ヨコヤマ・ユーランド鶴見
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
【隣のおじさんとユー鶴アトラクションに乗った話(妄想)】
「もうめちゃくちゃでしたよ。あの川崎の夜は。」
堀之内の話ではない。ユー鶴での一夜の出来事である。
……筋トレをして、ジムサウナという週末。
まだ15時。1日を終えるにはビミョーな時間。
この日常を変えたい思いが連休最後のもがきとなる。気づいたら着いていた。
入店した途端、なんだか懐かしい感じに。
修学旅行泊まった日光の「〇〇館」みたいなあの昭和の雰囲気にそっくり。
アソビューで1000円。かなり安い。
客層は20代男が目立つくらいシニアが多い。
こういう施設は良くも悪くも至る所に灰皿があるのだが、なんと分煙。嬉しい。
正面にアカスリスペースに軽く衝撃を受けつつ、いざサ室へ。
入口付近の傾斜に見事につまづく。
どうやら超常連さんはこれを見て「常連か一見」を見極めているようだ。
女性サウナには「主」的存在がいるようだが、男性サウナにもいる所はいる。
小生はムダに接触はしないが「無言の牽制」をすることがある。
「主」が座る特等席が空いていれば、小生は気になってつい座ってしまう。
「主」に鋭い目つきで睨まれたら、大胸筋・上腕二頭筋・腹筋をパンプさせる。特に意味は無い。
サウナでは常連・一見さん皆平等でありたい。それだけ。
……という取り止めのない思想にフケていたら12分。水風呂へ。
いいですね〜。キリッとした12℃。
水風呂で鼻から吸い、口から出すあの多幸感で包まれるあの時間。もう依存性ですね。
そして外気浴へ。おじさんのふたりで仲良く座る。
このおじさん、気持ちよさそうだなぁ。目つぶって何考えてるやろなぁ。
シーンと静まる外気浴エリア。そばの第二京浜の交通音でさえ聞こえてこない最高の時間。
冷たい風を避けようと少し前かがみに。
……きました、トランスやって来ました!
しかもジャイロトランスとは!
※ジャイロトランス︰タイムショック並みの360℃グルグルのトランスを指す。
錯綜する視界。過激なトランスはもはや1つのアトラクションであり、ひたすら楽しむ。
「ととのった〜」って心の中で漏らすと、このアトラクションは強制終了してしまう。
心を無にしながら、でもどこかずっと続いてくれというあの感じ。
まさにエロい夢でも見てる時のように……。
髪の毛から滴る冷たい水滴に目が覚める。
小生1人だけ取り残された外気浴エリア。
隣のおじさんは先にアトラクションから降りていたようだった。[完]
ジャイロトランスとはまた凄いワード! アトラクションが終わる感覚わかります笑
日光の○○館! わからんけどわかる‼︎
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら