2020.06.20 登録
[ 大阪府 ]
【銭湯のむすめ】〜キヲクトミライ〜
44番の下足板をとり、こんにちはと入るはここ「天水湯」だ。
番台若と銭湯よもやま話をしていると、突然
「四次元さんって、料理上手ですよね」と言われた。
Twitter見てのことかな?
正直、大して手の込んだ物は作れない。人並みに料理ができる程度なので、ちょっと恥ずかしい。
貸バスタオルとタオルをもらい中へ。
ここの貸タオルのデザインがかわいいので、売っていたら買いたいが「非売品」。
残念。
今回の天水湯訪問、サ室コンディションの調査も兼ねている。
施設運営者側では利用者側のことが見えないので、番台若と共有しようと思っている。
正に「共に育てる施設」これを実践してみようと考えたのだ。
なので、今回のサ活は「長い」上に専門的な記述が多いので、出禁四次元にうってつけだ。
読んで眠くなるので、ここが読み終わりポイント?
サ室の換気口を見ると、なんと全閉!これではサ室内のCo2濃度がヤバい、すぐさま全開に。
前回来たときのデータも頭に入っているので、対流換気を行っておいて、湯通しをする。
この辺りでは珍しい「高濃度炭酸泉」は番台若渾身の設備の一つだ。
もちろん、しっかり身体を洗い浸かると(あれ?前回より温度下げたかな?)の完全不感浴。
しかし、5分ほど浸かると汗ばんで、体の中に熱が溜まっているのがわかる。
常連さんたちにも、この良さが伝わるといいな。
白湯の方は熱めなので、慣れた方だと分からないかもしれない。
換気も出来たろうと、サ室へ。
まずは10分。
巴商会の遠赤外線ストーブSH-207は室内温度を90~92℃で常時安定させている。
新しいだけに設定温度誤差が少なく安定度も抜群だ。
中温設定のサウナで、汗もしっかり出るが湿度が少し高めなのか、腹が温まっていない。
表面結露による割合が多い汗のように感じる。
水風呂は冷たく、16℃ぐらいに感じるが、手前のサウナで内臓が温まらないから、落差がもう少し欲しいところだ。
水風呂の横に丸椅子が置いてあり、トトノイ席となっていたのが前回と変わっていた。
水掛の手桶も横に吊れるようになっている。
目を閉じて休んでいると、どうしても気になるのが「照明」
水風呂壁にビンテージな直管蛍光灯のブラケットが付いているのだが、目を閉じても、こいつの光が目を刺すのだ。
浴室内全体の照明計画を考える必要はあると思う。
暗くするのではなく、落ち着ける雰囲気の効果的な配灯計画が必要と思うだけなのだ。
今度は換気口、下を75%閉め上を50%閉じにして2セット目に入った。
つづく〜
[ 大阪府 ]
【The Lion Sleeps Tonight 最終回】〜やっぱ、オレ人間やめるわ〜
《前回のあらすじ》魔人プシー含水を撃破し、平和なサ活へ戻る四次元。このまま平和は保たれるのか…
3セット目は独りきりのサ室。
狭いのに換気口がない。見えないが、ナニワ工務店なら、多分ボナと同じ要領で座席下だろう。
ハイバックと壁に隙間がある。
102℃のサ室は電源オンでドンドン上がるが、イタズラ心でストーブ側へ向かいタオル旋風縦式を喰らわせる。
上下の温度と共にセンサーが騙されて普段より熱が上がるはず。
近くの立ち飲み屋「平蔵」の店主によると「113℃まで上がったのを見た」と言う証言もあり、いつもは108℃止まりのサ室に仕掛けてみたのだ。
なるほど、温度は上がり続け、110℃を超えた。
温度計は112℃を超え、湿度計は24%。
素晴らしいが結構キツイぞ。
実際の温度はもっと低いだろうが、113℃を超え8分、もう終わりかと思ったその時ジリっと針が動いた、114℃だ!まだ行くぞ、115℃まで来て下がり始めた…
焼け焦げて10分、水風呂でセルフバイブラのかき回し、冷感を上げて露天へ。
ガンギマリ…目がチカチカする。
小規模ながらやはりナニワ工務店作は凄い。近くの立ち飲み屋「平蔵」に寄ろうとしたら、奥さんからLINEが来て息子と3人で「樽一」さんで食べることに。
息子から聞く。
午前中、お腹がへってつらいと言えずに我慢してたらしい。
今まで「朝ごはんいらない」って言ってたけど、高校生になって、やっぱり成長してるんだね。
気づいてやれずにごめんね。
明日は朝ごはん作るからね!
※昼はあごだしラーメン!
[ 大阪府 ]
【The Lion Sleeps Tonight③】〜やっぱ、オレ人間やめるわ〜
《前回のあらすじ》
魔人「プシー含水」が現れ、水風呂破壊を目撃。残されたスキンヘッドおじさんとの戦いの幕が上がる…
つまりこうだ。
あの破壊された水風呂に、どっちが先にに入るか?
掛け流しでは無いので、どっちかが水風呂に浸かり、水をある程度溢れさすしか無い!
いや、絶対にこの戦いに勝たねば。
大きな大きなスキンヘッドおじさん、彼が入れば水風呂の水は大分と抜けるはず。
既に8分が経過しており、スキンヘッドおじさんは多分12くらいだろう、こっちが有利だ。
プシー含水魔人が出てからストーブの熱線を遮る物が無くなったので急に熱さを感じるようになった。
サ室温度は102℃。
もう15分は超えたが、スキンヘッドおじさんは動かない。
20分、あかん、もう限界や!
