純喫サウナー

SNSにオフィシャルとプライベートどちらの目的も混在させることが良くないんだと思う。
オフィシャルとして活用するんだったら、法的に差し支えない言論を常に意識しないといけないし、プライベートで使用するならビジネスや他者を不用意に巻き込む行動、言動(リプやリポスト)を徹底的に控えるべき。
ていうこの言葉自体も何かに抵触しそうで、Xから、サウナイキタイに逃げ場を求める。

連休明けは体が重いから仕事終わり、たつみ湯に直行。
サウナ貸切。水風呂貸切。

段取りを気にしすぎる仕事ゆえ、休日も朝に一日のざっくりスケジュールを立てた上で行動に移す。
昼前にパッと起きて、とりあえずシャワー浴びて、一旦駅前でなんかしら美味しいものでも食うか。とはならない。
段取りの十字架は重く、選択肢が悉く潰されて、安易な逃げ道に流れる。サウナ行って、夕方に立ち飲み。毎回そんなもんだ。
こんな自分が嫌になったり、いやでもこれが自分かと言い聞かせたりと、土日なのに忙しい。安易な選択に逃げ込んだ行き止まりというような感じ。八方塞がりだ。


三連休最終日だから、朝から行動してみる。と言っても行き先なんてないんだから、ビッグ3時間に落ち着いた。
寝たり起きたり水風呂でまどろんだり。
普段は見ない時事ニュースもサウナの中だと妙に見れちゃう。
世間とリンクできる時間はあっという間に過ぎていく。

冬が強くなった。自転車を漕ぐと当たる風に肌がヒリヒリする。こういう時、「移動」していることを強く自覚し、改めて人間はある地点からある地点への「移動」を繰り返す生き物だということに気付く。
日々AとBを行き来しているだけだというのに、ふとどこか遠くまで来てしまったような気がする。
10年前から時間軸としては奥に行ってしまったわけだけど、空間としてはほんの10kmにも満たない半径の中に留まっている。

三連休中日の正解はレックスインで4時間。
サウナ入って、ハンモックで休んで、ぬる湯に浸かって、飯を食う。
生姜焼き定食、量が多いのなんのって。

青空に今にも溶け出しそうな看板が迎える。
一歩踏み出そうとした時、すでに僕はお風呂の国の中にいた。
川崎と鶴見の時空が交わる、ちょうど国境エリアに鎮座する。
時空の歪みに挟まれ、頭がグラグラとしてきた。
目が覚めると露天風呂。椅子に腰をかけ、目を瞑る。
強い日差しのせいで、冬なのに汗が出てくる。
ファンタジーには、季節性を歪ませる力がある。

仕事初めの疲れがどっと出たのか、体調が芳しくなかった。
裏腹に、スカッと雲一つない快晴。
こんな時、おふろの国の露天は一生居れる。
高温サウナと深めの水風呂のバランス感と脳死で外気浴まで辿り着ける動線。
締めに、ニュータンタンメン。

正直このクオリティで900円はやばい。
川崎に住む意味を感じる。
いや、住まなきゃいけない使命すら感じる。
熱くて座面に奥行きのあるサウナ室。
風呂は広いし。水風呂の循環も良い。
前にある、川崎ローカルの店の連なりも良い。金曜、これが良い。

いつ行ってもバチバチに暑い。2連続オートロウリュを2段目で受けるのが気持ち良い。

サウナ2室。水風呂2個。どっちも温度の強弱で分かれる。ここは、川崎の男、いや日本の男を昭和から支えてきた、ユートピアである。

サウナは暑くて水風呂も冷たい。

風呂、サウナ、食事処、ゲーセン、宴会、ビンゴ、エンタメの全てが揃った施設。毎週末来続けたいくらい。

いつの間にか綺麗になったサウナ。露天のぬる湯だけでも良かったけど、インフィニティチェアの充実度はサウナに対するオーナーの暑いこだわりを感じる。
水風呂もキンキン。休憩スペースのハンモックでとる睡眠は極上。

サウナに目覚めた2015年あたりから毎年、いや四半期ごとに通ってる志楽の湯。滑らかな水風呂。露天の温泉は自然のありのままの姿で、でこぼこの石の中から自分にハマる窪みを探して横になるのが好き。

2ヶ月ぶりの訪問は朝イチ6時から。まだ暗い。アチアチのサウナで追い込んで水風呂。そのまま浴室では休まずバスローブに着替えて休憩スペースへ。本を読みながら、スマホをいじり、うたた寝。これを繰り返すのがルーティン。

秋晴れの日曜日。
昼前に起床して胃に食べ物を詰め込み、自転車で湯けむりの庄へ。
自転車の過酷度が日毎に増していく今日この頃。
漏れなく中途半端に汗をかいて到着。
受付を済まして、ロッカーに着くと体の芯は冷えている気がする。
サウナ3セット。
寝風呂2セット。

休憩スペースの充実感がたまらない。