toshi0607

入ったときも出るときも、おじさんがサウナの前のベンチで眠っていた。生きて帰ってほしい。

サウナが広く温まるのに時間はかかるが、程よい水風呂に外気の冷たさがあいまって整いを得ることができる。サウナ自体は12～21時。
露天風呂は寝湯に加え、もたれ掛かるのにちょうどいい岩が多く、ボーッとゆったりした時間を過ごすことができる。朝はサウナには入れないが、交互浴で十分整った。

熱すぎないのもたまにはいいもんだ。80度くらいのサウナも、40度くらいのミストサウナもじっくり味わえた。水風呂は10度ちょいと冷ためで、背後には滝。寝そべることができるイスはタイル張りで無限に休めそうだった。全体的にとてもよかった。

トントゥのおかげでやってくることができた。本当にありがトントゥ。サウナの入り口に、ロウリュウ中の私語は慎めと語気強めに書いてあったのがグッときた。

サウナの前にストップ坊やのステッカーが貼ってありよかった。水風呂前には掛け湯・掛け水で汗を流すのだ。ニューウィングさんでは「かけず小僧」の掛札が特徴的であった。水風呂に出没し、入浴中の人々を驚かす不届き者マナー違反次郎吉として描かれている。潜水系も駆逐されてほしい。

お湯は40度表示なものの、きっと43度くらいはある。おじいちゃんが3種類の浴槽を手で確かめるも熱すぎ、足しかつけられていなかった。この熱さがまたたまらん季節がやってくる。

あなたはペンギンになり気を失うだろう。19時のロウリュウを目指し会社を後にする。5分前には体を清めサウナ室に入るも、1セット目としてはロウリュウを待つ5分はなかなかに長い。1列目の人から順に熱波を受け、2列目進むと思ったら「背中もいかがですか」。全方位的に逃げ場を失った。水風呂前にはバケツがある。たくさんの水を浴びたい顧客は大きな手桶を求めるかもしれないが、いっぱいに水を張り、頭から被る経験を経てこれが求めていたものだと気づかされる。15度の水風呂は足が痛くなる。その後に浴びるのは外気ではない。冷気だ。ペンギンルーム。足を一歩踏み入れ雰囲気に飲まれ、椅子に腰掛けると雰囲気を感じることすらできなくなる。明確に遠のく意識。我に帰る頃には強い強い整いを得る。

最高のティータイムである。サウナはティーバッグが敷き詰められチャウナに、蒸されて体が茶をまとう。水風呂は水出し茶風呂になり、体が茶になる。湯船も茶色に染まり、香が整いを一層高める。
たまたま太古の湯とニューウィングという名サウナが続いた直後にやってきたが、それらに遜色なく、独自の味を出している。これまで冬にしか入らなかったが、毎週サウナに入るきっかけになった金春湯に出会って約1年。サウナは日常になった。

mist Maxこれがどこにあり、押すと何が起こるか想像できるだろうか？セルフロウリュやボナサウナのあとには12度のプールがあり、さらにミスト降り注ぐ休憩スペースが待っているのである。そこにあるのは整いを感じることすら忘れた意識の遠のきだ。戻ってくる頃には新しい翼を獲得している。

1セット目だ。1セット目からガツンときた。最上段、サウナストーン近くで受ける熱波は想像を越えていた。熱波受ける君スタイルで作った壁は火傷しそうなくらいだった。平日でとても空いていたのもよかった。
テントの存在を確認できたので今度は土日に来てみたい。

今日もやりよったな！！！

サウナを信じるな、客はもっと信じるなである。コントロールできないものにいぞん依存せず己と向き合うのだ。

400円を惜しみ無銭サウナする者は滅びよ

勝利の女神

はじめてのアウフグースははじめて整いを得たこの場所で…！10月から料金プランがけっこう変わるらしい。といいつつ前回より上がってる気もする

月光泉の魅力の1つは脱衣所の安心感だ。珍しいミストサウナも特徴的なシャワーもいい。しかし、サウナを楽しみ、脱衣所に一歩踏み出した瞬間から服を着終わるまでのマット。これが充実しているのが嬉しい。ロッカーの前までマットがあるのは稀で、たいてい濡れた床を感じながら服を着らなければならない。手入れの行き届いたマットが敷き詰められた脱衣所は整いを持続させる。

まだヴィヒタには出会えていない。木が新しくなっていた。

ヴィヒタについて教えてもらった。よいタイミングをねらって体験しに来たい！

わいもセッションしてきたやで～

困った。3セット目、タオルを膝に置くと中からコガネムシが出てきた。僕はどうしたらよいかわからずとっさに腕に登らせた。しがみつく力は強く、まだ元気なようだった。よく見かけるタイプ、濃いグリーンが冴えたアオドウガネだ。僕は林試の森に連れていくことにした。とりあえずタオルにそっとくるみ、サウナのミスト噴出時間をともに過ごした。コガネムシも整いたかったのだろうか。ドラマの開始もあいまってかはじめて見かける人も、思いもよらない客もいるもんだ。