スキンヘッドおじさんはハゲ頭の汗を拭い、出る素振りも無い…ライオンは寝ている。
「お前行けよ、いやお前が行けよ、じゃあ、俺が行くよ、なら俺も、俺も、俺も…俺が行くよ!どうぞどうぞ」杯チキチキレース、四次元魔人敗北…
泣く泣く掛水をし、破壊された水風呂へ浸かる、うぅ。゚(゚´Д`)゚。
ある程度は水が外に出た。
スキンヘッドおじさん、ウイニングランをどうぞ、と見ていると、水風呂前スルーでシャワーして、そのまま身体を洗い出した!
まさかの水風呂拒否!
つ、強えぇ…正に百獣の王よ…
小さいけど露天もあり、外気浴。
見渡すと魔人も洗体中なので、そろそろ2セット目で切り替えさせてもらおうと、露天出て真横のサ室に入ったら
プシー含水魔人がいるー‼︎
えっ?さっき身体洗ってたよね??
何で?目の前通ってないよね?
訳が分からないまま、上段でプシー含水の隣に座ると、まだ入って間もないはずなのにプシーっプシーっと強烈に息を吐き続ける。はーはー言いながら熱い熱いとうるさい中、体をガタガタ揺する。
ゴジラの背鰭が光るかの如くガタガタの予兆が早まり、魔人の汗チョップが始まった!
至近距離で汗を浴び
「すみません、こちらに汗が飛んで来るんでやめてもらえませんか?ついでで申し訳ないのですが、この後出られたら、必ず汗を流してから水風呂入ってもらえますか?先程、汗を流さず入ってたの見てましたし、僕も入るのでそうしてもらえるとありがたいです」
究極の正論攻撃。
魔人はその後すぐにサ室を出て、シャワーをしてから水風呂に入って、すぐに上がって行った…サ室の平和は今日も守られた…
つづく〜
[ 大阪府 ]
【The Lion Sleeps Tonight②】〜やっぱ、オレ人間やめるわ〜
小さな小さなサ室に入ると、上段に大きな大きなスキンヘッドおじさんと、下段に中ぐらいのおじさん。
すみません、すみませんで上段へ。
スキンヘッドおじさんとくっつく位の距離。
福水温泉のサ室は100℃超えのサ室だが、あんまり熱くないぞ…
しかし、下段のおじさんが「フーッ‼︎フーッ‼︎アッツ、アッツ!」とずっと独り言を言っている、まあまあのボリュームだ。
しかも、バスタオルは膝上に畳んだまま乗っけて敷いてないから、固定のフェルトマットがビチャビチャ。
時折汗チョップで撒き散らす。
砂時計を何度も見ては「あーっ!もう!何でや!」と、そんな事砂時計に言っても仕方ない事を飛沫飛ばし、汗飛ばしでガタガタと身を譲る…
「俺は人間を辞めるぞージョジョーっ!」
DIO様の言葉が頭によぎり、石仮面を被った魔人がここに降臨していた。
それに比べてスキンヘッドおじさんはマイ砂時計でナイスサウニング。
燃え盛る炎の館で断末魔をあげる魔人は既に20分近くはサ室にいたようだ。
いや、そんなに熱かったら出たら??
砂が落ち切った瞬間、魔人はサ室を出るや否やそのまま掛水無しに水風呂へドボン!
頭まで何度も浸かり、身体中を擦り、頭を水中で掻きむしり、サ室のガラス越しに見えた最後のシーンは何と
「口に入った水をプシーっと吐く」だった!
( ´Д`)ヤメテー!
まさかの「空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギーアイズ)」を口から行った魔人
命名「プシー含水」
ここから、スキンヘッドおじさんとの無言の戦いが始まる…
つづく〜
[ 大阪府 ]
【The Lion Sleeps Tonight】〜やっぱ、オレ人間やめるわ〜
久しぶりに家に帰る。
だから久しぶりに息子にお弁当を作る。
だから、奥さんは今日はゆっくり寝ていてください。
だから、目覚ましもなく、5時半には起きて、お父さん弁当。
大した物は作れないけど、出来る限り、自分の手で作れるおかずを入れ、お弁当完成。
息子を起こす。追い立てるような起し方はしないことにしている。
これまで話出来なかった事を聞いてあげる。
そうすると、話ししている内に眠気盛りの少年も頭が働き出し目が覚めるからだ。
いってらっしゃいと送り出せた朝7時。
今日も午後には電池切れそう…眠気が襲ってきた。
必死で耐えて夕方になり、帰りがけの立ち寄りは、そうここ「福水温泉」だ。
昨日が「ふくみず温泉」今日は「福水温泉」と同名攻略はコンプリート。
福水温泉のサウナはどうやっても3人、普通は2人しか入れない小ささだ。
浴室には、{今日何かあったのかな?)と言うくらいの入れ墨プロ達が溢れていた。
服を脱ぎながら話を聞いていると1人が
「やっぱシャバの空気を吸わなきゃなぁ」と若手に向かって話しかけていた。
…お勤めご苦労様です…
もちろん、浴室にもプロ達が。
フロにプロと言うつまんないダジャレを思いつつ、しっかり身体を洗う。
ふくみず温泉がアクアプロの作品なら、ここ福水温泉は名工「ナニワ工務店」の作品。コンパクトながら全てが揃う夢の銭湯だ。
ナニワ工務店の風呂のプッシュ式シャワー、必ず「1回で適量のお湯が出ます」と書いてあるが出た試しがない。
ほぼ、押しっぱなしになるので、片手で頭を流す事が多い。
しかし!驚くこと無かれ御貴兄、ここ福水温泉のプッシュは適量のお湯が出ると言う奇跡!しかも軟水が出る。
機嫌よく洗い終えると、湯通しで電気風呂に。
今週もよく耐えた、腰よ。
と、丸穴45穴タイプの電極板に向かい座ると、菱穴タイプとはまた違う刺すような電気。
腹筋の裏側までEMSで刺激され、湯通し&腰メンテ完了。
小さな小さなサ室へと目指す…
つづく〜
[ 兵庫県 ]
【Dance with wolves】〜さよなら人類〜
朝4時起きでTOKYOからOSAKAへ。
毎日の睡眠時間が3時間まで減り、アルクマさんにも心配され頂き、握り締めたトントゥでたどり着いたのは、ここ「ふくずみ温泉」だ。
尼崎の病院で打ち合わせして、目が回りながら探し、昼から空いてるのは超ありがたい。
外観…湯あそびひろば?
