マッパ師

本日のサウナは、我らがどんぐりの湯。
久しぶりの妻との修行で訪どん。男湯は1階。
2階にリファやミラブルがあるとはいえ、1階の90℃超え道場と、右奥の室内リクライニングガンギマリベンチこそ、どんぐりの至宝であると確信している。

本日の道場は若い兄ちゃんが比較的多かった。三十路間際のマッパ師が言うのも何だが、若い人のサウナブームを感じざるを得ない。活気があっていい。

先日の同僚との実践では、昇天中の体勢が話題となった。いつもは膝を立てて寝転び昇天するマッパ師だが、先日聞いた同僚の友人のスタイルだという、両膝を曲げてかっ広げる潰れガエルスタイルを実践することにした。これがなかなかに良い。いい感じに腑抜けられる。
しかし、守破離。真似だけでは自分のものにはできぬもの。潰れガエルスタイルからカエル足寝あぐらへチェンジ。こっちの方が股関節が伸びて気持ちいい。
またひとつ、絶対昇天のためのスキルを磨いてしまった。いつもの３セットにカエル足寝あぐらスタイルで本日も無事絶対昇天で、退どん。感謝。

日曜日のサウナは、豊田挙母温泉 おいでんの湯。
今回初めての訪問。男湯で14:00、20:00、22:00にアウフグースが行われるとのこと。22:00の回を楽しみに21:00すぎに訪問。

入ってすぐ浴場内を一周。まず驚いたのが、露天のととのいスペースの充実度である。寝転びベンチ、ととのい椅子も十分な数があり、椅子取りゲームは開催されることは少なそう。ととのい椅子には木製の足置きを設置する心遣い。快適な休憩を妨げる足からの冷えをおさえてくれる。さらに、使用前後の椅子を清めるためのかけ湯が、ととのいスペースの中央に設置されている。おいでんは素敵だ。
そして、何より驚いたのが、ととのいスペースと各種露天風呂との間に目隠しの仕切りがあり、さらにととのいスペースで休憩している人同士も、椅子の方向を一方向にしたり、その先の寝転びベンチを段の高さを変えて死角にしたりと、目線が交錯しないように配慮された設計になっている。人目を気にせず、好きな体勢、腑抜けた表情で昇天できる。ここの設計者はよほどのサウナーなのか、よくわかっている人による設計であり、すでに感涙に咽びかける。

まずは身体を清め、多種多様な外湯・内湯をまわって下茹でしながらその時を待つ。21:50。同志たちもソワソワし出し、緊張が走る。
21:57。機は熟した。入り口に備え付けられたタオル地のサウナマットを手に、道場に入るとすでに同志たちが、餌付けする親鳥を待つ雛鳥のように、熱波を待ちながら修行に励んでいる。ほぼ定刻通りに、アロマ水と巨大団扇を携えた熱波師2人が道場入りする。湧き上がる拍手。高まるバイブス。愛想というものが存在しない世界線なのか、にこりとも笑わない熱波師は諸注意をすると、巨大ラドルでロウリュを始めていく。不満などあろうか。道場には笑顔を求めて来ているのではない、熱波を求めて来ているのだ。
ここのアウフグースは、ロウリュ後に1人3回の熱波を１セットとした全３セット。ラストセットはおかわり無制限とのこと。
道場内の温度は80数℃と低めの設定だが、ロウリュが進むごとにどんどん体感温度は上がっていく。１セットで半数以上が減り、２セット、３セット。息をするのもしんどく、ヒリヒリ痛い熱波。たまらない。

道場を出ると待ち受けるのは2つの水風呂。16℃と9℃。シングルの方は深さもかなりあり、かき氷をかき込んだようなあの痛みを感じる冷たさ。たまらない。
全身がヒョウ柄になったところで、外気浴。まだ１セット目だというのに、グラつく視界。とんでもないトビ感で絶対昇天。その後３セットで実践終了。

粋。粋すぎる。ここ最近のサウナの中では間違いなく優勝。リピ確。感謝。

本日のサウナは、我らがホームのどんぐりの湯。
ほぼ定時退勤をキメ、職場の後輩2人と3人で訪どん。うち1人は最近サウナにハマり、週一で水曜サ活に通っているという。
マッパ師の表稼業は水曜日、定時退勤をキメやすい。

本日の男湯は2階。始ャワーも終ャワーも、先日のリファに引き続き設置された新入りのミラブルで、どんぐりエステ。とんでもないペースで、2階のシャワーヘッドを交換していく、どんぐり。狂ってやがる。ついて行きます、どこまでも。

80℃台の道場だが、湿度が高いのか、本日はなかなかにいい仕上がり。10分でかなり満足。１セット目から、絶対昇天間際まで追い込まれるマッパ師に、容赦無く襲いかかる２セット目。なぜだろう。温度は低めなのに、ここまで熱く感じるのは。水風呂のコンディションもよく、まさかの２セット目で絶対昇天。しかも、ここまでトぶのはかなり珍しい昇天具合。まるで宇宙空間を旅しているよう。ダメだ、止まらない。おそらく人生で1番の昇天。さらなる高みを目指して、向かって３セット目を追い込み、ダメ押しの昇天。

やはり、サウナは空いている平日に来るのが落ち着く。まして週のど真ん中、水曜日に合法的にトべることの背徳感。ありがとう、どんぐり。バチバチに仕上がった空きっ腹の胃腸に、オロポモドキを流し込み、退どん。

