは清めの滝に打たれ、滝を抜けたその先に、3つに分かれた水の国が待っている。
1つ目は、広く、多くの人が訪れる、活気溢れた国。
旅人たちの火照った身体を癒してくれる。
2つ目は、深く、美しいが、油断をしてはならない国。
きちんとこの国のルールを守れば、旅人たちは頭の先まで癒すことができる。
3つ目は、冷たく、透き通った、孤独な国。
その冷たさゆえに長時間この国に滞在することはできないが、一気に身体を癒されるその感覚に魅了されてしまった旅人は少なくない……。

そして最後に辿り着いたのはドラゴンサウナ。
時計の針が12を示す時のみ、ドラゴンは訪れるのだ。
5つの頭を持ち、それぞれの頭が火を吹く壮大な姿に、なすすべもなく唖然としてしまう。
これから訪れる旅人たちに私から1つ忠告しておこう。
「ホォアタァー」という甲高いドラゴンの鳴き声が聞こえたら絶対に無理はするな、と……

全く下調べしておらず、着いて早々男女共用サウナがあることに驚く。
いつもは大体1人だが今日は偶然連れがいたので、水着をレンタルし、共用のフィンランドサウナへ。
意外と熱い。
共用サウナでこの広さでここまでしっかり汗をかけるところはあまり無いのではないか……。
スタッフさんによるアウフグースもあってかなりいい。
共用エリアに水風呂はないため、水シャワーを頭から浴びる。
あまりやったことなかったが、水シャワーもなかなかいいなぁ。
その後はベンチで外気浴。
今回のサウナ、連れはかなりハマったらしく、帰りに庭の湯デザインのサウナハットを買うか迷っていた。
もやしラーメンの描かれたサウナハット。
可愛かったな。

夜景が見えるサウナ。
働き者たちによる煌めき。
一方こちらは働かない者たち。
しかし身体を伝う煌めき。
誰だってみんな煌めいている。

久しぶりにサウナハット30個お兄さんと会えた。
今日は亀の子たわしのサウナハット被ってたな。
草加健康センターのやつかな。
健康運アップ。

京都大阪兵庫の関西サ旅の締めサウナはもちろんホームへ。
昼間に行けたので、久しぶりに銭湯おにいさんに会えた。
湯パウザや秀の湯の話をした。
早く久松湯と寿湯行かねばなぁ。

昼間に六甲山を登ってからチェックイン。
着いて早々、露天にあるフィンランドサウナ小屋にどハマりする。
外の光を少し取り込み、余分な灯りは使われていない。
セルフロウリュでかなり熱々で、静かに自分の呼吸だけに集中する。
サウナから出た後は、桶シャワーで一気に汗を掛け流し、目の前の水風呂へトプン。
最終的にはまた小屋に戻ってきて、壁ンチでととのう。
動線に一切の無駄がない、理想のサウナ。

ニュージャパン梅田をチェックアウト後、徒歩5分ほどでこちらへ。
いくつかサウナ室があるが、セルフロウリュのできるフィンランドサウナに籠る。
薄暗く、静かで居心地がいい。
湿度を高めてしっかり汗をかく。
水風呂は壺型の1人用で、どっぷり浸かる。
半外気浴だが、心地よい朝の風が入ってくる露天エリアで、そのまま1時間ほど寝てしまった……。
これにて大阪でのサウナ旅は終了。
お次は神戸へ。

京都の銭湯を3軒回り、最終的にこちらに宿泊。
浴室が3階に分かれていて、これが正直面倒くさい……。
外気浴大好き人間なので、毎回1階のサウナから3階まで移動しなければならず、しかも階段の位置が1階と2階では違うため長距離移動しなければならず、少し残念……。
もしかしたら近道があったのかな……。
サウナ室は4種類あり、テーマの異なったサウナを試せるのは非常に面白い。
ヨガサウナに参加したが、旅の疲れを一旦ここでリセットできたような気がした。
水風呂も数種類あり、どこも水温低め。
シンプルで良い。
外気浴は露天風呂横にイスが4脚。
1階、2階の広さとは打って変わって、かなり狭め。

白山湯の次は、歩いて五香湯まで。
浴室に入ったら階段を登って2階のサウナ室へ向かう。
サウナ室の中にガラス張りのサウナ室がもう一つある。
マトリョーシカサウナ。
これが熱々。
湿度が高くて汗がぼたぼたと落ちる。
水風呂は細い滝に肩を交互に打たれて心静かに浸かる。
外気浴はないが窓が開放された風通しのいい部屋で、ベンチに座る。
昨日の寝不足もあってかそのまま1時間ほどお昼寝してしまった。
外殻が外れて欲望のままに過ごすマトリョーシカサウナーの誕生である。

