汗蒸幕のゆ
温浴施設 - 宮城県 仙台市
温浴施設 - 宮城県 仙台市
朝10:30、地下鉄に乗り広瀬通駅から泉中央駅へ向かった。朝の散歩をかねて駅から歩いて汗蒸幕のゆへ。太平洋側の冬の朝の乾いた冷たい空気がうまい。
泉区に降り立ったのは大学1年生の夏休み以来。東京から青森へ帰省する途中、仙台の大学に通う友人と焼肉食べ放題に行き、歩けなくなるまで食べた記憶がある。
そんなことを思い出しながら、20分で到着。北欧の他に韓国も好きな身としては念願の初訪問だった。
11:30イン。館内着に着替えてまずは腹ごしらえ。野菜たっぷり、辛さ十分のユッケジャンチゲで前戯の汗をかく。
★サウナ室
3つのサ室がある。汗蒸幕、ロッキーサウナ、黄土サウナ。どれも素晴らしいが、個人的に衝撃だったのは黄土サウナだった。
ほのかなあかりに包まれたサウナ室には5台のベッド、黄色いサウナマットが敷かれている。おぼっちゃまくんスタイルで横になり、目を閉じる。音楽はオルゴールJ-POP。
温度計は65度、ゆっくりゆっくりと時間をかけて蒸される。思えば、サウナ高温主義者として生きてきたが、この程度の温度で横たわりながら汗をかくのは何と気持ちよきことか。コロンブスの卵級の大発見だった。
★水風呂
併設の温度計で18度前後。いい意味でシングルとはまた違う魅力がある水質だ。
★外気浴
大きな青空、柵の向こうに落葉したカエデの木が見える。圧倒的な開放感に身もこころも飲み込まれてしまう。
雪深い津軽から訪れた身にとって太陽の光は貴重だった。まるで北欧の人々が短い夏の太陽を異常なほど浴びるように、あたたかい陽光を惜しみながら全身に浴びる。
☆露天風呂
寝湯、寝湯、寝湯。
黄土サウナといい寝湯といい、仰向けになり目を閉じるとこころが動き出す。ピロートークで思わず本音を言ってしまうのも、睡眠中の夢はこころのイメージであるのも、きっとそんなことなのだろう。
太平洋側の冬の空気に数年ぶりに包まれて、過去に過ごした東京や仙台の日々がこころに浮かんでくる。感情が動きだして止まらない。
友情、愛情、そして人情。
あの日々があったからこそ今の自分があり、そんな自分とこれからの人生を生きていく。うん、悪くない。
最高すぎて5時間、館内着での休憩を挟みながら人生初の7セット!(笑)感動のサウナ施設とそれを体験する自分のこころがとてつもない癒しをもたらした。
カムサハムニダ・・・。
「バイパス入口」というバス停から17:04発の路線バスに乗り仙台駅へ。ネオンが輝く車窓から、あおば通りを歩く18歳の僕が見えた気がした。
歩いた距離 2km
男
いらしてたんですね👍堂々と寝るサウナ、貴重ですよね〜
Mazoさん、こんばんは🌆王道の汗蒸幕に行って来たんですね⤴️ブログからも、ひしひしと良さが伝わってきました🙆♀️男湯は黄土サウナらしいですね(寝サウナ)。じんわりと芯から温まる心地良さは堪らなくいい、THEサウナ専門店ですよね🧖♀️画像見たら、行きたくなりましたー😊
うぉー!絶対行きます!!
アキネクトさん、ぜひ日本の韓国へ!印をつけた鰐comeを素通りしないことを願っています(笑)。
そうですね、多分弘前のどこかで。ちなみに、汗蒸幕のわりと近くに竜泉寺の湯があって、そこの岩盤浴エリアにも汗蒸幕ドームがあります。浴室の高温サウナより設定温度が高いという変さですので、車で来た時にでもぜひ。
約1ヶ月半前にサ活にコメントありがとうございます。村上春樹に多大な影響を受けて生きてきた身なのでとても嬉しいです。18歳との回路を繋いでくれた寝サウナでした。ワタナベくん、ハンブルク空港の次はヘルシンキ空港ですかね(笑)。
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