アクアプロ施工の匂いがプンプンする。
中に入るとかなり広い銭湯だ。
脱衣場のロッカーの鍵が「DANKEN」のマーク。
これは間違いない…
全てのジェット、バブル、照明器具、何もかもがDANKENのアクアプロ施工の湯あそびひろば。
でも、今はこの会社は無い、バブル崩壊の不景気に耐えれず、さようならした。
だからここは「湯あそびひろば」を看板から下ろしたのかなぁ…栄枯盛衰
まずはしっかり身体をあらう。
そしてロイヤルの銘を打つ赤外線サウナに。
浴室内換気にも関わらず、カラッカラのサ室。
登窯のように上げた3段は、100℃の熱を容赦なく上へあげる。
さすがはアクアプロ、タワーサウナだ。
しかし、20%を切る湿度では汗が出ない。
9分我慢して、水風呂。
どう考えても15℃台に違いない水温。
昼に銭湯くる尼崎の常連は、サウナ代を出すようなお大尽ではないから、みなスチームへ。
おかげでサ室はずっと独りっきりの貸切。
それはありがたいのだが、湿度が上がらない。
仕方ないので湿ったタオルで旋風。
乾燥し切っているので、サ室にホコリが立つのを窓からの光が照らす。
あっという間にタオルは乾き、正に焼け石に水。
3セット目はもっと水分含ませて旋風したが、同じ。
熱いは熱いけど、表面って感じ。
それでも、露天で青空を見ると、疲れが7割ほど回復した。
夜とか、もっと湿度が上がる頃のコンディションの時でないとダメかな?
民度を感じさせる「鍵持って帰ったらあきまへん」の貼り紙連打(笑)
狼達の午後は人へと返す癒しであってくれ(鍵持って帰ったら、部品無いから交換大変なのよね)
かなり広い銭湯なので、男女入れ替えの時また来たいな。
さあ、リフレッシュは終わったから仕事だ仕事!働け四次元!
[ 東京都 ]
【ひとふり】〜スローブレーキ〜
目まぐるしく1日を終えて、22時。
辺りのお店、もう次々と閉まり出している…もう出かけてお店探して食べる元気もないので、ホテルで出される無料の夜鳴きそばとビールで夕食は終わらせた。
そのまま浴室へ行く。
無くなった元気を取り戻そう。
身体をしっかり洗う。
湯船に浸かる。
サウナに入る…換気口全開は保たれていた。
1セット目からだっぱり汗をかく。
コンディションは最高。
水風呂、外気浴。
最近は2セット目が1番トトノうけど、今日は1セット目から来た。
目眩のような集中する、光のような縦の線が、閉じた瞼の裏に映る…
何も考えない、いや、何も考えられないから、猛烈に回転させていた頭がようやくその旋回を止めた。
目を開いて上を見れば、目指せそこをの避雷針。
相聳える星と夜。
[ 東京都 ]
【さわんなよ、絶対さわんなよ!】〜正中線にトトノウ〜
ドーミー派のミジンコ肉さんがまだ行ってないここ、伝馬の湯 ドーミーイン小伝馬町に来た。
夜の部:
小ぶりの浴場で洗い場も少なく、sizukuの小さい版に露天がついた和風といった感じ。
まずはしっかり身体を洗い、湯通ししてからサ室へ。
3〜4人でいっぱいとなりそうな狭めのサ室、ストーブはコンパクトな電気式対流型。上から覗けるので見ると、シーズヒーターが赤く光っていた。
温度は96℃を表示、湿度が少ないなぁ…
浴室内換気のはずなので、あまり湿度が足りないと言うのをドーミーでは感じた事は無かったが、ここはそう。
汗の出が悪いのに、顔は熱い。
常に3人いる状態なので、タオル旋風も出来ずもどかしい。
ヒーローが周りに人がいるせいで変身出来ないと言うあれか?魔人なんだけど…
汗の出悪く3セット目、ようやく一人になったので変身!いや、タオル旋風!
