2019.07.28 登録
[ 東京都 ]
ずっと気になっててついに来訪。浴室に入るや否や内部の構図を観察すると、外気浴スペースの椅子に背もたれがないことに気づいた。私にとっては大きな痛手なのだが、そのときふと腰掛け湯に目が行った。完璧な背もたれと肘掛の高さが目に飛び込んできた瞬間、 「休憩は腰掛け湯でしてみよう」
結果、私はととのいのための新たな選択肢を得ることが出来た。正解は一つじゃない。サウナからまた一つ、大事な事を教えて貰った。
[ 山梨県 ]
まずは、この夢の施設をプロデュースして下さったたかの友梨さんに感謝の念をお伝えしたい。不満が1つもなく、全て書いていたらキリがないので端的に。
まずサ室。セルフロウリュが可能で、他にお客さんがいなかったので、友人3人で熱波師ごっこ。自分で熱波を送ってみて、こんなに人に快感を与える仕事の素晴らしさを改めて感じた。
そして水風呂、約14度のバイブラ無しは僕が求める水風呂そのもの。頭寒足熱を大事にしてるので、途中から足だけ外に出せるくらいの狭さがベストなのだが、見事に完璧なサイズだった。
いよいよ外気浴。大抵ととのう時というのは、座る直前からわかるものだが、今回も例外なく感じとった。フルフラット可なととのい椅子にもたれると笑みがこぼれる。風といえば普段はビル風しか浴びてない僕の体を、柔らかな風が包み込む。この平和な世界が一生続けば良い。人間に巣を壊されたことなど一度も無いであろう美しいクモの巣を眺めながら、そんな事をぼーっと考えていた。
[ 山梨県 ]
初のボナサウナ。じっとりゆっくり蒸されてく感覚は悪く無かったが、やはりストーン型の方が好みだと感じた。水風呂の水質、温度は個人的に完璧。だがここに来た最大の理由は、外気浴スペースにゴザが敷いてあり、寝転がれるからである。体を拭いていざ外気浴!と思ったら事件が発生する。
寝転がると尾てい骨がゴザに当たって痛いし、長座するとうまくリラックス出来ず、体勢に悩んでる間にととのいチャンスを逃してしまったのだ。これは残り2セットでも同様のことが起きる。 「自分にもととのいスランプが来てしまったか」
焦った。不安だった。しかしこう自分に言い聞かせた。
「食べ物だって、一番好きなもの以外もおいしく食べれるのだから、ベストな条件でなくてもただ楽しめばいい。与えられた条件の中で最も良いととのいをする。というか、ととのうことをゴールとしない。自分の目指すサウナー像はこれだ」
その思いを胸に刻み、湯殿館を後にした。
[ 埼玉県 ]
学生の特権を使い、平日の午前からお邪魔した。ラッコが見えてきた時は興奮したが、駐車場を見逃してグルグル。館内に入るとあちらこちらにサウナに関する注意喚起の紙があり、サウナ環境をみんなで作っていこうという思いが伝わってくる。体を清めたら、まずは名物の効仙薬湯で分割浴。己の体と対話し、今日のコンディションを確かめる。そしてもう一つの名物である草津直送の露天温泉もほどほどに楽しみ、体を拭いたらいざ、麦飯石サウナへ。SKCのサウナはツイン熱源方式を採用しており、手前では遠赤外線ストーブ、奥に進むとストーン型ストーブを楽しむことが出来る。二段目頭上で90度と特別熱いわけではないが、湿度が高いためいつもより早めに手足末端から汗が出てきた。汗を流して露天水風呂へジャボン。バイブラ付きの14.5度はなかなかハードだったので、脈が落ち着く前にあがることにした。水分をしっかり拭き取り、デッキチェアに腰掛ける。正直この時点で、あ、もう整うなと悟ってしまった。都内では中々嗅ぐことのできない草津温泉の硫黄の香りと、雨がやんで見えてきた晴れ間が重なり、既に極楽浄土の入口に立っていた。
そして、たった今放出された草津温泉の原液の広がりをぼーっと眺めていたら...
整ってしまった。
結局昼夜で4セット入った。ご飯も美味しく、休憩室の広さや漫画のバリエーション、食堂を複数の中から選べるなど魅力は書ききれないが、とにかく何度も来たい。
[ 茨城県 ]
オーシャンビューサウナという名の通り、太平洋を望みながら汗を流すことが出来る。部屋は広めではあるが、全体が均等に蒸されていて良い。1時間ごとにオートロウリュが作動するらしいが、タイミングが合わず断念。水風呂前に掛け水用の冷たすぎない水が用意されており、気が利いている。バイブラは付いていないが、水が壁から滝のように落ちてくるため、羽衣を取りたい人とそうでない人が共存出来る仕組みになっている。
そして!お待ちかね!オーシャンビュー外気浴!!
天気にも恵まれ、雲ひとつない空と海の境目が見つからず、水平線はどこだろう?と眺めていたら...
涙が出ていた。ドラマ「サ道」で泰造さんが号泣されていたが、自分も泣く時が来るとは。
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