2021.12.25 登録
[ 北海道 ]
サウナで蒸された身体から立ち上る湯気が知床の空に溶ける頃、日本最果てでととのった。
斜里町に宿泊した翌朝6:00
前日の移動距離310キロの疲れを癒すべく、北こぶし知床 ホテル&リゾートを訪れた。
斜里町のホテルから40分ほど車を飛ばす。市街地に入り、いよいよ目的地が現れる。朝7:00前にも関わらず、駐車場は満車。焦る。向かいの拡張された駐車場の最後の一枠に何とか止めることができた。
混雑時は日帰り入浴をお断りすることがある、という情報をホームページで見ていたため不安が押し寄せる。日本の最果て、この地を目指してきてやってきたという自覚があった。
恐る恐るホテルマンに日帰り入浴について聞くと、もちろん入れますよと快く受け入れてくれた。
さらに「そろそろ朝食の時間ですから、少しずつ空いてくるはずです。ごゆっくりどうぞ」と助言をいただき、一気に気持ちが晴れていく。
入浴料は若干の割高に思えるが、ホテルの美しい内装や接客、サウナの立地を思うと気にならない。
期待に胸膨らませ到達した大本命、最上階の大浴場は全面窓であった。そこには知床の海、世界遺産が広がっている。
サウナ室はKAKUUNA。入り口前のハッカ水で水分補給し、備え付けのサウナマットをアルコール消毒して入室。
知床の湾をパノラマで切り取る大きな窓を正面に、3段目の席を陣取った。テレビはなく、外界の鳥が心地よく響いてきた。
ホテルマンの話通り、利用者は少なく空席が目立つ。素晴らしい眺めと落ち着く空間だった。
15℃前後の水風呂を経てととのいスポットを探す。
通常の椅子が2、ととのいベッドが1、露天外気浴に2あった。それ以外にもベンチもあるため、混雑時も休憩には困らないだろう。
どのスポットも体験したが、最高だったのは露天の外気浴だった。
サウナで蒸された身体から立ち上る湯気が知床の空に溶けていく。
曇天の空模様など、もうどうでもよくなった。
知床まで日帰りで移動する労力は少なくない。
だが、ここに来る価値は確かにあった。
男
[ 茨城県 ]
窓から覗く太平洋は闇夜に包まれていた。
「さんふらわあふらの」の目玉施設である絶景も、夜間と悪天候で星空も見えない。
午後21:30、およそ4〜5名が定員のサウナ室に入ると室温計が90℃を差していた。
サウナ室の丸窓から外を見るも、やはりこの時間では何も見えない。
テレビもなく他の利用者もいなかったサウナ室はフェリーのモーター音だけが地響きのように鳴っている。
噂ではメトスのストーブが使われていて、そのすぐ横に座るとすぐに汗が滲んだ。
そういえば、ここには水風呂や整い椅子がない。一抹の不安を抱えながら静かに蒸される。
10分程度して、サウナ室すぐ左手にある水シャワーを見つける。洗い場とは別にあるので、サウナ専用と見た。
蛇口を捻ると、私の不安は目の覚めるような温度の水シャワーと共に流された。
冷たい。キンキンに冷えている。なんなら水風呂ではできない頭から水を浴びる滝行ができる。
これは良い。
脱衣所には休憩用の椅子があったことを思い出す。
さっと外に出て、バスタオルを巻いて扇風機横の椅子に座る。
少し窮窟ではあるがこれはこれで良い。陸にいないため、船内は上下左右にじんわりと揺れている。その度、僅かに重力が身体にかかりこれが心地よく感じる。
脱衣所のウォーターサーバーで水分補給し、22:00の終了までに海上サウナを楽しんだ。
次は朝6:30から太平洋を見に来よう
[ 神奈川県 ]
ホームの宮前平。午後休にしてじっくりサウナを楽んだ後、ボディケアとオロポもいただきました
ここは水風呂が15度を切っているのと、バイブラがあるのでかなり冷たく感じるので最高です。
さらに露天風呂側で休憩が取れるのでバキバキに空と一体になることができます。
お空と一体になりたい人はぜひ
[ 東京都 ]
会社のサウナ部でグループ参戦しました。
かつて経験したことがないほど冷たい水風呂と、落ち着く空間でセルフロウリュが楽しめます。
グループで行くと休憩時に譲り合うことになりますが、そこは紳士的に気持ち良く使っていきましょう
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。