サ室の湿度が少し上がったので、ようやく汗をしっかりかけた。
小雨の露天で休憩し、換気口を観察してこの日は終了。
近くのおでん屋で独り乾杯…
朝の部:
下の換気口が水風呂後ろに有るのを確認して、半開状態の上の換気口を全開にする。
対流圧力換気の排気量が半分という事は、浴室内の湿気た空気も半分しか入ってこないのだ。
予想は当たり、1セット目から汗がよく出る。
下の吸気はベンチ下を通るようにしてあるので、足元に冷気も来ないし、座席付近から湿度を上げるので、コンディションはこんなちっぽけな事で、大きく変わるのだ。
だから、ここの換気口は全開のまま、絶対にさわらないで欲しい。
3セットを決め、小雨の中、露天で目を閉じる。
目の奥に「正中線」が見え、自分が真っ直ぐである事を強く感じ「生まれ変わる」を強くイメージして立ち上がる。
昨日までのちょっとした悩みを消して…
[ 東京都 ]
【4000カナヤバジュモン】〜この街の片隅で〜
田町での仕事を終えて、足腰の限界。
気分で、足を伸ばしてここにきた
「湯どんぶり 栄湯」だ。
れさわさんが来た人気銭湯だ…あれ、外観フツー。
入る前に番台女将から注意事項。
さっそく浴室でしっかり身体を洗う。
あまりにも腰が痛いので、湯通し兼電気風呂。
左右電極型なので、一旦中まで入り、腰をふりふり。
これで、右腰の一番痛いところを電気に当てれる。
特に強い電気ではないので、方向を90°変えて、腰と向こう脛に当てる。ようやく腰がマシになった。
湯通しも十分、サ室に入ると、結構な密。
女将にもサウナ10人以内と言われているが8人で満員になる。
kimo氏から頂いたマットが今日は大活躍。
ガス遠赤外線ストーブと、前に置かれた鍋水で、湿度高めのサ室で蒸されて8分
レインシャワーで汗を流し、水風呂は女子力高めのマイクロバイブラの水風呂、外気浴で高級感!
もうグラグラしている。
その後も人はどんどん入ってくる人気店だ。
2セット目、鍋にアロマ水追加でお姉さんがサ室に入ってきた。
瞬間、独りだったので、少し会話すると、今日はいつもの半分くらいの入りらしい。
コロナの影響だとか。
一応、この現状でも、すごいお客さんなので、大阪の銭湯に少し客を譲ってくださいなどと話す。。
2セット目の休憩中、露天風呂にぺヤンガーがきた。
だーれも聞きたくない、転職すんのかせんのか話を延々としている。
注意書も大きく出てるので、注意しようかなぁと思ったけれど、とりあえず思いとどまった。
あそこに居た6人、全員が気分悪いレベルのペヤンギングだった。
3セット目、無人のサ室で最上段、ストーブ前で座っていると、次々に人が入ってくる。
ぺヤンガー二人も入ってきた。
喋りながら入り、中でも喋っているので、大阪弁でおもくそ怒ってしまう。手前の露天での怒りが鎮まっていなかったようだ…反省。
そのタイミングでお姉さんのマット交換時間。わずか3分、ぺヤンガーは気まずいので去っていった。
マット交換してすぐにまた最上段をゲットしたが、今度は刺青ぺヤンガーたちが、満員で入れもしないの、中を伺うのにドアを開けっぱなし。
何度も来てはキョロキョロし、3.1セット目はトトのわずで終わる。
締めの炭酸泉もカピバラの入浴ぐらいの満員で入れず。
最後に温泉テーマ風呂で締めた。
上がってから受付にならぶ有名人たちのサイン。
東京はすごいなー
でも、なんか僕と目指すものは違う感じがする…
[ 東京都 ]
【おしり探偵が行く②】〜浅セン温度変化の謎を追え〜
なぜサ室の温度が下がるのか?その謎も解けぬまま、3セット目に入る。
必ず犯人は居る!
原因があるから結果があるのだ。
上段真ん中で座って温度降下の中蒸される。
ふと見ると、ドアの上框(ドア本体の上側枠)が
「天井のレベルと同じラインにある」
通常、天井から下り壁となるマグサが30cmほど下がってから、ドアの上枠が付く。
2150mmの天井なら、300mm下がれば建具(ドア)の高さは1850mmと、ちょっと低めのサ室ドアとなる。
多分皆さんもよく見かけるはずだ。
つまり、「天井から低い位置にドアの上枠が来るのが普通」であるのだ。
ここ浅草セントラルはドア枠と天井とが異常な状態」といえる。
この時点でやまぴー監督や小籠包ちゃんは気付くと思う。
対流式の超高熱ストーブで起こすナチュラル熱波が、サ室内で旋回して、換気口への気流を作る。
換気口はセオリー通りサ室ドア横、対流は
「ドア側壁へ向かう」
犯人はおまえだー!
このサ室、浴室床より約15cm下がった床レベルとなる、こいつが犯人だ。
床が下がるため、ドアは上に取り付けるしかなく、こうなると「下り壁」は作りにくいから、天井まで枠がつくように逆にドアサッシを大きくしたのだ!
この上に書いたことが理解できないと思うので、かなり乱暴だがこう言う
「熱さまシート」をサ室に貼った状態
となることを。
え、四次元バカなの?と思われる御貴兄、躯体コンクリートのみで、アルミニュウムは130倍熱を伝えやすい。
下り壁が30cmあるだけで、熱は下に循環させる。
熱は上に上がる性質があるので、天井ギリギリが一番熱く、一番膨張しているので圧力が高いのだ。
天井から真っ直ぐ熱が進み、下へ方向転換することなく、まっすぐ130倍熱を通しやすい物体にぶつかる。
そして、サッシ本体とは別に「アルミドア枠」という外枠があるのですが、こいつが
「ヒートブリッジ」を起こすため、比熱で枠全体が熱くなる上、熱伝導で、ドア全体で「熱さまシート」と同じような効果でサ室温度を下げていたのだ…
3セット終えて外に出てサッシ枠と上框を触ると熱々だ。ヒートブリッジ現象で、どんどんサ室から浴室へ熱を流す。
こりゃダメだ!
