【閉店】馬橋湯 馬橋バスセンター
銭湯 - 千葉県 松戸市
銭湯 - 千葉県 松戸市
サウナイキタイで銭湯サウナをなんとなく眺めてたら基本情報にあった「120℃」の文字に思わず目を奪われた。
全くのノーマークで遠赤外線ストーブで120℃越えはこれまで見たことはない。
寺島浴場からの帰りしな訪問の機会に恵まれ意を決して訪問することに。施設自体は少し薄暗くて営業しているか不安になったが何人も入口に吸い込まれていくのを見て一安心。
入口に差し掛かると目に飛び込んできた「コミュニティセントウ」の文字。境南浴場で見たものと同じで色は違うが全く同じデザイン。一体どんな繋がりなんでしょうか?
受付でサウナ+入浴料650円を支払い布製リストバンドを受け取り浴室へ。天井が高く開放的で年季を感じますが全体的に綺麗です。華美な装飾などはなく懐かしさすら覚えるような心を落ち着かせてくれる雰囲気。
さて、軽く洗体した後にサウナへ。6人ほど入れる大きさで奥に遠赤外線ストーブが鎮座。12分計はなく何故か壁掛け時計が床に無造作に置かれています。
温度計は基本情報通り120℃を指しているが今まで体験した他の同温度帯のサウナとはまた質の違ったカラカラとした熱さ。突き刺してくるような感覚はなく、ジリジリと焦されるような熱さで息苦しさはない。体感としてはもう少し低く感じたが、換気がいいのかそれとも温度計に問題が…?
ただそれを補って余りあるほどの良さはその静寂さだった。設置されていた小さなTVは点いているが音は聴こえない。聞こえてくるのはストーブが唸る音だけ。久しぶりに訪れた静寂空間に心が躍る。これだけでもここに来た甲斐があったというものだ。
じっくりと身体を蒸した後はお待ちかねの水風呂。地下水を汲み上げた軟水系で掛け流しの水風呂が気持ちがいい。チラーはないがこの時期でも20℃を保ってくれているのでじっくり浸かってクールダウン。
水風呂に浸かっていると銭湯らしく幅広い世代が会話を楽しむ様子が目に飛び込んでくる。子供達は明日遊ぶ約束を結んだ後に浴室から退出し、お年寄りは世間話に花を咲かせる。
ただ騒がしさはなく心地よい賑やかさで昔通った銭湯の面影が頭をよぎる。その銭湯は今はもう無くなってしまったけれど、こうやって時折思い出させてくれる銭湯は何時迄も残っててほしいなと思いながら帰路に着いたのでした。
男
大田区の新呑川湯さんも銭湯サウナで120℃オーバー。カラッカラ…いやパサッパサのドライ系です。 機会があったら是非行ってみて下さい(と言ってもアクセスが良くない)。 かなりのパンチ力です。
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