先週末のサウナは、名古屋は栄。
天然温泉 錦鯱の湯 Dormy Inn Premium 名古屋栄。
ドーミーインはサウナに力を入れていると、かねてから聞いていた。
そんなある日、妻の友人たちが名古屋旅行に来る、そして飲み歩けるように栄に宿をとるとの情報を得た。そして、なんと予約したのはドーミーインというではないか。２つ返事で同行を決め、この日を待ち侘びた。名古屋にはよく行くとはいえ、泊まることはそうそうない。ドーミーインで朝ウナまでキメれる。滾る。

そして迎えた当日、友人御一行よりひと足先に着いた私たち。妻は別件で一旦別行動。私が向かったのはウェルビー栄。正午に待ち合わせなので、さすがに実践には至らなかったが、物販コーナーのみ入れてもらって、気になっていたMOKUを購入。

初日は常滑観光を案内したのち、栄に戻ってドーミーインへ。この日のマッパ師に課されたミッションは、サウナを利用したことがないという妻の友人の旦那さんへの伝道。サウナ・スパ健康アドバイザーのマッパ師の本領発揮である。100℃のドライサウナと16℃の水風呂、オットマン付きのととのいイスで旦那さんの体調を見つつ、６分、8分、10分で３セット。「ああ、これなんですね。気持ちいい感覚わかりました。」マッパ師もミッション達成で、安心して無事絶対昇天。

そして、栄の夜の街へ。
翌朝、早起きして、私ひとり念願の朝ウナへ。朝は心置きなく自分のペースで実践。道場も混みすぎていない。12分、14分、14分、15分のよくばり４セットで脳天カチ割れ、絶対昇天。
湯上がりアイスキャンディと、朝ヤクルトもどき。
ビジホとは思えないおもてなしに感謝。

それにしてもMOKU、有能すぎる。
MOKUとドーミーインと友人たちに感謝。

本日のサウナは、信州平谷温泉 ひまわりの湯。
ここも時々訪れる道場。
　ここの良さは何といっても、ぬるぬるのアルカリ泉。マッパ師は、硫黄臭い温泉とぬるぬるの温泉に目がない。特に、ぬるぬるアルカリ泉、これにまさるものはない。ここ、ひまわりの泉質はぬるぬる界でもトップクラス。まるで化粧水の中に浸かっていると言っても過言...かもしれないが、それほどに良いのは確かだ。
　そして、特筆すべきは露天風呂にある。これほど大きな露天風呂はなかなかない。中でも寝転び湯のような浅いところも、肩までしっかり浸かれる深いところも作られており、３本の豪快な打たせ湯も一興である。この広さ豪快さは、山奥の岩場の野湯を思わせる。...が、冬期は露天風呂は閉鎖中のためつ利用できないのが嘆かわしい。しかし、その代わりに平日限定の無料入浴券を配布する心配りに感涙。
　さて、肝心の道場だが、温度は低めの84度テレビ無し狭め。座禅に集中し、悟りを開くには悪くない。水風呂は小さめだが、やや流れを感じる爽快感。水温計は見当たらないが、体感15度は切っていそうな仕上がり。しかし一点、男湯と女湯の道場は格子を隔てて繋がっている１つの空間であるので、気を許して仲間と相方の愚痴を道場内で漏らしでもすれば、女湯の道場には筒抜け。風呂上がりには、水風呂より冷たい関係性が仕上がるので要注意である。
　休憩のととのい椅子等は通常、露天スペースにあるのだが、露天閉鎖に伴い、使用不可。内湯の縁での休憩となる。
本日は、職場の同僚たちと、後ろに予定の詰まった短時間での実践だったため、２セットにてやや昇天で実践終了。感謝。

最強クラスの大寒波が、御多分に洩れずマッパ師の生息地を襲う。普通にマイナス二桁、樹氷、雪。
朝からしんしんと降る雪を見て、今日は早めに上がり、絶対サウナ実践を決めていた。雪が降ったらサウナ、自明の理である。仕事を終え、吹雪の中、蒸しあがったサウナを求めてひた走る。私は、さながら蒸風呂の求道者。無事訪どん。
やはり、こんな悪天候の中、サウナに来る酔狂者の同志は少ない。のんびりゆったり、いつものセットをキメる。自分の中の特等席たちを、今日は待つこともない。はい、絶対昇天。
その後の雪見風呂で更にガンギマリ、実践終了。

ちなみに今日は、連日の布教が実って、ついに妻の初サウナ体験日。無事、洗礼を受け、絶対昇天を果たした模様。私はさながら蒸風呂の伝道師。
ありがとう、どんぐり。閉店間際で退どん。

一昨日からリファの新しいシャワーヘッドが2階に仲間入りしたという情報を仕入れ、昼訪どん。
男湯が2階の週なのでラッキー。
始ャワーでリファろうと思ったが、仲間入りしたリファは2つのみのようで、先客がいたため、普通のシャワーで始ャワー。

土日ということもあり、サウナはやや混雑。人数制限があるので、待機時間はややあり。
3セット目に、マット交換&換気タイム。安心安全な道場整美に感謝しつつ、ただでさえ開閉の多い土日にプラスで換気タイムが入り、道場内は穏やかサンルーム状態。その結果３セット目は２５分の黙想となるも無事絶対昇天。拝礼。

内湯の変わり湯は、漢方薬草湯でアタリ。
この漢方臭だけで、日頃不摂生の贖罪になりそう。
終ャワーはリファと決めていたので、先客のご老体のシャワータイムを薬草湯で待機。
そして待ちに待った、初リファ体験に感嘆。ミストの洗浄力たるや、マッパ師のマッパ脂も、罪穢れも見事に洗い流して候。
その後の保湿ジェルの浸透速度がエグかった。
自宅にお迎えしたい欲向上。
ホームサウナのアップグレードに感謝して退どん。