下り壁がないため、ドアが熱放散ジェネレーターになっていたというのが事件の真相
目暮警視に連行されるサ室を見ながら、おしり探偵は去っていく…
おわり〜
[ 東京都 ]
【おしり探偵が行く】〜浅セン温度変化の謎を追え〜
ポジハメ氏に依頼された案件を調査のためここに来た「浅草セントラルホテル」だ。
沿線手前の神田セントラルを根城としている魔人に、姉妹店の調査とは…
朝からまた田町の倉庫でアルバイトさん達と軽作業。
立ちっぱなしで腰が限界だ。
神センと違い、脱衣場に使い放題バスタオルは無く、大阪スタイルは無理。
SDでロッカーは10台しか開放されていない。
配給分のバスタオルを37番ロッカーに入れ、いざ浴室へ。
しっかり身体を洗うと、少し熱めの浴槽に浸かる。
そしてサ室前でしばし観察。
換気は自然循環式のようだ。ドア前の温度計は110℃を示して、中の温度計は98℃だ。
(これか、ポジ氏が言っていた最高温度か…)
サ室に入る対流式ストーブは神センと同じようなタイプ、少し大きいかも知れない。
熱々の2段目に座り、観察。
内装はストーブを囲む2辺がタイル貼りであとは木羽目板貼り、天井は岩綿吸音板の内装。変わった所はない。
蒸されて10分。
グングン温度が下がり、サ室を出る頃には88℃まで下がっていた。
10℃も下がるの??
不思議な感じで1セット、水風呂は20℃で少しぬるい。
あー、チラー水止めてるからね…と蛇口を開け、セントラル流の掛け流しにして出る。
休憩室側で休みながら考えた。
…熱が低下する問題は「熱が逃げる」これしかない。だとすればどこから逃げるのか?
1 サ室全体の断熱が不備
2 換気口問題
3 別の放熱ルートがある
この3つだろう。
ただ、神センの温度変化も100℃から95〜92℃くらいまでは温度が変位しているので、ストーブのセンサー感度とON OFFサイクルが遅いマシンでもある。
2セット目、今度は温度が上がり始めていた。外から見てもストーブのシーズヒーターが真っ赤になっているのが見える。
神センとは違い、ストーブがよく観察出来る。
中のヒーターは3段か4段ある、熱すぎて見ることが出来ない。ストーブ後ろの換気口に手をかざすが強制式では無かった。
※一応プロなので、皆さんは真似しないで欲しい。
どう考えても強力なパワーをもつストーブが全力運転しているのだから、数分で98℃に達する。
焼けるような遠赤外線を浴び10分、18℃まで下がった水風呂に飛び込んだ!
熱い!熱々だよ!電気式サラマンダーで調理される照り焼きチキンのようになり、豆腐の様に水に浮く…
休憩室で考える。
何故だ…なぜなんだ父さん…どうして、どうして熱が逃げるんだ。
つづく〜
[ 鹿児島県 ]
【化かされた気分🎵③】〜シェキナベイベー〜
《あらすじ》化かされ続けてバカばっか。バッカリ割れた山肌に、ばかに大きなたぬき湯の看板、嗚呼ここは鹿児島...
低温サウナと思ってバカにしていたが、化かされた!
建物全体が天然の大きな石を積んだ部屋となっているため、石に遠赤外線が大量に蓄積されている。
触ってみると、ヤケドはしないが、かなり熱い。
目に見えない遠赤外線を360°から放射されて、熱く苦しくなく汗が出るのだ。
蒸されて15分、途中、サ室で飲む天然水。
水風呂でパヤーっとなって、ベンチでムフ〜!
露天に浸かって3セット目を狙う、もう飛行機の時間が近いぞ。
3セット目はやはりオリンピアに一番近い場所に座り、背中を向けて上段に体を預ける
「カサイさんスタイル」で蒸される。
正面になった天然石から輻射熱が来る。
8分くら蒸されてから、あることを思いつく
(天然石って巨大な温石だよな...)
上段に移動し、タオルを細長く折り、適当な天然石に乗せてそこに手枕でもたれてみる。
これぞ「熱熨法流 カサイさんスタイル」だ!
一抱えほどある大きな石を文字通り抱き、大量の超遠赤外線が体に放たれる!
背中からはオリンピアの遠赤外線!
計15分、大量の超遠赤外線と遠赤外線を体に溜め、天然水水風呂は、自分が温石になったよう…
猛烈なトトノイが来る!首が捥げそう…
あっ!空港までの時間が!!
たぬきに化かされたような時間を過ごし、必死で車を走らせるWヤングくん。
二人とも大量に浴びた遠赤外線がまだ体に溜まっているのでホカホカ、すごいパワーだ!
巨大な石洞は正にrock 'n' roll!ホットでcoolだせ!シェキナベイベー
…っくそう!ここの食堂めちゃくちゃおいしそうだったのに、寄れなかった!