梅の湯から歩いて白山湯に訪れた。
レンタルタオルは150円渡して帰りに100円が帰ってくるシステム。
東京では見たことないけど、京都では一般的なのだろう。
先ほど梅の湯で身体を洗ったばかりなので、シャワーでしっかり身体を流しサウナへ向かう。
サウナ室は狭い作りで熱々。
おじいちゃま方がテレビのニュース番組に喝を入れて大盛り上がり。
すると突然、「お兄ちゃんカッコええな」
声をかけられた。
「最近は紺とかグレーとか地味な色でみんな似たり寄ったりやんか。お兄ちゃんのは派手でええなぁ。」
もう一人のおじちゃまも参加してきて
「なんやそれカエルか？」
「いや亀なんです。」
と僕。
「亀か！言われんと分からんなぁ…可愛すぎるやんか……。」
ニヤニヤ笑いながらまたテレビの方を向いたおじちゃま。
コミュ障の僕もニヤニヤしながら、何事もなかったかのようにテレビを見つめる。
可愛すぎる……？
褒めてもらえたのか分からないが、京都で笑顔の素敵なおじちゃまとお話出来たことがただただ嬉しいかった。
話は戻るが、水風呂は滝に打たれて最高。
外気浴も空を眺めながら、先ほどのおじちゃまとの会話に思いを馳せながら、最高に気持ちよかった。
京都に来たら必ずまた来たい銭湯だ。

朝5時半に起き、ルーマプラザを出発。
30分ほど川沿いを散歩して、6時過ぎに梅の湯到着。
開店したばかりだというのに、すでにサウナ室は5人でいっぱい。
身体を洗って待っているうちにも脱衣所には続々新しいお客さんが。
急げ急げとサウナへ。
サウナ室はレトロなままで風情を感じつつもしっかり汗をかく。
水風呂は滝に打たれて気持ちいい。
外気浴はないため、風呂椅子に座って天井をポケーっと眺める。
朝風呂好き達のシャワーや桶の音が心地よい……。
風呂を出た後はひやしあめをクッと飲む。
ほてった身体と脳に喝を入れる甘さ。
お土産にタオルを買って帰る。
最近は今治タオルや長めのタオルなど色々凝った商品があるが、やっぱり白くて少しガサついたシンプルなタオルが好き。
梅の湯へ行くならぜひ日曜日の朝に。

京都大阪兵庫のサ旅開始。
1日目は仕事終わりに新幹線に駆け込んで辿り着いたこちらに一泊。
史上最高レベルの外気浴と言ってもいいかもしれない。
立てば京都の夜景を一望、寝転べば京都の星空を堪能、素晴らしい開放感。
朝には朝日が登ってきて、身体がぽかぽか温まる。
ええ。

初訪問。
サウナ室の雰囲気がいい。
金曜ロードショーをみんなで見てる感じが良かった。
水風呂は冷たさそこそこ。
外気浴は風通しが良く、開放感もある。
肌寒さを感じたら目の前の温泉にぽちゃん。
温めた身体で涼しさをかき分け自転車で帰るのが最高。

今日はかなり空いてる。
火曜日に出会えた銭湯に詳しいお兄さんとまた話せるかなと思ったけどおらず……。
サウナハット30個お兄さんもおらず……。
でも今日はおじさまに「それかっこいいねぇ。」とサウナハットを褒めてもらえた。
スッと言って去っていく姿のがかっこよかった。

素晴らしい……。
サウナ室は広いのにかなり熱い、水風呂はバイブラ強くて冷たい、外気浴は風通しがよくて開放感がある。
全てが露天に揃っているのも、サウナ室が一つなのも、シンプルで良い。
理想的なサウナだった。
ガチャガチャで当たりっぽいピンバッジが1回目で出た。
理想的なガチャガチャだった。

休日ってのもあってか、入浴まで20分くらい待つ。
サウナ室は出入りが多いためか熱さそこそこ。
外気浴は露天なのはいいけれど、壁が高くてあまり開放感はないかな……。
総じてまぁまぁ、あまり記憶にない。
うんちのついた風呂椅子のインパクトが強すぎた。

第二喜多の湯をホームサウナにした私だけれど。
もしここがホームになってしまったらどうしよう、という一抹の不安を抱いてやってきた。
しかしそんな不安はすっ飛んだ。
水風呂はいい。
これは間違いない
そしてサウナ室はまぁ普通。
だがしかし外気浴、お前は許せん。
密閉されすぎて外気なんて全く入ってこない。
少し息苦しさを感じるほど。
今日でお別れよ……。

昼の常連さんと夜の常連さんはメンバーがガラッと違う。
今日はなんとサウナハットを30個所持しているお兄さんに出会う。
そんな人に亀ハットを褒めてもらえた。
あとここのコーラは設定温度がばり低いから超美味いらしい。
帰りに飲んでみた。
缶ってだけで美味いな。

初訪問。
そしてここをホームサウナにすると決めた。
サウナ室、水風呂、外気浴のバランスが完璧。
とにかく居心地がいい。
常連らしいお兄さんとオススメ銭湯サウナの話をした。
久松湯と寿湯が結構いいらしい。
行かねば。