鶴の湯(つるの湯)
銭湯 - 東京都 江戸川区
銭湯 - 東京都 江戸川区
今日は休日出勤。何だかもやもやする仕事内容の一日だった。今日は銭湯に寄るつもりでは無かったのだけれど、仕事が終わった後どうしても今日一日をリセットしたくて、オフィスに置いてあるスパバックを持って向かう。鶴の湯に。
今日は鶴の湯で前から気になっていた露天にいたのにいなくなった”たぬきの置物”その行方も確かめたかった。お優しいAさんが、男湯にはたぬきの置物が異動されていないことを調べてくれてくれていたので、どこにいってしまったのか気がかりだった。
鶴の湯に着き、フロントのおばさまにこんばんわ、と声をかけると私の顔をみた瞬間何も言わず、サウナ利用者に渡されるバスタオルと小タオルを手渡すセットを用意してくれた。常連感っぽくって嬉しい!
洗体後、今日は露天へ。黒湯に浸かると今日の疲れがゆっくりほぐれていく。鶴の湯は仕事でドロドロで心もささくれててもいつでも受け入れてくれるのだ。湯舟につかりながら、「大丈夫だよ、ゆっくりしていったら帰る頃にはほっこりしてるからね」と言われているような気がした。 あたたまったので、サ室へ。今日は貸し切りでなく2人。
最近は100℃程で安定している。いつものように湿度もあり、ゆっくり汗が出てくる。15分ほど入ると汗だくに。シャワー後水風呂へ。全身身体を延ばして入ると、肌がどんどん水風呂に溶けていく。水風呂と自分のつなぎめが無くなるように思いながらじっくり長めに浸かる。はぁ・・・気持ちいい・・・・。
今日は時間も遅かったので、3セットで終わろう、と決めていたのでサウナも水風呂も休憩も満足できるようにじっくり過ごした。
最後に露天風呂に浸かる。露天風呂に浸かる頃には今日の一日は完全にリセットされていて、良かったね。と鶴の湯に言われたような気持になり、心が軽くなって 今日は終了。 今日のサウナも露天も最高に気持ちよかった。
帰り際、フロントで靴の木の札を受け取る時「あの、露天のたぬきの置物、無くなりましたよね?」と聞くと、おばさまが「ああ、あれね たぬきの置物ね ハハハ、あれほら狭くなるでしょ?だからどけて片付けたのよ」と言っていた。
ああ、そうなんだ・・・たぬきにはもう会えないのね・・・。たぬきを見るのが好きだったんだけどおばちゃんがハハハと笑っていたので、そっか、たぬきを大事に思ってたのは私だけだったのか とちょっと思ったけど、でもまた会える時が来るかもしれない。
帰り道コンビニで発泡酒を買って、たぬきの事を少し思いながら家路までビール(発泡酒)を飲みながら帰った。
女
たぬきがいた場所には花が咲くようになったそうな…って昔ばなしのナレーション風の声が聞こえてくるような気がしました。「あいつはきっと帰ってくるよ。おいらはそんな気がするんだ」等の妄想を暫し…
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