また来てやる〜!てか、ハマった〜。
とりこだまさん、ありがとうございました。
おわり〜
[ 鹿児島県 ]
【化かされた気分🎵②】〜シェキナベイベー〜
《あらすじ》バカが化かされることの連続。バカ四次元ばっかりに降り注ぐたぬきの呪い、同じ穴のムジナを探すも見つからず、リョーリィーの謎という新しいクエストに出会すのであった…
小雨の降る中、露天に出ると、山の斜面にくっついて「洞窟サウナ」なるものがある。
(山に穴でも空けてんのかな?…)
ダンジョンには似つかわしくないアルミドアを開けると、そこは洞窟だった!
建物かと思ったら、天然石積んだ石洞だったのだ、化かされた!
温度計を見ると「66℃」、低温サウナの表記もある。
温度が低いならストーブ前だろうとバカでかいオリンピアの一番近くの上段に座った、もちろんスノコ直。
座った瞬間「冷たっ!」
あろう事か、左手側を見ると天然水を湧水風に流しているではないか。
その流れ出る水に手が触れだのだ。
スノコの下は高温側と同じコンクリート製。そこを横へ水は流れて行くようになっている…
ゆ、ゆゆ、床ロウリュウ!天然水で惜しげもなく!サウナで水!化かされた!
あまりの驚きにもWヤングくんは「?」そりゃ分からんよね。
ドキドキしながら蒸されていると、20人以上入れる大きな石洞容量のオリンピアが、結構な勢いで運転している。
おいおい、本当にに66℃なのか?と言うくらい汗が出る、化かされてるのか?
ストーブの出力かと思ったが、離れた所に座るマイマットの常連さん達も汗をかいている。
…しばらく見渡して「あっ!」
化かされてた‼︎
こいつ…たぬきなサ室め!
つづく〜
[ 鹿児島県 ]
【化かされた気分🎵】〜シェキナベイベー〜
鹿児島から大阪に帰る前に、寄ろうと目指したのは、これまた、とりこだまさんお気に入りの「たぬき湯」だ。
大体、名前がバカにしているが、化かされるのか?
小雨の中たどり着いた。薩摩川内からだと、結構遠いし、ここからまた空港へ行かないといけなしで、もうバカ丸出しだ。
施設に入る前に飲み物買っておこうと炭酸系飲み物のボタンを押すと、なぜか温かいお茶のちっさいやつが出てきた!
化かされた!
しかたなく、もう一本買って中に入ると、たぬきの置物だらけ。
もう化かされないよう、タヌキの神様にお賽銭と手を合わせたが、まさかのお賽銭入らずで上に乗っかったまま!化かされた!
で、施設のつくりがすごく変わってて、あまり見ないレイアウトだ。
タオルも買って脱衣場に行くと細長い広い脱衣場。
ちょっと変わっている。
時間がないし、さっき川内温泉センターに行ったばかりなので、ささっと洗う。
やっぱ、温泉がシャワーなのね!
湯船に漬かり、はやる気持ちを抑えていざサ室へ。
あ…マットどころかスノコのみ。
車にはサウナマット置いてたけど、油断してて持ってきていない、化かされた!
オリンピアのストーブの高温サウナ、スノコ直座りで8分。
しっかり汗が出るが気になるのは
「換気口がない!」
ストーブは部屋の角に設置されており、斜めの形のものなので、この裏に換気口が並ぶはずはない。
そしてベンチは木組みでステージ作るのではなく、コンクリートで台座を作り、そこにスノコを敷くというものだ、換気口は作れそうもない。
(ドアの開閉だけで空気入れてんのかな?)
サウナ入口の看板を見ると「川幸産業株式会社 施工」と、しっかり書いてある。
九州の大手サウナ、温浴施工メーカーだ。
いくらサウナストーブの付近からエアインテークするとしても排気は通常離れたところに配置するので、なんか特殊なものがあるのかな?
そういえば、冠岳温泉も換気口がなかったし、「リョーリィ」が関係してるのか?
たぬきに化かされたような気持ちで水風呂に入る。
ぬるめの水風呂は鹿児島で慣れたが、この天然水でこの温度がいいのだ!
しかも、吐水口から直接コップで水が飲める!
うまい!
なんか知らんがリョーリィ最高!
外に出ると「洞窟サウナ」があるという。
馬鹿でかい水風呂の向こう、山の斜面にめり込むようにその建物はあった。
つづく〜
[ 鹿児島県 ]
【温泉責め】〜これでもか!〜
川内ホテルに宿泊し、朝は隣接するここ「川内温泉センター」で朝風呂だ。
前日、限界まで飲んだので、顔が浮腫んでパンパンだ。
こう言う時こそサウナ!
洗剤セットをカゴでもらい、すごく愛想がいいオバさんにご挨拶。
浴室に入ると、時代は感じるが、綺麗にしてある。
身体を洗おうとシャワーを出すと、これ絶対に温泉水だね、鹿児島はそう言う所が多いのであまり驚かなくなった。
本当はありがたい事なのに。
湯船に浸かり、熱めのお湯で予熱。
さぁ、サ室へと入るとミストサウナだった。
あんまり、予備調査とかしない派なので知らんかった!
とりあえず中に入ると42〜45℃くらい。
スチームも発生させているが、惜しげもなく上から温泉がミストで降り注ぐって、言うかビシャビシャになる!
長めに入ってると、まぁお湯に浸かってるのと同じなので、結構熱くなってくる。
程良い所で出て水風呂へ。
水風呂がぬるめなのは、ミストサウナだとこれくらいが丁度いい。
温泉、天然水、温泉ミストで、これでもかと言うくらい、温泉成分を摂取する。
何せ呼吸気にも入るのだから、温泉漬けを通り越している。
脱衣場で座ると窓が全開なので、ほぼ外。
しかも、結構丸見え。外気浴と言っても過言ではないよ。
2セット決め、昨日と同じくツルカメの電気風呂に浸かる。
冠岳温泉よりも弱いので電極まで付けて座っても余裕だ。
足も上へ上げて伸ばし、もう一つ弱い前の電極でふくらはぎをマッサージ。
これが気持ちいい〜♪
脱衣場のベンチで、9割外気浴をしてると、トトノうのではなく、リラックスした感じに…あかんあかん!これから仕事なのにおやすみモードになった!
そんなまろやかな朝。
[ 鹿児島県 ]
【しりこだま抜き③】〜アホなのか限界値〜
最後は電気風呂で締めさせてもらう。ツルカメのマッサージ機能低周波電気風呂だ。
連続→押す→揉む→叩く→揉む→押す→連続のサイクルで3分、超なんたら水の温泉で電気を浴びる。
電気は弱めなので電極板に付くまで座り、EMSでビチビチ跳ねてたら、小さい子供が変な顔でジッと見てた…
せやねん、おっちゃんアホやねん、許したってー!
風呂上りの待合はサイン色紙だらけ。
でも、鹿児島のアナウンサーかタレントばかりで、照英くらいしか分からない。
長嶋茂雄の本物かな?
となりには冠岳推しのうどん「なごみ庵」があり、行ってみようとWヤングくんと話す。
薩摩川内市名物「大綱引き」のTシャツを駅前の協会で買ったので着ると、単なる地元の人だ。
素晴らしい水と素晴らしい外気浴は、サウナを「素晴らしいサウナ」に引き上げる。
…それにしても360円は安すぎる。
生しょうゆうどん、卵とうどんをこねた水が間違いなく美味しい!
コシが無いとか言うなよ、言うんじゃ無いぞ!これはこれで美味しいです。
あー、スゲー良かったー冠岳温泉。
とりこだまさんとの偶然偶然は抜きだったけど、やはり地元の事は地元の人に聞くべき、これ間違いないですね。
宿に帰ってから、寂れた駅前の居酒屋で御歳80のおじいちゃん店主に呼び込みを受け、入ったらとてもいい店だった。
コロナの影響で風前の灯だと笑顔で嘆いていた…
こう言う時期で不謹慎かもしれないけど、みんなGOTOしないと日本がダメになっちゃう…
限界まで飲んで食ってして、二人でたったの9000円…
僕は不謹慎と言われても、安全をちゃんと考えて、出来る限りの事をしよう。
おわり。
[ 鹿児島県 ]
【しりこだま抜き②】〜アホなのか限界値〜
2セット目はストーブ正面センター、2段目が最上段。あともう1段欲しい!
ストーブが丁度、センターに窪みを作って収まる形になっており、三方をタイル壁に囲まれている。
そのせいか、正面は熱放射が集中して出ているので、端とセンターでは受ける熱量が違う。
6分、しっかり汗が出ているのは、多分湿度があるからだろう。
もう少し欲しいな…
ソーシャルディスタンスのおかげで広めのサ室は6人まで。
何かしても結構目立つ状況の中、最上段センターで立ち上がった。
立ち上がって天井まであと2〜30㎝はあるので、ここでサウセンのガンヘッドぐらいの高さだ。
すごくいい!
しかし、このサ室で最上段センターで立っていると、目立って仕方がない。
アホだ、大阪からアホが来た!
そこから2分蒸されて、ざっぱり汗をかいたので、出る前にタオルで全身の汗を拭き、立っていたビート板のあせも拭取り、どなたにも迷惑かけないよう、アホはアホなりに考えてきれいにサ室を退場した。
あとは冠岳温泉だけが持つこのすばらしい水風呂に長めに入り、「飲料水」と書いたただの蛇口から美味しい天然水をごくごく飲み、山に向かって外気浴だ。
今日は夏のように暑く最高気温26℃を超えた。
うっすら吹く風と黄昏の山の端と虫の音がきもちいい…
3セット目はまさかのWヤングくんと2人だけ!試したかった「熱が上に溜まる」の解消。
タオル旋風をサ室中行い、ついでにWヤングくんにアウフグースを10発食らわせた。
サ室環境は予想通り最高に!
慣れたので、サ室でノリノリの立ち!まるでアイドル気取りだ。
人気の施設だから、途中、薩摩ぺヤンガーの水風呂大騒ぎもあったが、あまりに気持ちいので4セット目へ。
Wヤングくんは「もう限界です…」だいぶお疲れの様子、だよね、仕事してだもんね。
気持ちよく外気浴にでて椅子にお湯をかけようとしたら
「ぐき」
足下にある通路のブロック立ち上がりに足の小指と薬指をぶつけ激痛!
椅子に腰掛け「…っうう…」とうつ伏せていると、となりのオッサンがニヤニヤしていた、こいつアホだと。
最後のさいごでトトノわんなぁ…
つづく〜
[ 鹿児島県 ]
【しりこだま抜き】〜アホなのか限界値〜
とりこだまさんにお薦めいただいたここ「冠岳温泉」に来た。
昨日から、薩摩川内市役所を含む大企業を回り、地方ならではの保守で叩き潰される日々。
サウニングパワー0のまま今日もコテンパンだったけど、神様は3つの願いのうち、たった一つだけは叶えてくれる。
しかしそれは死力を尽くし切ったとき「捨てる神あれば拾う神あり」くらいのボロボロの自分に振りそそぐものでしかない。
この身が引きち千切れるほどやった…その帰りに立ち寄った。
どうやったって来るのに「どないすんねん!」の辺鄙な場所。
薩摩サウナーは粘り強いなぁ。
しかし、施設は綺麗で食堂もある。
感染症対策完璧な中、浴室へ入りしっかり体を洗う。
「超なんたら水」の温泉につかり湯通しは万全でサウナ室にはいった。
SDで6名マックスに設定されたサ室上段で蒸される。
天井が高いので、思ったような感じにならない。
ちなみにサウナストーブは窪んだ正面に設置されている。後左右が壁で囲われるという、ちょっと変わった配置だ。
ストーブは神田セントラルと同じような上にストーンを乗せてロウリュできない電気式?の
低いストーブ。
神センと同じく強烈な熱を発している。
温度は96℃くらいなのですが、天井が50cmほど高すぎるので、おいしい所がとれていない。
サ室には人が入ったり出たりで、空気攪拌ができる状況にならない。
同行のWヤングくんと8分蒸されて隣の水風呂へ。
天然の状態の水を使った水風呂なので、20℃以上あり、ちょっとぬるい。
でも60L /hほど出ている天然水は水風呂のグレードを上げるに半端ない。
水がいいというのは、いつもの冷たい水風呂と違うけど、また違う気持ちよさがあるんだなぁ…
薩摩最高の誉高い、露天わきのトトノイ椅子に座ると上弦の三日月が…
いやいや、まだ調べたいことあるよー
つづく〜
[ 大阪府 ]
【エール♫最終回】〜ともに育むという事〜
番台若に話しかけられた。
彼はどう見ても30代、この改装工事にもかなりの費用が掛かったろう。
通常、これらの工事を行うと1000万円くらい、いやもっと掛かるかもしれない。
30代の彼がそこに踏み込むのは、たった450円客単価の恐ろしい世界だ。
組合に金を借り、そこまでやる銭湯はもう大阪には存在しない。
彼の「勇気」は不退転の決意の表れだと、ここにくる前からわかっていた。
話しかけられ、番台若と四方山話しをする。
建築設計の人間であることも明かし、これからの銭湯経営について話をしていると
「彼の想い」=経営者の想いがひしひしと伝わる。
既存の常連さんもいつかは新陳代謝する中、新規のお客様をどう獲得していくかの端境に彼なりの葛藤があり、想いがあった。
僕は仕事の立場で話をし、東京で仲間に加えてもらった心あるサウナーのみなさんの想いや考えをつぶさに話し、この後の大阪銭湯について少し語り合った。
女湯から小さい子供が走って出てきて「パパ〜!」と女の子のように可愛い男の子、2歳くらいだろうか?が番台若の足にしがみつく。
そして、掃除用モップをもって床を拭き始めた。
番台若はすぐになだめて取り上げていたが、本当に素敵な光景。
彼の中の原風景は、絶対にこれから先も残るもの。
それが、必死で掃除した、自分の生家で、銭湯でうまれ育った事は彼にどんな未来を見せるのか?
はすぬま温泉やら東京へも見学に行っているらしく
「大阪でもね、必死で経営して、人の力でよりよくしようという
「湯ートピア」
っていうのが東大阪にあるので、一度行ってみてください」と話をした。
一部の常連が混雑を避けて客を追い返すような未来ではなく、客も銭湯もお互いを尊重しあい、これからも「長く」愛される施設を作ることが、デザインでもなんでもなく、すばらしい施設の条件であること。
番台若との話は尽きないが、子供のいたずらがひどくなってきたので、今日は退散。
彼を、彼らの家族を育みたい。
時代に必死で抗う彼らと在阪サウナーとの交流を切望する。
番台若と一緒に飲みたいな…
おわり〜
[ 大阪府 ]
【エール♫④】〜ともに育むという事〜
《あらすじ》さわんなよ、絶対さわんなよと換気口をいじくり続ける四次元。捕まってとっちめられろ!一度〜
3セット目は下の換気口9割閉めて、上部を全開放に。
そしてストーブ横の赤いベンチに座る。
ストーブの裏配管が見えるので、ジロジロ見て、立って真横の換気口に手を当て、下の換気口に手を当てで、刺青のプロ2人に、相当不審がられるが、お構いなしに調査。
ストーブ裏に換気扇は無い。
下の換気口から絞っているにもかかわらず、かなりの外気(冷気)が入ってくる。
上の換気口からは風の流入がない。
どこかに換気扇が仕込んである可能性は無くなった。
自然換気によるサ室空気循環だ。
と言う事で、赤いベンチ側がストーブ真横にも関わらず暖まらない。
足元から結構な外気が入ってくるからだ。
対流空気の循環が上手くのはいいが、これでは赤いベンチは低温サウナだ。
15分以上入ったが、熱が身体に溜まらなかったので水風呂インでも落差ならず。
換気口の開きを元の状態に戻し、炭酸泉と電気風呂で締め、上がった。
番台から受付へ改装した場所で缶ビールを買い飲んでると、番台若に話しかけられた。
「お近くの方ですか?」
「ええ、少し離れてますが…」
と会話が始まり、番台若の想いを伺うこととなった…
つづく〜